指定管理者募集要項 - 杉並区役所

杉並区立大田黒公園
指定管理者募集要項
平成25年6月
杉並区都市整備部みどり公園課
<目
次>
1
公募の趣旨
・・・・・
1
2
施設の概要・運営状況
・・・・・
2
3
管理運営方針
・・・・・
3
4
指定管理者が行う業務
・・・・・
4
5
業務に係る遵守事項
・・・・・
5
6
区と指定管理者の責任分担
・・・・・
7
7
指定期間
・・・・・
7
8
事業規模
・・・・・
7
9
管理運営に要する経費
・・・・・
8
10
募集に関する事項
・・・・・
10
11
審査及び選定に関する事項
・・・・・
14
12
協定に関する事項
・・・・・
17
13
留意事項
・・・・・
17
・・・・・
19
○問い合わせ先、応募書類の提出先
○様式
・提出書類一覧
・募集説明会参加申込書
(様式1)
・募集要項に関する質問書(様式2)
・指定管理者指定申請書
(様式3)
○別紙
・大田黒公園指定管理者仕様書
1 公募の趣旨
杉並区立大田黒公園は、大田黒元雄氏の屋敷跡を杉並区が日本庭園として整備し、昭和 56 年
10 月に開園いたしました。
公園の維持管理については、開園以来、区が直接管理を行っていましたが、平成 23 年度から
「杉並行政サービス民間事業化提案制度」の自由型提案に基づく指定管理者制度を導入し、維
持管理を行っているところです。
専門事業者によるノウハウを活かした庭園、施設の管理や、自主事業等の新しい試み、区と
連携した地域サービス等は、制度導入前と比較して、経費削減効果はもとより、見た目にも美
しい庭園の提供、地域の方々からの評判など、運営面においても比較的良好であると判断して
いるところです。
この度、現指定管理者の協定期間が平成 26 年3月末をもって終了することに伴い、平成 26
年度以降の指定管理者について公募型プロポーザル方式で選定することとします。
ついては、公募される事業者の皆様には、区が指定管理者の導入により期待する下記の点を
十分踏まえご提案をお願いいたします。
(1)的確な管理計画による良好な施設の維持管理と経費の削減
(2)創意工夫を凝らした魅力あふれる自主事業の提案
(3)災害時、緊急時の速やか且つ適切な対応
(4)地域に親しまれる公園としての運営管理
1
2 施設概要・運営状況
(1)名 称
杉並区立大田黒公園
(2)所在地
杉並区荻窪3丁目 33 番 12 号
(3)面 積
8,972.31 ㎡
(4)施設の概要
①建物
・管理棟、茶室(8畳、水屋) 1棟
延床面積
156.77 ㎡
構造
木造平屋
・記念館
1棟
延床面積
121.29 ㎡
構造
木造2階建て
・蔵
1棟
延床面積
63.36 ㎡
構造
木造建て
②樹木、池
・樹木等
高木
412 本(イチョウ、ケヤキ、アカマツ等)
中木
216 本(キンモクセイ、サザンカ、ネズミモチ等)
低木・生垣地 1,841 ㎡(サツキ、ツゲ、ドウダンツツジ等)
芝生
753 ㎡
・池施設
面積
234.6 ㎡
③その他
・あずまや 1基(12.96 ㎡、高さ 4.6m)
・竹垣
2箇所
・正門
1基
(5)開園時間
午前9時から午後5時まで(入園は午後4時 30 分まで)
ただし、指定管理者の提案により区長が認めるときは、これを変更することができる。
(6)休園日
12 月 29 日から1月1日まで
ただし、指定管理者の提案により区長が認めるときは、これを変更し又は臨時休園するこ
とができる。
2
3 管理運営方針
(1)本施設は、文化功労者で音楽評論家である 大田黒元雄氏の屋敷跡などを、区がご遺族より
寄贈を受け整備した区内唯一の回遊式日本庭園です。本施設は、
「大田黒公園周辺地区まち
づくり」の中枢施設として位置づけられ、地域にみどりの潤を提供し、みどりを介した地
域コミュニティ形成の施設としての性格を有しています。本施設の性格を踏まえながら、
区内でも貴重なみどりの維持、保全に努め、安全で快適な質の高い庭園管理を行うものと
します。
(2)四季を通じて、来園者が「みどり」を身近に感じ、景観の演出や文化を楽しめる事業の
展開を行い、より多くの利用者を受け入れられる施設としていくこととします。
(3)将来にわたり、安全で快適な施設として継続していくために、必要かつ適正な人員配置
及び維持管理を行うものとします。施設や設備、備品等については、清潔かつその機能を
正常に保持し、施設利用者の安全で快適な使用を図るよう適正な維持管理を行い、必要な
保守点検を行うものとします。
(4)多様化する住民ニーズに、より効果的・効率的に対応できるよう創意工夫の上、質の高
いサービスの提供に努め、利用者へのサービス向上を図るとともに、経費削減等の効率的
な管理運営を行うものとします。
3
4 施設管理者が行う業務
指定管理者が行う業務は、次のとおりとします。
詳細については、別紙「大田黒公園指定管理者仕様書」のとおりです。
(1)公園の維持管理業務
・開閉門業務
・庭園、樹木等の管理
・清掃業務
・修繕に関すること
・巡回、指導業務
・問い合わせ等の対応
(2)施設(茶室)の維持管理運営業務
・利用受付、承認
・利用料金に係る業務
・利用指導、監視業務
・施設利用者に対するサービス提供業務
(3)施設、付属設備の維持管理業務
・設備の点検業務
・記念館、蔵、調度品等の管理、保全業務
(4)紅葉ライトアップ事業
・紅葉ライトアップ業務
(5)自主事業(区が支払う指定管理料に含まない業務)
・指定管理者が提案により実施する事業(講座、催し物、物販事業等)
(6)その他
・各種報告業務
・区等関係機関との連絡調整業務
・区等実施事業への協力
・モニタリングに関する業務
・災害緊急事態への対応
・引き継ぎ業務
4
5 業務に係る遵守事項
(1)法令等の遵守
当該施設を運営するに当たっては、次に掲げる法令等の内容を理解し、遵守するものとし
ます。
ア 地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)
イ 労働基準法(昭和 22 年法律第 49 号)
ウ 都市公園法(昭和 31 年法律第 79 号)、都市公園法施行令(昭和 31 年政令第 290 号)
、
都市公園法施行規則(昭和 31 年建設省令第 30 号)
エ 杉並区立公園条例(昭和 51 年杉並区条例第 27 号)
、杉並区立公園条例施行規則(昭
和 51 年杉並区規則第 37 号)
オ 杉並区立大田黒公園、杉並区立柏の宮公園及び杉並区立角川庭園の管理運営に関す
る規則(昭 56 年杉並区規則第 50 号)
カ 杉並区自治基本条例(平成 14 年杉並区条例第 47 号)
キ 杉並区個人情報保護条例(昭和 61 年杉並区条例第 39 号)
ク 杉並区情報公開条例(昭和 61 年杉並区条例第 38 号)
ケ 杉並区行政手続条例(平成7年杉並区条例第 28 号)
コ 杉並区環境及びエネルギー管理取扱要綱(平成 22 年3月 31 日杉並第 69626 号)
サ 杉並区防災対策条例(平成 14 年杉並区条例第9号)
シ 杉並区防犯カメラの設置及び利用に関する条例(平成 16 年杉並区条例第 17 号)
ス 杉並区暴力団排除条例(平成 24 年杉並区条例第5号)
セ 杉並区物品管理規則(昭和 35 年杉並区規則第 18 号)
ソ 施設維持、設備保守点検に関する関係法令
タ その他関係法令等
(2)個人情報の保護及び情報公開
ア 個人情報の保護(杉並区個人情報保護条例)
指定管理者は、個人情報の漏えいを防ぐとともに、その他個人情報の適正な管理のた
めに必要な措置を講じなければなりません。指定管理者に係る公の施設の管理事務に従
事している者若しくは従事していた者は、その事務に関して知り得た個人情報をみだり
に他人に知らせ、又は不当な目的に使用してはなりません。
正当な理由なく、又は不正な利益を図る目的で個人情報を提供し、又は盗用したとき
は、罰則が科せられます。
イ 情報公開
