第 124 号 12 24 22 11 22 12 15 次の定例会は2月23日 (水) 開会の予定です。みんなで傍聴しましょう。 条例案2件などを可決 日 程 月定例会は、 月 日に招集され、 月 日 ま での 日間の日程で開催した。 月 日〔本会議〕 事件決議案3件、条例案2件、補正予算案7 件が提案され、請願1件とともにそれぞれ所管 の委員会に付託。 議会運営委員会提案の市議会会議規則の一部 を改正する規則案1件を可決。 日 総務文教委員会 日〔 本会議〕 議案の訂正を承認 総務文教委員長から付託案件のうち、給与条 例関係の一部改正案の審査報告があり、採決の 結果、原案のとおり可決。 一般質問(5人) 月 1日〔本会議〕 一般質問(5人) 2 日 〔本会議〕 人 ) 一般質問(4 6 日 〔本会議〕 議案の訂正を承認 基本構想審査特別委員会 〔 本会議〕 議案の訂正を承認 7 日 経済建設委員会 予算決算特別委員会(経済建設分科会) 8 日 予算決算特別委員会(総務文教分科会) 総務文教委員会 9 日 予算決算特別委員会(福祉環境分科会) 福祉環境委員会 日 予算決算特別委員会 経済建設委員会 日 〔 本会議〕 各委員長から付託案件の審査報告があり、採 決の結果、いずれも原案のとおり可決。 請願については、3ページ記載のとおり。 追加提案された人権擁護委員候補者推薦にか かる諮問案1件を原案のとおり答申することと した。 経済建設委員会提案の意見書1件、予算決算 特別委員会の設置目的の変更、閉会中の継続調 査変更申出1件を可決し、閉会した。 再生紙を利用しています。 大豆油インクを使用しています。 「須坂市女と男がともに参画する 社会づくり条例」を制定 迎春 11 30 25 12 13 15 発行 長野県須坂市議会 発行責任者 議長 古谷秀夫 編集 市議会広報特別委員会 平成 23 年1月 1 日 発行 12 月 定例会 蔵が連なる道(市道銀座通り線整備) 完成 “ 石畳風・歩車道分離 ” 30 議案第 号 号 賛成討論 TPP参加に断固反対 関野芳秀 交渉条件が不透明なT P Pの問題点が指摘され 賛成討論 日本共産党 永井光明 基本構想は、 1 、将来像の文言が意味 不明確。 2、基本目標は内容・構 想が語られていない。 3、人口減少時代に突入 しての危機感・指針を 基本目標に盛るべき。 4、5万市民心ひとつに という熱い想いが不足。 の4点を今後の実践の中 で肉付けしてまちづくり の指針とすべきだ。 る中、もっと危機感を持 って、農業経営を支える 対策や環境保全や文化の 伝承など多面的機能を維 持するための地域政策を TPPの参加に反対する請願 請願第 えている。 第五次須坂市総合計画の基本構想 80 賛成討論 高志会 中島義浩 多くの市民の 皆様の想 い が結集して提出された 答申をもとに策定された この基本構想は、須坂市 を魅力あふれるまちへと 導いてくれるものと考え る。 前期5カ年で重点的に 取 り組む施策と数値目標 により、分かりやすく進 47 21 基本構想を可決 55 第五次須坂市総合計画の基本構想 第三次国土利用計画 (須坂市計画) 11 反対討論 行管理を行っていくこと 第五次須坂市総合計画 請願審査 市民 善財文夫 は、議会としても今後注 の 基本構想には、1議員 須坂市の将来 像は、市 目していく事が大切であ が反対討論、3議員が賛 「TPPの参加に反対 民 一人ひとりの想いが結 ると考える。 成の立場からの討論を す る請願」は、付託委員 実したものでなければな 行った。起立採決の結果、 会では、趣旨採択となり、 ら な い。「 こ の ま ち 」 に 賛成討論 須坂フォーラム 堀内孝人 原案のとおり可決した。 2議員が採択とすべきと 住み続けている市民に加 第四次須坂市 総合計画 の討論を行った。起立採 え、他県・他市町村から 市職員の給与条例の 決の結果、起立多数で趣 転入してきた住民も含め、 の成果及び課題をふまえ た上で、後期基本計画の 一部改正 旨採択とした。 「磨かれたほんもの」の 重点的取り組みを「安全・ ま ち を 創 り あ げ て い く べ 安 心 の ま ち づ く り 」「 元 きだ。さらに、7つの基 気 な ま ち づ く り 」「 交 流 本目標から 施策をつな のまちづくり」としてそ ぐ説明が果たされていな の理念を引継いでいるこ い。総合計画への市民参 とは、市行政の安定、継 画の視点で反対する。 続性を考慮しており、誠 に適切な構成であると考 人事院勧告による、民 意見書1件を可決 間 給与との較差を解消す るために、主に 歳を超 「環太平洋パートナー える幹部職員を対象にし シ ップ(TPP)協定に た月例給の引下げや、期 関し慎重な対応を求める 末・勤勉手当の支給割合 意見書」を、全会一致で を引下げ改定するもので、 可決した。 月 日の本会議で採決 し、原案のとおり可決し 人権擁護委員の諮問 た。 次期人権擁護委員候補 指定管理者の指定 者 として、岩井久美子氏 の推薦について、異議な 市第2勤労者研修セン き旨を答申した。 タ ーの指定管理者に、特 定非営利活動法人「精神 保健福祉会すざかの風」 の指定について可決した。 6 補正予算案7件を可決 平成22年度 一般会計3億6,900万余円を追加し、 総額198億1,200万余円に 2 81 12 80 平成23年1月1日 第124号 3 13 35 19 基本構想審査特別委員会 強化すべきである。 350万9千人が失業し、 いて、四阿山は日本の その上で「農業の再生 食料自給率は %に低落。 百名山であるが、花の と 開国をどう両立するの 農地を荒廃させ国土保全 百名山は根子岳である か、食糧安全保障につい 力を失う政策は国を滅ぼ と記憶している。事実 てどう考えるのか」農業 す。国民の生命を育む食 基本構想審査特別委員 ら第五次に引き継いだ 一般質問の答弁からし はどうなのか。 に対する具体的な政策が 糧を輸入に頼れば、食の 会 に付託された議案第 ことを示している。 ても、前段の将来像に 示されていない以上、現 安 全 も 守 れ な い。 総 理 号 第五次須坂市総合計 位置付けして記述する A 指摘部分は再度調べ、 時点でTPP参加に反対 は「平成の開国」と言う 画の 基本構想ならびに議 Q 「 住 ま う 」 と か「 な べ き で は な い か 。 誤 り の 部 分 は 訂 正 さ せ す る 。 が、農産物の関税率は韓 案第 号 第三次国土利 り ましょう、高まりま ていただく。 