2013 料金後納 5月号 Message from CIO 異次元は日本を救うのか ■ 探せ!日本の次世代産業 [ 企業訪問ツアー ] KOA 株式会社 異次元は日本を救うのか 黒田日銀総裁が世界に衝撃を与える金融緩和を実施、市場に大きな影響を与えました。 しかしこの異次元は、あのポケットのように何でも解決する道具となるのでしょうか? 品が必要となり、それらを生産 れ、様々な工業製品や生活必需 人口が拡大することが予想さ を考えれば、中間層と呼ばれる 保とうとする人間の根源的欲求 ます。また、現在の生活水準を かになろうとする人が増えてい の人々が豊かさを知り、より豊 かった国が経済発展を遂げ多く 人口増加の上に、これまで貧し インフレ)の到来です。世界の れは、インフレーション(以下 針において、将来予測に わかみファンドの運用方 所は限られており、地球上に存 ています。しかし生産される場 金は昔から人類にとって富の 象徴であり、国際的に取引され 金と比べてみましょう。 の で、 そ の 代 表 例 と 言 わ れ る 実物資産というと抽象的です が 上 昇 す る と 考 え て い ま す。 比べ相対的に実物資産の価値 よ っ て、 マ ネ ー( = 紙 幣 ) に 進国を中心とする金融緩和に る と 考 え て い ま す。 今 日 の 先 一方で私たちはマネーとい う側面からもインフレが起こ つながるというものです。 物価上昇を予想させインフレに した。株式市場はこれを受け相 れにより円安はさらに加速しま 四月、日銀は異次元の金融緩 和を高らかに宣言しました。そ 格』が上昇します。 をもらいたいと考え、結果『価 幣の希少価値は薄れ、より紙幣 ば、金を売る立場からすれば紙 量の増加ペースに違いがあれ を増加させるペースと金の生産 ことが出来ます。しかし、紙幣 ありますので、紙幣と交換する 金とは違います。金には価格が 供給を増加することが出来ない な鉱脈が発見されなければその 増加させることが可能で、新た 金融政策によってその供給量を 出産業にとっては恩恵が及ぶと は果たされましたが、円安は輸 た、円安による市場心理の改善 ことは忘れてはいけません。ま 金 の 供 給 量 を 増 や し ま し た が、 2000年代前半にも日銀は資 よ っ て 是 正 さ れ な い か ら で す。 であり、それは金融緩和のみに デ フ レ ー シ ョ ン( 以 下 デ フ レ ) 私たちはこれには懐疑的で す。何故ならば、現在の日本は 決されるのでしょうか? につながるポケットによって解 かなる問題も黒田総裁の異次元 に回復し、景気回復によってい では、このまま株式市場は順調 一 退 を 突 き 抜 け 上 昇 し ま し た。 最高投資責任者(CIO) 草刈 貴弘 し、売買をすることで経済発展 在する量も限られていると考え 場を押し上げ、3月までの一進 おける大きな柱があります。そ は続くと考えています。この長 ら れ て い ま す。 一 方 の 紙 幣 は、 日本にインフレが起きなかった 期 的 な 需 要 増 加 の ト レ ン ド が、 さ Message from CIO Sawakami Letter 2 て い る た め、 価 格 転 嫁 で き ず、 の人口が減り、老後を迎え蓄え を拡大する働き盛りである世代 れ以上異次元のポケットからの 企業の利潤を減らすという悪 で暮らす世代が激増していま は 言 え、 日 本 の 輸 出 産 業 の 多 循 環 が 起 き て し ま い ま す。 と す。国民が消費を抑え、供給が 贈 り 物 を 期 待 す る の で は な く、 なれば従業員への給与を上げ 需要を上回る過当競争が起きた くは海外生産比率を高めてお る こ と が 出 来 ず、 む し ろ 減 ら こ と で、 デ フ レ ス パ イ ラ ル に 日本の国自体が体質変換を迫ら す 必 要 に 迫 ら れ て し ま い ま す。 陥ったのです。この根本的な問 り、国内の雇用や設備投資の波 つ ま り は、 日 本 の 需 要 と 供 給 題を解決しなければ、どんな優 れているという現実を直視すべ のバランスを変えない限りデ れた道具も意味がないのです。 及効果は限定的な一方、円安に フレは解消されないのです。 日本は解決すべき課題が山 積しています。しかし企業はそ きだと考えているのです。 決して黒田総裁はじめ日銀を 批判しているのではありませ れ以上のスピードで先へと進 よる原材料価格の上昇による影 ん。為替を大きく変えた今回の ん で い る の で す。 私 た ち が 投 響を忘れてはいけません。