指定管理者は、公の施設の管理に関する情報の公開を行うために必要な措置を講ずる
よう努めるものとします。
なお、情報公開に関する事項を協定書に記載するとともに、指定管理者に情報公開に
関するマニュアルの作成を義務付けることとします。
5
(3)環境への配慮
指定管理者は、杉並区環境・省エネ対策実施プランの規定を遵守することとします。
(4)従業員の適正配置
指定管理者は、施設を安全で効果的・効率的な運営、管理を行うための組織体制を構築す
るとともに従事者の確保及び、必要な資格の習得、必要な研修を行わなければならないもの
とします。
(5)第三者委託
施設の管理運営に係る業務や、包括的な業務の再委託はできません。ただし、施設の維持
管理に係る業務や特殊な業務については、区の承認のもと再委託できるものとします。
6
6 区と指定管理者の責任分担
責任分担は、次表のとおりとします。(○は許可及び指示等)
項
目
指定管理者
施設の運営・管理に関する業務、自主事業、その他(連絡・
調整、調査・報告、記録の保管等)
区
◎
施設、設備の維持管理(清掃、施設保守点検、設備等法定点
検、警備、植栽、安全衛生管理、光熱水費支出、消耗品等の
◎
交換、調査・報告、記録の保管等)、環境保全
施設の
使用許可、許可の取消し
法的管理
目的外使用許可
◎
◎
利用料金制度に伴う料金徴収業務
◎
物品管理(修繕含む)
◎
1 件 10 万円未満の修繕
施設の修繕
◎
1 件 10 万円以上の修繕
◎
業務に係る各種保険加入
◎
利用者、周辺住民等からの苦情・要望等対応
◎
区の事由による指定管理業務の変更に伴う経費の増
◎
事故対応(被害者対応、関係機関への報告等)
◎
指定管理者の管理の瑕疵に起因する情報漏洩、犯罪発生等
◎
等)
災害復旧(本格復旧)
(案件による)
◎
物価・金利変動に伴う経費の増
災害時対応(待機連絡体制確保、被害調査・報告、応急措置
○
◎
(案件による)
○
○
(休館、工事
◎
への協力等)
管理瑕疵責任
設計や構造にかかわるもの
日常の運営や修繕にかかわるもの
指定解除による損害(指定管理者の責めに帰すべき事由によ
る。
◎
◎
◎
事業修了時の費用(指定期間が終了した場合、または指定期
間途中において指定管理者の指定が取り消され、又は指定管
◎
理者を辞退する場合等における業務引継ぎ及び撤収費用)
7 指定期間
平成 26 年4月1日から平成 31 年3月 31 日まで(5年間)
8 事業規模
年間約2千9百万円(予定)
7
9 管理運営に要する経費
(1)会計年度
管理運営に係る会計年度は、4月1日から翌年3月 31 日までとします。
(2)収入
① 利用料金収入
ア 利用料金制度の採用
地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 244 条の2第8項に定める利用料金制度を採
用し、施設の利用に係る料金は、指定管理者の収入とします。
イ 利用料金の額
利用料金の額は、杉並区立公園条例で定めるものとします。
ウ 利用料金の収入年度
利用料金の収入年度は、施設等の利用日の属する年度とします。
エ 利用料金の減額又は免除
指定管理者は、特別の理由があると認めるときは、利用料金の減額又は免除を行うこ
とができるものとします。
オ 利用料金の不還付
指定管理者は、既納の利用料金を還付しないものとします。ただし、指定管理者は、
特別の事由があると認めるときは、その全部又は一部を還付するものとします。
② 指定管理料
本施設の管理運営に要する経費の見込み額から収入見込み額を差し引いた額を、予算の
範囲内において、指定管理料として指定管理者に支払います。
指定管理料 = 管理運営経費 − 利用料金収入
指定管理料の具体的な額や支払い方法は、指定管理者の事業計画書、収支予算書(2年
目以降は各種報告書等による実績を含む)をもとに区と協議し、協定で定めることとしま
す。
なお、指定管理者が実施する自主事業に係る経費及び収入は、指定管理料の対象外とな
ります。
③ 自主事業収入
指定管理者が提案により実施する事業(自主事業)に伴う収入は、指定管理者の収入と
なります。(設置目的に反しないものに限ります。
)
ア 講座、催し物等事業収入
イ 物販事業収入
ウ 自動販売機等の収入
8
(3)支出
① 管理運営経費
指定管理者が負担する経費は、原則として指定管理者が行う維持管理・運営業務に伴う
経費、外部委託したときの委託料、物品・消耗品(単価5万円以下のもの)の購入、光熱
水費等、その他管理運営に必要な全ての経費を含みます。
ア 人件費
イ 事務費
ウ 消耗品費
ウ 光熱水費
エ 設備・機器等の保守管理費、清掃費
オ 修繕費、工事費
a 原則として、1件 10 万円未満のものは、指定管理者が実施するものとします。10
万円以上のものは、区が実施するものとします。
b 指定管理者が実施する修繕・工事等にあたって、管理物件の改造、増築、移設、意
匠の変更等を行う場合には、事前に区に協議し承認を得るものとします。
c その他、この定めにない修繕・工事等が発生した場合は、区と協議のうえ決定する
ものとします。
② 備品について
備品については、区の備品を使用するものとします。区の備品となっているものの買い
替えについては、区が対応するものとします。
なお、指定管理者は、自己の責任と負担において、新たな備品を購入又は調達できるこ
ととします。その場合は、あらかじめ区と協議し、承認を得ることとします。
(4)経理と管理口座
指定管理者の業務に関する経費及び収入は、指定管理業務以外の業務に係るものと区分
して経理し、現金は金融機関に専用の口座を設けて管理するものとします。
9
10 募集に関する事項
(1)公募選定のスケジュール
公募及び選定のスケジュールは、以下のとおりとします。
内
容
日
程
募集要項の配布
平成 25 年6月 11 日(火)∼平成 25 年6月 21 日(金)
募集説明会参加申込受付
平成 25 年6月 11 日(火)∼平成 25 年6月 21 日(金)
募集説明会
平成 25 年6月 25 日(火)
募集に関する質問の受付
平成 25 年6月 26 日(水)∼平成 25 年7月5日(金)
募集に関する質問への回答
平成 25 年7月中旬
応募書類の受付
平成 25 年7月 23 日(火)まで
第1次審査(書類審査)の結果通知
平成 25 年8月下旬
第2次審査
平成 25 年8月下旬
指定管理者候補者の決定
平成 25 年9月
指定管理者指定の議案提出・審査
平成 25 年 11 月中旬∼下旬
指定管理者決定の通知、告示
平成 25 年 12 月
引き継ぎ、準備期間
平成 26 年2月∼3月
基本協定及び平成 26 年度協定の締
結
指定管理者による業務開始
平成 26 年3月
平成 26 年4月1日(火)
* 杉並区議会が指定管理者の指定の議決を行わなかった場合、又は否決した場合においても、
区は、応募者が応募に関して負担した費用(候補者となった後の準備行為に関する費用を含
む)は、一切補償しません。
(2)応募資格等
① 応募者の資格
応募者は、公園、庭園施設又はこれに類する施設における管理業務の実績を有し、当該
施設の管理運営業務を円滑に遂行することができる法人その他の団体とし、
(法人格の有無
は問いませんが、個人での応募はできません。)次の応募条件を満たしていることとします。
ア 杉並区内に主たる事務所を有し、災害時等の対応を迅速に行えること。
イ 応募団体は、単独の団体又は複数の団体により構成された共同事業体(以下、
「共同事
業体」という。)であることとします。
ウ 共同事業体で応募する場合は、必ず代表する団体(以下「代表団体」)を定めることと
します。
エ 共同事業体の構成団体は、別の共同事業体の構成団体となっていないこと又は、単独
の応募者となっていないこととします。
オ 共同事業体による応募の場合は、上記の実績を有する団体が代表団体又は構成団体に
