Ⅵ.事業活動に関する事項 - JAみい

Ⅵ.事業活動に関する事項
1.事業活動のトピックス
<年金友の会ゲートボール・グラウンドゴルフ大会の開催等>
支所窓口で、年金相談会や感謝デーを開催し、豊かな老後生活の支援などのサービスを行いました。
また、年金友の会会員へPR及び会員の拡大を図るため、ゲートボール・グラウンドゴルフ大会・親
善ゴルフ大会・年金友の会感謝祭を開催しました。
<地域の利用者への農業の PR>
地域の利用者に「農」への興味を深めてもらうため、
「親子プランター菜園講習会」を開催しました。
地域小学校へ「農・食・お金」への関心をもってもらい、また JA への関心を深めてもらうために
標語の募集を行いました。
<サンタクロース訪問、交通安全教室の支援活動の実施等>
次世代を担う子供達へサンタクロース訪問や、アンパンマン交通安全キャラバンを実施し、若い世
代への PR 活動を行いました。
3Q訪問プロジェクト(全戸訪問活動)の展開と世帯保障台帳の活用によるCS(顧客満足度)向
上・普及基盤の拡大に努めました。
<地産地消運動の実施>
地産地消運動の一環として、朝市グループによる「安全・安心・新鮮」をキャッチフレーズに、地
元で採れた農産物や加工品を消費者に提供しました。
(北野マルシェ、直売所大刀洗ひばり、三国朝市、
あぐり朝市)
<JA ファンづくり運動の実施>
JA ファンづくり運動を展開するため、JA 内の体制を整備し、ファンづくり実行計画書を策定しま
した。それをもとに、支所だよりの発行やさまざまな支所企画イベントを行い、地域密着活動を展開
しました。
<総合ポイント制度導入に向けての展開>
利用者メリット還元のための総合ポイント制度導入に向けて、職員プロジェクトを立ち上げ、検討
を行いました。
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2.農業振興活動
<JA 農業まつり>
青年部、女性部や生産部会など関係組織の協力のもと、11 月に食と農を結ぶ「JA 農業まつり」を
小郡市物産展と同時開催し、地域住民へ農業・JAのアピールに努めました。
<担い手支援活動>
平成 22 年度から実施された「戸別所得補償モデル対策」に対しての説明会を開催し、対策の周知
に努め、加入および交付申請の手続きを行いました。
新たな「食料・農業・農村基本計画」については、食料・農業・農村に関する各種施策の基本であ
り、今後 10 年程度を見通して定められました。そのため農業に関する諸問題に対する研修会を開催
し、要請活動や農政懇談会、食・農問題について、消費者へのアピール行動など農政活動を展開し、
水田農業の活性化に取り組みました。また、TPP 問題に対しては、学習会を開催し、併せて国・県・
市町村に対して要請、請願活動を行い、TPP 交渉参加反対 1 千万署名全国運動に取り組みました。
また、農家の経営分析を行う支援対策を本格的にスタートするため、モデル的に農業経営管理支援
を実施し、支援体制の整備に取り組みました。さらに、青色申告会を中心とした税務相談や研修会お
よび経営指導等に努めました。
<特売フェアー・展示会の開催>
生産資材の特売フェアーを開催し、生産資材価格の安価供給に努めました。また、組合員・利用者
によりよいサービスを提供するため、農業機械・自動車の大展示会を開催しました。
3.地域貢献情報
<環境保全活動(廃ビニール・廃棄農薬回収、良質堆肥の提供)>
環境保全と汚染防止や資源リサイクル運動による廃ビニール(4 月・9 月)
、廃棄農薬(9 月)の回
収を実施しました。また、土づくりセンターでは、環境保全に配慮した良質堆肥(大地めぐみちゃん)
の提供に努めました。
<食農教育活動の取り組み>
食農教育の一環として、地元産大豆・米を使用した豆腐・味噌作り体験学習をみい管内の児童及び
地域住民を対象に行いました。また、エフコープと協力し、農業体験を通して農業の大切さや食の安
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全を学ぶ「スイートコーン道場」を行いました。
4.情報提供活動
<手作り看板づくり>
「農業・農村の果している役割」をテーマに、地域住民の皆さんに農業の大切さの理解を得るた
め、手作り看板を作成し、対外的なアピールを行いました。
<広報誌(あぐりピープル)の発行・日本農業新聞への投稿>
JAみいの広報誌「あぐりピープル」を毎月発行し、管内の記事や営農情報・JAみいの取扱商品
等を組合員・地域住民の皆さまへ発信し、JAの事業活動の情報提供を行いました。また、日本農業
新聞の普及活動や定期的な記事の投稿を通じて、対外的なJAみいのアピールを積極的に行いました。
5.リスク管理の状況
●リスク管理の体制
□
リスク管理の基本方針
組合員・利用者の皆様に安心してJAをご利用いただくためには、より健全性の高い経営を確保
し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面する様々なリスクに適切に対応すべく、経営リス
ク管理委員会を設置し、以下の事項につき検討を行っています。
①
事業・部門別、場所別経営リスクの分類確認に関する事項
②
経営諸リスクの整理対策計画に関する事項
③
経営諸リスクの整理対策進捗状況に関する事項
④
コンプライアンス態勢の確立に関する事項
⑤
コンプライアンス関連の諸問題への対策に関する事項
⑥
その他目的達成に必要な事項
また、収益とリスクの適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通じてリスク管理体制の充
実・強化に努めています。
