理科年間指導計画 - 北海道札幌高等養護学校

各教科及び指導形態別グループ研究成果発表会資料
研究グループ名「理科」
研究テーマ
「生き生きと働き、生活できる力を育てるための実践的研究」
1年次∼「社会とのつながりをもう一歩進める」年間指導計画の作成∼
2年次∼「社会とのつながりをもう一歩進める」年間指導計画の作成・評価∼
1
年間指導計画の題材及び指導内容の再検討(加除修正)について(年間指導計画作成のためのワー
クシート)
(1)昨年度、作成した年間指導計画の題材配列を基に検討・見直しされた内容について
理科グループで協議した結果、題材の実施時期の見直しと、学習グループ(習熟度別)により単元の
内容を一部選択できるよう検討を行った。
また、数学・理科の授業は、生徒の数学的な理解力の幅があることから、(現在もやっているが)
今後も習熟度別に3∼4グループにわけ、題材の内容についても難易度を変えて授業展開するのが良
いと考える。しかし、グループによっては、2人で指導することが効果的な場合もあるため、他教科
の指導体制との関連も考慮したうえで共通理解を求め、実際の指導体制を組む必要があるとグループ
内で確認した。
・各学年共通:①年間指導計画に学習環境(1)∼(9)を明記した。
②各題材の最後に題材・単元における学習環境(指導方法)を明記した。
・1学年:植物の観察時期として5月∼7月が最適なため、「人のからだ」、「生物」の題材の時期
を入れかえ、5月∼7月に「生物」、10 月に「人のからだ」 とした。
・2学年:学校周辺を散策して昆虫や植物を調査・観察する時期として5月∼6月が最適なため、「自
然と災害2」、「生物2」の題材の時期を入れかえ5月∼6月に「生物2」、9月∼11 月
に「自然と災害2」とした。
・3学年:「自然災害と生活」(4時間)を7月∼12 月に選択単元として、「A.自然災害と生活」
「B.地球と宇宙」「C.生物と環境」(各8時間)とし、学習グループの実態に応じて
単元を設定できるようにした。授業時数については、現場実習で長期間教科学習ができな
いことを見越したうえで設定した。
卒業後の生活で、電気製品や調理器具や暖房器具
などを使用することが考えられ、実生活に役立つ電気の知識を確認するため、12 月∼2月
の「からだと健康」(8時間)を 12 月∼1月を「物質性質と機械・器具3」(4時間)、
2月を「からだと健康」(3時間)とした。「からだと健康」の時間については、これま
での内容を整理し、授業の工夫(養護教諭の講話など)を図ることで、効果的な指導がで
きるものと考えた。
2 年間指導計画作成について
(1)各教科別、指導形態別の指導内容と関連する指導内容の検討、整理について
(各領域別のねらい)
□「人体」領域
∼第1学年『人のからだ』※(主に生命維持)
(人体内部の主な器官のつくりやはたらきを理解し、生活の中で生かす。)
∼第2学年『人のからだ2』※(主に運動、生殖などメカニズム)
(人体の主なメカニズムやそのはたらきを理解し、生活の中で生かす。)
∼第3学年『からだと健康』
(健康管理に必要な基礎的な内容を理解し、卒業後の社会生活に生かす。)
□「生物」領域
∼第1学年『生物』
(動植物のつくりやはたらきに関する基礎的な知識を理解し、生活とのかかわりを知る。)
∼第2学年『生物2』
(動植物の分類を理解し、生活とのかかわりを知る。)
□「事物や機械」領域
∼第1学年『物質の性質と機械・器具』
(物質の性質やはたらきに関する基礎的な知識を理解したり、機械・器具の操作を理解し、生
活の中で使う。)
∼第2学年『物質の性質と機械・器具2』
(物質の性質やはたらきに関する基礎的な知識を理解したり、機械・器具の操作を理解し、生
活の中で選択し活用する。)
∼第3学年『物質の性質と機械・器具3』
(電気に関する基礎的な内容について理解し、生活との関連を知る。)
□「自然」領域
∼第1学年『自然と災害』
(気象に関する基礎的な知識を理解し、生活の中で生かす。)
∼第2学年『自然と災害2』
(火山活動等に関する基礎的な知識を理解し、生活の中で生かす。)
∼第3学年『自然災害と生活』
(気象や火山活動に関する内容理解し、卒業後の生活に活用する。)
① 具体的な指導内容と関連する指導内容の作成に留意した点
3年間を通じた指導内容の工夫について(学年間の題材内つながり)
・各学年における同一領域(題材)の学習内容について、基礎基本の繰り返しによる学習の定着
や内容の系統性、発展性を考えた題材は「生物」。
・他の題材は、指導内容など多岐にわたることから、第1学年、第2学年で別内容を配置した。
特に重要と思われる題材(「人体」「自然」)については、第3学年で再度内容を総合的に扱
い、基礎基本の繰り返しによる学習の定着を図った。
【理科の同一領域(題材)内の指導内容と各学年のつながり】
例)「人体」
【第1学年】
人のからだ1
「消化器系」
「呼吸器系」
「循環器系」
「泌尿器系」
「人体の仕組み」
【第2学年】
人のからだ2
「神経系」
「骨格系」
「筋肉組織」
「生殖系」
「人体の仕組み」
【第3学年】
からだと健康
「健康的な生活」
「運動」「食生活」
「休養」「生活習慣病」
「けが」「病気」
「病院のかかり方」
「からだの健康」
※「人体の仕組み」は、四則計算
対応の内容
※第1学年の内容と第2学年の
内容は関連する別内容とする。
※1学年の内容と2学年の内容を総合した
形で繰り返し、実生活での内容とした。
② 数学との関連事項〔四則計算〕
・「居住地域の社会生活に必要な力」として、数学グループの検討結果で重視された「数と計算
(四則計算)」に着目した。現在及び将来の社会生活において、「計算」することは必要不可
欠なものと考えるからである。そのため、四則計算を「理科」の各題材に付加し、年間通じた
計算習慣を養い、計算力の向上を図れればと考えた。また、理科及び生活に関連した理科の知
識と数学の計算の相互向上を図れればと考えた。
(2)学習環境(指導方法)の整備の検討・作成について
① ICF の理念を活用した生徒の実態に応じた「教材教具」などの工夫で留意した点
・実験学習(静電気、表面張力等)では、簡易の手作り教材を作成し生徒が興味を持って参加で
き、わかりやすい授業となるよう準備し実施した。
・一方的な座学とならないよう適時生徒に動きをもたせ、役割分担した。(カードを選ぶ、黒板
に貼る、班長や班員の役割付け等)
・調べ学習では、パソコン(インターネット)を利用した授業を実施した。
・習熟度別グループ間で使える教材の情報交換をし、きめ細かい対応をした。
3
その他
今後の課題としては以下の3点があげられる。
①年間指導計画を基盤とした各題材のテキストの作成
②年間指導計画を基盤とした各学年における必要な授業時数の検証
③理科の授業時数の確保(学校行事等でカットされる分の確保)
「理科」年間指導計画
1
4 月
題材配列一覧表
学
年
■プレテスト
□「人体」、「生物」、「事物や機械」、「自然」
の基礎となる義務教育段階の理科に関する実態
を把握する。
5 月
6 月
7 月
8 月
■生物
年
■生物とのかかわり
□「食物連鎖」「生物同士のつり合い」について理
解する。
□ 動 植 物 と 人 と の 関 係 か ら「 生 命 の 尊 重 」「 環 境 保
護」等について考えを持つ。
成長の様子を理解する。
□動物の分類や特徴について理解する。
■人のからだ
らの働きを理解する。
□食事と排泄の関係、呼吸、心拍、体温が各内部
■自然と生活
☆気象の変化や気温の変化等に関する基礎的な内
容を理解する。
12 月
□テレビで目にする「天気予報」や「アメダス」
について理解し、生活の中で意識する。