含まれており、実績を有する業務分野を自ら担わなければなりません。
10
② 応募の制限
次のいずれかに該当する団体(構成団体のうち一つの団体が該当する共同事業体を含む)
は、応募することができません。
ア 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)167 条の 4 の規定に該当する団体
イ 杉並区競争入札参加有資格者指名停止基準に関する要綱(平成 23 年 3 月 23 日杉並第
65476 号)に定める指名停止要件に該当する団体
ウ 杉並区契約における暴力団等排除措置要綱(平成 23 年 1 月 17 日杉並第 53890 号)に
定める除外措置要件に該当する団体
エ 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律(平成 11 年法律第 147 号)第 5
条及び 8 条に規定する処分を受けている団体又はその構成員の統制下にある団体
オ 地方自治法第 244 条の 2 第 11 項の規定により指定の取消しを受け2年以上経過してい
ない団体
カ 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続き開始の申立て又は、民事再
生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続き開始の申立てがなされている団体
キ 法人税、法人事業税、消費税及び地方消費税を滞納している団体
ク 提案しようとする業務又は提案しようとする業務に類以する業務を引き続き 2 年以上
行った実績の無い団体
ケ 杉並区議会議員、杉並区長、副区長及び地方自治法第 180 条 4 第 1 項及び第 3 項に定
める委員会の委員又は委員が、代表者その他の役員である団体(区が資本金その他これ
に準ずるものの2分の1以上を出資している団体を除く)
(3)応募手順
① 募集要項等の配布
杉並区役所公式ホームページで公開しますので、ダウンロードしてください。
(URL http://www.city.suginami.tokyo.jp )
原則として、窓口では配布しません。
② 説明会の実施
募集要項に関する説明及び現場の状況等についての説明会を実施します。応募を予定し
ている団体等は参加するようにしてください。
参加人数は各団体とも2名以内とします。共同事業体として参加される場合も、共同事
業体で2名以内とします。
なお、募集要項は、各自で持参してください。
ア 開催日時 平成 25 年6月 25 日(火) 午前 10 時から午前 11 時 50 分まで
イ 場
所
杉並区役所本庁西棟6階第7会議室(杉並区阿佐谷南 1-15-1)
ウ 参加申込 6月 21 日(金)17 時までに、募集説明会参加申込書(様式1)を、
みどり公園課に持参もしくは FAX(03−5307−0697)で提出してください。
③ 質問の受付及び回答
応募を予定している団体から募集要項等の内容に関する質問を受け付けます。
11
ア 受付期間 平成 25 年6月 26 日(水)から7月5日(金)
イ 提出方法 質問書(様式2)に記入のうえ、下記のアドレスあて、電子メールに添付
して送付してください。
電子メールアドレス [email protected]
送信メールのタイトルは次の「 」内の通りとする。(
「 」は不要。
)
○○は質問される団体名を入れてください。
「大田黒公園指定管理:募集要項質問(○○)」
これと異なるタイトルによる提出は受け付けません。また、そのことによる
不利益について、区は一切責任を負いません。
ウ 回
答 質問と回答は、7 月中旬に杉並区役所公式ホームページに掲載します。
なお、意見の表明と解されるもの、質問内容が不明瞭なもの等については、
回答しません。
(4)提出書類、注意事項
① 提出書類 ※様式「提出書類一覧」参照
ア 指定管理者指定申請書(様式3)
イ 申請者連絡先(様式は自由)
※共同事業体での応募のときは、代表団体が提出してください。
ウ 事業計画書(提案事業)に関するもの
書式は自由としますが、11−(3)評価項目の事業計画書の項目に沿って作成してくだ
さい。また、事業計画書の要約版(A3用紙1枚)を作成してください。事業計画書に
よる提案は、1応募者1提案に限ります。
なお、事業計画書において提案した内容が一部でも認められなければ申請を辞退する場
合は、必ずその旨を該当する事業計画書の最後部に明示するものとします。
エ 事業者に関するもの
・団体概要
・定款、寄附行為その他これらに類する書類
・法人の登記簿謄本
・法人税納税証明書及び消費税納税証明書(直近2年)
・貸借対照表(直近2年)
・損益計算書(直近2年)
・株主資本等変動計算書
・個別注記表
・人員表(直近2年)
・事業報告(直近2年)
・公園施設又はこれに類する施設の管理運営に関する PFI、指定管理等業務の実績書(直
近2年)
オ その他(社会貢献活動を行っている場合は実績報告等の資料)
12
② 提出部数及び作成に関する注意事項
各正本1部、副本6部
・A4縦型ファイルに左綴じで提出してください。
・書類ごとにインデックスを貼ってください。
・特に指定のない場合は、A4版の用紙を使用してください。
・審査の都合上、書類は、正本1部、副本6部を作成し、提出してください。
・副本も、A4縦型ファイルに綴じてください。
注ⅰ
応募書類については、返却いたしません。
注ⅱ
必要がある場合は、追加書類の提出や説明を求めることがあります。
注ⅲ
副本6部は、書類全体を通して、応募者が特定できるような団体名称、ロゴマーク等に関
し、あらかじめ空欄にするか、マスキングをして提出してください。
【 例 】
正本(1部)
副本(6部)
あらかじめ、
様 式 1
団体名
株式会社 ○○○○○
所在地
○○区○○○○4−12−15
代表者名
○ ○
○ ○
様 式 1
空欄にするか…
平成○○年○○月○○日
平成○○年○○月○○日
印
団体名
株式会社 (空欄)
所在地
○○区○○○○4−12−15
代表者
マスキング(黒
塗り等)する。
(空欄)
または
様 式 1
平成○○年○○月○○日
注ⅳ
団体名
株式会社 ■■■■■
所在地
○○区○○○○4−12−15
代表者
■ ■ ■ ■
実施団体選定までの間、応募書類の著作権は応募者に帰属します。ただし、区は実施団体
選定に関する報告等のため、必要な場合には応募書類の内容を無償で使用できるものとし
ます。
13
③ 提出方法等
ア 応募書類は、下記の提出先まで直接提出してください。郵送など、持参以外の方法に
よるものは、受け付けません。
提出先 杉並区都市整備部 みどり公園課(杉並区役所西棟5階)
住所 杉並区阿佐谷南 1-15-1
電話 03-3312-2111
イ 受付期間
平成 25 年6月 26 日(水)から平成 25 年7月 23 日(火)までの土日を除く9時から
17 時まで
④ 費用負担
応募に要する経費は、応募者の負担とします。
⑤ 虚偽又は不正の禁止
応募書類に虚偽又は不正の記載があった場合は、失格とします。
⑥ 事業計画書の内容変更
事業計画書の提出後は、内容を変更又は追加することはできません。
⑦ 応募の辞退
応募書類提出後に辞退する場合は、書面にて辞退届(様式は自由)を提出することとし
ます。
⑧ 応募書類の取り扱い
ア 応募書類は、理由を問わず返却しません。
イ 応募書類の著作権は、応募団体に帰属します。ただし、指定管理者に選定された応募
団体の応募書類については、区が指定管理者制度導入による施設の管理内容を公表する
場合及びその他必要と認める場合には、その一部又は全部を無償で使用できるものとし
ます。
11 審査及び選定に関する事項
(1)選定方法
① 指定管理者の選定に当たっては、公認会計士及び学識経験者等外部委員を含めた「杉並
区立公園指定管理者候補選定委員会(以下「選定委員会」)
」を設置し、選定基準に基づき、
