御嵩町水道水質検査計画 1. 基本方針 水道法第 20 条第 1 項の規定により行う水道水質検査の適正化と透明性を確保す るため、水道水質検査計画を策定し、この計画にしたがって水質検査を実施します。 (1)検査地点は、水質基準が適用される給水栓及び水源とします。 (2)検査項目は、水道法で検査が義務づけられている水質基準項目等とします。 (3)検査項目及び検査頻度については、別添水質検査表のとおりとします。 ・赤坂浄水場給水栓では、水道法に基づき、色、濁り及び残留塩素の検査(水道法施 行規則第 15 条第 1 項第 1 号)については、1 日 1 回行います。 ・また、一般細菌、塩化物イオン、有機物、味、臭気及び濁度等(水道法施行規則第 15 条第 1 項第 2 号)の検査は、月 1 回行います。 ・その他の項目の検査については、月別検査予定表に掲げる検査頻度により行います。 2. 水道事業の概要 【御嵩町上水道事業】 御嵩町の上水道は、赤坂浄水場の水道水と岐阜県東部広域水道事務所(県水)の水道 水があります。平成 14 年度まで、次月浄水場(簡易水道)がありましたが、平成 15 年4月1日をもって簡易水道事業を上水道事業に統合し、次月まで県水を供給すること となりました。県水は、御嵩町南山(中区)と伏見(低区)の 2 ヶ所で受水しています。 簡水を統合したことにより次月まで南山で受水した水道水を運んでいます。しかし、南 山の受水地点の標高は約 165m、津橋配水池の標高は約 335m、水は高いところから低 いところへと流れますが、配水池及びポンプ井を各地に造ることにより水道水を低いと ころから高いところへと運んでいます。 〈配水状況〉 上水道(赤坂) 上水道(県水) 給 水 区 域 赤坂、板良、愚渓、若宮町等 赤坂の区域を除く区域 給 水 人 口 約 1,249 人 約 18,207 人 普 及 99.5 率 % 約 441 戸 約 5,522 戸 計画 1 日最大配水量 1010m3 5,970 m3 1 日最大配水量 797 m3 6,309 m3 1 日平均配水量 304 m3 5,451 m3 給 水 戸 数 ※ 計画 1 日最大給水量以外の数値は平成 16 年度末の数値です。 ※ 上之郷地区(大久後、小和沢、謡坂、小原、西洞、谷、綱木)に上水道はありません。 (1)赤坂浄水場(可児川水系唐沢川) 御嵩町赤坂浄水場より約 700m 北にある唐沢川の取水口で、1 日最大取水量 1010m3 の水を取水し、約 200m南にある貯水池へと導水します。その後、自然流下で約 500m 南にある赤坂浄水場へ送られた後、浄水処理を行い各家庭へ配水します。 上水道(赤坂浄水場) 所 在 地 可児郡御嵩町御嵩 2865-23 原水の種類 表流水(可児川水系唐沢川) 処 理 能 力 1010 m3/日 ろ 砂ろ過単層 過 池 浄水処理方法 緩速ろ過 塩素処理 (2)岐阜県東部広域水道事務所 岐阜県が白川取水口より取水した水を美濃加茂市の山之上浄水場で浄水処理した後、 伏見配水池、南山配水池で受水し各家庭へ配水します。 〈浄水施設の概要〉 岐阜県東部広域水道事務所 《山ノ上浄水場、河合浄水場》 http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s21601/index.htm 3. 水質検査 (1)水質検査とは 国が定める法の中に厚生という部門があり、この中に水道に関する法令があります。 (水道法、水道法施行令、水道法施行規則、水質基準に関する省令など) この中で定められている水質検査は、過去の水質検査の結果を吟味し、その年度毎に 水質検査計画を策定し、検査を実施します。 (2)水質検査回数及び測定箇所 毎日検査については、赤坂浄水場給水栓にて残留塩素等を測定し、異常が無いか確 認します。 毎月検査については、赤坂浄水場配水系統の末端である白山多目的グランド、及び 伏見(低区)配水池の末端である伏見公民館給水栓、並びに南山(中区)配水池の末 端である次月第 2 調整池にて水道水の採取を行います。その採取した水を、水質基準 項目表の 9 項目について厚生労働大臣指定水質検査機関に委託して実施します。 3 ヶ月毎検査については、赤坂浄水場配水末端である白山多目的グランド給水栓及 び、伏見(低区)配水池末端である伏見公民館給水栓、並びに南山(中区)配水池の 末端である次月第 2 調整池給水栓にて水道水の採取を行います。その採取した水を、 水質基準項目表の 21 項目について厚生労働大臣指定水質検査機関に委託して実施し ます。 1 年毎検査については、白山多目的グランド給水栓(赤坂浄水場系統)、及び伏見 公民館給水栓(低区) 、並びに次月第 2 調整池にて水道水の採取を行います。その採 取した水を、水質基準項目表の全 50 項目について厚生労働大臣指定水質検査機関に 委託して実施します。また、原水においても赤坂浄水場にて全 40 項目について検査 します。 4. 検査結果及び水質検査計画の公表 (1)水質検査結果 ホームページに水質基準に係る検査結果を公表します。 (2)水質検査計画 水質検査計画は年度毎に策定し、次年度の開始までに御嵩町のホームページに掲載 します。 http://www.town.mitake.gifu.jp/ 水道水質検査計画 平成18年度 : 御嵩町上水道事業 月別検査予定表 採水箇所:白山多目的グランド給水栓、伏見公民館給水栓、次月第2調整池給水栓 検査の回数 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 水質基準項目 1 一般細菌 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 大腸菌 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 3 カドミウム及びその化合物 年1回 ○ 4 水銀及びその化合物 年1回 ○ 5 セレン及びその化合物 年1回 ○ 6 鉛及びその化合物 年1回 ○ 7 ヒ素及びその化合物 年1回 ○ 8 六価クロム化合物 年1回 ○ 9 シアン化物イオン及び塩化シアン 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 10 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 年1回 ○ 11 フッ素及びその化合物 年1回 ○ 12 ホウ素及びその化合物 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 13 四塩化炭素 年1回 ○ 14 1・4-ジオキサン 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 15 1・1-ジクロロエチレン 年1回 ○ 16 シス-1・2-ジクロロエチレン 年1回 ○ 17 ジクロロメタン 年1回 ○ 18 テトラクロロエチレン 年1回 ○ 19 トリクロロエチレン 年1回 ○ 20 ベンゼン 年1回 ○ 21 クロロ酢酸 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 22 クロロホルム 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 23 ジクロロ酢酸 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 24 ジブロモクロロメタン 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 25 臭素酸 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 総トリハロメタン(クロロホルム、ジブロモクロロメ 26 タン、ブロモジクロロメタン及びブロモホルムの 3ヶ月毎 ○ ○ ○ それぞれの濃度の総和) 27 トリクロロ酢酸 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 28 ブロモジクロロメタン 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 29 ブロモホルム 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 30 ホルムアルデヒド 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 31 亜鉛及びその化合物 年1回 ○ 32 アルミニウム及びその化合物 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 33 鉄及びその化合物 年1回 ○ 34 銅及びその化合物 年1回 ○ 35 ナトリウム及びその化合物 年1回 ○ 36 マンガン及びその化合物 年1回 ○ 37 塩化物イオン 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 38 カルシウム、マグネシウム等 年1回 ○ 39 蒸発残留物 年1回 ○ 40 陰イオン界面活性剤 年1回 ○ (4S・4aS・8aR)-オクタヒドロ-4・8a-ジメチルナフ 41 年1回 ○ タレン-4a(2H)-オール(別名 ジェオスミン) 1・2・7-テトラメチルビシクロ[2・2・1]ヘプタン-242 年1回 ○ オール(別名 2-メチルイソボルネオール) 43 非イオン界面活性剤 3ヶ月毎 ○ ○ ○ 44 フェノール類 年1回 ○ 45 有機物(全有機炭素(TOC)の量) 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 46 pH値 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 47 味 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 48 臭気 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 49 色度 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 50 濁度 毎月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ※原水全項目40項目検査(水質基準項目21∼30を除く検査)は7月に実施。 ※毎日検査(色、濁り、残留塩素測定)は、赤坂浄水場給水栓にて実施。 11月 12月 1月 2月 3月 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 水質基準項目(50項目) 項目 1 一般細菌 2 大腸菌 3 カドミウム及び その化合物 基準値 区分 説明 水の一般的清浄度を示す指標であり、平常時は水道水中 100個/mL には極めて少ないですが、これが著しく増加した場合には病 以下 病原生物 原生物に汚染されている疑いがあります。 の代替指 人や動物の腸管内や土壌に存在しています。水道水中に 標 検出されな 検出された場合には病原生物に汚染されている疑いがあり いこと ます。 0.01mg/L 以下 鉱山排水や工場排水などから河川水などに混入すること があります。イタイイタイ病の原因物質として知られていま す。 0.0005mg/L 以下 水銀鉱床などの地帯を流れる河川や、工場排水、農薬、 下水などの混入によって河川水などで検出されることがあり ます。有機水銀化合物は水俣病の原因物質として知られて います。 4 水銀及びその化合物 5 セレン及びその化合物 0.01mg/L 以下 鉱山排水や工場排水などの混入によって河川水などで検 出されることがあります。 6 鉛及びその化合物 0.01mg/L 以下 鉱山排水や工場排水などの混入によって河川水などで検 出されることがあります。水道水中には含まれていませんが 鉛管を使用している場合に検出されることがあります。 7 ヒ素及びその化合物 0.01mg/L 以下 地質の影響、鉱泉、鉱山排水、工場排水などの混入に よって河川水などで検出されることがあります。 無機物・ 重金属 8 六価クロム化合物 0.05mg/L 以下 鉱山排水や工場排水などの混入によって河川水などで検 出されることがあります。 9 シアン化物イオン及び 塩化シアン 0.01mg/L 以下 工場排水などの混入によって河川水などで検出されること があります。シアン化カリウムは青酸カリとして知られていま す。 10 硝酸態窒素及び亜硝酸 態窒素 10mg/L 以下 窒素肥料、腐敗した動植物、生活排水、下水などの混入 によって河川水などで検出されます。高濃度に含まれると幼 児にメトヘモグロビン血症(チアノーゼ症)を起こすことがあり ます。水、土壌中で硝酸態窒素、亜硝酸態窒素、アンモニア 態窒素に変化します。 11 フッ素及びその化合物 0.8mg/L 以下 主として地質や工場排水などの混入によって河川水など で検出されます。適量摂取は虫歯の予防効果があるとされ ています。 12 ホウ素及びその化合物 1.0mg/L 以下 火山地帯の地下水や温泉、ホウ素を使用している工場か らの排水などの混入によって河川水などで検出されること があります。 13 四塩化炭素 0.002mg/L 以下 化学合成原料、溶剤、金属の脱脂剤、塗料、ドライクリー 一般 ニングなどに使用され、地下水汚染物質として知られていま 有機物 す。 項目 基準値 14 1・4-ジオキサン 0.05mg/L 以下 15 1・1-ジクロロエチレン 0.02mg/L 以下 16 シス-1・2-ジクロロエチ レン 0.04mg/L 以下 17 ジクロロメタン 0.02mg/L 以下 18 テトラクロロエチレン 0.01mg/L 以下 19 トリクロロエチレン 0.03mg/L 以下 20 ベンゼン 0.01mg/L 以下 21 クロロ酢酸 0.02mg/L 以下 22 クロロホルム 0.06mg/L 以下 区分 説明 化学合成原料、溶剤、金属の脱脂剤、塗料、ドライクリー ニングなどに使用され、地下水汚染物質として知られていま す。 一般 有機物 化学合成原料、溶剤、金属の脱脂剤、塗料、ドライクリー ニングなどに使用され、地下水汚染物質として知られていま す。 原水中の一部の有機物質と消毒剤の塩素が反応して生 成されます。 23 ジクロロ酢酸 0.04mg/L 以下 24 ジブロモクロロメタン 0.1mg/L 以下 25 臭素酸 0.01mg/L 以下 原水中の臭素が高度浄水処理のオゾンと反応して生成さ れます。 26 総トリハロメタン(クロロ ホルム、ジブロモクロロ メタン、ブロモジクロロメ タン及びブロモホルム のそれぞれの濃度の総 和) 0.1mg/L 以下 クロロホルム、ジブロモクロロメタン、ブロモジクロロメタン、 ブロモホルムの合計を総トリハロメタンといいます。 消毒副 生成物 項目 基準値 27 トリクロロ酢酸 0.2mg/L 以下 28 ブロモジクロロメタン 0.03mg/L 以下 区分 消毒副 生成物 説明 原水中の一部の有機物質と消毒剤の塩素が反応して生 成されます。 