国 ・2%、EU ・5 の 「 磨 か れ 用計画(須 坂市計画)の しょう」の言葉につい A 将 来 像 賛成討論 %、ブラジル %に比べ 2件について、 月6日 て、古めかしい言い方 た 『ほんもの』の魅力 ※本会議において、指摘 TPPの参加に反対する 日本は %で鎖国状態で 委員会を開き、審査の結 で あ り 違 和 感 が あ る。 あふれるまち」の「ほ 部分についての議案の 日本共産党 土谷フミエ はない。以上、TPP参 果、2件とも原案のとお どういう意味合いがあ んもの」の中には、保 訂正の提出があり、承 農林水産省 の試算で生 加に反対。 り可決すべきとした。質 るのか、表現を変える 健補導員制度、須坂病 認した。 産 額が4兆5千億円減少、 疑の概要は次のとおり。 べきではないのか。 院を核とする医療の充 実を求める市民の動き 請 願 Q 第五次総合計画の作 A 審議会委員からの提 など、磨かれた「ほん ◎第 6号 TPPの参加に反対する請願・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・趣旨採択 成 に当たり第四次総合 案 で あ り、 「住まう」 もの」として、「健康」 請 願 者 須高農民組合 代表 牧 日出彦 計画の総括、検証に一 は「 住 む、 住 み 続 け も大きな意味では含ま 言も触れられていない。 る」という意味で、「な れている。 紹介議員 土谷フミエ 関野芳秀 第四次の目標値が達成 りましょう、高まりま されていない部分があ しょう」は「市民に呼 Q 第三次国土利用計画 陳 情 坂市計画)の「森林・ る中で、どのように総 び掛け、考えていただ (須 ◎第 6号 ILO看護条約・夜業条約に基づき、医療・介護労働者の 括されたのか。 く」という意味合いで 高原地域」の記述につ 大幅増員と夜勤改善を求める陳情・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・聞 置 あり、気持ちをより高 陳 情 者 長野県医療労働組合連合会 A 第四次総合計画の総 める表現にしたいとい 執行委員長 茂原 宗一 括 について、目指そう う委員の考えの表れで 値の未達成の理由を示 ある。 意見書 す中で、第五次に引き ◎第8号 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定に関し慎重な 継ぐ内容として、前期 Q 議案訂正された「田 基本計画の中のそれぞ 園 環境健康都市」につ 対応を求める意見書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・可 決 れの施策で示しており、 い て は、 「総合計画づ 基本構想の基本的な考 くりの背景」の中でし 以上意見書1件を関係機関へ送付した。 え方の中でも第四次か か記述されていないが、 審査報告 花の百名山根子岳に咲くウメバチソウ 62 12 12 年間で3・ 月分につい ては変わりない、との答 弁があった。 月例給の引き下げ改正 に ついては、さかのぼっ て減額する事は不利益不 遡及の原則に触れないか の質疑には、減額対象職 員については、4月から の分を係数を使い、 月 95 12 経済建設委員会 委 員 長 岩田 修二 副委員長 中 島 義浩 委 員 田中 章司 堀内 孝人 浅野 隆一 佐 藤 壽 三 郎 (条例) 人 事 院 勧 告 を 見 る と、 民 間は今年の冬のボーナ スなど上がっているとの 報道もあるが、来年の6 月まで決めてしまうのか、 との質疑に対し、今回 月で大きく率を下げ減額 しており、来年は6月と 月 で 平 均 化 し て い る。 「須坂市一般職の職員の給 与 に関する条例等の一部を 改正する条例」は原案可決 総務文教委員会 (事件決議) 須坂市第2勤労者研修 セ ンターの指定管理者指 定については、赤字にな 本の伝統文化を守るとい った部分は市で補填する う観点から、請願を採択 と い う こ と か 伺 い た い、 すべき、との討論があり、 との質疑に対し、赤字分 採決の結果、本請願は趣 を補填するという意味で 旨採択すべきとした。 委託料を支払うものであ る、との答弁があり、審 査の結果、原案のとおり 可決すべきとした。 「TPPの参加に反対する請 願 」は趣旨採択に 常任委員会 (請願) 須高農民組合から提出 さ れた「TPPの参加に 反対する請願」について 審査を行った。 委員から出された主な 質 疑、意見は、 TPPに参加すること に よる須坂市の農業への 影響額5億円の内訳につ いて、農業以外の産業に はどのような影響がある のか伺いたい等があった。 討論では、日本全体と し て産業のことを考える と、TPP参加も必要で はないかと考えるが、請 願の趣旨は理解できる。 農業の窮状を救い、日 報告 12 TPP協定に関し 慎重な対応を求める 意見書を提案 委員から、TPP協定 に 関し慎重な対応を求め 福祉環境委員会 る意見書の提出について めるもので、全員一致で 発議があり、審査をした。 意見書を提案することと 趣旨は、国会において した。 十 分に審議するなど、国 民的合意が得られるよう 慎重な対応を行うよう求 があった。 須坂の独自性の表現の 部 分はどこなのかとの質 疑には、条例の名称のほ か、 「ですます調」にして、 親しみやすく分かりやす い言葉を使い、市民に理 解してもらうことで実効 性が上がるようにした点。 市・市民・事業者の各 が 主体となり対等な立場 で議論して取り組むこと を明記した点。農業、商 工業における家族を中心 とする経営において、経 営 の 方 針、 家 族 の 役 割、 就業条件など家族経営協 定等に関する条項を入れ た 点 等 と の 答 弁 が あ り、 審査の結果、原案のとお り可決すべきとした。 委 員 長 土谷フミエ 副委員長 宮 坂 成 一 委 員 石 合 敬 小 笠 原 克 夫 島田 和子 永井 康彦 協議経過、思いはとの質 疑 に 対 し、「 男 と 女 」 と するなら「男女」でも同 じではないか、「女と男」 を「人と人」と読ませた いとの意見もあり、平等 であって支えあって生き るものであってほしいと いう願いがこめられてい る、との答弁があった。 パブリックコメントで 寄 せられた意見はとの質 疑には、須坂市にもこの ような条例があることを 知ってもらうため地域や 職場等で学習してほしい。 条例の名称は、親しみ や すい表現、分かりやす い言葉に加え須坂市の独 自性があって良いと思う。 