筑豊烏尾 トンネルに決定! - 国土交通省 九州地方整備局

平成20年12月24日
記 者 発 表 資 料
筑前の国と豊前の国の国境線をつなぐトンネル
ち
く
ほ
う
か
ら
す
お
「筑豊烏尾トンネルに決定!」
当事務所では10月1日(水)から31日(金)迄の期間、平成21年春開通を目指
して整備を進めている「国道201号飯塚庄内田川バイパス」区間にある「烏尾トンネ
ル(仮称)」の名称募集を行いました。
その結果、飯塚市・田川市・糸田町に在住・在勤・在学の方から応募総数:181
通、応募者数:147人、応募作品数:102作品の募集があり、12月19
日(金)田川市役所会議室にて開催した「国道201号飯塚庄内田川バイパス トンネ
ル名称選定委員会」(別紙のとおり)での選定の結果、
ちくほうからすお
『筑豊烏尾トンネル』 に決定しました。
《募集テーマ》
古くより筑前の国と豊前の国の頭文字を取って呼ばれている「筑豊」の国境線を結ぶ歴史ある
トンネルであることから、
「地域にゆかりがあり、地域イメージにふさわしく、親しみやすい」
主な選定理由
◆歴史的、地理的にもふさわしいトンネル名である。
◆応募された名称の中で、キーワードとして「筑豊」が最も多く使われている。
◆「筑豊」の基となっている、「豊前の国」「筑前の国」の国境である当該地域の
名称として「筑豊」は最もふさわしい。
◆これからの筑豊地域の中心的な位置に開通するトンネルであり、近代遺産を
活用した観光など「筑豊」を新しく売り出していく動きもある。
◆烏尾(峠)という地名はなじみも深く、地名の由来も残っており、飯塚庄内田川
バイパスの事業にも永く使われている、響きも良いトンネル名である。
→以上の歴史的、地理的理由により、「筑豊」「烏尾」のキーワードを使った
【筑豊烏尾トンネル】 に決定致しました。
※ 選定されたトンネル名称に応募された方は、開通式典等での表彰を予定しています。
問い合わせ先:
ゆずり合い させるゆとりを つくる道
国土交通省九州地方整備局北九州国道事務所
技術副所長 柳田 誠二
tel:093-951-4331(代表)
きたこくケータイサイト
別紙
「国道201号飯塚庄内田川バイパス トンネル名称選定委員会」
名簿
肩 書 き
氏 名
あかま
ひでき
あそ
たつお
いとう
ひであき
おざき
ゆきひと
おにまる
まさひろ
飯塚青年会議所 理事長
赤間 秀樹
田川市石炭・歴史博物館 館長
安蘓 龍生
特定非営利活動法人 嘉穂劇場 理事長
伊藤 英昭
田川青年会議所 監事
尾崎 行人
田川地域観光推進会議 事務局長
飯塚観光協会 事務局長
近畿大学 産業理工学部 教授
鬼丸 昌広
かなもと
よねじろう
金本 米治郎
きくかわ
きよし
菊川 清
ながひろ
ゆうじ
たなか
ようすけ
ぶんや
としこ
みささ まさふね
もりした
けいじ
こうたき
まさひろ
まつおか
ひろふみ
くつがた
よしかつ
いわた
よしたか
いけなが
あきお
やなぎた
せいじ
筑豊ゼミ 第一分科会長
長弘 雄次
糸田町商工会 理事
田中 洋介
福岡県立大学 人間社会学部 教授
文屋 俊子
糸田町国際交流振興会 運営委員
御笹 正船
種田山頭火・木村緑平を顕彰する会 事務局長
森下 慶治
飯塚市 副市長
上瀧 征博
田川市 副市長
松岡 博文
糸田町 副町長
沓形 義勝
田川土木事務所 副所長
岩田 義孝
飯塚土木事務所 副所長
池永 昭夫
北九州国道事務所 技術副所長
柳田 誠二
参考資料
国道201号飯塚庄内田川バイパスの概要
国道201号の飯塚市から田川市間は、気象条件などによる規制区間を抱える
ほか、市街部においては近年の交通量の増加に伴う渋滞が慢性化しています。
飯塚庄内田川バイパスは、市街部における
交通渋滞を緩和するとともに、事前通行規制
区間を回避することにより、地域内外の通
勤・通学等のアクセス性や定時性、安全性の
向上を図り、ゆとりある生活環境を確保する
ことを目的として整備しています。
筑豊烏尾トンネル
筑豊烏尾トンネル
からすお
【烏尾峠の名称の由来】
峠にさしかかった神武天皇一行が、一羽の烏に導かれ、悪天
候の中を無事に峠越えが出来たという伝説にちなんで付けられ
ている。
【筑豊の名称の由来】
トンネル(田川側)
明治時代、筑前国(ちくぜんのくに)と豊
前国(ぶぜんのくに)の頭文字を取って
「筑豊」という名称が名付けられた。
烏尾峠は、筑前・豊前の国境で、今も国
境石が残されている。
国 境 石
【国道201号の別名】
石炭は、別名「燃え石」として重宝され、飯塚に残されている石炭
王・伊藤伝右衛門の豪壮な屋敷がいい例として、炭坑関係者のは
ぶりは良く、こうした関係者がクルマを連ねて博多に遊びに行く
ルートが今の国道201号であり、別名この道は「燃え石の道」。
トンネル(飯塚側)