空メールを送ってカンタン登録「子どもたちと、ゆっくり、じっくり向き合いたい」。保育園に預けていた長男を春から幼稚園に入れ直し、今は子育てどっぷりの日々を過ごしています。写真は、撮影時、大泣きしてしまった次男を「どうしよう…」とおろおろしている時、次男をあやすのではなく、私によしよししてくれている長男の姿です。弟の泣き声を「うるさい！」ではなく「声が大きいね」と江藤雄樹さん香織さん琥太郎くん瑛機くん絵本の思い出は母のぬくもりと重なって母によく読んでもらっ小さかった頃、た絵本が、数年経った今でも実家に置いてあります。タイトルは﹁おやすみなさいフランシス﹂。あなぐまの女の子フランシスが、夜、なかなか寝つけずに、天井のひび割れや、窓のカーテンがゆれるのが怖いと言っては何度もベッドから起きて、お父さんお母さんのところに行ってしまうという、子どもなら誰しも共感するほほえましいお話です。フランシスのセリフになると、かわいらしく声色を変え、フランシスになりきって読んでくれた母。母のやさしさとぬくもりを感じながら、とても幸せだったそのときの感覚は、幼少期の記憶の中でも、ひときわ鮮明に残っている大切な思い出です。お母さんが子どもに絵本を読み聞かせる⋮。それはどの家庭にもある子育てのワンシーンですが、お母さんのそばで体温を感じ、声を感じるうれしさ！お母さんが自分のために絵本を読んでくれるうれしさ！それは、小さな子どもの心に、たくさんの安心感と、愛されている実感を伝えてくれるものだと思います。それは大人になってもずーっと消えずに残るもの⋮。自分の経験からそう感じています。大きな安心感を心の土台に刻みながら、イメージの世界を自由に旅する幸せ。お母さんとの絵本の時間は、子ども時代ならではのすてきなゴールデンタイムだと思います。︵田中理恵︶お母さん教です！先日、ある会社から一枚の営業ＦＡＸが届いた。ヤフーやグーグルの企業名や代表者名検索で出てしまう﹁ネガティブワード﹂を削除するビジネスという。ご親切にも、私の会社や私の名前で検索をしてくれたらしい。﹁トランタンネットワーク新聞社﹂﹁お母さん大学﹂と入力すると、どんなキーワードが表示されるのか⋮。なんと﹁宗教﹂だった！これは、誰かが、しかも相当数の人が私や会社名と同時に﹁宗教﹂と入力し、検索しているということ？それにしても、ヒマな人もいるもんだ。子育ての素晴らしさを伝え、お母さんを笑顔にする新聞をつくることが﹁宗教﹂とは⋮。今さら説明もなんだが、トランタン新聞社は宗教法人ではなく、ただの株式会社。お母さん大学はカタチのない大学だから、当然、学校法人ではない。私は一応、トランタン新聞社の社長だが、お母さん業界新聞では編集長、お母さん大学では学長代理を名乗っている。ネット検索が正しければ、うちの会社はお母さんの宗教団体？つまり私は﹁教祖﹂様と考えて、ぷっ、と吹き出した。こんな話もある。先日、お母さん大学生が毎月新聞を届けている地域の子ども関連施設に、イベントのチラシを置きにいったら、年度替わりでいつもの担当者はおらず、また例の﹁宗教関係ではないですよね？﹂のセリフ！しかも﹁回り回って、宗教に辿り着くケースもあるので﹂と釘をさされたらしい。﹁回り回って、そのお母さん大学生はつぶやいた。どんだけ回っても、ぐるぐる回っても、辿り着くのは﹃お母さん﹄だよー﹂と。が、気になるのは、宗教っていったいなんなんだ？世界中に宗教数あれど、あやしい新興宗教は別として、先祖を大切にし、命に感謝し、己のためだけでなく、周りも社会も、みんなが幸せになれますようにと、人として祈りを捧げ、人として学び成長しようとするのは、とても大切なことではないか。私も、そんなことを思う年頃？になってきた。お母さん大学生には、もし﹁宗教ですか？﹂と聞かれたら、﹁ハイ、お母さん教です！﹂と笑顔で答えてねと、話している。残念ながらそう答えたという報告はまだないが、その時の反応が知りたいなぁ。﹁お母さんはスゴ今日も﹁お母さんはスゴイ！﹂イ！﹂と、念仏を唱える私⋮。こんなことを書いたらまた、検索する人が増えるかも。お母さん大学学長代理藤本裕子 !? ●再就職を前に… ●子どもの頃の思い違い・勘違いお母さんはスゴイ！ ●私、ふくしまのお母さんになりましたた ●ど根性菜園ペンを持つとお母さんは笑顔になる！ ●孤独な母親たちを救いたい NPO 法人子育てコンビニ小林七子さんん特集たびに家族でいろいろな電車に乗ったり、新幹線を見に行ったり。先日は夫と長男と 2 人で「貨物列車の終点駅」まで、自転車で線路伝いに走って見てきたそう。本当に子煩悩な夫に感謝です。とはいえ、父親、母親としてはまだ新米。子どもに寄り添い、時には親友、時には先生、時には鬼となり、親として成長していきたい。いつか子どもが巣立つ時、「子育てを楽しませてくれてありがとう！」とお礼を言えるようにしたいです。（話：江藤香織さん） Photo: 親子の日 2013 © ブルース・オズボーンお母さん大学は、老若男女響学です Vol.71 www.okaasan.net/ 30 ▼「NeeM」「nina's」「SAKURA」「mamagirl」「mama GISELe」…20 代∼ 30 代の母親向けファッション誌が創刊ラッシュ▼子育てと対等に「わたし生活」を置き、「ママになっても美しく、自分らしくありたい」は当然の願い。おしゃれやメイクに余念がないのは、子どもや夫のためにもキレイでカッコいい女性でいたいから▼ JMAN (Japan Make-up Artist Network）によって定められた「メイク（May9）の日」（5 月 9 日）。各地で母親向け、親子向けイベントも行われる▼メイクアップアーティストとは、日本でいう化粧師（けわいし）。石ノ森章太郎の漫画を椎名桔平が演じた映画「化粧師」は記憶に新しい。劇中「化粧は所詮外面を整えるもの。心の化粧をするのはあなた自身」とメッセージした▼マスコミが煽る「美魔女」ブームに違和感を覚えるのは負け惜しみか。女性の台詞「上手に歳をとりたいわ」こそ「経年の美しさ」の追求だ。年齢を超越した内面から滲み出る人生の年輪の美しさ。刻み込まれた皺さえも美しく神々しい諸先輩方も多く、見習いたいものである。お母さん業界新聞＜ 1 ＞ 2014 年（平成 26 年）5 月号言う長男。教えていないのに、なんでこんなにやさしくできるのでしょう。子どもの繊細な心に、母として教えられる日々です。長男の夢は、電車の運転手さん。休みの