等の内容であるとの答弁 「須坂市女と男がともに参 画 する社会づくり条例」は 原案可決 (条例) 条例の名称で「女と男」 と した条例策定委員会の 委 員 長 関野 芳秀 副委員長 霜 田 剛 委 員 北澤 雄 一 清寧 豊田 永井 光明 善財 文夫 宮本 勇雄 の期末手当で処理してい る、との答弁があった。 一般職員の平均減額は ど れくらいになるのかの 質疑には、減額総額は約 3千900万円、職員数 で割ると一人当たり約8 万 円 と の 答 弁 等 が あ り、 審査の結果、原案のとお り可決すべきとした。 4 予算決算特別委員会に付託された議案第 84 号 平成 22 年度須坂市一般会計補正予算 第 4 号から議案第 90 号 平成 22 年度須坂市下水道事業会計補正予算第 2 号までの補正 予算 7 件については、審査の結果原案のとおり可決すべきとした。 なお、委員長報告に盛り込むべき事項として、委託料、工事請負費等の補正の際、複 数の施設にわたっている場合には、質疑の充実が図られ、審査時間の短縮となることか ら施設ごとの明細資料の提出をお願いしたいとの意見があり、委員会の要望事項として 盛り込むこととした。 A(まちづくり課)社会 資本整備総合交付金事業 の対象となる調査業務は 委託として予算計上した が、直営で行った長野市 及び国土交通省の委託を 受けて市町村を指導する 外郭団体に問い合わせた ところ、須坂市でも直営 で対応可能と判断したた め減額補正する。 約を結んでおり、経費の A(生涯学習スポーツ課) 解体工事費の当初予算に、 算出方法についての覚書 ダイオキシンやアスベス に基づき当該年度の負担 トの対策費、地下埋設の 金を支出するもの。 タンクの除去を見込んで Q 安心子ども基金の地 いたが、実際にはその必 域子 育て創生事業を活用 要がなかったことによる した地域子育て拠点児童 減額である。 遊具設置補助金は、危険 Q 介護認定手数料が増 遊具の撤去、新設という 額さ れているが、認定者 事だが、区からの要望だ はどの程度増えているの けでなく全体像を把握し た 中 で 進 め て い る の か。 か。医師へ支払う手数料 単価は。 現況と今後については。 A(高齢者福祉課)例年 A(子ども課)遊具の維 2千件程度であるが、今 持管理は、区において主 年度は2千200件と 体性を持って管理し、区 見 込 ん で い る。 手 数 料 からの要望で実施してお は、在宅の方の初診の場 り、今後は、全体像を把 握した資料を生かし対応。 合、1件5千円、継続で の診断の場合、1件4千 円、施設に入所又は入院 福祉環境分科会 の方の初診の場合は、1 件4千円、継続での診断 の場合は1件3千円であ る。 Q レセプト審査支払シ ステ ム改修の委託料によ って、制度改正等の費用 が削減できるのか。 A(健康づくり課)総合 システムとして一つにま とまり、制度改正による 改修費用等の削減に期待 できる。 Q 生活保護費の各扶助 費に 関する世帯数、人数 等の内訳は。 A(福祉課) 月末現在、 生 活 扶 助 費 1 3 3 世 帯、 172人、住宅扶助費1 01世帯、129人、医 療扶助費108世帯、1 47人等で、延べ375 世帯、482人である。 Q 峰の原高原自然体験 セン ター管理運営事業の 減額が大きい理由は。 平成23年1月1日 第124号 5 総務文教分科会 Q 消防機械力整備事業 の備 品購入費減額補正に ついての入札経過は。 A(消防本部)当初予算 計上時に備品購入しよう としていた器具を他社製 品の全国的な普及に伴い 調査する中で、性能等は 同等との判断から、2社 の器具を対象とする仕様 に代え、実施した入札差 金の精査である。 Q 菅 平 小・ 中 学 校 の、 上田 市委託児童負担金及 び上田市委託生徒負担金 の基準は。 A(学校教育課)峰の原 高原の児童生徒が、菅平 小・中学校に登校するに 当たり、平成 年3月に 両市で協議書を締結し契 10 経済建設分科会 Q 土木総務費の謝礼の 内容 は。 A(道路河川課)橋梁長 寿命化の修繕計画策定案 について、学職経験者か ら意見聴取をするための 謝礼である。 Q 市営住宅の修繕料に つい て予定している箇所 はあるのか。 A(まちづくり課)今後 想定される退去や漏水等 に対するためであり、具 体的には決まっていない。 Q 緊急雇用創出事業補 助金 の減額の理由は。 A(工業課)事業内容が 新たなものでないと該当 せず、そのような事業が なかったため。 Q わざわざ店等開設支 援事 業の増額の内訳は。 A(商業観光課)既に相 談を受けているものが3 件であり、今後相談が2 件予想されるため。 Q まちづくり推進事業 の委 託料の減額補正の経 緯は。 18 予算決算特別委員会 審査報告 平成 22 年度補正予算案可決 永井光明 ○須坂市農業の活性化 のために ○子育て支援の強化 ○事業仕分けをどう評 価しているか 宮本勇雄 ○東地区の課題 田中章司 ○経済の活性化 ○事業仕分け ○貿易の自由化 北澤雄一 ○初めての事業仕分け ○期待される行政と議 会、議員 市政を問 う 佐藤壽三郎 ○医療・福祉 ○道路の基盤整備 ○子ども手当 ○農商工業振興 土谷フミエ ○子どもの医療費無料 化拡大で子育て支援 ○必要なサービスが受 けられる老後は安心 の介護へ ○地域を元気にする景 気・経済・雇用対策を ○最終処分場建設予定 地は安心安全か 石合 敬 ○事 業仕分け結果への 対応 ○須坂市の今後・基本 構想 善財文夫 ○須坂市の将来像 ○予算編成過程の公開 ○自治基本条例の制定 ○観光振興 防災施設の設置は 千曲川沿線の地域の皆様と 十分協議する中で検討 堀内 孝人 質問 千曲川沿線地域 の 皆様か らは、防災セン ターの設置について強い 要望があり、地域住民の 安心安全を向上する上で、 必要な施設であると考え るが。 市長 施設の必要性の 有 無も含 め検討していく が、施設を設置する場合 の課題もいくつかある。 整備方針、建設する場所、 施設の規模、用地の確保、 財源など、多くの課題が あ る こ と か ら、 千曲川沿線の 地域の皆様と 十分協議する 中で、検討し ていきたいと 考えている。 質問 発電 ダ ムのゲ ート の操作公開に ついて、異常 降雨時におけ るダムゲート 操作、つまり 放水量の関係 は重要な関係にあり、沿 線地域の住民にとって重 大関心事である河川情報 については、現在どのよ うになっているのか。 市長 異常降雨や洪水 の 予測は 大変難しく、国 土交通省においては、気 象予測技術の改良や、よ り適切なダム洪水調節操 作の手法について、研究 の段階としており、こう した手法の確立により洪 水の低減が期待されると 思う。 