No19 学校・家庭・地域の強い絆を - 登米市視聴覚センター

今後のいたみz
登米市
2010.12.1 №19
学校・家庭・地域の強い絆を
学社連携融合研修会を管内協働教育研修会として東部教
育事務所と共催し、11月
18日(木)、豊里公民館で
開催しました。前半の講話
では、講師に宮城県教育庁
生涯学習課社会教育専門監
高橋弘一先生(写真左)を
招聘し「子どもと地域を育
む協働教育」と題して、宮城県が推進する協働教育につい
てご指導頂きました。後半の実践事例発表では、飯野川第
一小学校長菅原純一氏(写真下左)より、コラボスクール
における地域の特色を生かした教育活動について、東和教
育事務所副所長 江田勝正氏(写真下中)より、東和地区
における学校支援本部事業の取り組みについて、放課後子
ども教室コーディネーター沼倉裕幸氏(写真下右)より、
浅水小学校放課後子ども教室事業の取り組みについて、石
巻市視聴覚センター社会教育主事石垣 敦氏より、協働教
育啓発DVDについて発表頂きました。参加者150名は、
講話・実践発表を通して、家庭・地域と学校とが協働して
教育活動を展開し、未来を創造する高い志を持った、心身
共に健やかな子どもを育てる必要性を再確認仕合ました。
<参加者の声>
○今回の研修会に参加して、改めて協働教育の家庭・地域・
学校・行政が子どもの健全育成という目的を共有し、それ
ぞれの特性・能力を生かしながら、互いに尊重しつつ、対
等な立場で協力し合い、一緒に教育活動を行うことをねら
いとしていることを学ばせて頂きました。各実践事例発表
の中での、子供たちや一緒に参加している地域の方々の生
き生きとした笑顔が大変印象的でした。そして、人と人と
の繋がりとかかわり合いの大切さを再認識させられまし
た。
○本校も以前、コラボ事業の指定をうけて、様々な事業に
取組み、指定終了後も事業を継続している。しかし、近年
学校職員も指定当時の教員も少なくなり、コラボ事業その
ものの意義があいまいになっているのが実情である。その
ような中、本日の講話を聞き、協働教育のもつ意味を再確
認できたと同時に、本校の課題の解消へ向けての指針を得
ることができた。
○三つの実践紹介がありましたが、自分たちが小さいころ
は、大なり小なり地域によく見られた光景だったように思
います。しかしながら、今の子供たちの周りは、学校も家
庭も地域も忙しくなっているような気がします。ただ、誰
もが子供たちの健やかな成長をのぞんでいるのも事実で
す。では、何が必要かを考えたとき、一番は学校・地域・
家庭(行政も)を繋ぐ、人、組織、場かなと思いました。
(熱心に聴き入る参加者)
道徳教育実践研究を公開
11月19日(金)、宝江小学校が平成 21・22 年度文部
科学省指定「道徳教育実践研究事業」の公開研究会を開催
しました。研究主題を「多くの人とかかわり、自分の世界
を広げる子どもの育成 ∼特別活動を核とした活動場面に
おける体験活動の工夫を通して∼」として研究成果を発表
しました。全体会で、特別活動と道徳の時間との関連付け、
特別活動を核とした体験活
動の充実、道徳教育推進教
師を中心とした全体指導体
制、研究成果と課題の把握
の4点を研究の内容と方法
として、研究推進した概要
の説明の後に、道徳授業(写
真左下)
、実践発表(写真右
下)を公開しました。
(全体会で挨拶する小野寺校長)
明るく・思いを巡らし、自信を持って生き生きと発表する
児童の姿から、研究成果の一端を垣間見ることができまし
た。