29 ブロモホルム 0.09mg/L 以下 30 ホルムアルデヒド 0.08mg/L 以下 原水中の一部の有機物質と消毒剤の塩素が反応して生 成されます。 31 亜鉛及びその化合物 1.0mg/L 以下 鉱山排水、工場排水などの混入や亜鉛メッキ鋼管からの 溶出に由来して検出されることがあり、高濃度に含まれると 白濁の原因となります。 32 アルミニウム及びその 化合物 0.2mg/L 以下 工場排水などの混入や、水処理に用いられるアルミニウ ム系凝集剤に由来して検出されることがあり、高濃度に含ま れると白濁の原因となります。 33 鉄及びその化合物 0.3mg/L 以下 34 銅及びその化合物 1.0mg/L 以下 35 ナトリウム及びその化 合物 200mg/L 以下 味 工場排水や海水、塩素処理などの水処理に由来し、高濃 度に含まれると味覚を損なう原因となります。 36 マンガン及びその化合 物 0.05mg/L 以下 着色 地質からや、鉱山排水、工場排水の混入によって河川水 などで検出されることがあり、消毒用の塩素で酸化されると 黒色を呈することがあります。 35 ナトリウム及びその化 合物 200mg/L 以下 味 工場排水や海水、塩素処理などの水処理に由来し、高濃 度に含まれると味覚を損なう原因となります。 36 マンガン及びその化合 物 0.05mg/L 以下 着色 地質からや、鉱山排水、工場排水の混入によって河川水 などで検出されることがあり、消毒用の塩素で酸化されると 黒色を呈することがあります。 37 塩化物イオン 200mg/L 以下 味 地質や海水の浸透、下水、家庭排水、工場排水及びし尿 などからの混入によって河川水などで検出され、高濃度に 含まれると味覚を損なう原因となります。 着色 鉱山排水、工場排水などの混入や鉄管に由来して検出さ れることがあり、高濃度に含まれると異臭味(カナ気)や、洗 濯物などを着色する原因となります。 銅山排水、工場排水、農薬などの混入や給水装置などに 使用される銅管、真鍮器具などからの溶出に由来して検出 されることがあり、高濃度に含まれると洗濯物や水道施設を 着色する原因となります。 項目 38 カルシウム、 マグネシウム等 基準値 区分 説明 硬度とはカルシウムとマグネシウムの合計量をいい、主と して地質によるものです。硬度が低すぎると淡泊でこくのな い味がし、高すぎるとしつこい味がします。また、硬度が高い と石鹸の泡立ちを悪くします。 300mg/L 以下 味 39 蒸発残留物 500mg/L 以下 40 陰イオン界面活性剤 0.2mg/L 以下 41 (4S・4aS・8aR)-オクタ ヒドロ-4・8a-ジメチルナ 0.00001 フタレン-4a(2H)-オー mg/L以下 ル(別名 ジェオスミン) 水を蒸発させたときに得られる残留物のことで、主な成分 はカルシウム、マグネシウム、ケイ酸などの塩類及び有機 物です。残留物が多いと苦み、渋みなどを付け、適度に含ま れるとまろやかさを出すとされます。 発泡 生活排水や工場排水などの混入に由来し、高濃度に含ま れると泡立ちの原因となります。 湖沼などで富栄養化現象に伴い発生するアナベナなどの 藍藻類によって産生されるカビ臭の原因物質です。 カビ臭 42 1・2・7-テトラメチルビシ 0.00001 クロ[2・2・1]ヘプタン2-オール(別名 2-メチ mg/L以下 ルイソボルネオール) 43 非イオン界面活性剤 0.02mg/L 以下 発泡 生活排水や工場排水などの混入に由来し、高濃度に含ま れると泡立ちの原因となります。 44 フェノール類 0.005mg/L 以下 臭気 工場排水などの混入によって河川水などで検出されること があり、微量であっても異臭味の原因となります。 45 有機物(全有機 炭素(TOC)の量) 5mg/L以下 味 46 pH値 5.8以上 8.6以下 0から14の数値で表され、pH7が中性、7から小さくなるほ ど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなりま す。 47 味 異常で ないこと 水の味は、地質又は海水、工場排水、化学薬品などの混 入及び藻類など生物の繁殖に伴うもののほか、水道管の内 面塗装などに起因することもあります。 48 臭気 異常で ないこと 水の臭気は、藻類など生物の繁殖、工場排水、下水の混 基礎的 入、地質などに伴うもののほか、水道水では使用される管 性状 の内面塗装剤などに起因することもあります。 49 色度 5度以下 水についている色の程度を示すもので、基準値の範囲内 であれば無色な水といえます。 50 濁度 2度以下 水の濁りの程度を示すもので、基準値の範囲内であれば 濁りのない透明な水といえます。 湖沼などで富栄養化現象に伴い発生するフォルミジウム やオシラトリアなどの藍藻類によって産生されるカビ臭の原 因物質です。 有機物などによる汚れの度合を示し、土壌に起因するほ か、し尿、下水、工場排水などの混入によっても増加しま す。水道水中に多いと渋みをつけます。
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