教育行政について 質問 子ども達一人ひ と りの能 力を高め、その 須坂市西部を流れる千曲川 能力を発揮させるように すると同時に、社会の一 員として社会を支える仕 事をし、社会に貢献する 人材。地域を、国を支え る人材の育成が、今まさ に求められていると思う が、これからの子ども達 に託す思いは。 教育委員長 家庭、学 校 、地域の三者 が 連 携 し、 みんなが子育てに、教育 にかかわることで須坂市 の子ども達が明るく元気 に、そして生きる力をし っかり身につけ、豊かな 心を持てるよう、努力し ていきたいと思っている。 6 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 一 般質問項目 堀内孝人 ○教育行政 ○千曲川河川行政 豊田清寧 ○一般廃棄物最終処分場 岩田修二 ○平成 年度予算編成 ○ごみ全面有料化の検証 ○学校給食センター民 営化後の状況 ○公契約条例の制定 ○事業仕分け 小笠原克夫 ○国民健康保険 ○セカンドブック ○ユーチューブの活用 宮坂成一 ○須坂温泉あり方検討 委員会・研究会の検 討経過 ○法務局跡地の活用 ○道路施策 島田和子 ○事業仕分けと 年度 予算 ○須坂のまちづくり ○子ども・教育行政 23 23 別警戒区域があ るが。 市長 警戒区 域 は開発 行為に 対して法律によ る 規 制 は な く、 建築物が建設で きる区域である が、特別警戒区 域は開発行為や 建築行為に規制 を受ける区域で あるので、県に 砂防対策を実施 するよう要望し ていく。 質問 埋め立 て 物には 重金属 類などの有害物質を多く 含んでおり、危険なので はないか。 市 長 埋 め 立 て 物 は、 一 般廃棄 物を焼却し、さ らに高温で溶融処理した 溶融スラグ、溶融飛灰処 理物、その他ガラスやせ とものなどの溶融不適物 の3種類で、溶融スラグ はJISの品質基準に適 合させ、再利用できるも のであり、溶融飛灰処理 物に含まれる主な重金属 類は溶け出さないよう薬 剤による科学的処理やセ メントで固めるなどして、 エコパーク候補地 埋め立て基準に合格した ものを埋め立てる。 質問 遮水シートなど 遮 水構造 に不安はないか。 市長 遮水シートなど 遮 水構造 は、遮水工とし て、国が定める構造基準 により遮水層の二重化が 義務づけられており、遮 水工は、シートを保護す るマットをはさむなどし た 5 層 構 造 が 一 般 的 で、 それに加え、漏水検知シ ステムや自己修復材の設 置などを検討し、多重な 安全システムをとる施設 整備を行う。 新年度予算 市長の やりたいことの予算付けは やりたいことではなく しなければならないこともある 総務部長 最低制 限 価格制度の 適正な 運用により、公共工 事労働者の賃金が適 正に確保されるよう 公契約条例を 制定する考え はないか 質問 市長二期目の最 ことを見込んでも、目標 終 年 度 に あ た り、 新 規・ 達成は難しい。 重点事業の考え方は。 市長 第五次須坂市総 学校給食センター 合 計画・ 前期基本計画の 民営化後の状況は 初年度で、総合計画の7 つの基本目標に沿った施 教育次長 調理員への 策を着実に進める予算編 指 示や指導は 、業務責任 成に取り組む。 者 を 通 し て 行 っ て お り、 質問 財政見通しは。 特に問題は発生していない。 市長 市税収入は減収、 質問 学校給食に関す 交 付税は 現状維持の見込 る アンケ ート結果に対す み。事務事業の見直しに る対応は。 より経費の削減に取り組 教 育 次 長 アンケート して、 み、市民が必要とする事 の 意見を参考に 業を行っていく。 調理業務や食育推進 など、より良い学校給 食運営に努めていく。 ごみ全面有料化により ご み排出量に変化はあっ たのか 市民共創部長 可燃ご み が7月から 月 の平均 で5・5%減となっている。 質問 年間のごみ減量 目 標は達 成されるのか。 市民共創部長 現状で は 、家庭ごみが減 量する にしていく。 事業仕分けは単なる パフォーマンスだけ だったのではないか 市長 仕分け人と職員 が 真剣に 議論したことで、 市民への説明だけでなく、 皆で考えるという投げか けができたと思う。決し てパフォーマンスで終わ っていない。 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成23年1月1日 第124号 7 岩田 修二 公契約条例の早期制定 豊田 清寧 質問 表層崩壊箇所と 旧 土取場 内に、小規模だ がすべり面の端部と思わ れる箇所が確認されてい るが。 市長 ボーリング調査 を 行い、 すべり面がある か、すべり面の幅や深さ について科学的に分析し て、施設の建設可能性に ついて検討する。 質問 候補地内に土砂 災 害防止 法に基づく警戒 区域と候補地の両側に特 10 一般廃棄物処分場候補地の 不安点について 今後の地質調査等の結果を 科学的に分析・検討する する「通知サービス」を 導入できないか。 健康福祉部長 ジェネ リ ック医薬品は、 新薬の 特許が切れた後に先発医 薬品と成分や規格が同一 で あ る と し て 承 認 さ れ、 薬 価 も 安 く な っ て い る。 市も利用促進に取り組ん でおり、最新の利用率は 約 %、前年より8ポイ ン ト 上 昇 し て い る。「 通 知 サ ー ビ ス 」 の 導 入 は、 国民健康保険 中央会でシス テム開発を進 めており、採 用については 検討する。 節目である成人式に良書 を贈呈しては。 市民共創部長 考えて い ない。 動画配信サイト 「 Y o u T u be」 の活用を 総務部長 官民連携の っ て た か っ て 信 州 須 「寄 坂発信プロジェクト」の 協力で取り組んでいく。 員 m で、 現在用地補 償契約中で、 平成 年度 末の進捗率 は概ね % になる見 込みである。 平成 年度 工事着手を し、 平 成 年度の完成 予定と須坂 建設事務所 より伺って いる。 質問 長野電鉄 号踏 切 を挟ん だ拡幅の見通し は。 まちづくり推進部長 国 道拡幅の時期は決まっ 市長 関東財務局から ていないが、市としても 取 得要望 の照会がきてい 渋滞解消に向けた早期の るが、現在のところ須坂 道路拡幅の要望を強めて 市では法務局跡地を活用 いきたいと思う。 し、公共施設を建設する 須坂駅南交差点(ドコ 計画がないことから、土 モ ショップ前)について 地の取得は考えていない。 