JA全厚連情報

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(毎月 1日・11 日・21 日 発行)
№910 2010 年4月1日
目
□
次
改正労基法、医師・看護師確保策について情報交換 ...................
1
人事・労務管理研究会を開催
□
賃金4年連続の減尐、前年比 1.5%減 ................................
2
厚労省、平成 21 年賃金構造基本統計調査結果
□
常勤看護職員の離職率、5年ぶりに減尐 .............................
4
日看協、2009 年病院における看護職員実態調査・看護職員需給状況調査
□
介護施設の防火対策調査を開始 .....................................
5
総務庁消防庁、厚生労働省等
通信員だより
平成 22 年度新採用職員入会式・合同研修会を開催(JA茨城県厚生連)
骨盤底筋を鍛えよう!第 8 回ファミリー医学講座「女性の悩み・尿漏れについて」
(伊勢原協同病院)
佐久総合病院看護専門学校で卒業式・閉科式(佐久総合病院看護専門学校)
老健もえぎでマグロの解体ショー(北信総合病院老人保健施設もえぎ)
最新の生化学自動分析装置稼動並びに検査室のリニューアル式典について(JA福井県厚生連)
看護の道へ旅立つ ~看護学校卒業式が行われる~(静岡県厚生連看護専門学校)
生活習慣病検診車を更新(JA香川厚生連)
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お知らせ
◇会議日程
全国厚生農業協同組合連合会
JA全厚連
〒100-6827 東京都千代田区大手町 1-3-1 JAビル
TEL(03)3212-8000 FAX(03)3212-8008
E-Mail: [email protected](監理室)
http://www.ja-zenkouren.or.jp
編集責任者 瀧 幹男
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№910 2010 年4月1日
改正労基法、医師・看護師確保策について情報交換
人事・労務管理研究会を開催
本会は3月 17 日、東京・JAビルにおいて、人事・労務管理研究会を開催し、
16 会員から 21 名が出席した。
本会の瀧幹男・理事兹参事の挨拶に続き、
「改正労働基準法・育児介護休業法
の概要」をテーマに後藤信夫氏(社団法人JA総合研究所経営相談部主席研究
員)が講演した。
「改正労働基準法」(平成 22 年4月1日施行)は、長時間労働を抑制し、労
働者の健康確保や、仕事と生活の調和がとれた社会を実現する観点から、労働
時間に係る制度(割増賃金引き上げ、年次有給休暇の時間単位取得等)につい
て見直しを行うもので、また「改正育児介護休業法」
(平成 22 年6月 30 日施行)
は、男女ともに子育て等をしながら働き続けることができる雇用環境を整備す
るための見直しで、子育て期間中の働き方の見直し、父親も子育てできる働き
方の実現、仕事と介護の両立支援が主な改正点で、後藤氏は就業規則の規定例
などを示し、それぞれの概要と留意点について説明した。
講演終了後、改正労基法に対する対応、医師確保・看護師確保等の取組みに
ついて情報交換を行った。改正労基法対応では、1ヶ月に 60 時間を超える時間
外労働の割増率を 50%に引き上げることや、時間外勤務時間の抑制に取り組む
ことなどが報告された。
医師確保の取組みとして、研修医確保では意見交換会や交流会の開催、病院
見学会の実施が、研修医以外では大学医局との連携強化が挙げられた。また、
女性医師が働きやすい就労環境の取組みとして、時間短縮、勤務日短縮、当直
免除の実施・検討について報告された。
看護師確保の取組みでは、離職防止として短時間正規雇用やフレックスタイ
ムの導入、新卒看護師対策として奨学金制度やホームページの活用、研修制度
