国際水路機関条約改正議定書の国会承認について - 海上保安庁 海洋

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海洋情報部技術・国際課
課長補佐
電
話
藤田
雅之
3541-3813
平成18年5月10日
海 上 保 安 庁
国際水路機関条約改正議定書の国会承認について
本日、国会において、国際水路機関(IHO)条約改正議
定書の締結が承認されました。
この議定書は近年のIT等の技術開発がもたらした水路分野
の様々な変化に対応するため、IHOの意思決定の迅速化を図
り、組織改正等を行うものとして平成17年4月モナコにおい
て採択されたものです。
海上保安庁は、今後国際水路社会を通じて、全世界の海図の
改善に一層貢献していきます。
平成18年4月11日に衆議院本会議において承認された国際
水路機関(IHO)条約改正議定書の締結は、本日参議院本会議
において承認されました。これにより政府は本議定書を締結する
こととなります。
この議定書は、平成17年4月にモナコ公国で開催された第3
回臨時国際水路会議において採択されたものであり、IT等の技
術開発がもたらした水路分野の様々な変化に対応するため、IH
Oの意思決定の迅速化を図り、組織改正等を行うものです。
我が国は、水路業務の重要度に鑑み、今回の機構改革にあたっ
ては、その事前検討を行った戦略計画会議の副議長を西田英男氏
(元海上保安庁海洋情報部長)が務めるなど、我が国は積極的か
つ建設的に貢献してきました。
海上保安庁は、今後国際水路社会を通じて、全世界の海図の改
善に一層貢献していくこととしています。
参考
国際水路機関(IHO):
海図等を改善することにより全世界の航海を一層効果的かつ安
全にすることを目的とした国際機関であり、1970年、国際水
路機関条約により設置。