は、地元の皆さまに改良 素案を示していきたいと 考えている。 法務局跡地の活用について 活用する計画がないので 土地は購入しない 宮坂 成一 26 50 10 質問 広小路の拡幅工 歩道の改良予定は 事 の完工 予定は。 まちづくり推進部長 まちづくり推進部長 総 延長114m、基本幅 須 坂商業高校から西側の 国道406号線の拡幅 16 22 25 有効活用が期待される法務局跡地 区 間 は、 道 路 管 理 者 で あ る 須 坂 建 設 事 務 所 が、 今 年度歩道段差解消に着手。 本年度行っている市道高 甫 南 原 線 に 引 き 続 き、 来 年度は市道太子町線に着 手する予定である。 須坂温泉あり方検討委員 会で出された課題は 産業振興部長 日帰り 客 と宿泊客の満足 度両立 の難しさ、第三セクター であるため行政等への事 務 的 負 担 増、 公 的 資 本 比 率が %以上のため、低 利の融資が利用できない などがあげられている。 8 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 小笠原 克夫 国民健康保険証 国民健康保険証を 毎年更新する理由は 県の指導で統一されている 質問 国民健康保険証 は 有効期 限が1年で毎年 更新されるが、ムダでは な い か と の 指 摘 が あ る。 そこで、発行にかかわる 年間経費と毎年更新する 理由。 健康福祉部長 年間経 費 は事務委託料を 含め約 2 8 1 万 7 千 円 余 り で、 更新については県の指導 で、すべての市町村で 月1日と統一されている。 また、国保の性格上、加 入・脱退の異動が激しい ことから、1年ごとの更 新により、重複加入等の チェックや医療費請求事 務の過誤の防止、国保税 の未納防止が図られる。 セカンドブッ クについて 51 質問 今年 は 国民読 書年、 活字離れ本離 れが叫ばれる。 人生の大きな 50 ジェネリック医薬品 発 医 薬 品 ) の 利 用 促 (後 進について 質問 ジェネリック医 薬 品の最 新の利用率と利 用率の推移、利用を促進 10 佐藤 壽三郎 中学卒業まで 医療費無料化を 中 長期的な展望 優先度等考慮し検討していく 質問 ①選定 委 員会で も議論 がなかった福沢 地区がなぜ適地 か②多様な委員 最終処分場建設 予定地は安心安 全か 質問 小布施・高山と、 ームも含め、計画的施設 全 国で中 学卒業あるいは 整備で待機者解消を図る。 高校卒業まで無料が急増。 須坂市も中学まで無料に。 地域を元気にする 市長 限られた財源の 景気・経済・雇用対策 中 で持続 可能な制度とし て、福祉の向上に寄与で 質問 全国で爆発的効 きるよう中長期的展望に 果 が評判 の、住宅リフォ 立ち、優先度も考慮し対 ーム事業の実施を。 象範囲の検討をしていく。 市長 地域活性化・公 共 投資臨 時交付金等活用 老後は安心の で公共工事を前倒し発注。 介護サービスの充実を 市内業者に喜ばれている。 わざわざ店等開設支援事 業等景気・経済・ 雇用対策は日頃 から取り組んで いる。 質問 孤独死、無縁社 会 、介護 殺人と高齢社会 をめぐる暗いニュースが 後を絶たない。負担軽減 策や特養ホームの増設等、 必要なサービスが利用で きる介護制度の充実を。 市長 年度からの第 5 期介護 保険事業計画策 定 に 向 け、 調 査 を 実 施。 実態把握に努める。社会 福祉法人が設置し、須坂 市民だけが利用できる地 域密着型特別養護老人ホ を募り改めて検討を③こ れまでと今後の費用。 市長 ①選定委員会の プ ロセス を踏まえ、須高 地区内での施設立地の可 能性を多方面から検討し、 旧土取場を候補地と選定 ②選定委員会のプロセス とノウハウを活かした行 政内部の再選定作業は十 分合理性がある③適地選 定委員会関係958万6 千500円。基礎調査3 28万6千500円。 土谷 フミエ 中学卒業まで医療費無料にして! 住民の願いが形となりつつある泉小路 する市長の考え方は。 市長 農業は国土や自 然 環境の 保全など非常に 大きな役目を担っている。 国策として進めてきた食 料自給率の向上や、農業 の持つ多面的な効果・機 能への影響を慎重に検討 し、日本農業が崩壊しな い施策を講じることが必 要である。 質問 TPPに参加し た 場合の 須坂市の試算は。 市長 県と同様の方法 で 、平成 年度の産出額 を基礎数値として、影響 額を試算すると約8%減、 金額では 億円程度の産 出額の減が想定される。 24 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成23年1月1日 第124号 9 18 5 子ども手当 質問 政府与 党 は子ど も手当 ての財源に、地 方負担を求める 思惑があるよう にうかがえるが。 市長 子ども 手 当は、 国が負 担すべきものと 考 え て い る が、 平成 年度に限 っては「やむな し」という気持 ちである。しかしながら、 市民の皆さんから多くの 要望をいただく中で、地 方と十分な協議もないま ま地方負担が継続されれ 医療保険制度改革 ば、苦しい財政状況をさ らに逼迫させるとともに、 質問 新後期高齢者医 事前の協議もない一方的 療 制度は 、現行制度の課 な政策の展開は、地方と 題を解消できるのか。 国の信頼関係を損ねるこ 市長 今後の新たな制 とになる。 度 は、高 齢者にとってわ か り や す い 制 度 で あ り、 農商工観振興 いつまでも適切な医療を 受けることができる医療 質問 日本がTPPに 制度であるように議論さ 参 加 す る こ と に つ い て、 れることを望む。 「日本農業が崩壊する」 一 方 で は、 「市場は閉鎖 できない」とする声に対 泉小路の平成23年度 道路整備の目標は 国の補助事業で社会資本整備総合 交付金の採択を得られるよう要望 22 級にしたい。しつけは大 切だが家庭事情により難 しい。しかし、しっかり とした納得した指導を心 がけていく。 質問 「本郷大塚古墳 は 現状保 存」の意見に対 する市の考えは。 市民共創部長 教育委 員 会の決定を尊重 する。 質問 現状の仮設周辺 は 早期に 改修すべきでは。 市長 保存会・地元に 相 談の上 進めていく。 学校教育の質的向上のため に学校図書館の活用を 読み聞かせ活動が積極的に行われ 読書意欲の高揚につながっている 島田 和子 質問 子どもたちの学 習 意欲低 下の現状は。 学校教育や教員の質を 高 めるために、地域との つ な が り を ひ ろ げ、 子 ど もの体験活動を多様にし さらに、交流活動をすす めたらどうか。 