応募書類及びヒアリングによる審査を行います。選定委員会の審査及びヒアリングは、す
べて非公開で行います。
14
2
② 第1次審査は、申請団体から提出された応募書類により行います。応募者多数の場合は、
3団体程度を通過団体とします。ただし、応募者数にかかわらず、提案が一定の水準に満
たないと認められる場合は不合格となります。結果については、すべての申請団体に通知
します。
③ 第2次審査は、第1次審査を通過した団体を対象として、応募書類及びヒアリングによ
り行います。申請団体は、提出した事業計画書等をもとにプレゼンテーションを行います。
選定委員会の審査結果に基づき、区は指定管理者の候補者(優先交渉権者)を決定します。
結果については、第2次審査の対象となった全団体に通知します。
④ 区は、杉並区議会の議決を経て、指定管理者の指定を行います。
議会における指定議決があった場合、指定管理者は、区と細目について改めて協議を行
い、指定管理者の指定に関して必要な協定を締結することとします。
(2)選定基準(杉並区立公園条例第 21 条の8)
①管理の業務について相当の知識を有し、かつ、当該業務を安定して行う能力を有すること。
②関係法令及び条例の規定を遵守し、適正かつ効率的な管理運営ができること。
③都市公園の効用を最大限に発揮するとともに、区民の福祉の増進と生活文化の向上を図る
ことができること。
15
(3)評価項目
選定基準を踏まえ、次の項目により評価します。
評価項目
団体概要、財務関係書類等
・経営方針・経営状況
(法人(団体)としての事業遂行能力)
・公園施設等の管理運営業務実績及
公園等管理業務実績、社会貢献活動
び、管理運営能力
・社会貢献活動の実績
事業計画書の項目
評価の視点
(1)施設の管理運営に ・指定管理者制度の理解
1
基本方針
関する考え方、理念 ・関係法令等の遵守
(2)管理体制、人材、 ・管理の体制、人員の配置、資格・
資格
能力の活用
事
2
施設の運営
業
計
画
運営・維持管理に関する
こと
事業の提供
事業
(3)施設利用促進
利用料金、事業
収入、その他
支出
管理運営
収入
効率的な
収支計画 *
4
・公の施設の役割の理解
・内容や対象に偏りの無い事業計画
・魅力的で具体性のある内容
(2)自主事業
書
・適正な維持管理計画
・安全管理、災害時等の対応
(1)紅葉ライトアップ
3
・区民の立場にたった質の高いサービス
人件費、維持管
・事業の考え方の妥当性
・施設利用促進のための取り組み
・指定管理料削減の工夫
・積算内容の妥当性
・安定的な運営
理費、事業支出、
その他
* 自主事業に関する内容、経費等が区別できるように記載すること。
16
12 協定に関する事項
(1)基本的な考え方
杉並区議会の議決に基づき指定管理者を指定した場合、改めて、区と指定管理者が業務
に関する条件や要求水準(業務仕様)について共通の認識を持つため、協議のうえ協定を
締結することとします。協定は、指定管理期間を通じての基本的事項を定めた「基本協定」
と、年度ごとの事項を定めた「年度協定」を締結します。
協定の発効は、指定管理期間の始期とします。
(2)協定が締結できない場合の措置等
指定管理者が協定の締結までに次に掲げる事項に該当したときは、その指定を取り消し、
協定を締結しないことがあります。
なお、この場合においても、区は応募者が応募に関して負担した費用(候補者となった後
の準備行為に関する費用を含む)は、一切補償しません。
① 正当な理由なくして、協定の締結に応じないとき。
② 財務状況の悪化等により、管理運営業務の履行が確実でないと認められるとき。
③ 著しく社会的信用を損なう行為等により、指定管理者としてふさわしくないと認められ
るとき。
④ 指定管理者としての応募資格を失ったとき又は欠格事項に該当したとき。
13 留意事項
(1)指定の取消し
区が当該指定管理者による管理を継続することが適当でないと認めるときは、指定を取
り消し、又は期間を定めて管理の業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができるこ
ととします。この場合、指定管理者の損害に対して、区は賠償しません。
(2) 事業の継続が困難となった場合
① 指定管理者の責めに帰すべき事由による場合
指定管理者の責めに帰すべき事由により、業務の継続が困難となった場合は、区は指定
を取り消すことができることとします。その場合、区に生じた損害は、指定管理者が賠償
するものとします。また、施設の運営に支障がないよう、新たに次期指定管理者が指定さ
れた場合には、業務の円滑な引継ぎを行うものとします。
② 指定管理者の責めに帰すことができない事由による場合
不可抗力等、指定管理者の責めに帰すことができない事由により、業務の継続が困難と
なった場合は、事業継続の可否について協議を行います。その結果、事業の継続が困難だ
と判断した場合、又は一定期間に協議が整わない場合には、区は指定を取り消すことがで
きることとします。
なお、施設の運営に支障がないよう、新たに次期指定管理者が指定された場合には、業
務の円滑な引継ぎを行うものとします。
17
(3)協定書に定めのない事項及び疑義が生じた場合
区及び指定管理者が誠意を持って協議するものとします。
(4)施設等の変更及び原状回復
指定管理者は、施設等に特別の設備をし、又は変更を加えることはできません。ただし、
あらかじめ区の承認を受けたときは、この限りではありません。また、指定管理者の指定
が終了したとき又は、当該施設に施した特別の施設等の使用が終了したときは、指定管理
者が責任をもって原状回復するものとします。
(5)業務の引継ぎ
① 協定発効までの期間の準備として、概ね以下の業務を行うものとします。
ア 前指定管理者からの業務の引継ぎ
イ 協定に基づく事業実施計画書の提出
ウ 広報宣伝業務
エ その他、区との連携・調整
② 施設(茶室)利用について、既に受け付けている、若しくは承認している使用申し込み
については、引き継ぐものとします。
③ 指定期間の終了又は指定の取消しにより次期指定管理者に業務を引き継ぐ場合は、施設
の運営に支障がないよう、円滑な業務の引継ぎに協力し、必要なデータ等について提供す
るものとします。
(6)共同事業体による提案
共同事業体を結成して提案を行う場合は、応募に関する事務を全て当該共同事業体の代
表者を通じて行わなければなりません。また、区が当該代表者に対して行った行為は、当
該共同事業体全ての構成員に対して行ったとみなすものとします。
(7)選定委員及び関係区職員との接触禁止
応募予定者、参加表明者及び提案者は、選定委員及び関係区職員と本件提案についての
接触(公募説明会・面接・公募に関する質問等の行為を除く。)を禁じます。接触の事実が
認められた場合には失格とするものとします。
ただし、現指定管理者による、現在の指定管理業務内における区職員との打ち合わせ等
については除く。
(8)重複提案等の禁止
ひとつの団体等が複数の提案をすることはできないものとします。また、ひとつの団体
等が、複数の共同事業体に加わることもできないものとします。
18
(9)モニタリング等の実施
区は、指定期間中にモニタリングのガイドラインに基づきモニタリングを実施するもの
とします。また、
「労働関係法令遵守の確認について(改定)」
(平成 24 年1月 16 日付企画
課経理課通知)に準じた労働関係法令遵守の確認にあたり、真摯に協力するものとします。
併せて、区が必要と認めた際には、社会保険労務士等による調査を行うことができるもの
とします。
なお、モニタリングの結果は公表することができるものとします。
(10)中間評価の実施
指定期間の中間年にあたる3年目に、施設の運営状況や事業者の法人としての経営状況
等についても評価を実施します。
(11)大規模自然災害発生時の対応