の充実としてクリニカルラダー導入や認定看護師育成体制の整備などが報告さ
れた。また、現在、厚生連病院 42 箇所にある院内保育所では、保育所を整備し
たことで離職防止に繋がっているとの報告がなされた。
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№910 2010 年4月1日
賃金4年連続の減尐、前年比 1.5%減
厚労省、平成 21 年賃金構造基本統計調査結果
厚生労働省はこのほど、
「平成 21 年賃金構造基本統計調査結果」
を公表した。
これは、建設業、製造業をはじめ医療・福祉、サービス業など全国 16 大産業の
78,431 事業所のうち、46,080 事業所の常用労働者の平成 21 年6月分の賃金等
(賞与、期末手当等特別給与額については平成 20 年1年間)を調査し取りまと
めたものである。
それによると、平成 21 年(6月分)賃金は 294.5 千円(平均 41.1 歳・勤続
11.4 年)で前年と比べて 1.5%減尐した。減尐は4年連続となる。男女別にみ
ると、男性は 326.8 千円(平均 42.0 歳・勤続 12.8 年)
、女性は 228.0 千円(平
均 39.4 歳・勤続 8.6 年)で、前年と比べて男性は 2.1%減尐し女性は 0.8%増
加した。
「企業規模別」では、大企業(常用労働者 1,000 人以上)は 377.9 千円で4
年連続減尐し、平成7年以来 14 年ぶりの 37 万円台、中企業(同 100~999 人)
は 316.2 千円で平成6年以来 15 年ぶりの 31 万円台、小企業(同 10~99 人)は
286.7 千円で平成4年以来 17 年ぶりの 28 万円台となった。
「産業別」で賃金が最も高いのは、男性が金融業、保険業(468.1 千円)
、女
性が教育、学習支援業(306.5 千円)となった。一方、最も低いのは男性が運
輸業、郵便業(261.7 千円)、女性が宿泊業、飲食サービス業(186.9 千円)と
なった。
「雇用形態別」では、正社員等(正社員・正職員)が 310.4 千円(平均 40.6
歳、勤続 12.2 年)、正社員等以外が 194.6 千円(平均 44.2 歳・勤続 6.4 年)で
あった。男女別にみると、男性は、正社員等が 337.4 千円(前年比 2.3%減)
、
正社員等以外が 222.0 千円(同 0.9%減)
、一方、女性は、正社員等が 244.8 千
円(前年比 0.4%増)、正社員等以外が 172.1 千円(同 0.9%増)であった。
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№910 2010 年4月1日
表
性別賃金、前年増減率の推移
男 女 計
賃 金(千円)
平成元 年
5
9
13
17
18
19
20
21
男 性
対前年増減率(%)
241.8
281.1
298.9
305.8
302.0
301.8
301.1
299.1
294.5
4.3
2.1
1.1
1.2
0.1
-0.1
-0.2
-0.7
-1.5
図
6.0
賃 金(千円)
女 性
対前年増減率(%)
276.1
319.9
337.0
340.7
337.8
337.7
336.7
333.7
326.8
賃 金(千円)
4.4
2.0
0.9
1.2
1.2
0.0
-0.3
-0.9
-2.1
対前年増減率(%)
166.3
197.0
212.7
222.4
222.5
222.6
225.2
226.1
228.0
3.9
2.2
1.5
0.8
-1.4
0.0
1.2
0.4
0.8
性別賃金、対前年増減率の推移
(%)
表
主な産業、性、賃金、対前年増減率
5.0
男女計
男性
4.0
女性
3.0
2.0
1.0
0.0
平成元年
3
5
7
9
11
13
15
17
19
21
-1.0
-2.0
-3.0
表
企業規模別・性別賃金、対前年増加率
大企業