教育長 子どもの頃の 体 験活動は 、大人になっ てからの行動や意識に大 きく関係すると言われて いる。職業体験・職場体 験は、将来社会的に自立 していく上で大 変 重 要 な こ と。 この具現のため、 さまざま取り組 んでいる。 来年度からの 新 学習指導要領 に お い て も、 総 合的な学習の時 間は、重要な位 置を占めており、 地域の特色や人 材を活かした活 動を推進してい きたい。 市民のための 事業仕分けなのか 質問 公募による「市 民 判定人 」が採用されな かったが、市民の関心は ど う だ っ た の か。 今 後 も 継続するのか。またなぜ 再協議なのか、なぜ非公 開なのか。 市長 佐久市や小諸市 で 取り入 れ た「 市 民 判 定 人」はあえて取り入れな か っ た。 須 坂 市 が 事 業 仕 分けに求めたものは、事 業見直しのきっかけとな る 意 見 だ っ た。 市 民 の 関 心は高まったと思う。 事業仕分けは、今後外 部評価を充実して、事業 見直しの参考となる議論 をいただきたい。再協議 は当日の説明不足を解消 するために、補足の資料 を 示 し、 説 明 責 任 を 果 た したい。この経過は、公 表の際に市民に示す。 須坂のまちづくり 質問 今日まで取り組 ん できた 町並み保存のた めの修理修景事業の検証 と 年度新規事業の歴史 的建造物維持保存事業の 違いはなにか。 市長 外観は立派でも 内 部の利 活用が課題。新 規は建物選定の検討の計 画である。 10 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 死海の水廃棄決定に対する 市長の責任は 塩水自体は買っていないので 問題はない 質問 塩水活用のため ンターの次回選定は仕分 の 施 設 購 入 だ っ た の で、 け結果を考慮するのか。 当然責任問題になるはず。 産業振興部長 次回の 市長 指定管理者判断 選 定方法を含め検 討する。 な ので私 は問題ない。 質問 市長判断にて 須坂市の基本構想 「価 値 が あ り 利 用 す る 。 」 との条件で買った塩水施 質問 須坂駅前の夜間 設の使用見込みなしの決 治 安は市 の掲げるほんも 定は税金の無駄遣いであ のの安心安全地帯なのか。 ったとの反省はないのか。 市民共創部長 可能な 市長 指定管理者判断 か ぎり関係機関と 取り組 な ので私 には問題ない。 む。 質問 この塩水を市長 質問 市立となる特別 に 設 は 心苦し く思わないのか。 支 援学級 市長 思わない。 備・教員等に十 分なサポートの 事業仕分け結果対応 用 意 は あ る か。 また現教育にお い て「 し つ け 」 も学校・行政介 入しなければな らぬ所に来てい るのでは。 教育長 地域 の 子どもは 地域 で育てるとの理 想の特別支援学 質問 放課後子どもプ ラ ンの今 後の対応は。 教育次長 総合的な学 習 時間等への 変更予定。 質問 文化施設管理は 実 際に仕 分けできるのか。 市民共創部長 難しい が 市民案にて取り 上げた。 質問 ふれあい健康セ 23 石合 敬 死海の水は、やっぱり捨てるんだって 塩水だけに「水に流して終わり」って事ですか 本がみんなをまってるよ〜 行政は総合的なものと考えている 北澤 雄一 質問 現時点での最優 先 課題は 何か。 市長 子育て支援、教 育 ・福祉 の充実、市民生 活の基盤整備、産業の活 性化、雇用確保、環境保 全、 「エコパーク」 。 質問 もう少し絞り込 ん で説明 した方が、より わかりやすく、理解され るのでは。 市長 単純化は難しい。 行政側と議会・議員 太陽光発電特区提案とは 総務部長 すべての事 質問 先の6月議会で 業 に、何らか の改善の余 「SUZAKAグリーンエネルギー の 補正予 算案に、予算決 地があり、そのきっかけ 自立特区プロジェクト」を提出 算特別委員会が否決の判 をいただけた。 断をした。その時の市側 質問 今回の事業仕分 の対応はいただけなかっ け では、 大きな視点にな 質問 国は環境・エネ るもの。 た。議会も、市民生活に ら な か っ た が 、 事 業 補 助 ル ギ ー な ど 7 つ の 分 野 を 将 来的には農村エネル 責任あることを自覚して 金の適否やマンネリ化に 柱に、特に力を入れる ギ ーの自立化、太陽光発 の、議員個々の判断の結 ついても検討されたら。 の政策を「国家戦略プロ 電・小水力発電等の設備 果だ。もう少しお互いに 総務部長 補助金につ ジェクト」として打ち出 の開発、製造、建設等を 信頼関係をもって、対話、 い ては、基準 づくりと交 している。環境の分野で 通じ、エネルギー・環境 議論を深める必要がある。 付規則の改正、要項の見 は、再生可能エネルギー などの成長分野への展開 市長 補助金や助成金 直しで、改善が進んでい 市場の拡大などだが、須 を図り、業容の拡大、雇 を 活用し た事業が、だめ る。負担金と交付金につ 坂市にとってどのような 用の創出を通じた地域へ になってしまうことを心 いては、基準づくりの準 活 性 化 策 が 考 え ら れ る の の 貢 献 も 想 定 し た「 S U 配して、修正案の提出を 備をしている。 か。また、地球温暖化シ ZAKAグリーンエネル お願いしたもの。議会の 質問 何から何まで行 ンポジウムの席上「太陽 ギー自立特区プロジェク 判断自体は、真摯に受け 政 が面倒 を見られる時代 光発電特区の提案をして ト」を提出した。 止めている。議会との対 でもない。とかく行政だ いる」との発言があった さ ら に は、 太 話や議論は、必要不可欠 よりになりがちな傾向を が、具体的には。 陽 光発電の普及 のものと考えている。 あらため、市民の自助努 市長 この提案は、耕 及びC 排出権 力が尊重される社会へ向 作 放棄地 を活用し、ソー の管理を新たに 初めての事業仕分け かいたい。 ラー発電群施設と農業用 設立する民間団 総務部長 今回の事業 水路を活用した小水力発 体が中心的に担 質問 説明者も部長方 仕 分けは、外 部評価に引 電施設並びに空気熱・地 うことを想定し、 が 中心に なって、また仕 き継ぐ。市民、団体、企業、 中熱を利用したヒートポ 将来的には農村 分け人の方々も熱心に取 行政が、それぞれ役割を ンプによる高断熱ハウス エネルギーの自 り組まれ、大変好感をも 分担しながら、まちづく 数 棟 か ら な る 試 験 施 設 立化、太陽光発 った。