①信用リスク管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。
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また、通常の貸出取引については、本所に債権対策室を設置し各支所と連携を図りながら、与信
審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価
を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。
貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。
不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また資
産自己査定の結果、貸倒引当金については必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。
②市場リスク管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることに
より、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバ
ランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に
機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。
③流動性リスク管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について日次・月次の資金計画を作成し、
安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上で
の重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの
策定の際に検討を行っています。
④オペレーショナル・リスク管理
オペレーショナル・リスクとは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切である
こと又は外生的な事象による損失を被るリスクのことです。当 JA では、収益発生を意図し能動的
な要因により発生する信用リスクや市場リスク及び流動性リスク以外のリスクで、受動的に発生す
る事務、システム、法務などについて事務処理や業務運営の過程において、損失を被るリスクと定
義しています。事務リスク、システムリスクなどについて、事務手続を整備し、事故・事務ミスが
発生した場合は速やかに状況を把握する体制を整備して、リスク発生後の対応及び改善が迅速・正
確に反映ができるよう努めています。
⑤事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機
関が損失を被るリスクのことです。当 JA では、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な
事務処理を行うため事務マニュアルを整備するとともに、内部監査・自主検査を実施し事務リスク
の削減に努めています。また、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図る
とともに、内部監査により重点的なチェックを行い、再発防止策を実施しています。
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⑥システムリスク管理
システムリスクとは、コンピュータシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に伴い金融
機関が損失を被るリスク、さらにコンピューターが不正に使用されることにより金融機関が損失を
被るリスクのことです。当 JA では、コンピュータシステムの安定稼動のため、安全円滑な運用に
努めるとともに、システムの万一の災害・障害等に備え、「不測事態対応計画」を策定しています。
●法令遵守体制
□
コンプライアンス基本方針
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事に対する社会の厳しい批判に
鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を得るためには、法令等を遵守し透明性の高い経営を行うこ
とがますます重要になっています。
このため、コンプライアンス(法令等遵守)を経営の重要課題のひとつと位置づけ、この徹底こ
そが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性向上に繋げるとの観点にたち、コンプライアン
スを重視した経営に取り組みます。
□
コンプライアンス運営体制
コンプライアンス態勢全般にかかる検討・審議を行うため、経営リスク管理委員会を設置すると
ともに、コンプライアンスの推進を行うため、コンプライアンス統括責任者、担当者を設置してい
ます。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアンス・マニュアル」を策定し、研
修会を行い全役職員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実行ある推進に努めるとともに、統括部署を
設置し、その進捗管理を行っています。また、組合員・利用者の皆さまの声を真摯に捉え、前向き
に事業に反映するため、苦情・相談の窓口を設置しています。