☆台風の恐ろしさを理解し、台風時の危険回避に
ついて理解する。
1 月
■物質の性質と機械・器具
□日常生活で使用する「洗濯洗剤」の性質、働き、
扱い方等を理解する。実験:「界面活性」等
□洗濯物の汚れや色柄物により、洗濯洗剤を選択
2 月
することを理解する。
□「デジタルカメラ」の構造やその働き、用途を
理解し、大切に扱うことができる。
学
年
■自然災害と生活【選択】
☆気象の変化や気温の変化等に関する基礎的な内
容を理解する。
□季節による気候の変化や特徴を理解する。
☆ 台 風 の 恐 ろ し さ を 理 解 し 、台 風 時 の 危 険 回 避 や 被
☆ 地 形 の 変 化、地 震、火 山 活動 等 に よる 基 礎 的 な 内
■自然と生活
☆ 地 形 の 変 化、地 震、火 山 活動 等 に よる 基 礎 的 な 内
容を理解する。
□ テ レ ビ で 目 にす る「地 震 速 報」等 につ い て 理 解 し
、生活の中で意識する。
☆火山活動の恐ろしさや地震の恐ろしさを理解し、
地震時の危険回避について理解する。
容を理解する。
☆火山活動の恐ろしさや地震の恐ろしさを理解し、
地震時の危険回避や被害を少なくするための事
項について理解する。講義:「地震による被害」
等(講師の派遣)
□ 海 、山 、川 の 自 然 の働 き を 理 解 し、社会 生 活 と の
かかわりを理解する。
■地球と宇宙【選択】
器官と関連していることを理解する。
11 月
3
害を少なくするための事項について理解する。
□植物のつくり、光合成、呼吸など植物の特徴や
☆ 外 形 的 な 身 体 構 造 と 機 能 、身 体 内 部 の 器 官 と そ れ
10 月
学
□植物の分類と特徴を理解する。
□人間と自然(動植物)とのかかわりを理解する
9 月
2
■物質の性質と機械・器具
□日常生活で使用する「灯油」の性質、働き、扱い
方等を理解する。
□ 日 常 生 活 で 使 用 す る「 灯 油 」を 含 む 各 種 石 油 の 用
途や性質により分類し、理解を深める。
□ 日 常 生 活 で 使 用 す る「 暖 房 器 機 」の 構 造 や そ の 働
き、用途を理解し、安全に扱う。
■からだのはたらき
☆脳、神経、骨格、筋肉繊維、内分泌器官、血液の
構造と働きを理解する。
☆ 病 気 の 処 置 や予 防 、健康 な 生 活 環 境( 食 生 活 、温
度と湿度)について理解する。講義:「止血法」
等(講師派遣)
□自分の誕生の様子、二次性徴について理解する。
□身近な天体の観察を通して、太陽の特性、月
の 運 動 と 見 え 方 や 星 座 に つ い て の 意 識 を 深
める。
■生物と環境【選択】
□ 身 の ま わ り の 自 然 や 身 近 に い る 昆 虫 に 着 目
し 、自 然 と 昆 虫 の か か わ り に つ い て の 知 識 を
深める。
■からだと生活
☆ 外 形 的 な 身 体 構 造 と 機 能 、身 体 内 部 の 器 官 と そ れ
らの働きを理解する。
☆脳、神経、骨格、筋肉繊維、内分泌器官、血液の
構造を理解する。
□ 健 康 な 生 活 を送 る た め に、規 則 正しい 生 活 、身 体
の清潔・衛星に気つけることを理解する。
□病気やけがなどの適切な処置や予防に関する知
3 月
識や技能を理解する。
□健康的な生活を送るたに食べ物と栄養について
理 解 す る 。「食 品 表 記」に つ いて 基 礎 的な 知 識 を
理解し、買い物等で活用する。
☆は、「具体的な指導内容」で、次年度への繰り返し学習の要素及び継続発展を意図した内容
「理科」
1学年
理科のねらい
年間指導計画
・将来、社会生活で必要と予想される題材を内容に取り上げるとともに、実経験を多くし、社会生活で使える知識にする。
・さらに職業に関する教科(専門教育に関する教科)との関連を持ちながら指導する。
第1学年のねらい
・自然の仕組みや働きについての理解を深め、それらを活用したり、適切に処理する能力を育てるとともに、自然を愛する豊かな心情を養う。
学習環境の整備(指導方法 )【年間】
(1)教材教具の工夫
◆生徒個々の興味・関心、特性などを考慮し、生活にいかせる(身近なもの)教材・教具を使用し授業を行う。
(2)学習集団の工夫
◆生徒の能力を把握た上で(生徒指導上の事柄にも配慮し編成 )、小グループ(習熟度別)を編成する。
(3)支援(学習指導)の工夫
◆言葉がけを極力少なくし、視覚的なもの(板書、プリント、パソコンなど)を使用し調べたりまとめたりする。
◆実験・観察を通して意欲関心を持たせる。
(4)指導体制の工夫
◆単元やグループ編成によっては、他のグループと連携して行う。場合によっては、複数の指導体制を組み行う。
(5)学習環境の工夫
◆題材に応じた場所(理科室、パソコン室、屋外)を利用する。
(6)見通しを持たせる工夫
◆授業の始めにその時間の課題を提示する。
◆オリエンテーションで1年間の学習内容を知らせる。
(7)学習の成果がわかる工夫
◆小テストなどで、理解の程度を確認したり、自分で調べたことを発表しあう。
(8)地域の素材を活用する工夫
◆題材にあわせ、地域の施設(園芸科畑・温室・前田森林公園)を利用し授業を行う。
(9)その他
◆題材によっては、個々の教師の専門性や特性を生かし授業を行う。
実施時期
4
月
4
月
題
材
名
5
○
学習指導要領の内容
関連する教科等の内容
※特別支援学校学習指導要領(中学部段階)の内容(「 人体」
「生物 」「事物や機械 」「自然 」)の理解度を見る。
数
学
科
単
元
(
題
材
)
の
実
施
月
月
∼
7
具体的な指導内容
「プレテスト」
※理科に関する新入生徒の実態を把握する。
( 1時間 )
∼
5
題材のねらい
生物(8時間)
1.植物の基本的なつくりについて理解し、
呼吸と光合成のしくみを知る。
月
【1−1(植物 )】□
(1)植物の主なつくり(名称と部位)がわかる。
(「 根 」「茎 」「葉 」「花 」)
(2)植物の主なつくりのはたらきがわかる。
(「 根 」「茎 」「葉 」「花 」)
【1−2(花と種 )】□
(1)花の主なつくり(名称と部位)がわかる。
(「 めしべ 」
「 おしべ 」
「 がく 」
「 子房( 果実 )」
「 胚珠( 種子 )」)
(2)受粉のしくみがわかる。
(「 めしべとおしべ 」「胚珠から種 種 」)
□生物の特徴、その成長や活動の様子に ・家庭生活
ついて理解し 、生命の大切なことを知る 。
(第1段階)
・学校(寄宿舎)生活
■生物とそれを取り巻く自然環境につい
ての理解を深め,生命の大切なことを知
る 。(第2段階)
・居住地(社会)生活
【社会科】
・我が国の地理・歴史
・外国の様子
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【1−3(呼吸と光合成 )】
(1)呼吸と光合成のしくみについてわかる。
※ 光合成は酸素供給源であることを知る。
(熱帯雨林のジャングルなどの植物が地球の酸素量の酸素の
供給源)
※ 森林保護のための取り組みについて、生活の中で工夫でき
ることを考え、発表する。
2.動物の習性や特徴について理解する。
【2−1(動物の特徴と習慣 )】□
(1)主食の違いから草食動物と肉食動物の区別ができる。
(2)草食動物の体の特徴(目、歯、爪)や習慣がわかる。
(3)肉食動物の体の特徴(目、歯、爪)や習慣がわかる。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
※ 雑食動物(人間、熊等)の特徴を知る。
3.動植物の所産が人間の生活に関連してい
