様式2 郡上市立和良小学校「緑と水の子ども会議」実施報告書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 日 時:平成21年4月27日(月) 9時~10時 場 所:和良町宮地〔和良川〕 参加者:5年生 23人 講 師:和良川漁業協同組合 組合長 川尻 卓 補 助: 進 行:和良川漁業協同組合 (テーマ) ねらい 和良川を魚でいっぱいにしよう 〔アユ放流〕 和良川にアユを放流することで、大きく成長してほしいという希望を持つと共 に、アユが育つきれいに川であってほしいという願いを持つ。 項 目 講師、漁業協同組 合紹介 アユの稚魚の説明 (15分) アユの稚魚の放流 (30分) 内 容 講師と漁業協同組合の放流事業の説明を聞く。 アユの稚魚を見せてもらい、放流の仕方の説明を聞く。 活動場所 和良町宮地 オートキャンプ場 和良川左岸河川敷 アユの稚魚を放流する。 バケツに稚魚を入れてもらう→川の中に入る→ 水と一緒に稚魚を川に流し、泳がせる 和良町宮地 オートキャンプ場 和良川左岸浅瀬 アユの放流の感想、 アユの稚魚放流の感想を言う。 質問、お礼 アユの放流について質問し、漁業協同組合の方に答えて頂 (15分) く。 放流のお礼を言う。 和良町宮地 オートキャンプ場 和良川左岸河川敷 (児童の感想・活動の様子)※写真の添付 今日アユの放流をしました。ジャッコという小魚は泳いでいる時に見たことがありますが、アユの稚魚は初めて でした。3㎝くらいの大きさでかわいかったです。これが夏には10㎝以上になるのか不思議です。和良川はきれ いで、アユのえさになるこけがいっぱいあるのかなと思いました。夏には泳ぎながら大きくなったアユを見てみよ うと思っています。 (担任の感想) 魚の稚魚はメダカや金魚で見たことがありますが、多くの人が釣るアユの稚魚を見るのは初めてでした。それが 川に泳いでいき、みんな大きくなってねと子どもたちがねがっていることがほほえましく感じました。アユの放流 をわざわざバケツに入れて体験させていただけありがたかったです。 様式2 郡上市立和良小学校「緑と水の子ども会議」実施報告書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 日 時:平成21年5月12日(火) 10時~12時 場 所:和良町横野、和良町宮地〔和良川〕 参加者:5年生 23人 講 師:郡上青年会議所 岩尾 誠 補 助: 進 行:和良小学校 (テーマ) ねらい 和良川の水がきれいかしらべよう 〔カワゲラウォッチング〕 川 に 生 育 す る 水 生 昆 虫 (カ ワ ゲ ラ )を 調 べ る こ と で 、和 良 川 が 大 変 き れ い で あ る こ とを知り、いつまでもきれいな川にしようとする願いを持つ。 項 目 カワゲラウオッ チングの方法 (45分) カワゲラウォッ チング体 験 1 (40分) カワゲラウォッ チング体 験 2 (40分) 結果の整理 (45分) 内 容 カワゲラの種類と、水質の関係の説明を聞く。 カワゲラの調べ方を聞く。 (虫の取り方、捕った虫の集め方、種類の記録方法) 調査地点(横野)でカワゲラの取り方の見本を見る。 カワゲラを採集する。 バットに集めたカワゲラの種類と数を調べ、記録する。 調査地点(宮地)でカワゲラの取り方の見本を見る。 カワゲラを採集する。 バットに集めたカワゲラの種類と数を調べ、記録する。 採集したカワゲラの数を集計する。 和良川の水質を考える。 カワゲラウォッチングの感想を書く。 活動場所 和良小学校 和良町横野 横野橋下の和良川左岸 和良町宮地 オートキャンプ場内の 和良川左岸 和良小学校 (児童の感想・活動の様子)※写真の添付 今日、和良川の生き物調べ(カワゲラウォッチング)をしました。横野とオートキャンプ場へ行きました。やり方は 岩尾先生に教えてもらいました。横野では、きれいなところにいる生き物(ナガレトビゲラ、ヒラタドロムシ等)がい っぱいでした。カワニナがコンクリートにいっぱいへばりついていました。オートキャンプ場では、きたない水に いる生物が2匹(ヒル)いました。いつまでもきれいに水だといいです。また見に行こうと思います。 (担任の感想) 川に行ったらどんな虫がいるか、石をひっくり返して調べられるのは簡単でよい。また、和良川にはきれいな水 のところしかいない生物がいて、水がきれいであることがよくわかった。カワニナがたくさんいて、ホタルがいる 理由もわかって良かった。 様式2 郡上市立和良小学校「緑と水の子ども会議」実施報告書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 日 時:平成21年9月18日(金) 8時30分~12時30分 場 所:和良町下洞 和良岳 参加者:5年生 23人 講 師:登山家写真家 竹村 文夫 補 助: 進 行:和良小学校 (テーマ) ねらい 和良岳に登って、山から和良町を見よう〔和良岳登山〕 和 良 町 の 名 山〔 和 良 岳 〕に 励 ま し 合 っ て 登 る 事 を 通 し て 、登 山 の 楽 し さ を 味 わ い 、 山を大切にしようという願いを持つ。 項 目 講師紹介 登山の注意 (10分) 内 容 講師〔竹村文夫〕さんの紹介を聞く。 登山の注意を聞く。 (はげましあい、へこたれない。石を落とさない) 活動場所 和良町下洞 和良岳登山道入り口 和良岳登山 (2時間) 班ごとにまとまりとなって登山道を上る。 途中で何回か休憩しながら登る。 学校や役場などが一望できる場所で説明を聞く。 