広く公開でやった りを進めていくことが大 ( ス マ ー ト フ ァ ー ム ) を 電・小水力発電 ことを評価したい。 切だと考えている。 設置し、ぶどうにおける 等の設備の開発、 判定は要改善が大半だ 周年栽培の有効性を実証 製造、建設等を っ たが。 して、これをモデルに地 通じ、エネルギ 域への普及を図ろうとす ー・環境などの 成長分野への展開を図り、 雇用の創出を図ろうとす るもの。 ま た、 こ の 取 り 組 み に 必 要な特例・支援措置と し て、 耕 作 放 棄 地 や 農 業 用水路を利用した太陽光、 小水力発電売電、直売所 等 に か か る 制 度 見 直 し、 施設の設置や運営の補助 制度の創設、固定資産税 の減免制度創設などを提 案した。 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成23年1月1日 第124号 11 田中 章司 小学校に設置された太陽光発電 最優先課題が多すぎるのでは 21 O2 道 へ 接 続 を 考 え て い る。 しかし流域との調整はま だしていない。 質問 埋立物の搬入経 路 は大方 決まっているか。 市長 まだ申し上げる 段 階では ない。なぜかと 言えば、公表すると地域 住民に不安を与える。 質問 地域貢献とは。 市長 処分場 を 造 る こ と で、 地域から迎えら れるようにする のが地域貢献で ある。具体的に 申 し 上 げ る と、 防災面、景観面、 自然復旧面にお ける地域貢献の 可能性である。 質問 東地区 は 上流に 位置し、 水源のもとであ る。その上流に あたる場所へ建 設 す る こ と に、 下流域の皆さん の理解は得られるか。 市 長 市 民 の 皆 様 に、 講 演会や 先進地視察、各 種会議での説明、市報等 を通じ広報など様々な取 り組みをしてきた。鮎川 流域の皆様には、今後も 適切な時期に必要な説明 会を行っていく。 須坂市農業のさらなる発展を 市民の力で基本計画を 見直し活性化をはかる 質問 市民の力を結集 し てつく った「食と農の 基本計画」は5年を経過 した。この間須坂市農業 はどう変ったか。現状と 課題は何か。 市長 農業生産額も農 家 戸数も 減 少 し た。 し か し、農地貸借下限面積 aへの緩和、市民農業大 学校創設、伝統野菜の普 及、果樹の新品種導入に よる産地ブランドの創出、 地産地消の推進などで見 永井 光明 10 km るべき成果が あった。 質問 TP P をどう 評価 するか。 市長 現段 階 では農 業振 興との両立は 困難だ。須坂 市への影響は 5 億 円 の 減。 りんご、ぶど う等果樹への 影響を含める とこれでは収 まらない。国 へは慎重な検 討をお願いしたい。 質問 安全な農産物の 生 産、有 機減農薬農業を どう発展させるか。 市長 エコファーマー は 300 人目標を上回っ て 千 人 以 上 が 認 定 さ れ、 市中2番目。今後は須 坂の農産物は安全だとい うことをもっと内外に広 め、りんご買うなら信州 須坂産と、ブランド力を さらに高めていきたい。 質問 地産地消、加工・ 付 加価値 化をどう広げて いくか。 市 長 地 産 地 消 は、 学 校 、保育 園給食の地場産 「食と農の基本計画」の先駆となった「うまいもん祭」 農産物の使用、直売所の 設 置、「 う ま い も ん 祭 」 や郷土食のレシピ作成な ど食育事業、農家農業者 によるワイン製造の事業 化など前進している。今 後さらにフルーツスイー ツや加工農産物など新商 品開発に向けて支援を強 化していきたい。 質問 グローバリズム に 抗して 須坂市農業をど う 発 展 さ せ る か。「 食 と 農の基本計画」見直しを どうするか。 市 長 市民の力を結集 画を見直し、さ し て基本計 らに市農業を発展させる。 12 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) エコパーク候補地について 80 宮本 勇雄 エコパーク候補地 適時に必要な説明会を行っていく 質問 周辺1 以内に あ る住宅 の戸数は。 市長 280戸。 質問 地すべり区域は 既 定され ているが、すべ り面はどの位置か。 市長 東側部分。 質問 高速道に使用さ れ た土砂 の優位性は。 市長 東日本高速道路 株 式会社 長野管理事務所 に問い合せしたが、土質 に関する調査資料は確認 できなかった。 質問 土取量はどの位。 市長 平成4年から6 年 にかけ て、高速道用と して約 万㎥である。 質問 米子の時に行っ た 調査項 目との相違は。 市長 除外した農用地 区 域 や 3 未 満 の 土 地。 二次評価において、新た に地域貢献を加えた。 質問 浸出水は下水道 へ 接続と 説明されていた が、流域の見解は。 市長 私としては下水 ha 19 いる④輝いていると思う ⑤連帯感が薄い印象はな い。 議会の窓 市議会活性化委員会で は、平成 年8月に「議 議会の動きを お知らせします 明書・予算案の概要資 料を配布すること。 請願者・陳情者の希望 により参考人制度とは 別に、趣旨説明が行え る場を確保し制度化を 図ること。 委員会における委員外 議員は質疑のみとの慣 例を徹底すること。 2 早期に活 性化すべき 事項として 今後実施す べき項目 試行として 本委員会が 行った本会 議での傍聴 者アンケー トは正式に 議会主催と し継続する。 3 長期にわたり検討す べき項目 論すべきとする。 検討する中において議 会基本条例等について 者側の反問権容認は議 一般質問における理事 (1) る。 議論を深めるべきとす についても議員同志で 会の役割、議員の役割 るものとする。また議 性から今後も更に続け 調査・研究はその必要 議会基本条例に関する (2) 制度を含む条例制定をめ ざすべきだ。 市長 ①既にリーダー は いる② 既に取り組まれ ている③既に実施してい る④必要性を感じない。 なぜ観光に取り組むのか 会情報の更なる公開と市 民要望を踏まえ、市民に 信頼される議会の構築の ため、更なる議会改革の 推進に必要な調査・研究・ 協議・調整を行なう」こ とを目的に発足して以来、 回にわたり協議を重ね てきた。 月)したが、 委員会傍聴者へ議案説 (2) なぜ予算編成過程を 公開しないのか 質問 ①2月中旬では 予 算編成 過程の公開に当 たらない②なぜ各部局の 予算編成に向けた考え方 の説明ができないのか③ 阿部知事は予算編成過程を 公開しているではないか。 市長 ①事業を検討し て いる段 階だ②できない と判断した③今年度以降 は見送りたい。 