ることを理解する。
【3−1(動植物の所産 )】□
(1)植物や動物の存在が人間社会に関連していることがわかる 。
(植物や動物のおかげで生活の多方面にわたり、恩恵にあ
ずかっている 。)
(2)「 動植物はどのような形で人間の生活とかかわっている? 」
について自分の意見を発表できる。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【国語科】
・聞く・話す
【社会科】
・社会的事象
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【保健体育】
・保健
※「もし植物や動物がいなくなったら?」について自分の意見
を発表できる。
( 食料危機 、二酸化炭素の増加 、健康や生活面の影響等から )
4 .動植物の学習に関連した数の処理を行う 。
【4−1(動植物に関連した数処理 )】
※ 動植物と関連した内容から、四則計算を想定した計算問題
を解く 。(植物の成長の早さ、肉食、草食動物の食事量 等
【数学】
・数と計算
学習環境の整備(指導方法 )【題材・単元】
(1)教材教具の工夫∼ルーペ・顕微鏡・葉脈標本の作成・ビデオ・DVD・インターネット・図鑑等
(7)学習の成果がわかる工夫∼小テストなどで、課題理解の程度を確認したり、自分で調べたことを発表しあう。
(8)地域の素材を活用する工夫∼校舎の外・生活園芸科の温室の植物等を観察する。
7
月
7
月
○
∼
○
8
月
8
月
∼
○
10
月
10
月
人のからだ
(7時間
数
学
夏
数
1.身体内部の各器官について理解する。
(1)消化器系の基本的な器官について理解し、
食事から排泄までのしくみを知る。
科
単
季
学
科
元
(
題
休
単
元
材
)
業
(
題
材
の
期
)
の
【1−1−1(消化器官 )】□
(1)消化器系の主な器官の名称がわかる。
(口、食道、胃、小腸、大腸、肛門)
(2)消化器系の主な器官の部位(形や位置)がわかる。
(口、食道、胃、小腸、大腸、肛門)
(3)消化器系の主な器官のはたらきがわかる。
(口、食道、胃、小腸、大腸、肛門)
【1−1−2(消化 )】□
(1)消化のしくみがわかる。
(2)食事と排泄の関係がわかる。
※ 食事が栄養を得るために大切なことを知る。
(よくかむと消化が促進し、栄養の吸収がよくなる)
※ 排泄物の状況は、健康状態の手がかりになることを知る。
(便により健康状態がわかる)
(2)呼吸器系の基本的な器官について理解し、
呼吸のしくみを知る。
実
施
間
実
施
□人の体の主なつくりや働きを理解する 。 ・家庭生活
( 第1段階 ) ・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
■人の体の主なつくりや働きについての
理解を深めるとともに,人の成長や環境 【家庭科】
とのかかわりについて関心をもつ。
・家庭生活に関する事項
( 第2段階 ) ・保育・家庭看護
【保健体育】
・保健
【日生】
・節食、排泄
【1−2−1(呼吸器官 )】□
(1)呼吸器系の主な器官の名称がわかる。
(口、鼻、気管、気管支、肺、肺胞)
(2)呼吸器系の主な器官の部位(形や位置)がわかる。
(口、鼻、気管、気管支、肺、肺胞)
(3)呼吸器系の主な器官のはたらきがわかる。
(口、鼻、気管、気管支、肺、肺胞)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【1−2−2(呼吸 )】□
(1)呼吸のしくみがわかる。
【保健体育】
・保健
※ 病気に関係する細菌やウィルスに対抗する鼻のはたらき( 鼻
毛、鼻腔粘膜等)のしくみがわかる。
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
・保育・家庭看護
(3)循環器系の基本的な器官について理解し、
血液循環のしくみを知る。
【1−3−1(循環器官 )】□
(1)循環器系の主な器官の名称がわかる。
(心臓、大動脈、大静脈、肺動脈、肺静脈、毛細血管)
(2)循環器系の主な器官の部位(形や位置)がわかる。
(心臓、大動脈、大静脈、肺動脈、肺静脈、毛細血管)
(3)循環器系の各器官のはたらきや役割がわかる。
(心臓、大動脈、大静脈、肺動脈、肺静脈、毛細血管)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【1−3−2(血液循環 )】□
(1)血液の構成やはたらきがわかる。
(2)血液循環のしくみがわかる。
【保健体育】
・保健
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
・保育・家庭看護
※ 血液型について知り、献血の重要性について知る。
(4)泌尿器系の基本的な器官について理解し、
尿と汗のはたらきを知る
【1−4−1(泌尿器官 )】□
(1)泌尿器系の主な器官の名称がわかる 。(腎臓、膀胱 等)
(2)泌尿器系の主な器官の部位(形や位置)がわかる。
(腎臓、膀胱 等)
(3)泌尿器系の主な器官のはたらきがわかる 。
( 腎臓 、膀胱 等 )
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
・保育・家庭看護
【1−4−2(尿と汗 )】□
(1)尿と汗のはたらきがわかる。
【保健体育】
・保健
※ 尿と汗の関係性を知る 。(夏は汗が多く、冬は尿が多い 。)
2.人体のしくみの学習に関連した数の処理を
行う。
【2−1(人体のしくみに関連した数処理 )】
※ 人体のしくみと関連した内容から、四則計算を想定した計
算問題を解く。
(消化のスピード、肺活量、血系の循環スピード 等)
【数学】
・数と計算
学習環境の整備(指導方法 )【題材・単元】
(1)教材教具の工夫∼人体模型・人体掛図・聴診器・パソコンソフトなど具体物を使用し授業を行う。
だ液の働きでは、米飯を食べ続けると口の中で甘くなる等の実験を行う。
(3)支援(学習指導)の工夫∼視覚的な教材(人体模型・人体掛図・ビデオ・DVD・パソコン)等を利用し授業を行う。
(6)見通しを持たせる工夫∼授業の始めにその時間の課題を提示する。
4月の身体測定や給食指導を受け、半年たった身長・体重と比べながら、自分のからだに興味を持たせ、からだに関する事項に親しむ。
11
月
∼
12
月
自然と災害
(9時間)
1.気象に関する基礎的な内容について理解を
深め、天気と生活との関連を知る。
【1−1(雲 )】□■
(1)主な雲の種類がわかる。
(2)主な雲の種類がわかり、その雲の天気の特徴がわかる。
(3)雲(雨)のでき方がわかる。
※ かみなりの基礎的知識(特性、回避方法)について知る。
(光と音、落ちやすい場所と安全な回避)
【1−2(天候と気温 )】□■
(1)天候の違いによる気温の変化がわかる。
(晴れ…温度差大、くもり…温度差小、雨…温度差極小)
(2)日本の天気の特徴(春・夏・秋・冬)がわかる。
□自然の事物・現象についての初歩的な
理解を図るとともに、自然と生活との
関係を理解する 。(第1段階)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
■自然の事物・現象についての理解を図
るとともに、自然と生活との関係につい
て理解を深める 。(第2段階)
【社会科】
・社会的事象
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【保健体育】
・保健
【1−3(気圧の特徴 )】■
(1)気圧の変化による天気の特徴がわかる。
(高気圧→晴れが多い、低気圧→雨や曇りが多い)
