「新収蔵品展―博物館のたからもの―」の開催について - 和歌山市

資 料 提 供
担 当 課
博
担 当 者
平成24年4月18日
電
話
物
太
館
田
423-0003
和歌山市立博物館春季特別陳列
「新収蔵品展―博物館のたからもの―」の開催について
初公開の資料も多数!
本館は和歌山市の歴史について調査研究するため、様々な分野の資料を収集してきまし
た。市民から寄贈していただいたものや博物館で購入したものなどです。本館では、新収
蔵品の多くを特別展などで公開してきましたが、特別展は一定のテーマをもって展示され
るため、これまで展示されてこなかった資料もあります。今回はそれらを含め平成16年
以降に収集した資料を5つの分野に分け紹介します。
1
名
称
特別陳列「新収蔵品展―博物館のたからもの―」
2
会
期
平成24年4月21日(土)~6月3日(日)
休 館 日:月曜日(但し4月30日は開館)
、5月1日
開館時間:午前9時~午後5時(ただし入館は午後4時30分まで)
3
会
場
和歌山市立博物館
2階特別展示室
〒640-8222 和歌山市湊本町3丁目2番地
電話 073-423-0003
FAX 073-432-9040
E-mail:[email protected]
4 入 館 料
一般・大学生100円 高校生以下 無料
※団体は20名以上2割引。
※和歌山市が発行する老人優待利用券をお持ちの方は、本人のみ無料。
※「国際博物館の日」にちなみ5月18日(金)、19日(土)、20日(日)
は無料。
5
展示構成
Ⅰ.考古
Ⅲ.美術
Ⅴ.郷土玩具等
6
イベント
れきシネマ ―映画 和歌山市の歴史 ―
会期中6回開催する。いずれも午後2時~3時。
①4月28日(土) 和歌山の文化財(岩橋千塚古墳群)/古代の和歌山Ⅰ
②5月5日(土)
古代の和歌山Ⅱ/中世の和歌山
③5月12日(土) 近世の和歌山Ⅰ/近世の和歌山Ⅱ
④5月19日(土) 近代の和歌山Ⅰ/近代の和歌山Ⅱ
⑤5月26日(土) 和歌山の文化財(和歌山城)/和歌山の文化財(紀三井寺)
和歌山の文化財(養翠園)/和歌山の文化財(総集編)
⑥6月2日(土)
7
担
太田宏一(当館主任学芸員)
Ⅱ.歴史 紀州藩 武器武具
Ⅳ.古写真
旅行・観光
総点数
当
99点
※詳細は別紙参照
平成24年春季特別陳列開催要項
1
名
称
「新収蔵品展-博物館のたからもの-」
2
会
期
平成24年4月21日(土)~6月3日(日)
3
会
場
休館日
月曜日(但し4月30日は開館)、5月1日
開館日数
38日
開館時間
午前9時~午後5時
和歌山市立博物館
但し、入館は午後4時30分まで
2階特別展示室(約 400 ㎡)
〒640-8222 和歌山市湊本町 3 丁目 2 番地
Tel 073(423)0003
4
主
催
5
入 館 料
Fax 073(432)9040
和歌山市立博物館
一般・大学生100円
本市発行老人優待利用券提示の場合、本人のみ無料
「国際博物館の日」にちなみ、
5月18日(金)、19日(土)、20日(日)は無料
20名以上団体は2割引
6
開催趣旨
本館は和歌山の歴史について調査研究するため、様々な分野の資料を収集し
てきました。それらは皆様から寄贈いただいたものや博物館で購入したもので
す。本館ではそういった資料を保存するだけでなく、一定量が集まると、特別
陳列として公開してきました。今回は平成16年以降に収集してきた資料を5
つの分野に分けて紹介します。資料を寄贈いただきました方々には厚く御礼申
し上げます。
7
展示構成
Ⅰ
考古
Ⅱ
歴史
Ⅲ
美術
Ⅳ
古写真
Ⅴ
郷土玩具等
紀州藩、武器武具、旅行・観光、
展示総点数99点
8
イベント
映画上映会「和歌山市の歴史」
会期中6回の土曜日に開催する。いずれも午後2時~3時
4月28日、5月5日、12日、19日、26日、6月2日
9
担
当
和歌山市立博物館