通常 金融緩和が、世界に衝撃を与え 資するのは企業であり政府で そもそも日本の輪転機が壊 れ、紙幣の印刷が出来なくなっ つつも非難されない点をみる は あ り ま せ ん。 で す の で、 潮 であれば、価格転嫁によりそれ と、今度こそ日本がデフレ脱却 目が変わる時ほど長期的未来 た為にデフレになったのではあ に本気になったと受け止めてい を 見 定 め、 個 別 企 業 が ど の よ を埋めることが可能ですが、デ ると言えますし、これまでの動 うに世界で活躍するかが重要 りません。現在の日本は、消費 きに不満があったとも言えま になってくるのです。 3 Sawakami Letter フレの日本では需要が限られ す。ただ、政治を含め国民がこ さわかみファンド・組入企業紹介 ㈱JPホールディングス(2749) 子育て支援事業に改革をもたらすリーディングカンパニー 「待機児童問題」や多様化するニーズに挑み続ける姿勢が魅力 アスクの名称で首都圏を中心に保育事業を全国に展開する業界最大手企業です。2000 年の児童福祉法の改正により民間事業者が参入できるようになりましたが、社会福祉の問題 は昔からの慣習も多く、未だに民間の参入を拒む地区もあります。その中で当社は着実に信 頼を積み上げ、自治体から指定管理者としての受託を含め、認可保育園を主として年々施設 数を増加しています。さらに学童クラブも複数運営して、保育園卒業後の小学校低学年児の 保育ニーズにも対応、また、「夜間の延長保育」や「365日営業」など業界に改革をもた らすサービスを展開して多様化するニーズに応えています。産地直送のあきたこまちや地中 熱を利用した空調など、食の安全性や地球環境に配慮した設備にもこだわっています。 「待機児童問題」は子育て世代のみならず、日本全体の社会問題です。この問題の解消は、 雇用環境の安定や保育環境の充実、子育て不安を解消することによる出生率の増加、女性就 業拡大による雇用人口の増加等につながると考えられます。 運用調査部 アナリスト 鈴木 潤 和 歌山大学システム工学部 の八木教授が開発する 「パワーアシストスーツ」を見 学・ 体 験 す る 機 会 を 得 ま し た。 そこでの内容を弊社澤上と草刈 による対談形式にてご紹介いた 運用調査部コラム 羅針盤 ● 探せ!日本の次世代産業 ド」にも関連企業を多く組み入 れています。基本的には、モー ターの技術の発展が現在の FA を飛躍的に向上させ、それを操 る NC と 呼 ば れ る 制 御 装 置 の 性能向上が現在の日本の競争力 の源泉と言えると思います。 晴らしい技術を持つ企業に出 草刈:調査活動をしていくと素 れが判断すべきこと。ただ、遠 澤上:研究開発の継続はそれぞ ケースがあります。 び出して独立したりしてしまう 究し続けていたり、研究者が飛 は打ち切られ…会社に内緒で研 果、市場性が認められずに研究 議論が必ずなされます。その結 か、市場性はあるのか、という 商品にどのように結びつくの 草刈:営利企業では研究開発が たいですね。 れば多くの方々に紹介していき いった技術などを発見し、でき 企業に限らず、広い視野でそう 草 刈: そ う で す。 生 産 性 を 上 動化ロボットという事ですね? 澤 上:FA と い う と 工 場 の 自 ました。 べていたらこのスーツに出会い トリーオートメーション)を調 草 刈: も と も と FA( フ ァ ク というのは? 問しましたが、そこに至る経緯 業ではなく大学の研究現場を訪 りします。ところで、今回は企 できることなのでは、と考えた るよう「繋げる」ことも我々に 要とする誰かに支援してもらえ とは違うけれど、研究結果を必 苦渋の決断ということも。投資 体でみると付加価値が下がって 上がるけど労働者は減るため全 ボットに置き換わる。生産性は 人間の行なっていた仕事がロ 下 げ る。 つ ま り FA に よ っ て 産性の向上は人間の付加価値を や す く 言 う と、FA に よ る 生 上げるということです。わかり 産性と同時に人間の付加価値を が用途が違います。つまり、生 では? 草刈:原理的には同じなのです スーツとはちょっと話が違うの 須だと思うけど…でもロボット を 考 え る と、 当 然 FA 化 は 必 術でした。人件費の今後の上昇 自動車メーカーは未だに人海戦 会ったり、まだ大学での研究開 い将来も踏まえ社会に必要とさ げ る に は FA が 必 要 で、 世 界 しまう。一方、人間のアシスト 発段階だけど、これが出来たら れるかどうかを判断するならい 的に需要が高まるとされていま であれば付加価値の向上に役立 澤上 龍 × 草刈 貴弘 世の中面白いというものに巡り ざしらず、短期的な収益のみで す。