耐候性フレコンバッグとは フレコンバッグと言えば日本ではベージュ色が一般的ですが、黒いフレコンバッグがあることをご存知でしょうか? フレコンバッグは基本的にポリプロピレン(PP)で製造されており、このPPは紫外線に弱いため、通常のフレコンバックで は何か月も工期がかかる現場では紫外線に耐え切れず破袋をし思わぬ事故に繋がることがあります。 そこでその問題を解決するため耐候性試験にクリアした対候性フレコンバッグが誕生しました。 このフレコンバッグはUV剤を添加し耐候性を高めており、色も紫外線に強い黒色をしています。 「通常のフレコンバッグ」 「耐候性フレコンバッグ」 UV剤について UV剤には主に「紫外線をはじく散乱剤」と「紫外線を吸収する吸収剤」の2種類があり、フレコンバッグに添加されてい るものは「紫外線吸収剤」が主流になっています。 「紫外線吸収剤」は紫外線を吸収した後に熱に変換をする性質を持っています。 また、UV剤の添加量やグレードによって耐候性の持続時間が変化していきます。 紫外線吸収剤 太陽からの紫外線は「UV-C」、「UV-B」、 「UV-A」の3つに分類され、地上まで届くの は「UV-B」の一部と「UV-A」になります。 この地表に届く紫外線をフレコンバッグに添 加しているUV剤が吸収することで分子が活 発に活動をし熱となり放出されます。これを 繰り返し、紫外線での劣化を防いでいます。 紫外線 吸収 熱に変換 今後、中長期的にフレコンバッグで保管をする場合は、黒いフレコンバッグのご使用も検討してみてはいかがでしょうか? また、ご使用の際は耐候性試験の数値は試験値であり保障値ではありませんので十分に注意を払ってご使用ください。 弊社でも、様々な期間に対応したフレコンバッグを幅広く取り揃えています。 また、御社に合わせた使用用途や規格に合わせた別注品も製造させて頂きます。詳しくは営業担当までお気軽にお 問い合わせください。 Copyright (C) Esu Esu Sangyo Co.,Ltd All right reserved
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