第 76 回日本循環器学会学術集会 ランチョンセミナー Luncheon Seminar Viewing More is Doing Better 2012 進化する循環器画像診断・治療 Low Dose Solution 究極の低線量撮影技術 2012 年 3 月 18 日 (日)13:00~13:50 第 20 会場 (福岡国際センター 1F アリーナ C ) 座長 講演 1 帝京大学医学部附属病院 循環器内科 一色 高明 先生 不整脈治療および 末梢血管インターベンションにおける 被ばく低減の試み ∼スポット透視の使用経験∼ 国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院循環器内科 高橋 淳 先生 講演 2 320 列面検出器 CT による 新しい冠動脈 CT 技術 岩手医科大学附属病院 循環器医療センター 循環器放射線科 吉岡 邦浩 先生 ※ 本ランチョンセミナーは整理券制です。 昼食をご用意しておりますが、ご参加にはあらかじめ整理券(無料)が必要です。 【配布場所】入口福岡国際会議場 2F ロビー、福岡国際センター 1F 入口付近 マリンメッセ福岡 1F 受付付近、福岡サンパレス 2F ロビー 【配布日時】ランチョンセミナー開催当日 7:00 ~ 12:20 (先着順にて受付、無くなり次第終了とさせていただきます) 【注意事項】開始 10 分後にチケットは無効となります。 共催:第 76 回日本循環器学会学術集会 東芝メディカルシステムズ株式会社 LS-63 ランチョンセミナー 63 2012 進化する循環器画像診断・治療 Low Dose Solution 究極の低線量撮影技術 座長 帝京大学医学部附属病院 循環器内科 一色 高明 先生 座長の言葉 320 列面検出器 CTの出現により、冠動脈 CT 検査の精度は飛躍的に改善され、新たな診断・治療戦略に期待がかけられている。しか 講演 1 しながら、医療被ばくに関する問題は、CT 検査のみならず X 線診断全てにおいて避けて通れない課題であり、被ばく低減のための技術 革新は医療機器メーカーの最優先事項となっている。 本セミナーでは、 「被ばく低減と高精度な診断・治療の両立」という非常に難解な課題について、ANGIO 装置及び 320 列 CT における 最新技術を利用した臨床での取組みを報告して頂き、循環器領域における診断・治療の今後の展望について確認したい。 講演 1 不整脈治療および末梢血管インターベンションにおける 被ばく低減の試み ~スポット透視の使用経験~ 国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院循環器内科 高橋 淳 先生 高齢化とともに増加している不整脈に対し、カテーテルアブレーションが実施されるようになり、心房細動については根治術として良 好な成績が得られるようになってきた。 また閉塞性動脈硬化症についても末梢血管インターベンションが広く行われている。 これら治療にはX線透視が重要な情報源となるのだが、複雑な症例への治療では、長時間の透視による被ばくの増大が課題といえる。 そこで、部分的な透視と全体の状況把握を両立させた、 「スポット透視機能」が東芝により開発された。 本セミナーでは、実際の症例を提示しつつ「スポット透視機能」の有効性について紹介する。 講演 2 320 列面検出器CTによる新しい冠動脈CT 技術 講演 2 岩手医科大学附属病院 循環器医療センター 循環器放射線科 吉岡 邦浩 先生 320 列面検出器 CT では寝台を移動させることなく1 心拍で心臓全体を撮影可能となり、これまでの 64 列 CT に比べて画質の向上や投 与造影剤量の減量が可能となった。しかし、冠動脈の高度石灰化による診断能低下や評価不能は依然として大きな課題であった。 われわれの施設では、寝台を移動しない320 列面検出器 CTの撮影方式の特長を活かし、DSA と同様に CT でのサブトラクション法の 可能性に注目し、高度石灰化病変に対する冠動脈のサブトラクション CTの研究をスタートさせた。そして、2010 年からは東芝メディカ ルシステムズとの共同研究となり、検査精度だけでなく、実際の操作性含めた検討を行ってきた。 本セミナーでは、当該技術を用いた高度石灰化やステントに対する冠動脈 CT サブトクションの臨床画像とともに、最近導入された新 しい画像再構成法 (逐次近似法:AIDR 3D)を用いた低被ばく冠動脈 CT についても紹介する。 製品のココがエコ! ・「東芝の循環器システム」は"PureBrain" や"Spot 透視機能"などの先進の低線量技術により、 線量だけでなく消費電力も低減しています。 ・「320列面検出器CT Aquilion ONE」は架台回転エネルギーを電力に回生し、再利用しています。
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