中企業
小企業
賃金(千円)
男 対前年増加率(%)
性 平均年齢(歳)
勤続年数(年)
377.9
-1.0
41.3
15.6
316.2
-2.6
41.5
12.2
286.7
-2.8
43.3
10.7
賃金(千円)
女 対前年増加率(%)
性 平均年齢(歳)
勤続年数(年)
251.6
0.2
37.7
9.5
229.5
1.8
39.2
8.1
207.8
0.0
41.0
8.3
表
建設業
製造業
主な産業別・性別賃金、対前年増減率
情報通信業
運輸業、
郵便業
卸売業、
小売業
金融業、
保険業
学術研究、専
生活関連サー
宿泊業、飲食
教育、
門・技術サー
ビス業、娯楽
サービス業
学習支援業
ビス業
業
医療、福祉
サービス業(他
に分類されな
いもの)
賃金(千円)
男 対前年増加率(%)
性 平均年齢(歳)
勤続年数(年)
331.9
0.3
43.9
13.2
315.1
-2.1
41.3
14.7
384.7
1.3
38.1
12.1
261.7
-8.1
45.6
11.5
334.2
-3.6
41.1
13.3
468.1
1.0
42.0
15.4
393.2
0.2
40.7
12.3
268.9
-2.9
39.5
8.3
285.1
-0.9
38.4
8.7
448.9
2.7
46.4
14.1
351.6
-2.6
39.4
8.2
271.7
-0.4
44.6
8.9
賃金(千円)
女 対前年増加率(%)
性 平均年齢(歳)
勤続年数(年)
217.9
0.6
42.2
10.3
196.6
-0.6
41.8
10.9
277.1
1.4
34.6
8.5
202.9
-1.4
40.1
7.9
218
1.1
38.2
8.5
258.4
-0.3
38.7
9.8
271.4
2.9
36.3
8.5
186.9
-0.2
40.3
6.5
207.7
0.9
37.5
7.1
306.5
3.1
37.9
9.6
243.8
-0.0
39.4
7.5
206.1
3.8
39.6
5.7
【出典】
「平成 21 年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況」(厚生労働省)
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№910 2010 年4月1日
常勤看護職員の離職率、5年ぶりに減尐
日看協、2009 年病院における看護職員実態調査・看護職員需給状況調査
社団法人日本看護協会はこのほど、
「2009 年病院における看護職員実態調査」
「2009 年病院における看護職員需給状況調査」結果を公表した。
看護職員実態調査は、日本看護協会会員1万 2,311 人を対象に行われ、有効回
収数は 4,815(有効回収率 39.1%)
。また、看護職員需給状況調査は、全国の病
院の看護管理者を対象に行われ、有効回収数 3,495(有効回収率 39.7%)
。
これによると、常勤看護職員の離職率は 11.9%で、前年度調査と比較して 0.7
ポイント減尐し、5年ぶりの減尐となった。新卒看護職員の離職率は 8.9%で、
前年度調査と比較して 0.3 ポイント減尐した。立地別にみると常勤看護職員、新
卒看護職員とも「政令指定都市・東京 23 区」で 14.6%、9.5%と全国平均と比
較して高く、
「それ以外の地域(政令指定都市・東京 23 区、過疎地域以外の市町
村)」
、
「過疎地域」の順で低くなり、前年度調査と同様の傾向となった。入院基
本料別にみると、新卒看護職員の離職率については、7対1病院 8.3%、10 対1
病院 10.7%で、看護配置が手厚い病院ほど離職率が低い結果となった。
職場における悩み・不満については、
「医療事故を起こさないか不安である」
が 61.6%で最も多く、次いで「業務量が多い」
(57.9%)
、
「看護業務以外の雑務
が多い」
(57.8%)
、
「新人指導や委員会参加など求められる役割が多い」