和良岳登山道 和 良 岳 頂 上 で 和良岳頂上で記念の立て札を立て、記念写真を撮る。 休憩 方位や別の登山道の説明を聞く。 (30分) 頂上のすがすがしい空気を実感する。 和良岳頂上 和良岳下山 (1時間) 採集したカワゲラの数を集計する。 和良川の水質を考える。 カワゲラウォッチングの感想を書く。 和良岳登山道 登山の感想 (20分) 登山の感想を書き、学級で交流する。 和良小学校 (児童の感想・活動の様子)※写真の添付 今日、和良岳に始めて登りました。歩けばよいと思っていましたが、少し登っただけですぐにえらくなってきま て、頂上までは大変だなと思いました。友だちが「ぼくもえらいぞ」「元気出して」「ここまできたら休憩だよ」 等の声をかけてくれてうれしかったです。途中で和良小学校や役場などが見られました。始めて上から見て、いつ もの様子との違いに驚きました。やっと頂上に着いた時にはほっとしました。みんなと登れたことが良かったです。 (担任の感想) 学級全員での登山が竹村さんの協力でできて良かったです。途中での励まし合いの言葉や頂上に着いた時の喜び の表情が印象的でした。励まし合えばできる、和良にはこんな良いところがあるということが大きな財産になった ような気がします。 様式2 郡上市立和良小学校「緑と水の子ども会議」実施報告書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 日 時:平成21年10月20日(火) 9時~12時 場 所:和良町鹿倉 大月の森 参加者:6年生 17人 講 師:和良林産クラブ 岩尾 誠 補 助:郡上市役所和良庁舎 産業建設課 進 行:和良林産クラブ (テーマ) ねらい 和良の山に実になる木を増やそう 〔広葉樹の植林〕 和良の山にミズナラやカシの木などを植林することで、木の成長に関心を持ち、 緑と実りの多い地域にしていけたらよいという願いを持つ。 項 目 講師、植える木 の紹介(10分) 内 容 講師〔和良林産クラブ、役場の担当者〕の挨拶を聞く。 植える木の種類を見せてもらう。 活動場所 和良町鹿倉 大月の森 木 の植 え方 を知 る (30分) 木の植え方を見せてもらう。 ・穴堀と穴の大きさ ・穴への土入れ ・苗木入れ ・木の補助と土入れ ・シカ防止 木を植える場所を教えてもらう。 一人一本、公園の斜面に穴を掘り、木を植える。 和良町鹿倉 大月の森 一人ずつ植え終わった木を見る。 植林した全域を見る(約30本)。 植林した感想とお礼を話す。 和良町鹿倉 大月の森 木 を植 える (2時間) 植え終わった 苗木の観察 お礼の挨拶 (20分) 和良町鹿倉 大月の森 (児童の感想・活動の様子)※写真の添付 今日始めて山に木を植えました。庭に木を植えるところは家で見ていたので、穴を掘って入れるだけだと思って いましたが、穴堀自体が大変でした。大きな石にぶつかったり土が硬かったりしました。これくらいでいいかなと 思って苗木を置いてみると、まだ小さくてずいぶん時間がかかりました。やっとのことで苗木の根の上に土をかぶ せ、木が立った時はうれしかったです。立派に大きくなってほしいです。そのうちに自分が植えた木がどうなった か見に来ようと思います。 (担任の感想) 苗木やスコップなどすべて準備して頂き、実際に山に木を植える体験をさせてもらってありがたかったです。特 に林産クラブや役場の方に多く来ていただけ、植える最中に直接子どもたちに教えてもらえたことはありがたかっ たです。ここで木を植えた、僕たちが植えた木だということをしっかり覚えていると思います。 様式2 郡上市立和良小学校「緑と水の子ども会議」実施報告書 ○ ○ ○ ○ ○ 日 時:平成21年12月3日(木) 14時~15時 場 所:和良小学校 参加者:5年生 23人 講 師:INAX 伊奈 正司 進 行:和良小学校 (テーマ) ねらい 水は貴重な資源である 私たち人間だけでなくすべての生物にとって水はなくてはならないものであり、 有 限 で あ る こ と か ら 、節 水 に 心 が け た り 、き れ い な 水 に 保 ち 続 け る こ と の 重 要 性 に気づく。 項 目 講師紹介 (3分) 内 容 講師〔INAX〕の紹介を聞く。 本時の概要、水についていろいろな例から考えることを聞く。 きれいな水 の 量 について考 える。 (40分) クイズなどにより、水の必要性や使われ方等を知る。 ・人間や生物の体の水の割合 ・日本人が一日に使う水の量 ・世界中のきれいな水の量 ・生活の様々な場で使う水の量 ・節水の方法 水 の大 切 さを 水の使われ方やきれいな水の量についての感想を交流する。 考 える。 ・生物や人間と水の関係 (17分) ・水の使い方等 活動場所 和良小学校 和良小学校 和良小学校 (児童の感想・活動の様子)※写真の添付 和良では、きれいな水の和良川が流れている。また、私の家では谷水を引いてきていて、水に困ったことはない。 歯磨きや食器洗いだけでなく洗車や庭の水まきなどにたくさん使っている。しかし、世界中ではきれいな水がなく て困っている人々、水がなくて作物が育たないところがあること等を始めて知った。 水は貴重な資源である。山を大切にしたり、洗剤の使用を減らすなどしてきれいさを保つと共に、節水もして都 会など多くの人がきれいな水の恩恵にあずかれるとよいと思った。 (担任の感想) 水の重要性についてクイズや作業などを通して理解を深められたことは良かった。今後、節水や水を汚さない等 に関する日頃の取組を機会ある毎に話していきたい。
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