証券コード:8081 MID-TERM REPORT 第164期 事業の中間ご報告 (平成25年4月1日〜平成25年9月30日) 2014 ご挨拶 “よきものづくりに支えられた健全な社会の発展に貢献する” カナデングループ理念を全うします。 皆さまには日ごろより格別のご高配を賜り、厚くお礼申し 上げます。 なお、当社グループは、株主 さまに対する利益還元を経営 ここに第164期中間期 (平成25年4月1日から平成25年9 月30日まで) の事業概況についてご報告申し上げます。 の最重要課題の一つと認識 し、安定した配当の維持継続 当中間期における経営環境は、景気対策の効果により円 安、 株高傾向を維持し、 米国経済も底堅く推移したことから回 代表取締役社長 を基本方針としております。 宮森 学 この方針のもと、当中間期 復基調を持続しましたが、 中国をはじめとした新興国経済の の配当金につきましては、 1株につき8円50銭とさせていた 減速等の影響により依然として不安定な状況が続きました。 だきました。 当社グループが関連する業界におきましては、エネル ギー、省エネ関連の需要は引き続き堅調でありましたが、製 造業の設備投資は一部に回復の兆しがみられたものの低水 今後も当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化を していくものと予想されます。 このような経営環境を踏まえ、当社グループは 「堅実性」 と 「成 長性」 を併せ持った 「健全な経営」 を維持継続してまいります。 準で推移し厳しい事業環境が続きました。 当社グループは、 このような状況下、今後も成長が見込ま 平成26年度を最終年度とする中期経営計画『CI・P-3 れる環境・エネルギー関連分野に注力するとともに、基幹ビ (Challenge & Innovation・POWERFUL) 』 を達成し、 より ジネスの進化とニュービジネスの創出に鋭意取り組んでま 強固な事業基盤を築くため、国内におきましては基幹ビジネ いりました。 スをより一層強化していくとともに、ニュービジネスの創出 その結果、当中間期における売上高につきましては、前年 同期比10.4%増の51,961百万円、経常利益につきまして は、前年同期比29.5%増の1,270百万円、中間純利益につ きましては前年同期比39.9%増の729百万円と増収増益と に今までにもまして強力に取り組んでまいります。 また、海外におきましてはアジアビジネス、特にアセアン地 域の強化と拡大を積極的に図ってまいります。 皆さまにおかれましてはこれからも変わらぬご支援のほ ど、 よろしくお願い申し上げます。 なりました。 決 算 ハ イラ イト ※下記指標は連結決算の数値となります。 売上高 経常利益 51,961百万円 1,270百万円 107,857 109,462 117,000 (予想) 90,000 60,000 47,060 47,065 51,961 30,000 0 (百万円) 4,000 3,000 55,543 第162期 第163期 第164期 2,680 3,099 2,957 2,000 1,000 第161期 729百万円 ■中間期 ■通期 ■中間期 ■通期 (百万円) 120,000 118,501 中間純利益 0 1,026 1,179 980 第161期 第162期 第163期 詳しい財務情報は、カナデンのホームページをご覧ください。 カナデン IR 3,350 (予想) 1,270 第164期 検索 ■中間期 ■通期 (百万円) 2,000 1,503 1,000 0 1,652 583 649 第161期 第162期 1,933 521 第163期 2,000 (予想) 729 第164期 http://www.kanaden.co.jp MID-TERM REPORT 2014 セグメント別 売 上 高 の 実 績と推 移 情通・デバイス FAシステム 売上高 売上高 13,110百万円 (前年同期比84.5%増) 液晶・半導体製造装置メーカーや機械装置メーカー向け 医療ビジネス分野では、電子医療装置が案件の増加に より好調でした。 の需要に一部回復傾向が見られました。 ジア、 特に中国市場での生産調整を受け前年並みとなりま したが、 ハードディスクドライブ向けのIC、 メモリーの納入 伸び悩んでおり苦戦しました。 設備分野では、無停電電源装置や受変電設備が通信・ 交通分野では、受変電設備が前年度の大型案件の影響 情報業界等の新設案件が増加し、 好調に推移しました。 により減少しましたが、列車無線や車両用電機品の需要 が回復し堅調に推移しました。 たリプレース需要が継続しましたが、大型冷凍機案件が減 また、太陽光発電システムがエネルギー関連ビジネスと 少しました。 その結果、FAシステム業としては1.6%の増収となりま した。 が堅調に推移しました。 売上高構成比 (前年同期比42.9%減) 空調冷熱分野では、空調機器は省エネ・節電を目的とし 産業メカトロニクス分野は、国内の設備投資案件は未だ 半導体・デバイス分野では、 産業用パワーデバイスはア 20百万円 売上高構成比 (前年同期比12.4%減) FA分野では、主力のコントローラー・駆動制御機器が、 25.9% 経常利益 177百万円 売上高構成比 (前年同期比20.7%増) する需要が伸び悩み低調となりました。 (前年同期比25.2%増) 経常利益 585百万円 情報通信分野では、 画像映像システムがセキュリティに関 13,450百万円 (前年同期比14.5%増) 経常利益 売上高構成比 売上高 14.4% 7,487百万円 (前年同期比1.6%増) 25.2% 経常利益 インフラ 売上高 34.5% 17,912百万円 (前年同期比7.9%増) 430百万円 ビル設備 して旺盛な設備投資を背景に好調に推移しました。 その結果、 ビル設備事業として売上高は14.5%の増収 その結果、インフラ事業として売上高は25.2%の増収 となりましたが、経常利益は空調冷熱分野の減収が影響 となりましたが、経常利益は交通分野の利益減少が影響 し減益 (△25百万円) となりました。 し減益 (△15百万円) となりました。 その結果、情通・デバイス事業としては7.9%の増収と なりました。 