(55.6%)
の順となった。年齢別にみると、20 代、30 代では、
「医療事故を起こさないか不
安である」が最も多く、特に「20~24 歳」では 81.1%に上っている。
夜勤の状況については、何らかの形で夜勤を行っている看護職員は約7割
(73.1%)に上り、未就学児がいる層でも約6割(59.5%)が夜勤を行っている。
短時間正職員制度について「知っていた」は全体で 38.7%。年齢別にみると、
「知
っていた」は「20~24 歳」で 17.3%、
「25~29 歳」で 29.3%であり、若年層で
は認知度が低くなっている。現在、短時間正職員制度を利用しているのは 0.8%
にとどまっているが、今後、職場で短時間正職員制度が導入された場合には「利
用したい」が 39.5%に上っている。短時間正職員制度を利用したい理由として
は、
「出産・子育て」が 55.1%で最も多く、次いで「自分の健康管理」が 41.2%
であった。
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№910 2010 年4月1日
介護施設の防火対策調査を開始
総務庁消防庁、厚生労働省等
3月 13 日未明に発生した、北海道札幌市の認知症高齢者グループホームにお
ける火災を受け、総務省消防庁と厚生労働省は3月 18 日付けで、介護保険施設
などでの防火対策の実態調査を実施するよう、各都道府県などに通知した。
このうち消防庁は、全国の認知症高齢者グループホームと、延べ床面積 1,000
㎡未満の介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、老人短期入所施設、重症心
身障害児施設などに対して調査し、スプリンクラーや自動火災報知設備など消
防用設備の設置義務の有無や、消防法令の違反状況などを調べる。回答期限は
4月 20 日。
厚生労働省は、認知症高齢者グループホームを対象に調査を実施。スプリン
クラーなど消火設備の設置状況や、非常災害に関する具体的計画の策定状況の
ほか、併設施設の種別や入所者の要介護度、夜間の勤務体制を含む人員配置状
況などを調べる。回答期限は4月9日。
このほか国土交通省は、認知症高齢者グループホームについて、建築基準法
令に関する違反がないかどうか緊急立入検査等を行う。
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№910 2010 年4月1日
平成 22 年度新採用職員入会式・合同研修会を開催
(JA茨城県厚生連)
JA茨城県厚生連(市野沢弘・代表理事会長)の平成 22 年度新採用職員入会
式・合同研修会が3月 10 日、茨城県JA会館で行われました。
この入会式・合同研修会は、厚生連職員としての自覚を養い、また、医療従
事者としての社会的使命感を身に付けるため開催され、
平成 22 年度採用予定の
看護師・薬剤師・理学療法士・事務職など約 200 名の採用予定者が参加しまし
た。
冒頭、宮本幸男茨城県厚生連専務は「これまでに培ってきた知識と技術を基
礎として、より専門的、人間的で、かつ質の高い医療者を目指し、さらなる研
鑽を重ね、活躍していただくことを期待しております」と激励しました。
研修会では厚生連の組織、事業概要、病院職員としての心得などの講義が行
われ、真新しいスーツに身を包んだ新人職員は真剣な表情で講義に聴き入って
いました。
参加した新採用職員の
一人は「いよいよ病院職
員となる実感が湧いてき
ました。早く一人前の仕
事が出来るように頑張っ
ていきたいと思います」
と語りました。新採用職
員らは4月から県内6ヶ
所の厚生連病院で医療者
としてのスタートを切り
新採用職員らを前に挨拶する宮本幸男茨城県厚生連専務
ます。
(赤津俊光通信員)
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№910 2010 年4月1日
骨盤底筋を鍛えよう!