区は、大規模自然災害発生時に区の方針に基づき、区の施設としての対応を要請するこ
とがあります。
(12)事業実施計画書の作成
指定管理者は、本業務及び自主事業を実施するにあたっては、区と事前に協議を行った
上で、年度ごとの事業実施計画書を作成するものとします。
[所管課:問合せ先及び応募書類の提出先]
杉並区都市整備部みどり公園課
〒166−8570 杉並区阿佐谷南1−15−1 杉並区役所西棟5階
電話 03−3312−2111(代表)
FAX
03−5307−0697
E メール [email protected]
19
提出書類一覧
№
提出書類
1
指定管理者指定申請書(様式3)
2
申請者連絡先
チェック
全
3
体
事業計画書
概要版(A3)
4
団体概要
5
定款、寄附行為その他これらに類する書類
6
法人の登記簿謄本
7
法人税納税証明書及び消費税納税証明書
8
賃借対照表(直近2年)
9
損益計算書(直近2年)
10
株主資本等変動計算書
11
個別注記表
12
人員表(直近2年)
13
事業報告書(直近2年)
14
15
公園施設又はこれに類する施設の管理運営に関するPFI、指定管理
等業務の実績書(直近2年)
その他資料(社会貢献活動を行っている場合は実績報告等の資料)
(様式1)
年
杉並区都市整備部
みどり公園課
宛
(期限:平成25年6月21日まで)
募集説明会参加申込書
所在地
フリガナ
名
称
担当者
部署名
電
話
E-mail
下記のとおり、指定管理者の募集説明会に参加したいので申し込みます。
記
施設の名称
杉並区立大田黒公園
担当部署
出席者
氏
名
月
日
(様式2)
年
杉並区都市整備部
みどり公園課
宛
(期限:平成25年7月5日)
募集要項に関する質問書
所在地
フリガナ
名
称
担当者
部署名
電
話
E-mail
下記のとおり、指定管理者募集要項 に関して質問をします。
記
施設の名称
質問事項
杉並区立大田黒公園
月
日
(様式3)
指 定 管 理 者 指 定 申 請 書
年
杉並区長
月
日
あて
所在地
申請者
名
称
代表者
㊞
下記のとおり、区立公園の管理に関する業務を行いたいので、杉並区立公園条例第21条
の8第2項の規定により申請します。
記
1
管理を行う区立公園の名称
2
管理を行う区立公園の所在地
3
添付書類
(1)事業計画書
(2)定款その他これに類する書類
(3)法人にあっては、登記事項証明書
(4)公園施設又はこれに類する施設の管理に関する業務実績を記載した書類
(5)収支予算書、収支決算書その他の経営状況に関する書類
(6)その他区長が必要と認める書類
別
大田黒公園指定管理者仕様書
杉並区都市整備部みどり公園課
紙
目
次
第1
管理業務基本事項
・・・・・・・・・
P1
第2
施設維持管理業務
・・・・・・・・・
P5
第3
施設運営管理業務
・・・・・・・・・
P6
第4
収入金等の取扱業務
第5
災害時緊急事態への対応業務
資
・・・・・・・・
・・・・
料
建物清掃業務仕様 ・・・・・・・・・
園地清掃業務仕様 ・・・・・・・・・
消防用設備保守点検業務仕様 ・・・・
機械警備業務仕様 ・・・・・・・・・
流れ等保守管理業務仕様 ・・・・・・
樹木等管理業務仕様 ・・・・・・・・
紅葉ライトアップ業務仕様 ・・・・・
P9
P11
P12
P13
P16
P18
P19
P7
P8
第1
管理業務基本事項
当施設は、杉並区立公園条例、同施行規則に基づき管理業務を行う。
この仕様書に記載のない事項、記載事項の解釈その他不明な点については、杉並区都市整備
部みどり公園課(以下、杉並区とする)と協議し決定する。
1
管理施設の名称と所在地
(1) 名
称
大田黒公園
(2)所在地
杉並区荻窪3丁目33番12号
(3)施設概要
①敷地面積
8,972.31㎡
②建物
・管理棟
1箇所
茶室
1箇所(8畳、水屋)
延床面積
156.77㎡
構造
木造
・記念館
1棟
延床面積
121.29㎡
構造
木造
・蔵
1棟
延床面積
63.36㎡
構造
木造
③庭園
ア
池施設
面積
イ
ウ
234.6㎡
樹木等
高木
イチョウ、ケヤキ、アカマツ等
412本
中木
キンモクセイ、サザンカ、ネズミモチ等
216本
低木
サツキ、ツゲ、ドウダンツツジ等
生垣
H3.0m、H2.0m
地被類
芝生
1413㎡
428㎡
753㎡
その他
あずまや
1基(12.96㎡、高さ4.6m)
竹垣
2箇所
正門
1基
1
2
管理業務内容
(1)有料施設の使用承認、受付案内
(2)紅葉ライトアップ業務の運営
(3)建物、設備の維持管理
(4)日本庭園の維持管理
(5)設備の警備
(6)事故・災害時対応
*以下の施設管理業務 については、指定管理者の責任において、添付資料を参考に業務仕様書
を作成し実施するものとする。
ア)建物清掃業務
イ)園地清掃業務
ウ)消防用設備保守点検業務
エ)機械警備業務
オ)流れ等保守管理業務
カ)樹木等管理業務
キ)紅葉ライトアップ業務
3
管理業務期間
平成26年4月1日から平成31年3月31日まで
4
所管課
杉並区都市整備部みどり公園課
5
住所
杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話
3312−2111
FAX 5307−0697
施設設置目的
区立公園の健全な発達と利用の適正化を図り、区民の福祉の増進と生活文化の向上に寄与す
るとともに、文化功労者で音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡などを遺族より寄贈を受け、区
で整備したことから大田黒元雄氏の功績を後世に伝えることを目的とする。
6
休園日
下記の期間は、休園とする。ただし、指定管理者の提案により区の承認を得た場合は、開園
することができる。
①年末年始(12月29日∼1月1日まで)
7
開園時間
2
午前9時∼午後5時まで(入園は4時30分まで)
ただし、指定管理者の提案により区の承認を得た場合は、開園時間を延長することができる。
8
総括的事項
(1)基本的留意事項
①
指定管理者は、管理業務の実施に伴い、業務内容を完全に把握すると共に従業員に的確
な業務遂行を行わせること。
②
指定管理者は、業務の遂行にあたっては、利用者の事故防止に万全を期すると共に、良
好な環境維持、施設設備の保全等、施設全体の安全確保に努め、常に非常事態に対応で
きる体制を整えておくこと。
なお、非常事態が発生した場合には、迅速かつ適切な処置をとると共に速やかに区に
報告し、その指示に従うこと。
③
指定管理者は施設の管理業務の効率化を図るため、区と定期的に打合せを実施すること。
④
光熱水費、消耗品等については、省資源、省エネルギーの 観点から、サービスの低下を
招かない範囲で、節減に努めること。
⑤
指定管理者は、業務日誌、施設管理日誌等を作成し、日常的に怠ることなく記入し、定
期的に区に提出する。
⑥
施設の解錠及び施錠を行う場合は、貸与された鍵により行うものとする。なお、施設マ
スターキーの運用及び保管については、指定管理者が責任を持って適切に管理すること。
き損、紛失等の場合は速やかに区に連絡すること。
⑦
定められた開園時間に利用者を待たせることなく受入ができるように 、各施設の清掃、
機器の準備等を行うこと。
⑧
各種提出書類は、別紙 1 のとおりとする。
(2)従業員の配置等
指定管理者は、施設の管理業務を円滑に遂行するにあたり、必要な人員を確保し適正に配
置する。
なお、指定管理者は、総括責任者選任届及 び従業員全員の名簿(写真貼付)を作成し、区
に提出する。新たに従業員を採用したときは、その都度、履歴書(写真貼付)を添えて区に
報告する。
①総括責任者
指定管理者に常用されている社員で、当施設専任の者でなければならない。総括責任者は、
従業員の管理監督並びに施設の管理等すべての業務を総括する。総括責任者が不在の時は、
あらかじめ届出により指定を受けたものが職務を代行する。