【1−4(天気予報 )】■
(1)天気予報のしくみや情報がわかる。
(気象衛星、アメダス、気圧配置、週間天気予報、気温、
湿度、降水量、紫外線、洗濯指数 等)
2 .台風に関する基礎的な内容について理解し 、 【2−1(台風 )】□
台風による災害の怖さを知る。
(1)台風の特徴がわかる。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【2−2(台風の被害 )】□
(1)高潮(海)の被害について知る。
(海面の上昇→陸地への浸水→地形や家屋の破壊→生活の
麻痺、人命を落とす 等)
(2)河川の氾濫(川)の被害について知る。
(堤防の決壊(土地の変化)→家屋への浸水・土石流→生
活の麻痺、人命を落とす 等)
(3)土砂崩れ(山)の被害について知る。
( 地形や家屋 、交通網の破壊→生活の麻痺 、人命を落とす )
【1−4(台風情報 )】■
(1)台風情報のしくみやその情報がわかる。
( 台風の勢力( hpa)、台風の進路と速さ 、風速 、降水量
【社会科】
・社会的事象
【保健体育】
・保健
)
※ 台風の被害に遭わないために話し合う 。(台風の災害予防)
(台風情報の収集、家屋の点検・補強、飛散防止策、浸水
への対応(家具等 )、停電の対応、非常持ち出し品の準
備、避難の準備、危険な場所にいかない 等)
3.気象や台風の学習に関連した数の処理を行
う。
【3−1(気象や台風に関連した数処理 )】
※ 気象や台風に関連した内容から、四則計算を想定した計算
問題を解く。
(気温、気圧の変化、降水量の変化、台風のスピード 等)
【数学】
・数と計算
学習環境の整備(指導方法 )【題材・単元】
(1)教材教具の工夫∼インターネットや視覚的教材(ビデオ、DVDなど)を利用する。
(3)支援(学習指導)の工夫∼視覚的な教材(図鑑・ビデオ・DVD・パソコン)等を利用し授業を行う。
(5)学習環境の工夫∼教材に応じてパソコン室・理科室等を利用する
(6)見通しを持たせる工夫∼その年の春夏秋の気候や自然災害などを思い出し、気候に関する事項を思い浮かべる。
(7)学習の成果がわかる工夫∼小テストなどで、課題理解の程度を確認したり、自分で調べたことまとめ発表しあう。
(8)地域の素材を活用する工夫∼札幌市近郊の天気予報の調べて活用する。
1
月
∼
2
2
○
月
∼
3
数
学
科
単
元
(
題
材
)
の
実
施
月
月
物質の性質
と機械・器具
(9時間)
1.物質の性質や働きについて理解する。
(1)水の基本的な事項について理解を深め、
生活との関連を知る。
【1−1−1(水 )】□
(1)水の性質や形態がわかる。
(氷(固体 )、水(液体 )、水蒸気(気体 ))
(2)水の形態変化の温度がわかる。
(融点…0℃、沸点…100℃)
※ 水の表面張力を知る。
(3)水の性質や形態を利用した生活の中の物がわかる。
・固体→冷蔵庫の氷(飲み物を冷やす、かき氷)等
・液体→水分補給、お風呂 等
・水蒸気→アイロン、湿度(部屋の環境) 等
□生活に関係のある物質の性質や機械・
器具の構造及び働きについて理解し、
適切に取り扱う 。(第1段階)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
■様々な物質の性質や機械・器具の種類 , 【家庭科】
構造及び働きについて理解し,適切に取 ・家庭生活に関する事項
り扱う 。(第2段階)
【保健体育】
・保健
※ 水から氷になると量(体積)が増えることを知る。
(2)洗剤の基本的な事項について理解を深め 、 【1−2−1(洗剤 )・1−3−4(界面活性剤 )】□
生活との関連を知る。
(1)洗剤の種類と特徴がわかる 。(石けんと合成洗剤)
(2)洗剤をつかう目的がわかる。
(3)洗剤の使い方がわかる 。(使用上の注意など)
(3)洗剤についての実験(実験的学習) →→ (4)界面活性剤のはたらきがわかる。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
※ 塩素系の洗剤と酸性タイプの洗剤を混ぜて使わないことを
知る 。(危険であることを知る)
2 .機械・器具の性能や働きについて理解する 。 【2−1(洗濯機 )】□
(1)洗濯機のしくみがわかる。
( 外装 、洗濯槽 、モータ 、ベルト 、パルセーター 、ホース )
(2)洗濯機の機能がわかる。
(洗い→脱水→すすぎ→脱水→すすぎ→脱水→(乾燥 ))
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【社会科】
(3)洗濯機の種類がわかる。
(一槽式、二槽式、全自動、乾燥機付き 等)
(4)洗濯機の使い方がわかる 。(使用上の注意など含む)
(水道の蛇口の確認→洗濯槽に洗濯物→洗剤を入れる
→電源ボタンを押す)
・社会的事象
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
※ 水洗いよりもお湯洗いの方が汚れが落ちることを知る。
(界面活性を基盤に洗剤の効果を最大限に生かす)
【3−1(水や洗剤台、洗濯機に関連した数処理 )】
3.水、洗剤、洗濯機の学習に関連した数の処
理を行う。
※ 水や洗剤、洗濯機に関連した内容から、四則計算を想定し
た計算問題を解く。
(水の量や温度の変化、洗剤の量、洗濯機の価格 等)
学習環境の整備(指導方法 )【題材・単元】
(1)教材教具∼温度計・洗剤・洗濯機等を使用する。
(2)学習集団∼外部講師を頼む時は全体で行う。
(6)見通しを持たせる工夫∼1年間の家庭生活や寄宿舎生活を思い返し、自分で取り組む日常生活の内容を振り返えさせる。
(8)地域の素材を活用する工夫∼クリーニング実習室の活用
授業時数
(34時間)
※印は年間指導計画の内容に関連し、生活に関連又は発展的な内容として示した。
【数学】
・数と計算
「理科」
2学年
理科のねらい
年間指導計画
・将来、社会生活で必要と予想される題材を内容に取り上げるとともに、実経験を多くし、社会生活で使える知識にする。
・さらに職業に関する教科(専門教育に関する教科)との関連を持ちながら指導する。
第2学年のねらい
・自然の仕組みや働きについての理解を深め、それらを活用したり、適切に処理する能力を育てるとともに、自然を愛する豊かな心情を充実させる。
学習環境(指導方法 )【年間】
(1)教材教具
生徒個々の興味関心、特性などを考慮し、生活にいかせる(身近な物)教材・教具を使用し授業を行う。
(2)学習集団
生徒の能力を把握した上で、小グループ(習熟度別)を編成する 。(生徒指導上の事柄にも配慮する)
(3)支援(学習指導)の工夫
視覚的なもの(板書・プリント・パソコンなど)を使用して、調べたりまとめたりする。実験や観察を通して、意欲関心を持たせる。
(4)指導体制
単元やグループ編成によっては、他のグループと連携して行う。場合によっては、複数の指導体制を組み行う。
(5)学習環境
題材に応じた場所(理科室、パソコン室、屋外)を利用する。
(6)見通しを持たせる工夫
授業の始めにその時間の課題を提示する。オリエンテーションで1年間の学習内容を知らせる。
(7)学習の成果がわかる工夫
小テストで理解の程度を確認したり、自分で調べてまとめたことを発表し合う。
(8)地域の素材を活用する工夫
(9)その他
題材によっては、個々の教師の専門性や特性を生かし授業を行う。
実施時期
4
題
材
名
題材のねらい
学習指導要領の内容
関連する教科等の内容
月
∼
○
5
月
5
月
∼
6
具体的な指導内容
月
数
学
科
単
元
「生物2」
1 .いろいろな植物の特徴について理解を深め 、 【1−1(植物の特徴 )】■
