宮内直哉の『1分で読める 観光施設 仕事のヒント』 Vol.65 ■□■━━━━━━━━━━━● □■ 観光施設 仕事のヒント ■━━━━━━━━━━━━━● 『観光施設でリスティング広告(PPC 広告)が活用できないか考える』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■リスティング広告を使うメリットとは? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日はリスティング広告に関する話です。※リスティング広告とは、Yahoo や Google でキーワ ード検索をした際に、上部、右サイド、下部に表示されるテキスト(タイトルと説明文)広告の こと。 観光施設の中で、リスティング広告(以下、PPC 広告と呼ぶ)を使っているのは、宿泊施設の方 が多いですね。私は、宿泊施設に限らず、PPC 広告の活用ができないか、検討してみることが大 切だと思っています。PPC 広告のメリットは、大きくあげると3つあります。 1.短期間で大幅に売上を伸ばせる可能性がある 2.広告の費用対効果を完璧に数字で計測できる 3.一度ノウハウを掴んでしまえば、手放しに近い状態で、集客・販売が可能 この3つを最大のうまみとして、 業績アップに成功している観光施設がたくさんあります。 最近、 私が PPC 広告のコンサルティングに伺っている旅行会社さんの場合、元々は、自社で運用して いた PPC 広告の改善を、私と一緒に取り組むことで、1年後の PPC 広告からの売上は前年の2 倍以上(1億強)を達成しました。わずか1年で売上を2倍にすることが現実にできてしまうの が PPC 広告なのです。 観光施設の方とお話する時に PPC 広告の話をすると多くの方が「コスト(広告費用) 」を心配さ れます。みなさん考えていることは同じです。 「大きな広告費用は払いたくない(払えない) 」 、 「と んでもなくお金がかかってしまうんじゃないのか!?」そんな質問があった時は、いつもこう答 えます。 『リスティング広告ほど“損しない広告”はありませんよ』 例えば、宿泊施設の予約受注や物販サイトの販売に PPC 広告を使った場合、広告投資費用に対 する売上が、費用対効果として見合っているかは、すべて数字で把握することができます。 『PPC 広告が何回クリックされたら、どれだけの売上が上がるのか』それが正確に予測できるのが PPC 広告です。 私の友人の旅館は、部屋数が約50室です。年間稼働率は90%を超えている繁盛旅館です。そ の50室の予約に至る毎日の予約経路を平均すると・・・ 1.じゃらん・楽天等の宿泊予約サイト:20室 2.PPC 広告から HP での直販:20室 3.その他:約10室 このようになります。 では、1日あたり20室の予約を PPC 広告経由で受注するためには、いったい1日あたり何回 PPC 広告がクリックされれば良いと思いますか? 答えは、2000回です。広告をクリックされる回数が2000回、つまり2000人がその旅 館のホームページを訪れると、その内の約1%が宿泊予約を入れてくれます。この1%という数 字を「コンバージョン率」と言います。 「コンバージョン率」は、PPC 広告運用で重要な数字です。この数字を達成することが目標値と なるからです。 旅館の PPC 広告で言えば、 1.コンバージョン率1%を目指す(実際は1%に満たない旅館が多い) 2.最高では1.5%をねらう(これは非常に難しい) そして、2%という数字はありえない領域。 。 。 ~集客と販促で業績アップを実現する~ 観光施設コンサルティング業務のご案内 http://www.tourism-biz.com/kanko/ ブログ http://kankoshisetsu.com/ E-MAIL [email protected] 株式会社 観光ビジネスコンサルタンツ 宮内 直哉 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島 1-14-17 アルバート新大阪ビル 503 号 TEL06-6885-6335 FAX06-6885-6336
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