第8回ファミリー医学講座「女性の悩み・尿漏れについて」
(伊勢原協同病院)
JA神奈川県厚生連・伊勢原協同病院(別所隆院長)では、病気と医療につ
いてわかりやすく解説し、病気の治療や予防について知識を深めてもらうため
に、地域の皆さんを対象にした公開講座を開催しています。
1月 23 日(土)には、平成 21 年度第8回目のファミリー医学講座を開催しま
した。
第8回目は、
3階病棟(産婦人科病棟)
の横山紀代美副師長が「女性の悩み・尿
漏れについて」と題し、講演しました。
女性の気になる症状ということもあり、
23 名の参加がありました。
横山副師長は、まず配布した「チェッ
クシート」の記入を参加者にお願いし、
その内容を確認しながら排尿の仕組みや
尿漏れの症状、症状別の対応を資料や模
型を使って説明しました。
予防法の一つである骨盤底筋を鍛える
運動を、3階病棟の浅岡看護師と一緒に
参加者の皆さんが実践しました。
参加者からは、「実際に体操をしてみ
たり、説明も(生活の中に取り入れやす
い方法で)とても良かったと思います」
「今回のような女性特有の事例とか、外来では相談しにくいというか、どこに
相談して良いのかわからない内容はテーマの選択にとても重要だと思います。
とても勉強になりました」といったご意見をいただきました。
(八木清崇通信員)
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№910 2010 年4月1日
佐久総合病院看護専門学校で卒業式・閉科式
(佐久総合病院看護専門学校)
JA長野厚生連・佐久総合病院看護専門学校(夏川周介学校長・佐久総合病
院長)は3月3日、第一科 48 期生 87 人と第二科 40 期生5人の卒業式を行いま
した。
夏川学校長は一人ひとりに卒業証
書を手渡し「今日を迎えることがで
きたのは、多くの人の支えがあって
のこと。謙虚な気持ちを忘れずに、
医療現場に立ち向かっていってほし
い」とあいさつし、同厚生連の盛岡
正博理事長は「命にかかわる看護師
夏川学校長から卒業証書を受け取る卒業生
という仕事を第一に考え、それに合
わせて生活をしてほしい。これから
一生の仕事として頑張っていってほ
しい」と卒業生にエールを送りまし
た。
卒業生を代表して竹内純恵さんは
「思いやりと丁寧さを忘れずに、看
護師への情熱を持ち続け質の高い看
涙ぐむ卒業生の姿も見られました
護を提供したい」と抱負を述べまし
た。
同校では、昨年度から2年制の第
二科の募集を停止しており、40 期生
5人が最後の卒業生となりました。
3月6日には閉科式が行われ、O
B・OGや在校生などが 41 年の歴史
を振り返りました。
閉科式にはたくさんのOB・OGが出席しました
(西澤早織通信員)
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№910 2010 年4月1日
老健もえぎでマグロの解体ショー
(北信総合病院老人保健施設もえぎ)
JA長野厚生連・北信総合病院老人保健施設もえぎ(下山丈人施設長)は3
月3日、同施設でマグロの解体ショーを行いました。利用者さんに尐しでも楽
しんでいただきたいと初めて企画され、約 90 人が参加しました。
宮城県内で3月1日に水揚げされた 28kgのメバチマグロを、マグロ解体専
門の新井誠吾さん(佐久市・八風水産市場)がおいしいマグロの買い方などの
説明をしながら解体をしました。
参加した利用者さんからは「解体ショーを生まれて初めて見た」
「実においし
そうだ」などの声が聞かれました。同施設の下山丈人施設長は「来年度もさま
ざまな行事を行なっていきたい。こうした活気ある行事を通して、利用者さん
の心や身体の回復に役立てば嬉しい」と話しました。
利用者さんの目の前で繰り広げられた解体ショー
(西澤早織通信員)
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JA全厚連情報
№910 2010 年4月1日
最新の生化学自動分析装置稼動並びに検査室のリニューアル式典について
(JA福井県厚生連)
JA福井県厚生連(岩佐勢市・代表理事理事長)はこのほど、日本電子製の
最新鋭生化学自動分析装置を導入し、3月 16 日(火)に検査室のリニューアル
と併せて稼動式を執り行いました。
今回導入した分析装置は、福井県内初となるもので、従来の機器に比べ分析
性能が非常に高く、処理結果のスピード化が図られる等の特徴があり、今後の
精度管理向上に期待がもたれます。
本会検査室にて行われた稼動式において、
山田俊臣経営管理委員会会長が
「こ
れからも組合員並びにJA役職員等の健康管理活動の一層の取り組みと、今後
とも精度の高い血液分析に努めていただきたい」と挨拶しました。
これに対し、本会職員を代表し検査室管理者である伊藤課長より、分析装置
の更新及び検査室のリニューアルに対する御礼と、
「今後とも精度の高い検査を
継続させ、組合員や地域住民の負託に応えていきます」と力強く決意を述べま
した。
その後、山田会長が自動分析装置のスタートボタンを押して検査室のリニュ
ーアルを祝いました。
最新鋭の生化学分析装置
(竹内弘之通信員)
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JA全厚連情報
№910 2010 年4月1日
看護の道へ旅立つ
~看護学校卒業式が行われる~