植物の分類を知る。
(1)被子植物の特徴がわかる。
( 7時間 )
(2)被子植物の特徴がわかり、身近な植物の種類がわかる。
(3)裸子植物の特徴がわかる。
(4)裸子植物の特徴がわかり、身近な植物の種類がわかる。
(5)シダ植物の特徴がわかる。
(6)シダ植物の特徴がわかり、身近な植物の種類がわかる。
(7)コケ植物の特徴がわかる。
(8)コケ植物の特徴がわかり、身近な植物の種類がわかる。
(9)藻類の特徴がわかる。
(10)藻類の特徴がわかり、身近な植物の種類がわかる。
(
題
材
)
の
実
施
■生物とそれを取り巻く自然環境につい
ての理解を深め、生命の大切なことを
知る 。(第2段階)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【1−2(植物の種類 )】■
(1)種子を作る植物や作らない植物等、植物の特徴を理解し、
仲間分けをする。
【2−1(動物の特徴と分類 )】■
2 .いろいろな動物の特徴について理解を深め 、 (1)脊椎動物と無脊椎動物の違いがわかる。
動物の分類を知る。
(2)卵生と胎生の違いがわかる。
(3)呼吸の仕方(肺・えら 等)の違いがわかる。
(4)変温動物と恒温動物がわかる。
(5)動物の諸特徴を理解し、仲間分けができる。
【2−2(食物連鎖 )】■
(1)「食物連鎖」のしくみについて知る。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【社会科】
・社会的事象
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
※「動植物の保護のために何をすればいい?」について自分の
意見を発表する。(動植物の生存に適した環境)
3.動植物の学習に関連した数の処理を行う。
【3−1(動植物に関連した数処理 )】
※ 動植物と関連した内容から、四則計算を想定した計算問題
を解く 。(植物の種の数、動物の出産数、食物連鎖 等)
【数学】
・数と計算
題材・単元におけ
(1)教材教具∼
(3)支援・指導
(8)地域の素材
6
学習環境(指導方法)
類ごとの動物・植物(実物または写真)
植物や昆虫の採取、光合成の実験
学校の周りの生きもの(昆虫や植物)
月
∼
○
9
月
9
月
∼
「自然と災害2」
(6時間)
1.火山活動に関する基礎的な内容について理
解し、自然災害と生活との関連を知る。
11 月
数
学
科
単
元
(
題
材
)
の
実
施
【1−1(火山活動 )】□
□自然の事物・現象についての初歩的な
(1)火山活動のしくみがわかる。
理解を図るとともに、自然と生活との
( マントル 、マグマ 、マグマだまり 、溶岩 、噴火 、噴火口 )
関係を理解する 。(第1段階)
(2)噴火の種類がわかる。
(マグマ噴火、水蒸気爆発、マグマ水蒸気爆発)
■自然の事物・現象についての理解を図
るとともに、自然と生活との関係につ
※ 火山の種類がわかる 。(成層火山、鐘状火山、盾状火山等)
いて理解を深める 。(第2段階)
(昭和新山など北海道の火山と関連させる)
【1−2(火山活動の災害 )】□
(1)火山活動(噴火)による災害の種類がわかる。
(火砕流、火山泥流、土石流、噴石・火山弾・火山灰、火山
ガス 等)
2.地震に関する基礎的な内容について理解を
深め、地震の災害の怖さを知る。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【社会科】
・社会的事象
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【保健体育】
・保健
【2−1(地震 )】□■
(1)地震のしくみがわかる 。(プレート、ひずみ 等)
(2)地震の揺れや震度の目安がわかる。
(P波〔縦波〕とS波〔横波 〕、震度表の内容)
(3)震度とマグニチュードの関係性がわかる。
( 震度表の内容 、震度1の違いはマグニチュー30倍の違い )
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【2−2(地震情報 )】■
(1)地震情報のしくみや情報がわかる。
(地震速報、津波警報、避難情報 等)
(2)地震災害の怖さを知る。
(火災、家の倒壊、津波、地滑り等)
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【社会科】
・社会的事象
【保健体育】
・保健
※ 地震の被害に遭わないために話し合う 。(地震の災害予防)
(避難場所・経路の確認、消火器や救急箱、非常用品の置
き場所の確認、家具への固定金具やフィルムの設置、家
具の配置)
3.火山活動や地震の学習に関連した数の処理
を行う。
【3−1(火山活動に関連した数処理 )】
※ 火山活動や地震に関連した内容から、四則計算を想定した
計算問題を解く。
(火山灰の堆積、土石流の速さ、P波とS波 等)
【数学】
・数と計算
題材・単元における学習環境(指導方法)
(1)教材教具∼折り紙、爪楊枝、水、プラスチック容器、岩石見本
(3)支援・指導∼対流運動の実験(地球の内部が動いている )、ヒマラヤ山脈のでき方動画他
(8)地域の素∼手稲山
11
月
∼
12 月
「物質性質と
機械・器具2」
(7時間)
1.物質の性質や働きについて理解する。
(1)「電気」に関する基礎的な内容について
理解し、生活との関連を知る。
【1−1−1(電気の種類 )】□
(1)電気には直流電流(乾電池)と交流電流(コンセント)が
あることがわかる。
【1−1−2(乾電池 )】□
(1)乾電池の+と−がわかり 、正しい乾電池の入れ方がわかる 。
(2)乾電池のつなぎ方(直列つなぎ、並列つなぎ)がわかる。
(3)乾電池を使用する身のまわりの機器がわかる。
(懐中電灯、ラジオ、玩具 等)
【1−1−3(コンセント )】□
□生活に関係のある物質の性質や機械・
器具の構造及び働きについて理解し、
適切に取り扱う 。(第1段階)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【家庭科】
・家庭生活に関すること
【数学】
・実務
(1)コンセントの種類がわかる。
(一般家庭用・アース端子付コンセント)
【1−1−4(電力 )】□
(1)公式を覚え、電力(w)を求める。
(2)電気製品の「 電力 」の大小を比較し 、省エネ( エコロジー )
を意識する。
(2)発電について理解する。
(実験的学習)→→→→→→→→→→→→
【1−2−1(発電 )】□
(1)発電方式がわかる。
(水力、火力、原子力、風力、太陽 等)
(2)発電方式がわかり、そのしくみがわかる。
(3)人力や風力による発電実験を通し、発電のメカニズムを知
る。
※「電気がなくなったら生活はどう変わる?」について、状
況と改善策を考え、発表する。
(3)石油に関する基礎的な内容について理解
し、日常生活との関連を知る。
【1−3−1(石油 )】□
(1)石油の性質がわかる。
(くさい臭い、すぐに蒸発(揮発 )、燃えやすい 等)
(2)石油の主な種類がわかる。
(原油・ガソリン・灯油・軽油 等)
(3)生活の中で石油から作られているものを考え、発表する。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【社会科】
・社会的事象
※「シックハウス症候群」について知る。
【保健体育】
・保健
(4)「石油がなくなったら生活はどう変わる?」について、状
況と改善策を考え、発表する。
2.機械・器具の性能やはたらきについて理解