総括責任者の年度途中の変更は、基本的には認めない。
②受付案内
3
当施設の受付として、顧客に対する適切な接客業務の能力を有するものを配置する。
(3)従業員の就業管理等
指定管理者は、従業員の就業管理等については、次のとおり行う。
①施設管理の経験を有する主任などを定め、総括責任者を通し、区との連絡を密にする。
②従業員の研修に努め、業務内容の向上を図る。
③従業員の病気、事故等により欠勤者のある場合は、業務に支障のないよう補充配置する。
(4)従業員の服装
①指定管理者は、従業員に対し各担当業務に適した制服等を着用させると共に、服装及び、
身体は常に清潔にし、利用者に好感を与えるように努める。
②指定管理者は、従業員にネームプレートを着用させる。
9
業務履行の質の確保及び履行状況の評価
(1)指定管理者は、当該業務を実施するにあたり、業務の安定した履行を確保するため、様々
な観点から質を高める取り組みを行うよう努めなければならない。
(2)区は、
「履行評価基準」に基づき、指定管理者の履行状況を評価するものとする。
(別紙 2)
(3)履行評価の実施は、年 2 回(7 月、11 月)とする。
10
その他
(1)損害賠償
指定管理者は、業務遂行において故意又は過失により区に損害を与えた場合は賠償する。
(2)個人情報の保護及び情報公開における指定管理者の責務
①
個人情報の保護(杉並区個人情報保護条例)
指定管理者は、業務上知りえた秘密を漏らしてはならない 。また、従業員にこのことを
徹底させるものとし、従業員がこの職を退いた後も同様とする。
なお、利用者の個人情報等の保護及び管理に関する事項については、杉並区個人情報
保護条例を遵守し、施設の管理以外の目的に使用させてはならない。
個人情報の保護については、「個人情報に係る外部委託契約仕様書の特記ガイドライ
ン」に準じて、適正に実施すること。
②
情報公開(杉並区情報公開条例 )
指定管理者は、公の施設の管理に関する情報の公開を行うために必要な措置を講ずる
よう努めるものとする。
③
ア及びイについて、マニュアルを整備すること。
4
(3)経費負担
指定管理者は、管理業務及び事業運営に伴う物品類購入(単価5万円未満のもの)
・消耗
品購入・光熱水費・電話使用にかかる費用を負担する。また、単価5万円以上の物品につ
いては区と協議する。なお、光熱水費については節減に努め、効率的な施設管理を行うこ
と。
(4)設備・備品の使用及び点検
指定管理者は、備品の使用(貸出)にあたっては、その効用を損なわないように 最大限
の注意を払い、定期的に点検を行うこと。(ピアノについては、年3回の調律を行う)
なお、設備・物品類の小破修繕費(1件10万円まで)については、指定管理者の負担
とする。1件10万円を超える場合は区と協議する。
(5)ディーゼル車規制適合車の使用について
指定管理者自ら又は指定管理者が第三者に委託して業務をする場合において、自動車を
使用し又は使用させる場合は、
「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領に基づ
き、同要領に定める基準に適合すると判定された車」とすること。
(6)その他の事項
本仕様書に明記されていない事項であっても、管理業務に関連すると判断される場合は、
区と協議の上誠実に履行すること。
第2
1
施設維持管理業務
施設維持管理
(1)施設の維持管理業務計画
施設の維持管理については、業務計画を作成し区に報告すること。
(2)設備備品の点検
施設の設備備品(消防設備等)について定期的な点検計画を作成し、日常点検、定期点
検を行い、その取扱いには充分注意する。異常等を発見した場合には必要な措置をとると
共に速やかに区に報告する。
また、点検の実施結果については、異常の有無に係わらず、毎月区に報告する。
(3)施設の維持管理基準
建設設備、庭園等の維持管理業務については、杉並区立公園条例 のほか「東京都土木工
5
事標準仕様書」
、「東京都電気設備工事標準仕様書 」、「東京都機械設備工事標準仕様書 」に
準拠する。
2
出入口の開錠、施錠及び防火管理
(1)開錠
始業前に、出入口の開錠及び機械警備のセットを解除する。
また、始業時には定められた開館時間に利用者を待たせることなく受入ができるように、
機器の準備等を行う。
(2)施錠
毎日就業時に退出する際は、各部屋を点検、消灯、施錠及び消火等を確認後、出入口を
貸与された鍵により施錠する。
なお、退出時には機械警備のセットも併せて行う。
第3
1
施設運営管理業務
受付業務等の施設運営管理に係る事項
(1)施設利用の受付
利用の受付に当たっては、使用の承認、領収書の発行等を含め、杉並区公共施設予約 シス
テムを使用するものとする。
(2)施設利用者への誘導
①
施設貸出時は、利用上の注意事項等を周知し、施設の運営管理に支障の無いよう万全
を期する。
(3)施設の巡回
①
庭園内及び記念館を定期的に巡回して、不審者・不審物がないか、不良・破損箇所が
無いか確認し、犯罪や事故が発生しないよう努める。
②
他の利用者の迷惑になるような行為を繰り返し、再三の注意に従わないものがいた 場
合、退園させる等の方法で事件・事故の発生を未然に防止する。万が一事件事故が発生
した場合は、速やかに所轄警察等に通報し、出動を要請する。その際速やかに事故報告
書を作成し区に報告する。
(4)報告書の作成
指定管理者は、毎日、施設管理にかかる日報を作成するものとする。
2
人身事故発生の際の処理
人身事故発生 の場合には、速やかに状況を判断し応急処置を施すと共に、遅滞なく区に連絡
6
する。
(1)擦り傷等の軽易な負傷の場合は、応急処置をする。
(2)重傷と判断される場合は、速やかに所轄消防署に通報し、救急車の出動を要請する。
(3)医療処置が必要と判断される場合は、救急病院に連絡を取り処置する。
また、必要と判断される場合は、総括責任者が病院まで同行する。
(4)けが人の処置は後日のトラブルにつながる 場合があり、補償問題にも発展する場合もあ
るため慎重に取り扱うよう注意する。なお、速やかに事故報告書(中間報告含む)を作成
し、区に提出すること。
3
その他の事項
その他運営管理に必要な事項が生じた場合は、その都度区と協議し履行する。
第4
収入金等の取扱業務
施設使用料については、杉並区立公園条例 により利用料金として指定管理者の収入とするた
め、指定管理者の責任において取り扱うものとする。
1
利用料金の出納保管
指定管理者は、施設利用者から収受した利用料金の出納保管については適正な管理を行うも
のとし、事故発生防止に最大限の注意を払わなければならない。
なお、施設利用者とのスムーズな 金銭の収受を行うため、指定管理者において予めつり銭を
用意する。
2
収入金等の管理
施設利用者から収受した利用料金は、窓口の業務終了後に収入金と収入金表等の確認を行う
と共に、金庫への保管または金融機関への入金等適切な処理を行う。
金券収受に係る帳簿等を整理し、区から提示を求められたときは 、いつでも供覧できるよう
備えておく。
3
危険負担
施設利用者から収受した利用料金に関して、紛失や盗難等の事故による損害が生じた場合は、
指定管理者がその責任を負う。
7
第5
1
災害時緊急事態への対応業務
緊急時対応の基本的考え方
指定管理者は、施設利用者の人命を預かっているという 基本的な認識を持ち、地震や火災、
台風といった災害に対して適切に対応し、施設利用者の安全確保と避難誘導を図らなければな
らない。
2
緊急時対応マニュアルの整備
指定管理者は下記マニュアルを整備するものとする。
マニュアルは 区に報告すると共に、訓練を行う等により随時従業員に徹底を図らなければな
らない。
(1)災害時の対応マニュアル
(2)断水、停電時の対応マニュアル
(3)事故発生時の対応マニュアル
3
施設利用者の応急救護
指定管理者は、第一に施設利用者の安全確保と避難誘導を図らなければならない 。利用者の
