潜伏期間 1~3日 感染経路 感染者の便や嘔吐物に - fukui-city.ed.jp

平成24年 臨時号
国見小学校 保健室
全国的に感染性胃腸炎が流行しています。福井県内でも11月に入ってから患者数が急増してい
る状況です。本校では、まだ感染した児童がいませんが、近くの保育園では流行しているようで
す。今一度、予防方法や症状を確認し、注意をしていきましょう。
冬場の感染性胃腸炎の主な原因は「ノロウイルス」・「ロタウイルス」が有名です。感染力が非常に
強く、ごく小量のウイルスで感染します。
潜伏期間
1~3日
感染経路
感染者の便や嘔吐物に含まれるウイルスにより感染
汚染された食品を食べて感染(カキやあさりなどの二枚貝,生ものなど)
症状
腹痛,吐き気,嘔吐,下痢,発熱など
予防方法
手洗い・うがい
※症状がみられましたら、無理せず、早めに病院受診をしてください。
福井県感染症情報 HP:http://kansen.erc.pref.fukui.jp/
福井県 HP:http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/nisyuu-hwc/hoken/kannsennseiityouenn.html
ウイルスを手につけないためには、石けんで手をよく洗い、清潔なタオルやハンカチを使うこと
が大切です。トイレの後、食事の前、外から帰ったとき、調理の前と後など、忘れずに手を洗い
ましょう。一緒にうがいもすると効果的です。
1) 手をぬらして、石け
んをよく泡立てる
2)手のひら・手のこう
6)水でよく洗い
4)指の間や・親指
5)手首
流す。
3)指先や・つめの間
7)せいけつなハンカチ
でふきましょう。
ウイルスには、塩素系の消毒薬(
「ハイター」など)が有効です。乾燥するとウイルスが部屋中に
浮遊し、口に入って感染することがあるので、早めに処理をしましょう。
り
①窓を開け、換気
②新聞紙などで覆っ
③嘔吐物は、外側か
を行い、使い捨て
た上から、0.1%に
ら内側にむけてきれい
手 袋 とマスク を着
薄めた家庭用漂白
に拭き取り、ビニール
用して行う。
剤(「ハイター」など)
袋などに入れる。
をたっぷりかける。
★0.1%消毒液
④床をキッチンペ
⑤使い捨て手袋
500ml ペットボトルに
ーパーや使い捨
や雑巾なども一
キャップ1杯分の漂白剤
ての雑巾で静か
緒に入れて処分
を入 れ る 。 ( 作 り 置 き せ
に拭き取る。
する。
ず、その都度希釈する)
※トイレや洗面台などで嘔吐したときは、水で流した後に消毒液をかけ流すと予防に効果的です。