質問 ①観光の目標は 何 か検証 すべきだ②イベ ントや首長のトップセー ルスは無駄ではないか③ 地域の暮らしを魅力的に することが観光振興だ。 市長 ①農商工観の連 携 をして いる②必要に併 せ実施している③既に取 り組んでいる。 年 こ の 間、「 早 期 に 活 性 化すべき事項」について 報告( 最終報告として「活性化 月 日に すべき事項の検討結果報 告書」を昨年 議長へ提出した。 1 早期に活性化すべき とし既に実施した項目 報告の主な内容は次の とおり 15 自治基本条例は 「わがまち」の 憲法だ 質問 ①地域 の リーダ ーを担 いうる人材育成 に力を入れるべ きだ②人口減少 社会を見据えパ ートナーシップ のまちづくりを 進めるべきだ③ 情報公開等ハー ドルが高いと考 える④住民投票 11 市民の視点をビジョンとした 善財 文夫 質問 ①市民と行政が 対 等平等 のルールづくり が必要ではないか②行政 を市民の上に置いていな いか③執行部と異なった 意見でも耳を傾けるべき だ④市民一人ひとりは輝 いているか⑤市民の連帯 意識の醸成はどこまで進 んだのか。 市長 ①共創の理念で 取 り組ん でいる②市民の 協力が必要だ③市民の目 が届きやすい運営をして 21 11 (一般質問の記事と写真は、 提出者の原稿のとおり掲載しています。 ) 平成23年1月1日 第124号 13 21 (3) (1) 12 (1) 第五次基本構想に市長マニフェストは どの程度盛り込んだか イベントは観光の起爆剤となるか 11 月 15 日正副委員長が正副議長に報告 10 16 ウムで宇宙の物語を鑑賞 した。 議会林活議連 間伐で森林整備、環境保全を 伐作業の現地を視察した。 り組み、山岸氏から須坂 エコライフネットワーク の 取 り 組 み が 報 告 さ れ、 地球温暖化防止対策 市民も交えて温暖化を防 議員連盟学習会 止するにはどうしたらよ いかを論議した。 市議会地球温暖化防止 対 策議員連盟は全議員で 組織し、防止対策の調査 研究と政策提言の可能性 を追求している。 市議会の今後の予定 だからこそ二元代表制 の 一方の議会は、行政の チェックだけでなく、民 主主義にとって一番大事 な意思決定の場・議会に 市民の参加を求め、議論 を通じて市民的合意をつ くり出す場にしなければ ならない、と説いた。好 評な研修会であった。 3月定例会 開会 ・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・2月23日(水) 代表質問・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・3月1日(火) 一般質問・・ ・ ・ ・ ・3月2日(水)〜4日(金)、7日(月) 常任委員会等審査・・・・・3月8日 (火) 〜11日(金) 14日(月)、15日(火)、18日(金) 閉会 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・3月23日(水) 11 21 in 月 日、須坂市地球 去 る 月 2 日、 森 林・ 温 暖化防止推進協議会の 林 業・林産業活性化促進 主催で「阿部知事と語ろ 議員連盟の総会、研修会 う・私たちに出来る事… を開催した。 年…地球温暖化防止シ ンポジウム 須坂」が開 かれ、議会地球温暖化防 止対策議員連盟も本年度 の研修に位置づけて参加 した。 阿部知事は基調講演で、 球 温 暖 化 防 止 と 行 政 「地 の役割」として、なぜ温 暖化がおこるのか、その メカニズムと現状及び県 の対策などを提起した。 シンポジウムでは、井 上 副市長から須坂市の取 平成 年度の事業報告 及 び平成 年度の事業計 画案について審議し、了 承した。その後、長野森 林組合関野文夫須高支所 長による視察研修の事前 説明を受けた。搬出間伐 にかかわる機械と間伐方 法、間伐で使用している 補助事業、平成 年度支 所別間伐事業量、間伐材 の基本的な木取りパター ン 等 の 予 備 知 識 を 得 て、 市内豊丘の洞入地域の間 22 ▲文芸協のご協力による議場の花 一般質問通告要旨は2月25日以降地域公民館等にあります。 11 21 22 北信3市議員研修交流会 26 10 議員研修会 月 日、本年度2回 目 の議員研修会を前我孫 子市長福嶋浩彦氏を招い て開催した。 テーマは 「地 域主権と議会の役割」で、 小布施町、高山村の議員、 一般市民にも参加いただ いた。 福嶋氏は、国政におけ る 民主主義は国民が自ら 権力を行使するのではな く、国会を通じて行使す るのに対して、地方自治 における民主主義は住民 も直接権力を行使するこ とができる直接民主制を ベースにしたもので、住 民は議会を解散させるこ とも議員をリコールする こともでき、条例案をつ くって直接請求すること もできる。 北信3市議会議員研修 会 は 月 日、中野市の 北信濃ふるさとの森文化 公園内で開かれ、中野市 立博物館長の中島庄一氏 から「中野市立博物館に ついて」と題しての講演 を聴いた。 大英博物館に展示され た こともある縄文時代の 土偶を所蔵、チンポウゲ の群生地を抱えるなどし て特色のある博物館を目 指す同館について、中島 館長は「教育普及活動や 調査研究活動、博物館資 料の保存活動に努め、市 民が主人公の博物館、常 に成長する博物館を目指 しています」と説明して いた。また、北信地区で 最大とされるプラネタリ 10 ■■■ 平成21年12月、 平成22年3・6・9・12月定例会本会議をインターネットで録画配信中 ■■■ 編 集 後 記 あけましておめでとう ご ざいます。 新年早々ではあります が 、 私 達 議 員 の 任 期 も、 残す所あとひと月余とな りました。皆それぞれに 次へ向けての熱い思いを 抱いて、新しい年を迎え ています。 現委員会による最後の 議 会報を、無事お届けす ることができました。あ わただしい中、編集にご 協力いただき、ありがと うございました。 いま、地方分権、地域 主 権が叫ばれている時代 です。そんな中で、議会 も議員も、あらためてそ の在り方や役割が、問い 直されています。 議 会 や 議 員 の 活 動 を、 よ り身近に、わかりやす くお伝えできればと願い つつ、引き継ぎ致します。 (北澤) 市議会広報特別委員会 委 員 長 田中 章司 一 副 委 員 長 北 澤 雄 委 員 小笠原 克夫 堀内 孝人 土 谷 フ ミエ 島 田 和子 14
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