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□
平成 22 年度の取り組み事項
対象者
実施時期
講師
研修内容
①コンプライアンスの意義と概要
一般職員
②組合長からの決意表明
5月
内部講師
(全体職員研修)
③JA みいのコンプライアンスへの取組方針及び実践方策
④JA職員としての心構え
役員
①コンプライアンスの意義と概要
7月
外部講師
(理事及び監事)
②経営層の役割と責任について
①人権研修会
全役職員
8月
外部講師
②「JA法令等遵守憲章」の内容説明
③苦情・相談等への対応
①コンプライアンスの意義と概要
コンプライアンス
②管理職の役割
9月
外部講師
責任者
③コンプライアンス責任者の役割
④苦情・相談等への対応
①コンプライアンスの意義と概要
コンプライアンス
10 月
内部講師
②コンプライアンス担当者の役割
担当者
③苦情・相談等への対応
①社会人としての心構え
②JA職員としての心構え
新入職員研修
3月
内部講師
③コンプライアンスの意義と概要
④「JA法令等遵守憲章」の概要
⑤苦情・相談等への対応
□
平成 23 年度の取り組み事項(平成 23 年度コンプライアンス・プログラム)
本JAは、JAの社会的責任及び公共的使命を果たすため、コンプライアンス基本方針並びに
コンプライアンス運営規程等に則り、コンプライアンスの職場風土を一日も早く醸成するために
以下の具体的実践計画を策定し、実践するものである。
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Ⅰ.経営層での取り組み
1.組合長は、年頭所感や総会、全体職員研修等あらゆる可能な機会をとらえ、コンプライアン
スに対する取組姿勢を示す。
2.理事は、業務遂行に際し、コンプライアンスの問題に常に意識し、規則に基づき公正、公平
に断固とした態度で対応する。
3.理事及び監事は、理事会・監事会、その他会議等において、必要に応じコンプライアンスに
かかる諸問題の論議を行う。
Ⅱ.コンプライアンス統括部署での取り組み
1.規定等の徹底と必要な見直し
(1) コンプライアンス関連諸規程類の徹底と必要な見直し
※
現在整備している諸規程類は以下のとおり。
①コンプライアンス基本方針・役職員(理事・監事・職員)行為基準
②コンプライアンス運営規程
③コンプライアンス・マニュアル(共通、信用事業、共済事業、経済事業)
④苦情処理等対応要領
⑤不祥事・未然防止の手引き
⑥連続職場離脱実施要領
⑦不祥事発生未然防止対策本部設置要領
以上は、「JA法令等遵守憲章」として制定している。
2.コンプライアンス体制の整備
(1) JAグループ福岡総合相談所(福岡県JAバンク相談所)(以下、相談所という。)の活用
(2) JA不祥事等直接通報制度(JAヘルプライン)(以下、JAヘルプラインという。)の活用
(3) JA経営リスク管理委員会の機能強化
(4) コンプライアンス統括部署(苦情統括窓口)の役割の明確化と機能強化
(5) コンプライアンス責任者・コンプライアンス担当者の役割の明確化と機能強化
3.報告制度の確立
(1) 相談所との連携
(2) JAヘルプラインとの連携
(3)「不正事件等対応マニュアル」に基づき不正事件発生時の報告ルートの徹底
(4)「苦情処理等対応要領(苦情処理マニュアル)
」に基づき、組合員等利用者からの苦情等
発生時の報告の徹底
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(5)一般職員からの直接相談に対する窓口の明確化
4.職場離脱
「連続職場離脱実施要領」に基づき、職員が連続して職場を離れるような体制を構築する。
5.役職員への周知・徹底
(1)コンプライアンス統括部署は、コンプライアンス態勢の確立に向けて役職員への周知・徹底
を図るため、以下の各階層別研修計画を企画・開催する。
なお、相談所やJAヘルプラインの活用等についても徹底をはかる。
<各階層別の研修計画>
対象者
実施時期
講師
研修内容
①コンプライアンスの意義と概要
一般職員
②組合長からの決意表明
5月
内部講師
(全体職員研修)
③JA みいのコンプライアンスへの取組方針及び実践方策
④JA職員としての心構え
役員
①コンプライアンスの意義と概要
7月
外部講師
(理事及び監事)
②経営層の役割と責任について
①人権研修会
全役職員
8月
外部講師
②「JA法令等遵守憲章」の内容説明
③苦情・相談等への対応
①コンプライアンスの意義と概要
コンプライアンス
②管理職の役割
9月
外部講師
責任者
③コンプライアンス責任者の役割
④苦情・相談等への対応
①コンプライアンスの意義と概要
コンプライアンス
10 月
内部講師
②コンプライアンス担当者の役割
担当者
③苦情・相談等への対応
①社会人としての心構え
②JA職員としての心構え
新入職員研修
3月
内部講師
③コンプライアンスの意義と概要
④「JA法令等遵守憲章」の概要
⑤苦情・相談等への対応
(2)全職員に対する「JA法令等遵守憲章」を配布し、徹底をはかる。
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6.実践状況の検証と見直し・改善
コンプライアンスにかかる諸会議体の論議を踏まえ、各計画の実践状況を検証するとともに必
要に応じて見直し・改善を行っていくものとする。
7.苦情処理簿等の統括部署への報告を徹底する。
Ⅲ
各部署における取り組み
1.コンプライアンス担当者の選定(名簿の整理)と担当者名の統括部署への報告
2.コンプライアンスにかかる教育・相談・連絡・報告の実施