日本はその分野が非常に強 つのです。自動化できるものは します。 合ったりしますよね? の研究打ち切りであれば残念で く、もちろん「さわかみファン 澤上:先日訪問した中国の地場 澤上:本当、そうですね。上場 すね。もちろん、判断する方も Sawakami Letter 4 トという視点での生産性の向上 問題を考えると、人間のアシス 業従事者の高齢化や介護現場の し、例えば日本が抱えている農 自動化でいいと思います。しか ない経験や気づき、おもてなし う技術を駆使して、機械化でき てきます。そこにロボットとい サービス産業の低さが議論に出 ると、どうしても日本の農業や 草刈:労働生産性の話が出てく 例えば具体的に事業化 のでは。我々であれば、 支援の可能性も広がる を理解してもらえれば、 だ ろ う け ど。 研 究 目 的 ものに派生していくの 範囲を自身で限定しな にお会いすることが出来まし は必要でしょう。 と。 ければ、投資以外でも様々なこ た。 し か し 日 本 に は 他 に も ロ す る た め の ア イ デ ア、 澤 上: 今 回 の 訪 問 は CIO と とができると思う。 ボットスーツを研究している大 というようなサービスをするこ してどのような意味を持った? 草刈:部材を納める企業名、技 学や、またロボットの開発を活 澤上:単純に生産活動を行うだ 草刈:純粋に面白い!という点 術的に越えなければならない課 発に進める企業もあります。現 問題を解決できそうな と、 今 は ま だ 技 術 的 に も 価 格 題、ターゲットとする市場、価 在の携帯電話のように、将来は とが可能になれば、新たな産業 的にも荒削りな感があるけれ 格帯、販売方法など具体的な話 ロボットが生活において必要な けであればロボットの発達に ど、 将 来 発 展 す る 事 業 の 創 世 も出てきました。教授がもとも 存在になっているかもしれませ 企 業 の 紹 介、 そ し て 多 記 に 出 会 え た、 と 感 じ ま し た。 と民間企業の出身ということも ん。そんなことを考えていると、 として成り立つ可能性もあるの 我々はベンチャーキャピタル あるのか、しっかりと事業化を そのスタートを見られたことは よって職人以外は淘汰されてし ではないので直接投資という 意識されていましたしね。 本当に嬉しいですし、投資家と くの方に知ってもらう 関わり方は難しいですが、もっ 澤上:投資家の目線、生活者の してもラッキーだと思います。 ではないかと思うのです。それ と大きな視点で関わっていけ 目線、そして事業家としての目 澤上:具体的な投資アイデアに まう。一方でサービスという点 ればと思います。 線を大切にし、日本を含む世界 繋がったわけですね? ことのお手伝い…活動 澤上:こういった研究は最終的 が元気になるようお手伝いでき 草刈:それは結果で証明したい が日本の宝になるのではないか 生み出せるものが無限にあると に誰が使うのか、の設定が大事。 ればいいですね。 と思います。 で考えるとまだまだ人間の手で いうことですね。 本 来、 要 素 技 術 の 研 究 も 同 様。 草刈:今回は縁あって八木教授 5 Sawakami Letter パワーアシストスーツを装着することで 体感する荷物の負荷を 10kg 程度減らせる。 も ち ろ ん、 研 究 途 中 で 様 々 な 上半身、腰、股関節をアシス トする為の外骨格 コントローラボックス(制御 コンピューター) 電動アシストモータ(サーボ モータ)関節角度センサ搭載 バッテリ(リチウムポリマ) パワーアシストスーツ Visiting Businesses tours 運用調査部 社独自のカイゼン 活動によって高い 生産性と短納期を 実現し国内工場の 競争力を保ってい ます。 し か し、 こ の よ うな手法を取り入 大打撃を受け、疲弊した伊那谷 1940年、KOA株式会社 は、昭和恐慌で主力の養蚕業が あるのかを、ファンド仲間と共 が実践され何処に本当の強さが は、どのように「KPS 活動」 です。今回の企業訪問ツアーで のの、上手くいかないのが実状 わっていると自覚している『全 し、現場の社員が直接経営に携 力の源泉は、全社で目標を共有 記されていました。つまり競争 リーダーが『経営陣』として表 れる企業は多いも (長野県)の農村に安定した雇用 員参加経営』にあるのです。こ れが『高信頼性・高生産性・短 に見学してきました。 以来、農家が出稼ぎに出ること フォンまで様々な製品に使われ KOAの主力製品は、抵抗器 と い う、 自 動 車 か ら ス マ ー ト 優先する経営を貫いています。 