松井文庫 企画展示「夏の風物詩」より 一般財団法人 平成 28 年 7 月 27 日(水)~10 月 2 日(日) 妖怪絵巻 (ようかいえまき) 尾田郷澄筆 江戸時代後期(19 世紀)紙本著色 巻子装 全1巻巻 松井文庫に伝わる『妖怪絵巻(ようかいえまき)』は、江戸時代後期、松井家に仕えた絵師・尾田郷澄(ごうちょう) が描いたもの。18世紀に流行した『百怪図巻(ひゃっかいずかん)』や『化物絵巻(ばけものえまき)』などを再編した もので、描かれた妖怪の種類の多さと絵師の技量の高さから、妖怪絵巻の傑作として全国に知られています。 鮮やかな色彩で描かれた58種の妖怪は、おどろおどろしくも時にユーモラスな表情を浮かべています。 私たちは、この絵のなかに、江戸時代に生きる人々の豊かな心と、深い闇の世界を垣間見るのです。 ※展示替えのお知らせ 1 黒坊 6 あすこここ 10 馬鹿(むましか) 14 黄粉坊(きなこぼう) 19 山親父(やまおやじ) 2 幽霊 妖怪番号 27 番~54 番=7月 27 日~8 月末頃 妖怪番号 1 番~26 番=9 月上旬~10 月 2 日 3 逆髪(さかがみ) 7 川太郎(がたろ) 20 胴面(どうのつら) 5 猫また 8 赤入道 11 いそがし 15 青女房 4 にがわらい 9 毛一杯 12 雪女 16 ぬっぺらぼう 21 いが坊 13 火ふき 17 覘坊(のぞきぼう) 18 白うかり 22 濡女(ぬれおんな) 23 二本足 24 わゐら 25 土蜘蛛 28 どうもこうも 29 ? 33 幽谷響(やまびこ) 34 ぶかっこう 38 山姥(やまうば) 39 赤かしら 43 犬がみ 49 山童(やまわろ) 54 海坐頭 44 ひょうすべり 50 ぶらり火 55 牛鬼(うしおに) 26 一目坊 30 じゅうじゅう坊 35 後眼(うしろめ) 40 白子ぞう 31 五体面(ごたいめん) 32 姑獲鳥(うぶめ) 36 撫坐頭(なでざとう) 41 赤舌(あかした) 45 野狐 51 横目五郎 27 元興寺(がごぜ) 37 ぬらりひょん 42 うわんうわん 46 金槌坊(かなつちぼう) 47 べくわ太郎 52 山あらし 56 窮奇(かまいたち) 48 ? 53 天狗裸子(てんぐのはだかご) 57 手目坊主 58 狸の腹鼓(たぬきのはらつづみ)
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