(1) 各業務の主管部署は、各業務部門にかかる法令等の周知・徹底を図るため、別途担当職員を
対象とした研修を開催する。
(2) 上記にかかわらず、法令等の改正が行われた場合には、必要に応じ研修会を開催することと
する。
3.組合員等からの苦情・相談等の情報をもれなく、
「苦情処理簿」等に記入し、所属長を経由し、
本所コンプライアンス統括部署に報告する。
なお、担当部署においては、その記録を保管しておくこと。
Ⅳ
諸会議を通じた取り組み
1.JA経営リスク管理委員会を定期的に開催し、コンプライアンスにかかる諸問題について論議
を行い、認識の共有化をはかる。
2.各業務の部署内会議や日常的なミーティングにおいて、コンプライアンス・マニュアル等を使
った学習を行う。
(共済担当者会・渉外担当者会・次長店舗長会・窓口リーダー・窓口研修・経済
センター店舗長会)
コンプライアンスケーススタディ集の活用による研修
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Ⅴ
コンプライアンス・プログラムの実践期間
平成 23 年 4 月 1 日から平成 24 年 3 月 31 日までの期間を対象とする。
●金融ADR制度への対応
①苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホー
ムページ・チラシ等で公表するとともに、JAグループ福岡総合相談所やJA共済連とも連携し、迅
速かつ適切な対応に努め、苦情等を解決に図ります。
当JAの苦情等受付窓口(月曜日~金曜日
AM9:00~PM5:00)
まずは、当JAの窓口へお申し出ください。
北野西部支所・・・・・78-3213
営農部・・・・・・・・・・78-3035
北野東部支所・・・・・78-3047
農機燃料センター・・・・・77-0100
小郡南部支所・・・・・72-2411
経済センター本店・・・・・73-0383
小郡支所・・・・・・・72-4444
本所
小郡北部支所・・・・・72-2158
総務企画部・・・・・・・72-2141
立石支所・・・・・・・72-3158
金融課・・・・・・・・・72-2145
大刀洗中央支所・・・・77-0031
共済課・・・・・・・・・72-2149
菊池支所・・・・・・・77-3399
生活福祉部・・・・・・・72-2016
②紛争解決措置の内容
・ 信用事業
福岡県弁護士会
天神弁護士センター
(TEL:092-741-3208)
福岡県弁護士会 北九州法律相談センター
(TEL:093-561-0360)
福岡県弁護士会 久留米センター
(TEL:0942-30-0144)
①の窓口または JA グループ福岡総合相談所(TEL:092-711-3855)にお申し出下さい。
なお、福岡県弁護士会に直接紛争解決をお申し立ていただくことも可能です。
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共済事業
・
㈳日本共済協会
共済相談所
(TEL:03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構
(TEL:本部 03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故相談センター
(TEL:本部 03-3581-4724)
㈶交通事故紛争処理センター
(TEL:東京本部 03-3346-1756)
●金融商品の勧誘方針
私たち福岡県下JAは、金融商品販売法の主旨に則り、貯金・定期積金・共済その他
の金融商品の販売等の勧誘にあたっては、次の事項を尊重し、組合員・利用者の皆さま
の立場にたった勧誘に努めるとともに、より一層の信頼をいただけるよう努めます。
★
組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況及び意向を考慮の
うえ、適切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。
★
組合員・利用者の皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項を十分に
理解していただくよう努めます。
★
不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供するなど、組合員・
利用者の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。
★
お約束のある場合を除き、組合員・利用者の皆さまにとって不都合と思われる早朝・深夜の
時間帯での訪問・電話による勧誘は行いません。
★
組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行われるよう役職員の研修の充実に努めます。
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●個人情報の取扱い方針
みい農業協同組合個人情報保護方針
みい農業協同組合
代表理事組合長
吉塚
数實
(平成 17 年 4 月 1 日制定)
みい農業協同組合(以下「当組合」といいます。
)は、組合員・利用者等の皆様の個人情報を
正しく取扱うことが当組合の事業活動の基本であり社会的責務であることを認識し、以下の方
針を遵守することを誓約します。
1.当組合は、個人情報を適正に取扱うために、個人情報の保護に関する法律(以下「法」とい
います。)その他、個人情報保護に関する関係諸法令および農林水産大臣をはじめ主務大臣のガ
イドライン等に定められた義務を誠実に遵守します。