する 。(暖房機器の性能や働き)
3.電気、石油、暖房機器の学習に関連した数
の処理を行う。
【2−1(暖房器具 )】□
(1)暖房機器の種類がわかる。
(FFストーブ、石油ファンヒーター、オイルヒーター、
電気ストーブ、パネルヒーター、床暖房 など)
(2)暖房機器の種類がわかり、その主な性能もわかる。
(FFストーブ、石油ファンヒーター、オイルヒーター、
電気ストーブ、パネルヒーター、床暖房 など)
(3)暖房機器のしくみがわかる。
(4)暖房機器の取り扱い方がわかる 。(使用上の注意)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【3−1(電気、石油、暖房機器に関連した数処理 )】
※ 電気や石油、暖房機器に関連した内容から、四則計算を想
定した計算問題を解く。
(電気料金、ガソリンの値段、暖房機器の値段 等)
【数学】
・数と計算
題材・単元における学習環境(指導方法)
(1)教材教具∼アルミ缶、スズランテープ、ストロー、爪楊枝、ちり紙、アルミ箔、サランラップなど日用品
(3)支援・指導∼帯電実験、静電気実験他
1
月
∼
○
2
月
2
月
∼
3
月
「人のからだ2」 1.神経系の基本的な各器官について理解を深
( 7時間 )
め、日常生活との関係について知る。
数
学
科
単
【1−1(神経器官 )】■
(1)神経系の主な器官の名称がわかる。
(大脳、小脳、脳幹、延髄、脊髄)
(2)神経系の主な器官の部位(形や位置)がわかる。
(大脳、小脳、脳幹、延髄、脊髄)
(3)神経系の主な器官のはたらきがわかる。
(大脳、小脳、脳幹、延髄、脊髄)
(4)神経系(中枢神経・末梢神経)の区別をする。
【1−2(反射 )】■
(1)反射の重要性を理解する。
元
(
題
材
)
の
実
施
■人の体の主なつくりや働きについての ・家庭生活
理解を深めるとともに、人の成長や環 ・居住地(社会)生活
境とのかかわりについて関心をもつ。
・学校(寄宿舎)生活
( 第2段階 )
【保健体育】
・保健
(「 刺激に対する素早い反応→身を守る」を理解する)
2 .骨格系の基本的な内容について理解を深め 、 【2−1(骨格 )】■
日常生活との関係について知る。
(1)主な部位の骨の名称がわかる。
(2)骨の性質やはたらきがわかる。
【2−2(関節 )】■
(1)関節のしくみやはたらきがわかる。
・家庭生活
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【保健体育】
・保健
※ 骨折について理解を深め、主な対応を知る。
(三角巾、当て木による応急処置の仕方を知る)
3.筋肉組織について理解を深め、筋肉と運動
との関係について知る。
【3−1(筋肉 )】■
(1)筋肉の主な部位の名称がわかる。
(2)筋肉の性質やはたらきがわかる。
・家庭生活
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【3−2(動きのメカニズム )】■
(1)骨格と筋肉の相互作用(身体各部の動きのメカニズム)が
わかる。
【保健体育】
・保健
※ 筋肉トレーニングについて理解を深め、運動の効果から筋
組織が強くなることを知る。
4.生殖系の各器官について理解を深める。
【3−1(生殖器官 )】■
(1)生殖系の主な器官の名称がわかる。
(男…陰茎、睾丸、前立腺、精官)
(女…膣、子宮、卵巣、卵管)
(2)生殖系の主な器官の部位(形や位置)がわかる。
(男…陰茎、睾丸、前立腺、精官)
(女…膣、子宮、卵巣、卵管)
(3)生殖系の主な器官のしくみやはたらきがわかる。
・家庭生活
・居住地(社会)生活
【保健体育】
・保健
【3−2(受精 )】■
(1)受精のしくみ(卵子と精子の受精、そして胎児へ)がわか
る。
5.人体のしくみに関連した数の処理を行う。
【5−1(人体のしくみに関連した数処理 )】
※ 人体のしくみと関連した内容から、四則計算を想定した計
算問題を解く。
(「 神経の伝達スピード 」「 筋力計の数値 」「 妊娠期間 」 等 )
題材・単元における学習環境(指導方法)
(1)教材教具∼人体模型・脳模型
(3)支援・指導∼目の錯覚の実験
授業時数
(27時間)
※印は年間指導計画の内容に関連し、生活に関連又は発展的な内容として示した。
【数学】
・数と計算
「理科」
3学年
理科のねらい
年間指導計画
・将来、社会生活で必要と予想される題材を内容に取り上げるとともに、実経験を多くし、社会生活で使える知識にする。
・さらに職業に関する教科(専門教育に関する教科)との関連を持ちながら指導する。
第3学年のねらい
・自然の仕組みや働きについての理解を深め、それらを活用したり、適切に処理する能力を育てるとともに、自然を愛する豊かな心情を充実させる。
学習環境(指導方法 )【年間】
(1)教材教具∼生徒個々の興味関心、特性などを考慮し、生活にいかせる(身近なもの)教材・教具を使用し授業を行う。
(2)学習集団∼生徒の能力を把握した上(生徒指導上の事柄にも配慮する)で、小グループ(習熟度別)で編成する。
(3)支援(学習指導)の工夫∼視覚的なもの(板書・プリント・パソコンなど)を活用して、調べたりまとめたりする。
実験や観察を通して意欲関心を持たせる。
(4)指導体制∼単元やグループ編成によっては、他のグループと連携して行う。
(5)学習環境∼教材に応じた場所(理科室・パソコン室・屋外)を利用する。
(6)見通しを持たせる工夫∼授業の初めにその時間の課題を提示しする。
オリエンテーションで1年間の学習内容を知らせる。
(7)学習の成果がわかる工夫∼小テストなどで、理解の程度を確認したり、自分で調べてまとめたことを発表しあう。
(8)地域の素材を活用する工夫∼題材に合わせ、地域の施設(園芸科畑、温室、前田森林公園)を利用し授業を行う。
(9)その他∼題材によっては、個々の教師の専門性や特性を生かし授業を行う。
実施時期
4
題
材
名
題材のねらい
具体的な指導内容
学習指導要領の内容
関連する教科等の内容
月
∼
○
5
月
5
月
学
旅
∼
○
7
月
7
月
∼
12
修
行
数
(選択 A)
1.気象に関する知識を深め、生活に生かす。
「 自然災害と生活 」
月
(8時間)
2.台風に関する知識を深め、生活に生かす。
3.地震に関する知識を深め、生活に生かす。
学
特
科
別
単
元
単
(
元
題
及
材
)
び
の
【1−1(雲と天気の特徴 )】□
(1)雲の種類と天気の特徴がわかり、天気を予測する。
【1−2(天気予報と情報 )】■
(1)気象観測から天気予報ができるしくみを知る。
(2 )「天気予報」の情報の見方がわかり、生活に生かす。
・気象衛星アメダス ・天気予報 ・気圧配置図
・紫外線指数・洗濯指数
【1−3(日本の天気 )】■
(1)四季の特徴を調べ、生活に生かす。
・北海道を中心に夏と冬の違いを調べる。
※「旅行の計画を考える時、天気の情報を活用し、どのように
計画しますか?」で、自分の考えを発表する。
・旅先の気温や湿度→衣服の選択
・出発日の天気、降水確率→傘、雨合羽の準備
・滞在期間の天気→衣服の選択・準備
・旅先の紫外線指数→日焼け、ファンデーション 等
※天気予報で「雨」の場合、スーパーや百貨店などで傘を売る
などどのように利用されているかを調べる。
【2−1(台風 )】□
(1)台風の特徴がわかる。
【2−2(台風の被害 )】□
(1)台風の災害がわかる。
(高潮、河川の氾濫、土砂崩れ、家屋の損壊 等)
【2−3(台風情報 )】■
(1)台風情報の見方がわかり、生活に生かす。
・台風の勢力(hpa)・台風の進路と速さ・風速 ・降水量