安全を確認したら施設内の安全な場所への移動を支持する。人的被害のあった場合は、応急救
護を施すと共に、速やかに所轄消防署に連絡して救護を依頼する。
なお、その際、負傷者の住所、氏名、電話番号、負傷の部位・程度、消防への連絡時刻、引
渡し時刻などを記録し、区に報告する。
4
施設の被害状況報告
指定管理者は、被害状況を調査し区に報告する。
なお、総括責任者は、施設の破損状況を目視または機器の操作を行い、被害の程度、故障の
状況を確認し、早期に施設を利用できるようにする。
5
区内全域にわたる震災時の対応
区の公園施設として、災害時には区の防災組織と協力し、区民の安全確保に努める。
8
資料
建物清掃業務仕様
1業務目的
大田黒公園の建物等の清掃業務の仕様に関して必要なことを定めることにより 、当該業務
を合理的かつ効率的に執行することを目的とする。
2作業時間
午前9時から午後4時まで。
なお、閉所日(12月29日から1月1日)は除く。
3業務内容
(1)日常清掃(除塵、水拭き等)
ア
各室、建物内部共用部 (廊下、会談室等)
イ
各室の壁、扉ガラス、湯沸かし器の機器、扉等)
ウ
玄関周り(内・外)
、犬走り、建物内通路等
(2)定期清掃(各室床洗浄、照明器具、窓ガラス他)
大田黒公園事務所・記念館の清掃項目別回数は次のとおりとする。
清掃回数
清掃項目
年4回
休憩室・渡り廊下の床(80.5㎡)
週2回
記念館1階の床(56.5㎡・掃き拭き清掃)、書棚(24㎡・ガ
ラス含む)、玄関口(18㎡)、廊下(6㎡・1階部分・階段は除く)
年3回
記念館窓ガラス(31㎡)
年1回
照明器具
年1回
記念館1階の床(56.5㎡ワックス掛け清掃)
年1回
記念館(長さ49m高さ3m∼6m)、蔵(長さ14m高さ6m)、
茶室(長さ12m 高さ2.3m)の雨どい掃き掃除
(3)建物環境衛生管理業務
衛生業務回数
業務項目
年1回
害虫駆除消毒(444㎡)
9
(4)その他
ア
大田黒公園の休憩室・渡り廊下の床(150角の稲田用タイル)清掃
① 全床面を掃き掃除後、適正洗剤を散布しポリッシャ―で洗浄すること。
②
スクージーで汚れを除去し、モップ拭きし、良質樹脂ワックスを塗布。
(洗剤の散布
等に注意し、床材に影響を与えないようにすること。)
イ
雨どいの清掃は、落ち葉・ゴミ・土等を除去すること。
ウ
清掃業務に伴い発生した紙くず、茶殻、その他の塵芥類は専用容器等に仮置きし、清
掃事務所の指定する塵芥回収日、指定分別等の方法により適正に搬出処分すること。
4留意事項
従事者の配置については、円滑な運営と利用者の安全を確保できる体制を整えること。
10
資料
園地清掃業務仕様
園地清掃業務
作業基本方針
(1) 計画的な作業を実施し、清掃効果を充分に発揮させる。
(2) 清掃部分の特性を把握し、最適な清掃資材を使用する。
(3) 来園者の安全及び快適環境を考慮し、作業は原則として使用開始前に修了させるものと
する。
1業務目的
大田黒公園の園地の清掃業務の仕様に関して必要なことを定めることにより 、当該業務を
合理的かつ効率的に執行することを目的とする。
2作業時間
午前7時から午前9時まで
なお、閉所日(12月29日から1月1日)は除く。
3業務内容
(1)正門前からイチョウ並木(園路、身障者用スロープ含む)の清掃
掃き掃除、拾い清掃を行う。
(2)園地内(小道)清掃
掃き掃除、拾い清掃を行う。
(3)便所・手洗所清掃
① 特に清潔に心がけるようにする。便所は適正洗剤を用い洗浄する。
② 衛生陶器類、洗面台、床を適正洗剤で清掃し鏡を拭きあげる
4留意事項
従事者の配置については、円滑な運営と利用者の安全を確保できる体制を整えること。
11
資料
消防用設備保守点検業務仕様
1
業務の目的
大田黒公園の建築物等の消防用設備及び建築基準法関係防災設備 の保守点検業務の仕様に関
して必要なことを定めることにより 、当該業務を合理的かつ効率的に執行することを目的とす
る。
2
履行場所
大田黒公園管理事務所
3
荻窪3−33−12
消火器本数
5本
作業内容
(1)設置場所の良否の点検
(2)設置感覚の良否の点検
(3)適応性の確認
(4)表示の確認
(5)資料は、設置数の10%以上を製造年月日の古いものから輪番で抽出する。
(6)畜圧式消火器の点検・・総重量を斤量し、消化剤の量を確認する。
・・指示圧力計の示度を確認する。
(7)消火器の点検・・・・・粉末消火剤から個々にポリ袋等に移し、固火剤の有無を確認す
る。
・・・・・強化液火剤から個々にポリ袋等に移し、異常の有無を確認する。
(8)指示圧力計の点検・・・ホースをはずし 、バルブ本体のホースの接続部に標準圧力計を
連結し、消火器のバルブを開き、標準圧力計と指示圧力計の示度
を比較する。
(9)レバー及び押し金具の点検・・正常に作動するかを操作により確認する。
(10)サイホン管及びガス導入管は、目視及び電気により観察する。
(11)放射能力の点検・・・放射前に消火器の総重量を斤量する。
・・・銘板表示の使用方法により、放出状態の異常の有無を確認す
る。
・・・機能点検の結果、欠点の無いもの、放出したものは速やかに充
填し元通り復元し設置すること。
4
実施回数
概観点検
年2回
機能点検
年1回
(実施に際しては、事前に指定管理者の承認を受けること。)
5
履行確認
点検終了後は、指定管理者の確認を得ること。
12
資料
機械警備業務仕様
1
警備対象
(所在地
(1)対象物
面
大田黒公園(記念館)
積
木造モルタル2階瓦葺造
(2)対象物
面
木造モルタル2階瓦葺造
(3)対象物
2
121.29㎡
大田黒公園(倉庫)
積
面
荻窪3−33−12)
63.36㎡
積
大田黒公園(茶室休憩室・事務所)
木造平屋建
156.77㎡
業務目的
大田黒公園の火災・盗難を防止するとともに、不法・不良行為を排除し財産の保全を図り、
業務の円滑な運営に寄与することを目的とする。
3
請負者の義務
(1)法令の遵守
この業務の遂行にあたっては、関係法令を遵守しなければならない。
(2)守秘義務
業務上知りえた秘密事項を第三者に漏らしてはならない。
4
警備方法
機械警備とする。ただし、止むを得ない理由により警報設備が利用できない場合は巡回警備
を実施する。
5
6
警備基準時間
毎日
17時30分から翌日8時30分まで
年末年始
午前9時から翌日午前9時まで
警備実施時間
前述警備基準時間内 において、警備対象が無人の状態となり、警報装置警戒開始 の信号を受
信した時に警備を開始し、警報装置警戒解除の信号を受信した時に警備を終了する。
7
警備仕様
13
(1)警備装置の設置
警備対象に有線通報装置 による警備ができるように警報設備を設置すること。警報設
備は、建物への侵入・火災等の異常事態を感知するものとし、次のとおりとする。
(ア) 外部(窓・扉)からの進入に対する警報装置を設置すること。
②
内部(室内)に対する立体警備警報装置を設置すること。
(イ) 自動火災報知機を設置する。すでに設置されている場合は、それを利用すること。
(ウ) 警報装置等の機器相互の接続は、情報通信が確実に行えるように接続し、有線方式と
する。
(エ) 異常事態が発生した場合は、基地局へ必要な情報を自動的に通報すること。
(2)警報信号の電送方式
警報装置は、
「東日本電信電話会社の専用回線もしくは、一般公衆回線(断線監視機能
付)を利用して基地局へ接続すること。
(3)基地局
警報受信装置 を常時監視し、警報に備えるとともに、巡回警備員と連絡を保持するこ
と。
(4)巡回警備員
基地局との連絡を保持し、警備対象の異常に備えること。
(5)機器の取扱い
請負者が提供した機械取り扱い説明書による。
8
業務内容
警備対象に設置した警備設備及び巡回警備により、次の業務を行うこと。
(1)火災の拡大防止
①警報の受信、巡回警備員への連絡、現場への急行及び消防署等への通報連絡をするこ
と。