個人情報とは、法第2条第1項に規定する、生存する個人に関する情報で、特定の個人を識
別できるものをいい、以下も同様とします。
2.当組合は、利用目的をできる限り特定したうえ、あらかじめご本人の同意を得た場合および
法令により例外として扱われるべき場合を除き、その利用目的の範囲内でのみ個人情報を取扱
います。
ご本人とは、個人情報によって識別される特定の個人をいい、以下同様とします。
3.当組合は、個人情報を取得する際、適正な手段で取得するものとし、利用目的を、法令によ
り例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめ公表するか、取得後速やかにご本人に通知
または公表します。ただし、ご本人から書面で直接取得する場合には、あらかじめ明示します。
4.当組合は、取扱う個人データを利用目的の範囲内で正確・最新の内容に保つよう努め、また
安全管理のために必要・適切な措置を講じ役職員および委託先を適正に監督します。個人デー
タとは、法第2条第4項が規定する、個人情報データベース等(法第2条第2項)を構成する
個人情報をいい、以下同様とします。
5.当組合は、法令により例外として扱われるべき場合を除き、あらかじめご本人の同意を得る
ことなく、個人データを第三者に提供しません。
6.当組合は、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示、訂正等に応じます。
保有個人データとは、法第2条第5項に規定するデータをいいます。
7.当組合は、取扱う個人情報につき、ご本人からの苦情に対し迅速かつ適切に取組み、そのた
めの内部体制の整備に努めます。
8.当組合は、取扱う個人情報について、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針の継
続的な改善に努めます。
以
25
上
みい農業協同組合情報セキュリティ基本方針
みい農業協同組合
代表理事組合長
吉塚
数實
(平成 17 年 4 月 1 日制定)
みい農業協同組合(以下、「当組合」といいます。)は、組合員・利用者等の皆様との信頼関係を
強化し、より一層の安心とサービスを提供するため、組合内の情報およびお預かりした情報のセキ
ュリティの確保と日々の改善に努めることが当組合の事業活動の基本であり、社会的責務であるこ
とを認識し、以下の方針を遵守することを誓約します。
1)当組合は、情報資産を適正に取扱うため、コンピューター犯罪に関する法律、不正ア
クセス行為の禁止に関する法律、IT基本法その他の情報セキュリティに関係する諸
法令、および農林水産大臣をはじめ主務大臣の指導による義務を誠実に遵守します。
2)当組合は、情報の取扱い、情報システムならびに情報ネットワークの管理運用にあた
り、適切な組織的・人的・技術的安全管理措置を実施し、情報資産に対する不正な侵
入、紛失、漏洩、改ざん、破壊、利用妨害などが発生しないよう努めます。
3)当組合は、情報セキュリティに関して、業務に従事する者の役割を定め、情報セキュ
リティ基本方針に基づき、組合全体で情報セキュリティを推進できる体制を維持しま
す。
4)当組合は、万一、情報セキュリティを侵害するような事象が発生した場合、その原因
を迅速に解明し、被害を最小限に止めるよう努めます。
5)当組合は、上記の活動を継続的に行うと同時に、新たな脅威にも対応できるよう、情
報セキュリティマネジメントシステムを確立し、維持改善に努めます。
以
26
上
●内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部
門の業務の遂行状況を、内部管理体制の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の適
切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本所・支所のすべてを対象とし、年間の内部監査計画に基づき実施
しています。監査結果は、代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期
的に被監査部門の改善取り組み状況をフォローアップしています。また、監査結果の概要を定期
的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ちに理事会、代表理
事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。
6.自己資本の状況
●自己資本比率の状況
当 JA では、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務
基盤の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及
び業務の効率化等に取り組んだ結果、平成 23 年 3 月末における自己資本比率は、18.19%となりま
した。
●経営の健全性の確保と自己資本の充実
当 JA の自己資本は、組合員の普通出資によっています。
・普通出資による資本調達額
1,723百万円(前年度1,638百万円)
当 JA は、
「自己資本比率算出要領」を制定し、適正なプロセスにより自己資本比率を正確に算出し
て、当 JA が抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十
分な自己資本の維持を図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。
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