※ 台風の被害に遭わないために、自分の考えを発表する。
(台風情報の収集、家屋の点検・補強、飛散防止策、浸水へ
の対応〔 家具等 〕、停電への対応 、非常持ち出し品の準備 、
避難の準備、危険な場所に行かない)
【3−1(地震 )】□
(1)地震のしくみがわかる 。(プレート、ひずみ 等)
修
実
学
旅
行
施
□自然の事物・現象について初歩的な理
解を図るとともに、自然と生活との関
係を理解する。
■自然の事物・現象についての理解を図
るとともに、自然と生活との関係につ
いて理解を深める 。(第2段階)
・家庭生活
・居住地(社会)生活
【社会科】
・社会的事象
・我が国の地理・歴史
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【保健体育】
・保健
・家庭生活
・居住地(社会)生活
【社会】
・社会的事象
・我が国の地理・歴史
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【保健体育】
・保健
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
(2)地震の揺れや震度の目安がわかる。
(3)震度とマグニチュードの関係性がわかる。
【3−2(地震情報 )】■
(1)地震情報の見方がわかり、生活に活用する。
・地震速報 ・津波警報 ・避難情報等
※ 地震の被害に遭わないために、自分の考えを発表する。
(避難場所・経路の確認、消火器や救急箱、非常用品の置
き場所の確認、家具への固定金具やフィルムの設置、家
具の配置)
4.台風や地震の学習に関連した数の処理を行
う。
・居住地(社会)生活
【社会科】
・社会的事象
・我が国の地理・歴史
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
【保健体育】
・傷害の防止
【4−1(台風や地震に関連した数処理 )】
※ 台風や地震に関連した内容から、四則計算を想定した計算
問題を解く。
(降水量の変化、台風のスピード、P波とS波 等 等)
【数学】
・数と計算
題材・単元における学習環境(指導方法)
気象に関する基本的な知識を理解し、生活の中で生かす。
(6)見通しを持たせる工夫∼その年の四季の気候や自然災害などを思い出し、気象に関する事項を思い浮かべる。
(7)学習の成果がわかる工夫∼小テストなどで、課題理解の程度を確認したり、資料やパソコンを活用し自分で調べたこと(新聞にまとめるなど)を発表しあう。
(8)地域の素材を活用しる工夫∼札幌市近郊の天気予報を調べて活用する。
7
月
∼
12
月
(選択 B )
「地球と宇宙」
(8時間)
1
身近な天体の観察を通して、太陽の特徴、
月の運動と見え方や星座についての認識を
深める。
【1−1太陽】□
(1)太陽の表面など様子を調べる。
(2)日食の起こるしくみを調べる。
【1−2星座】□
(1)星座夏と冬の星座の違いを調べる。
・北極星、北斗七星、カシオペア座、オリオン座
・おおいぬ座、こいぬ座など
【1−3月の運動と見え方】□
(1)月の表面など様子を調べる。
(2)月の輝いている方に太陽があることを調べる。
(3)月の形の見え方は、太陽と月の位置関係によって変わる
ことを調べる 。(模型実験)
【1−2地球】□■
(1)地球は太陽系の中に属していることを知る。
(2)地球の特徴を調べる。
※自然破壊や地球温暖化などに興味関心を持ち、環境問題につ
いて考える。
□自然の事物・現象について初歩的な理
解を図るとともに、自然と生活との関
係を理解する 。(第1段階)
■自然の事物・現象についての理解を図
るとともに、自然と生活との関係につ
いて理解を深める 。(第2段階)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
題材・単元における学習環境(指導方法)
宇宙に関する基本的な知識を理解し、生活とのかかわりを知る。
(1)教材教具∼インターネットやボール、ライト、地球儀を準備する。
(3)支援(学習指導)の工夫∼視覚的な教材(図鑑・インターネット・写真)等を活用し授業を行う。
(7)学習の成果がわかる工夫∼小テストなどで、課題理解の程度を確認したり、資料やパソコンを活用し自分で調べたこと(新聞にまとめるなど)を発表しあう。
(8)地域の素材を活用しる工夫∼月ごとの星座や月の満ち欠けについてインターネットで調べておく。居住地にて観察をする。皆既(部分)日食を見る。
7
月
∼
12
月
(選択 C )
「生物と環境」
(8時間)
1
身近な自然の様子を昆虫に着目し、調べる
活動を通して、昆虫と自然の関わりについ
ての認識を深める。
(昆虫に限らず小動物・魚なども)
【1−1生物の観察】□■
(1)昆虫を観察し、昆虫の体のつくりと働きを調べる。
・頭、胸(6本足 )、腹
・オス,メスの違い
(2)昆虫の飼育を通して育ち方には一定の順序があることを
調べる。変態
・交尾→産卵→幼虫(1齢期・2齢期・3齢期)
→さなぎ→成虫
(3)昆虫の飼育を通して周辺の環境とかかわって生きて
いることを調べる。
・日本産と東南アジア産のクワガタの生態の違いや行動
の違い
※環境と人間のかかわりにも興味関心を持ち、環境問題につい
て考える。
題材・単元における学習環境(指導方法)
動植物のつくりやはたらきに関する基礎的な知識を理解し、生活とのかかわりを知る。
(1)教材教具∼ルーペ・昆虫・図鑑等・つがいのクワガタ(3種類)
□自然の事物・現象について初歩的な理
解を図るとともに、自然と生活との関
係を理解する 。(第1段階)
■自然の事物・現象についての理解を図
るとともに、自然と生活との関係につ
いて理解を深める 。(第2段階)
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
・居住地(社会)生活
(6)見通しを持たせる工夫∼実物を見せることで場所によって同じ昆虫でも種類があるなどの自然に興味をもたせる。
(7)学習の成果がわかる工夫∼実物を見ながら模写をしたり、観察経過や調べ学習をして発表する。
(8)地域の素材を活用する工夫∼飼育している数種類のクワガタを活用する 。(日本産、外国産)
9
月
∼
○
10
月
10
月
∼
11
12
○
月
月
∼
1
月
「物質性質と
機械・器具3」
(4時間)
1.物質の性質や働きについて理解する。
(1)「電気」に関する基礎的な内容について
理解し、生活との関連を知る。
数
学
現
科
場
単
元
実
(
習
題
期
材
)
間
の
実
施
【1−1電気の利用】□■
□生活に関係のある物質の性質や機械・
(1)電気は、つくりだしたり、蓄えたりすることができるこ
器具の構造及び働きについて理解し、適
とを知る。
切に取り扱う 。(第1段階)
・つくりだすもの∼風力発電の機械、自転車発電機
・蓄えるもの∼携帯電話、電気自動車のバッテリー
■様々な物質の性質や機械・器具の種類、
(2)電気は、光・音・熱などに変えることができることを知
構造及び働きについて理解し、適切に取
る。
り扱う 。(第2段階)
・光∼蛍光灯、発光ダイオード
・音∼イヤホーン、電話、スピーカー
・熱∼ハロゲン、ドライヤー
・動く働き∼扇風機、洗濯機
(3)電熱線の発熱は、その太さによって変わることを知る。
(4)身の回りには、電気の性質や働きを利用した道具がある
ことを調べる 。(発電・蓄電・電気の交換)
※コンセントにほこりがたまって火事になること、ストーブの
近くにスプレー缶を置くと破裂すること、家庭用電源が電気機
器を並列に接続するようになっており、たこ足配線は危険であ