(2)盗難の防止
①警報の受信、巡回警備員への連絡、現場への急行及び警察署等への通報連絡をするこ
と。
②現場到着後は不審者の発見に努めること。
(3)異常事態発生時における処置
①巡回警備員は、速やかに事故発生現場へ急行し、異常事態の内容を確認するとともに、
事態の拡大防止にあたる。
②巡回警備員は、現場を確認後その状況を基地局へ連絡し、必要に応じて警備の強化を
要請すること。あらかじめ届け出た緊急連絡者へ連絡する。
14
9
警備責任
請負者の警備責任は、前述の警備実施時間の範囲内とする。ただし、在園者のある場合は
あらかじめ基地局へ連絡するものとする。
10
巡回による警備
止むを得ない理由により、警報設備が使用できない時は、次の要領により巡回警備を実施
する。
(1)警備員は、施錠の点検を行うとともに、火災・盗難等異常の有無について確認する。
(2)巡回警備の時間及び回数は、警備基準時間内において下記のとおり行うものとする。
①日曜日から土曜日
②年末年始
11
2回
4回
警備実施状況の報告
通常の警備報告については、請負者の報告書により当該月分を取りまとめて、翌月の5日
までに委託者に提出すること。
なお、警報の受信があった場合は、受信時刻及び現場到着時刻を必ず明記すること。
12
鍵の預託
警備実施に必要な鍵は、委託者・請負者相互に預託し、預託された鍵はそれぞれが 厳重に
取り扱い保管すること。
13
警備装置の保守点検
警備装置の機能については、請負者は適宜保守点検を行うものとする。
14
緊急連絡先の指定
委託者は、あらかじめ緊急連絡先を指定し、その名簿を請負者に提出する。
名簿に変更があるときは、遅滞なく変更した名簿を請負者に提出する。
15
その他
警備実施上、本機械警備業務仕様書 に定めのない事項は、その都度委託者と請負者が協議
し、取り決めるものとする。
15
資料
流れ等保守管理業務仕様
1
業務の目的
大田黒公園の流れ等の設備の保守点検業務 の仕様に関して必要なことを定めることにより 、
当該業務を合理的かつ効率的に執行することを目的とする。
なお、この仕様書に定めのない事項については、次の仕様書を準用する。
・ 「東京都電気設備工事標準仕様書 」
・ 「東京都給水衛生設備工事標準仕様書 」
・ 「公園維持標準仕様書 」
・ 「東京都土木工事標準仕様書 」
2
履行場所
大田黒公園
3
4
荻窪3−33−12
設備内容
流れ
190.0㎡
池
234.6㎡
水中ポンプ
JU−MV80
陸上ポンプ
荏原実業
φ*3.7kw
φ100*3.7kw
作業内容
(1)電気・保守点検
①制御版の機能保持と正常作動の確保に必要な、調整・点検・清掃に関する作業を行う
こと。
②循環設備の機能保持と正常作動確保に必要な保守点検を行うこと。
③設備機具の機能低下を発見または修理必要箇所を発見した場合は、速やかに連絡をす
るとともに報告書を提出すること。
④月ごとに点検結果の報告書を提出すること。
(2)流れ・池等清掃作業
<共通事項>
①作業はポンプの作動を停止し、水を抜いた後で行うこと。
②流れに属する排水ピット、マスも作業範囲に含む。
③ 業後は水を流しポンプを作動させ、正常運転を確認すること。
ア
流れ清掃
16
流れの床、壁面は高圧洗浄機等で清掃すること。
イ
池清掃
清掃にあたっては、上流から下流へジェット水流にて泥を溝に洗い流し、泥土を除
去清掃すること。
また、あずまやの土台部分に堆積した土砂についても除去すること。
ウ
濾過槽清掃(生物濾過槽)
備え付けの洗浄器具により充分濾材を攪拌しながら洗浄すること。
また、清掃終了後は必ず操作盤、バルブ等の調整を行うこと。
エ 池原水ポンプピット清掃工
原水ポンプピットの壁面及び床面は高圧洗浄機等で清掃すること。
また、沈砂槽の泥土は全て除去するとともに、ストレーナーの清掃を行うこと。
ウ 生物移動工
池清掃中、魚類等生物については、流れ上池及び簡易水槽・生物濾過槽を清掃後満
水にして生物を移動する。池清掃後は速やかに生き物を池に戻すこと。
4
保守点検
(1)電気・設備保守点検は、稼働中は月 1 回行うこと。
(2)流れ清掃は、池清掃と同時に行うこと。
(3)池清掃は、年 1 回(原則として落葉終了後)とする。
(4)濾過槽清掃は、月 1 回行うこと。
5
その他
作業の完了に際しては速やかに機材の撤去を行い、公園利用者に支障が無いよう処置する
こと。
17
資料
樹木等管理業務仕様
1
業務目的
大田黒公園内の樹木等を、常に良好な状態に保持し、利用者に潤いと憩いの場を
提供する。本業務については、別途定める年間作業計画に基づき作業を進める。
2
業務内容
(1)除草・刈込 ①芝生地除草②芝生刈込③植込み地除草
(2)生け垣手入れ
(3)潅木手入れ
(4)笹手入れ
(5)樹木病虫害防除(高木・中木・潅木・笹)
(6)剪定(高木・中木)
3 その他
(1)作業にあたっては、事前に予定表を提出し指定管理者と協議し確認のうえ行
うこと。
(2)作業は、来園者の安全を確保し行うこと。
(3)作業で発生した材料、ごみ等は、適切に処理すること。ただし、枝ゴミ類は、
緑のリサイクルをするため再資源化施設へ搬入すること。
(4)除草剤の使用は禁止する。殺虫剤等の使用も最低限にとどめる。
(5)作業記録を作成し保管すること。
<参考>樹木等の種類、本数
① 高木 シイノキ、シラカシ、シロダモ等
② 中木 ツバキ、サザンカ、ネズミモチ等
③ 低木 サツキ、ドウダンツツジ等
④ 生垣 カナメモチ、ウバメガシ等
⑤ 芝生
18
412本
216本
1413㎡
428㎡
753㎡
資料
紅葉ライトアップ業務仕様
1
目
的
2
実施場所
大田黒公園の紅葉を楽しんでいただくため、夜間(17:00 頃∼20:00)
の間、園内を開放してライトアップによる幻想的な雰囲気を演出する。
杉並区立大田黒公園
荻窪3−33−12
実施期間 11 月下旬∼12 月上旬
(1)設置作業期間
4 日間
(2)紅葉ライトアップ期間
10 日間
(3)撤去作業日
1 日間
3
4
概 要
(1)正門の照明設置
(2)園路の足元灯設置
(3)樹木のライトアップ(もみじ等 10∼12 本)
(4)池周辺の効果的な演出(照度を落とした照明)
(5)点灯時間は、日没から午後 8 時まで
(6)その他、本件に必要な設備等の設置
5
実施内容等
(1)園内中心部に植栽しているもみじ等の樹木 10∼12 本のライトアップ用の照
明機器を設置する。照明機器は、投光器(500W を 2 機、300W を 13 機)
を使用すること。
(2)イベントを開催していることの周知用たて看板等を設置すること。
(詳細等は、別途打合せのこと。)
(3)正面・園名のライトアップ用の照明機器を設置する。
(4)園路の足元灯(50 個)を設置する。照明機器は、60W 程度の機器を使用す
ること。
(5)池周辺に照度を押さえたライトアップを行い、①の効果的な演出を行う。
照明機器は、パーライト等(500W を 36 機)を使用すること。
仮設電源 35KW を越える電源については、園内動力電源より供給すること。
19
(6)その他、状況に応じて適切なライトアップを行うこと。
(7)前記①∼⑥の照明機器等の設置・撤去を行う。
(8)期間中に不具合、故障が発生した場合は、指定管理者の指示に従い速やかに
修繕すること。
(9)雨天の日の点灯については、指定管理者の指示に従うこと。
(10)機器の設置は、実施期間初日の前日までに終了し、少なくとも 1 回のテスト
を行うこと。
(11)委託期間中の昼間の来園者に対する安全確保のため、機器等に養生を行うこ
と。
(12)機器の撤去等は実施期間最終日の翌日に行うこと。
(13)本件に掛かる光熱水費は指定管理者の負担とする。
(14)本件を実施するにあたり、必要な機材・機器等は、請負者が用意すること。
(15)本件の契約書、本仕様書に明記していない事項は、指定管理者と協議して決
定すること。
20