る設備や工程の改善、生産計画、 と、通常は専門の部門が担当す ました。現場の社員の方に伺う で内製化した設備が使われてい 工 場 は 自 動 化 が 進 ん で お り、 カイゼンの結果、かなりの部分 こ と。 創 業 の 精 神 が 現 在 で も、 顔が本当に明るくなった」との 作っていた頃に比べて、社員の く「分業体制で上からの指示で り ま し た。 年 配 の 社 員 さ ん 曰 る高い競争力を保つのだとわか 納期』を実現し、更に自動車用 る電子部品です。1個数銭とい 利益管理等の仕事も、当社では 経営陣と従業員とで心の底から なく一家揃って暮らせる地域を う低価格品も多く、競合は主に 数名から数十名のワークショッ 共有されているからなのでしょ などの高付加価値品に特化出来 台湾、中国勢です。実際、KO プという単位内で完結するそう う。今回のツアーは、それを肌 目指し、一貫して地域貢献を最 Aでも一部海外生産をしてい です。実際に工場内のパネルに で感じた有意義な訪問でした。 ま す が、「 K P S( KOA Profit )活 動 」 と 呼 ば れ る 当 System は、ワークショップやラインの 全員参加経営 を 創 出 す べ く 設 立 さ れ ま し た。 伊那谷に太陽を 日開催(長野県上伊那郡) 企業訪問ツアー 2013年4月 KOA 株式会社 3 Sawakami Letter 6 オレの本棚 『決断の条件』 長期投資の企業分析を進めていくと、最終 うほど優柔不断な国民である。… ( 中略 ) と 的には経営者の資質というものに行きつく。 きに決断らしい意思決定があっても、それは 経営者の資質で最も重要なのは、やはり決断 思いつきや便乗に近いものである。あるいは、 力だろう。 決断をなさしめた原動力が、真の決断の条件 また、運用という仕事に携っていても、常 となる責任を伴う意思ではなく、苦しまぎれ に決断力が問われる。とりわけ、長期投資で の自棄的な反発とか…( 中略 ) 情緒や感情にす は世の中の本質的な流れを先読みし、果断に ぎないときが圧倒的に多い。」といった具合で、 行動する先見性と決断力なくして、時の経過 グイグイと押してくる。 に耐えられる仕事は成し得ない。 「…そのときこそ日本人に一番欠けた冷静な そう考えて、30 代 40 代と古今東西の歴 現実把握と決断がどうしても要求されるはず 史書やら戦史やらを読みまくった。なかでも、 である。つまり、選別、切捨て、転換といった、 いろいろな状況下における「指導者の決断」 日本人のもっともなし というものを一番のテーマとした。 難い決断によって苦境 数多くの書をあさっているうち、ふと手に を切り開いて行かねば したのが本書である。序論を数ページめくる ならぬときが来るとい 間もなく、「この本は買って読まなくては」と うことだ。…」 早々に決断した。 もう一度読み直して 書き出しからして、「私たちは、殆ど決断や みようという気になっ 選択という能力を持たないのではないかと思 てきた。 7 Sawakami Letter 「決断の条件」 会田 雄次著 新潮選書社 参加されたお客さまの声 ● あくまでも地元にこだわる姿勢に好 感が持てました。数値だけを追求す るのではない、適正規模の中で成長 を意識して頑張ってもらいたいと思 います。チャボなどがのびのびして いる環境がいつまでも続く文化を大 切にしてください。社員の方の丁寧 な対応も気持ち良いものでした。 ●「伊那谷に太陽を」という創業者の 心 の 高 き 強 さ に、 感 銘 を 受 け ま し た。 ま た、 そ の 後 の 全 社 員 の 皆 さ ん の 工 夫、 努 力 に も 大 い に 関 心 を 持 ち ま し た。 地 元 に 雇 用 を 生 み、 若者に憧れをもたれる会社であり 続けてください。 くヘルシーな内容で良かったです。 創 業 者 の「 農 工 一 体 」 こ れ は 長 野 ● 社員食堂は見た目も良く、野菜も多 ● 県 の 地 域 性 を 生 か し た 生 き 方、 方 向 性 と い う 気 が し ま し た。 働 き や すい環境と仕事面での能率を向上 させるシステムに全社で取り組ん で成功されている素晴らしい会社 だと思いました。 ● 伊那の地から、人づくり・環境への 配慮を配信し続けてください。 澤上 篤人 さわかみファンドについて ■ 経済の大きなうねりをとらえて先取り投資することを運用の基本とし、その時点で最も割安と考えられる投資対 象に資産を集中配分します。 ■ 将来価値から考えて、市場価値が割安と考えられる銘柄に選別投資し、割安が解消するまで持続保有する「バイ・ アンド・ホールド型」の長期投資を基本とします。 ■「割安であること」の判断の精度を維持・向上するために、経済全般および個別銘柄について徹底したリサーチ活 動を継続します。 当ファンドは、運用の成果について目標とするベンチマークは設定しません。上記のスタイルを一貫し、これを変え ることは致しません。当ファンドの運用にあたっては、短期的な成績向上を狙うような無理な投資はしませんが、必 要と考えるリスクは敢然と取ります。また、長期的な運用成果を向上させるため、株主総会での議決権行使なども積 極的に行っていきます。 当ファンドの運用方針は長期運用を前提としているため、ファンド資産の激しい変動は運用効率を著しく阻害します ので、短期保有目的でのご購入はご遠慮ください。 お申込みメモ リスク 当ファンドは、主に国内外の株式や債券など値動きのある有価証券等に投資します。そのため、 組み入れた有価証券等の価格、外国為替相場等の変動により、基準価額は変動等の影響を受けま す。これらにより生じた利益および損失は、全て当ファンドの受益者に帰属することとなりま す。また、元本および利息の保証はなく、預金保険の対象ではありません。したがって、受益者の 投資された元本は、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。そ の損失に耐えうる以上に当ファンドに対して投資することはご遠慮ください。投資信託は預貯 金とは異なります。 購入時手数料 徴収しません。 (無手数料) 信託報酬 信託財産留保額 ご換金時の適用基準価額に対して 1.5%です。お客さまのご解約金より控除し、控除された額は 投資信託財産に留保されます。※ご換金額が信託財産留保金の控除前で 50 万円以下の場合に 限り控除されません。 その他費用・ 手数料 当ファンドに組入れる有価証券等の売買の際に発生する売買委託手数料、売買委託手数料に対 する消費税等相当額、先物取引・オプション取引等に要する費用、一部解約金の支払資金の手当 を目的とした借入金の利息は、信託財産中から支弁します。※これらの費用については、運用状 況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。 留意事項 投資にあたっては、必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をよくご覧いただき、ご自身でご判 断ください。「投資信託説明書(交付目論見書)」のご請求は、さわかみ投信株式会社(TEL:035226-7980)までお申込みください。 当ファンドの純資産総額に対して、1.05%(税込み ・ 年率)です。 投資信託説明書 ( 交付目論見書)のご請求・お申し込みは さわかみ投信株式会社 ᐱấᒧỉ൦ ᵨᵰɶځஜዴ ᬜ ׄ⏮ 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 328 号 一般社団法人 投資信託協会 会員 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員 ிʮἳἚἿ ɺỉϋዴ 〒 102 - 0094 東京都千代田区紀尾井町 6 - 12 紀尾井町福田家ビル 2 階 http://www.sawakami.co.jp 〒 105-0013 東京都港区浜松町 1-29-6 株式会社 アド・ダイセン ထρɠႸ ૼܿᡫụ ᎢỶἂἜἓỼ ˟ẅẅ ɥܖٻ ẰỪẦỚ৲̮ ఇࡸ˟ᅈ ᐱૼܿ 差出人 還付先 ׄᬜЭ ἭἘἽ ἝἷὊỼὊἑἝ ᡇខ N ኔʂק ご縁の窓口 ☎ 03-5226-7980 平日 8:45 ~ 17:30 今月の表紙 長谷川由美「Daydream」 ■このレポートは、さわかみ投信株式会社が「さわかみファンド」に関する情報提供を 目的として作成したものであり、当該投資信託受益権およびその他の有価証券の取得を 勧誘するものではありません。また、「金融商品取引法」および「投資信託及び投資法 人に関する法律」に基づく開示書類ではありません。■当該投資信託の取得を希望され る方は、必ず目論見書の内容をご確認のうえ、ご自身の判断でお申込みください。■こ のレポートは、信頼性が高いと判断した情報等に基づいて作成しておりますが、その正 確性・完全性を保証するものではありません。また、記載された意見・見通し等は作成 日時点のものであり、将来の市場環境等の変動等を保証するものではなく、将来予告な しに変更されることがあります。
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