ること、電気製品を同時に使い過ぎると、電流が契約している
アンペア値より大きくなってブレーカーが落ちることなどを学
び、正しい利用の仕方を考える。
・家庭生活
・学校(寄宿舎)生活
【保健体育】
・保健
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
・消費と余暇
・道具・機具等の取扱い
や安全・衛生
【社会】
・社会的事象
【1−2エネルギー】■
(1)電気がエネルギーを持っていることや熱、光や音なども
エネルギーの一形態であることを知る。
( 2 )さまざまなエネルギー資源( 水力 、火力 、風力 、原子力 、
太陽光など)を利用して生活していることを知る。
※自然環境の保全のために社会ではどのような省エネや技術開
発が行われているかを調べ、日常生活でできることを実践して
いく 。(地球温暖化)
題材・単元における学習環境(指導方法)
物質の性質や働きに関する基礎的な知識を理解したり、機械・器具の操作を理解し、生活の中で使う。
(1)教材教具∼乾電池、ドライヤー・シェーバー・電子レンジ・携帯電話など
(3)支援(学習指導)の工夫∼静電気実験、簡単ケーキ作り
(6)見通しを持たせる工夫∼電気に関して身近な物に気づかせる。
(7)学習の成果がわかる工夫∼実験を通してわかったことをまとめて発表しあう。
2
月
「からだと健康」
(3時間)
1 .健康的な生活を送るための内容を理解する 。 【1−1(健康 )】■
■人の体の主なつくりや働きについての
(1)健康の成り立ちについて知る。
理解を深めるとともに、人の成長や環
(主体と環境、主体の要因、環境の要因)
境とのかかわりについて関心をもつ。
(2)主体の要因(食事、運動、休養)がわかる。
( 第2段階 )
(3)環境の要因がわかる。
・物理・科学的環境の要因(温度、湿度、有害化学物質)
・生物学的環境の要因( 細菌 、ウイルス 、動物 、植物 等 )
・社会的環境の要因( 人間関係 、経済状態 、社会情勢 等 )
・家庭生活
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
2.健康のための「運動」について理解する
・家庭生活
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【2−1(健康のための運動 )】■
(1)運動の効果(健康の保持・増進)がわかる。
(2)健康づくりのための運動がわかる。
(安全である、効果がある、楽しい)
(3)間違った運動(仕方)がわかる。→(けがの防止)
(4)運動で消費されるエネルギー量について知る。
3 .健康のための「 食生活 」について理解する 。 【3−1(健康のための食事 )】■
【社会科】
・社会的事象
【保健体育】
・保健
【保健体育】
・保健
・家庭生活
4.健康のための「休養」について理解する。
5.生活習慣病とその予防について理解する。
6.けがについて理解する
7.病気について理解する
8.病院のかかり方
9.からだの健康の学習に関連した数の処理を
行う。
(1)バランスのとれた食事が大切であることがわかる。
(2)栄養素の不足や撮りすぎによる影響がわかる。
(3)身近な食品のエネルギー量について知る。
(4)規則正しい食事が大切であることがわかる 。(脳に悪影響)
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【家庭科】
・家庭生活に関する事項
※ お店にある食品にカロリー表示があることを知り、自分の
身体を考えた食生活について考え、発表する。
【保健体育】
・保健
【4−1(疲労 )】■
(1)疲労についてわかる。
(2)疲労による病気の危険性を知る。
(感染症、胃潰瘍、振動病、脳卒中)
【4−2(休養 )】■
(1)休養についてわかる。
(2)休養の方法がわかる。
(休息、入浴、睡眠、栄養補給、軽運動)
【4−3(疲労回復 )】■
(1)疲労回復のポイントがわかる。
(栄養補給、血行促進、神経緊張を緩和、休める)
・家庭生活
【5−1(生活習慣病 )】■
(1)生活習慣病による死亡の怖さ(死亡原因)を知る。
(2)生活習慣病と関連深い生活について知り、気をつける。
【5−2(ガン )】■
(1)ガンについて知る
(2)ガンを防ぐための生活の仕方を知る。
【5−3(心臓病 )】■
(1)心臓病について知る。
【5−4(糖尿病 )】■
(1)糖尿病について知る。
【5−5(生活習慣病の予防 )】■
(1)生活習慣病の予防について知る。
※ メタボリック症候群について知り、その予防について、自
分の考えを発表する。
【6−1(けが )】■
(1)生活場面でのけがの種類について知る。
【6−2(応急手当 )】■
(1)応急手当について知る。
(2)簡単なけがの手当がわかる。
・切り傷・刺し傷・擦り傷の手当
・鼻血の手当
・やけどの手当 等
※ 止血法について知る。
(直接圧迫止血法、間接圧迫止血法)
【7−1(病気 )】■
(1)病気について知る。
(主な消化器系、呼吸器系、循環器系、脳・神経系、生殖
系の病気)
(2)病院の種類について知る。
(病気により、いく病院が違う)
【8−1(病院のかかり方 )】■
(1)病院のかかり方について知る。
・必要な物(健康保険証、診察券、お金 等)
・病状の伝え方
(2)薬の受け取り方がわかる。
【8−2(薬の飲み方 )】■
(1)薬のきまり(飲み時間、一緒に飲んでも良いか?等)を守
り、飲むことがわかる。
【9−1(からだの健康に関連した数処理 )】
※からだと健康に関連した内容から、四則計算を想定した計算
問題を解く 。(運動エネルギー、睡眠時間、生活習慣病 等)
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【保健体育】
・保健
・家庭生活
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【保健体育】
・保健
・家庭生活
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【保健体育】
・保健
・家庭生活
・居住地(社会)生活
・学校(寄宿舎)生活
【保健体育】
・保健
【数学】
・数と計算
題材・単元における学習環境 卒後、健康的な生活をおくるための基本的な知識を深め、生活の中で生かす。
(1)教材教具∼パソコン・ポスター・模型など具体物を使用し授業を行う。
(2)学習集団∼生徒の能力を把握しながら授業に取り組む。題材によっては、三科合同で行う。
(3)支援(学習指導)の工夫∼養護教諭から健康的な生活がおくれるように話をしてもらう。
(4)指導体制∼題材に応じて養護教諭が話をする。
(5)学習環境∼教材に応じて視聴覚室等を利用する。
(6)見通しを持たせる工夫∼3年間の身長や体重(肥満)の変化を知り、健康に気をつけるように自覚をさせる。
(7)学習の成果がわかる工夫∼小テストなどで、課題理解の程度を確認したり、聞いた話を自分でまとめる。
授業時数
(15時間)
※印は年間指導計画の内容に関連し、生活に関連又は発展的な内容として示した。
注1:平成21年度の「自然災害と生活 」「地球と宇宙 」「生物の観察」については、1,2学年時の学習内容を考慮して各グループごとの選択単元となる。
注2:グループによって若干時間数が変わってくる。授業時期もグループによって違う。
注3:「 天気」では、日本の四季についてや雪のできかた、結晶について調べる学習を行う。
注4:「 からだと健康」では、養護教諭から卒業後も健康的な生活(特に生活習慣病について)がおくれるように話をしてもらう。