売上高 ■中間期 ■通期 (百万円) 50,000 40,000 37,751 30,000 20,000 40,000 26,578 24,940 28,470 (予想) 13,178 12,145 13,110 第163期 第164期 20,265 10,000 0 第161期 売上高 第162期 アンケート結果報告 アンケートお礼 平成25年6月発送の “カナデンレポート2013” ■中間期 ■通期 (百万円) 50,000 33,178 38,129 36,132 40,203 (予想) 30,000 20,000 16,014 18,450 17,633 17,912 10,000 0 第161期 Q1 「カナデンレポート2013」 に ついて感想をお聞かせください。 第162期 第163期 Q2 当社グループの企業活動について ご理解いただけましたでしょうか。 (有効回答数:2,299通/5,331通) 10,000 15,434 15,139 6,673 6,076 6,540 16,387 (予想) 7,487 第161期 第162期 第163期 第164期 Q3 「カナデンレポート2013」 を ご覧になり興味を持たれた記事を お聞かせください。(複数回答可) 1,153 環境への取り組み てまいりたいと考えております。ご協力いた ご協力いただいた株主様:全体の43.1% 17,375 営業概況 後の当社の事業ならびにIR活動に反映させ 実施期間:平成25年6月27日~9月30日 30,000 トップインタビュー まからいただきましたご意見、ご提案等は今 アンケート実施概要 30,000 20,000 お客様とともに ■ ■ ■ ■ ■ 満足 ほぼ満足 普通 やや物足りない 物足りない ■ 無回答 28.5% 48.3% 20.9% 1.0% 0.4% 0.9% ■ ■ ■ ■ ■ よく理解できた ほぼ理解できた 普通 あまり理解できない 全く理解できない ■ 無回答 27.7% 54.9% 15.2% 1.3% 0.1% 0.8% 414 安定性 841 株価 522 成長性 499 303 経営戦略 グループネットワーク 123 402 370 325 財務内容 226 収益性 その他 9,354 10,746 第162期 第163期 31,946 (予想) 13,450 第164期 Q5 今後の当社株式の投資方針を お聞かせください。 751 業績 会社概要 215 第161期 33,249 27,714 897 配当 317 コーポレートガバナンス / コンプライアンス 0 当社株式の購入(保有)理由を お聞かせください。 (複数回答可) 事業内容 222 12,589 10,000 Q4 人材育成 新拠点・新関係会社紹介 30,196 20,000 861 557 ■中間期 ■通期 (百万円) 50,000 40,000 事業紹介 2,299通ものご回答をいただきました。皆さ 売上高 ■中間期 ■通期 40,000 0 第164期 に同封いたしました株主アンケートに対し、 だきありがとうございました。 売上高 (百万円) 50,000 215 62 CSR 19 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 売却 長期保有 中期保有 短期保有 買い増し 未定 無回答 0.9% 67.2% 10.1% 0.7% 7.7% 12.3% 1.1% 会社概要(平成25年9月30日現在) 株式の状況(平成25年9月30日現在) 商 号 株式会社カナデン 発行可能株式総数 90,000,000株 設 立 明治40年 5 月15日:神奈川電気合資会社創立 大正元年12月18日:神奈川電気株式会社設立 平成 2 年10月 1 日:株式会社カナデンに商号変更 発行済株式総数 34,907,025株 単 元 株 式 数 1,000株 金 55億7,625万円 株 5,610名 資 本 主 数 大株主 従 業 員 数 795名 (連結) 株主名 役員(平成25年9月30日現在) 取締役会長 (代表取締役) 佐田 憲彦 取締役社長 (代表取締役) 宮森 学 専務取締役 大窪 福一 取 締 役 (社 外) 深山 庸 取 締 役 島本 和徳 取 締 役 平木 仁 取 締 役 成相 邦人 取 締 役 大谷 豊 監 査 役 (常 勤) 藤間 孝雄 監 査 役 (常 勤) 杉山 通人 監 査 役 (社 外) 村岡 実 監 査 役 (社 外) 野見山 豊 執行役員 梅崎 昭光 執行役員 宮本 孝博 執行役員 境 晴繁 執行役員 徳田美津雄 執行役員 田中 洋文 執行役員 本橋 伸幸 執行役員 恒川 幸夫 持株数 (千株)持株比率 (%) 三菱電機株式会社 8,645 24.76 カナデン取引先持株会 2,593 7.43 カナデン従業員持株会 1,188 3.40 日本トラスティ・サービス信託銀行 株式会社 (信託口) 1,100 3.15 三菱UFJ信託銀行株式会社 1,059 3.03 株式会社みずほ銀行 1,053 3.01 株式会社横浜銀行 1,052 3.01 株式会社三菱東京UFJ銀行 1,051 3.01 明治安田生命保険相互会社 1,000 2.86 CGML-IPB CUSTOMER COLLATERAL ACCOUNT 819 2.34 所有者別株式分布 自己名義株式 1.25% 金融機関 25.87% 個人その他 32.09% 金融商品 取引業者 0.36% 外国法人等 8.00% その他の法人 32.43% 株主メモ 事業年度 毎年4月1日から翌年3月31日まで 期末配当金受領株主確定日 3月31日 同連絡先 中間配当金受領株主確定日 9月30日 定時株主総会 毎年6月 株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社 〈問い合わせ先〉広報・IR課 〒105-8687 東京都港区新橋4-22-4 TEL.03-3433-4411 http://www.kanaden.co.jp 三菱UFJ信託銀行株式会社 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 0120-232-711 (通話料無料) 電子公告により行う。 公告掲載方法 (ただし、事故その他やむを得ない事由 によって電子公告ができない場合には、 日本経済新聞に掲載して行う。)
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