主任学芸員
Tel
太田宏一
073(423)0003 Fax
073(432)9040
http://www.wakayama-city-museum.jp/
『新収蔵品展―博物館のたからもの―』展示目録
№
資料名
点数
Ⅰ 考古
Ⅰ-1
Ⅰ-2
三葛採集の考古資料(寄託資料)
双脚輪状文形埴輪片
一括
1点
Ⅱ-1
Ⅱ-2
Ⅱ-3
Ⅱ-4
Ⅱ-5
Ⅱ-6
Ⅱ-7
Ⅱ-8
Ⅱ-9
徳川斉順 一行書 「忠信」
徳川斉彊 一行書 「天行健」
徳川斉彊 柳に鷺図
岩井泉流 遊豫画苑(寄託資料)
彩鷁丸・万歳丸船絵図
徳川治宝印判状
紀州藩大奥「日記」
葵紋付左義長羽子板
笄 畳紙
1幅
1幅
1幅
3巻
3枚
1枚
6冊
1握
一式
Ⅱ-10
Ⅱ-11
Ⅱ-12
Ⅱ-13
Ⅱ-14
Ⅱ-15
Ⅱ-16
Ⅱ-17
Ⅱ-18
Ⅱ-19
三十三間堂絵図
三拾三間堂失数年代記
犬追物絵図
陰陽弓
重藤之次第
神通之鏑箭
紺糸威黒漆塗桃形兜
名甲図鑑
火縄銃(中筒)
新撰武術流祖録
1巻
1冊
1巻
1張
1巻
1本
1頭
1冊
1挺
1冊
Ⅱ-20
Ⅱ-21
Ⅱ-22
Ⅱ-23
Ⅱ-24
Ⅱ-25
Ⅱ-26
Ⅱ-27
Ⅱ-28
Ⅱ-29
Ⅱ-30
Ⅱ-31
Ⅱ-32
Ⅱ-33
順礼道中記
観音霊験記(紀三井寺)
紀州名草郡紀三井山護国院金剛宝寺
紀州高野山ヨリ加太越讃州金毘羅江近道略図
象頭山参詣道紀州加田ヨリ讃岐廻并播磨名勝附
紀伊国名草郡宮郷日前国懸両太神宮之図絵
日本国々繁花角力
紀州和歌浦絵図
日本三景之内紀州和歌之浦之勝景
和歌之浦公園景
紀伊国和歌浦真景
名所案内 新和歌浦と和歌浦
新和歌乃浦案内
和歌浦名所交通案内鳥瞰図
Ⅲ-1
Ⅲ-2
Ⅲ-3
Ⅲ-4
Ⅲ-5
Ⅲ-6
Ⅲ-7
Ⅲ-8
Ⅲ-9
Ⅲ-10
Ⅲ-11
狩野興甫 文殊菩薩図
岩井泉流 龍図
祇園南海 枯木竹石図
桑山玉洲 富士鶴図
野呂介石 瓶梅図
木村蒹葭堂 崖下泛舟図
岡本緑邨 七香図
笹川遊原 大祓図
野際白雪 弁慶図
川合小梅 観梅円窓美人図
岩瀬広隆 韓信股くぐり図屏風
Ⅳ-1
Ⅳ-2
Ⅳ-3
Ⅳ-4
Ⅳ-5
Ⅳ-6
和歌浦付近の風景
人々の営み
学校
こども
師範学校
戦争
9点
8点
3点
8点
4点
8点
郷土玩具等
一括
Ⅱ 歴史
藩主関係
武器武具関係
旅行・観光関係
1冊
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
1枚
大判3枚続
1枚
1枚
1冊
1冊
1枚
Ⅲ 美術
1幅
双幅
1幅
1幅
1幅
1幅
1幅
1幅
1幅
1幅
2曲1隻
Ⅳ 古写真
Ⅴ 郷土玩具等
主な展示資料
さいげき まる
ばんざい まるふね え
ず
1彩鷁丸・万歳丸船絵図
紙本著色
江戸時代後期
ささがわゆうせん
笹川遊泉の手による、紀州藩を代表する
せ き ぶね
関船の図。彩鷁丸は正徳4年(1714)に完
成した大型船である。万歳丸は享保2年
(1717)完成の中型船で、紀州徳川家にふ
さわしい豪華な仕様となっている。
あおいもん つき さ ぎ ち ょ う は ご いた
2 葵 紋付左義長羽子板
板面金箔著色
江戸時代後期
か
表裏両面に3顆ずつ葵紋が置かれた羽子
板。紀州徳川家伝来の品と考えられるが、
せいりょう で ん
所用者は不明。清涼殿の庭で扇子や短冊
などを燃やす「左義長」という儀式が描
かれている。正月の女児への飾り物・縁
起物として扱われた。
3川合小梅
観梅円窓美人図
江戸時代後期~明治時代
紙本着色
紀州の女性画家・川合小梅(1804~1889)
が描いた美人図。小梅は紀州藩のお抱え
絵師・野際白雪(1773~1849)に絵の手ほ
どきを受け、花鳥画や美人画を得意とし
た。約70年にわたって書き綴った『小
梅日記』の著者としても知られる。本図
は、満開に咲き誇る白梅とそれを窓から
眺める唐美人が描かれ、早春の色香漂う
画面が構築されている。