(静岡県厚生連看護専門学校)
静岡県厚生連看護専門学校(森川友子学校長)では3月5日(金)
、第 38 回
卒業式を山本修代表理事理事長やJAとぴあ浜松田端敬一経営管理委員会会長
をはじめとする来賓、保護者や在校生他関係者が見守る中、厳かに行われた。
式では山本理事長や来賓の祝辞が述べられた後、森川学校長が、卒業生一人
ひとりに卒業証書を手渡しました。
卒業生を代表して鈴木緑さんが、
「たくさんの思い出が詰まった学校を離れる
ことに寂しさを感じますが、これからは新たな環境で看護を提供していくこと
になります。自分の未熟さゆえに苦難の壁にぶつかることも多くあると思いま
すが、そんな時には、この三年間の学びを思い出し、前向きに一つひとつ壁を
乗り越えていきたい」と誓いを述べました。
卒業生は、4月から静岡県厚生連の各病院で看護師として勤務することにな
ります。
(井上真通信員)
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JA全厚連情報
№910 2010 年4月1日
生活習慣病検診車を更新
(JA香川厚生連)
JA香川厚生連(長尾省吾・代表理事理事長)ではこのほど、健診活動の効
率化と受診者サービスの向上のために健康管理センターかがわの生活習慣病検
診車を最新式の車両に更新しました。
この検診車は、JA香川厚生連に健診を委託している財団法人日本成人病予
防会が競輪の補助金を受け、整備したものです。今回導入した検診車は、狭い
検診車内でも効率よく検診できるよう機器を配置し、車内でほとんどの検診項
目を実施することが可能な総合検診車であり、高度かつ効率的な巡回検診を行
うことができます。特に被爆量も尐ない高精細ラジオグラフィー装置を備えた
最新式の胃胸部併用X線テレビ装置は、より鮮明なデジタル画像が処理できる
高性能なもので質の高い検査ができます。
同センターでは、この検診車の運用により生活習慣病予防健診等を積極的に
推進し、組合員および地域住民のニーズに応えた高度で質の高い健診活動を展
開していく予定です。
更新された生活習慣病検診車
(杉尾維亮通信員)
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JA全厚連情報
№910 2010 年4月1日
□会議日程
4月15日(木) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
4月16日(金) 経営管理委員会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
5月14日(金) 理事会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
5月20日(木) 常勤役員・参事会議 13時から
6月 3日(木) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
6月 4日(金) 経営管理委員会 15時から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
7月 8日(木) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
7月 9日(金) 経営管理委員会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
7月28日(水) 通常総会 11時から
9月16日(木) 理事会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
10月14日(木) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
10月15日(金) 経営管理委員会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
11月10日(水) 会長会議 13時から
11月17日(水) 常勤役員・参事会議 13時から
11月26日(金) 理事会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
12月16日(木) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
12月17日(金) 経営管理委員会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
平成23年
1月19日(水) 理事会 13時から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
1月27日(木) 常勤役員・参事会議 13時から
2月 3日(木) 会長会議 13時から
2月 9日(水) 理事会議 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
2月10日(木) 経営管理委員会 10時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
3月 3日(木) 臨時総会 11時から
3月16日(水) 理事会 15時30分から(東京・大手町・JAビル27階「全厚連会議室」)
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