様式 A 電子工学(澤畠) 科目にかかわる情報 科目の 基本 情報 授業

様式 A
電子工学(澤畠)
科目にかかわる情報
科目の
基本
情報
教員に
授業科目
電子工学
(欧文)
Electronics
一般・専門の別・
学習の分野
対象学生
E-3
担当教員・所属
澤畠淳二:電気電子工学科
かかわ
る情報
専門・電気電子
研究室等の連絡先
基礎となる学問分野
2
単位
授業形態・学期
必修・履修・
履修選択・選択の別
講義・前期
必修
澤畠:機械電気電子工学科棟 2 階(内線:8264)
E-mail:[email protected]
工学/電気電子工学/電子
デバイス・電子機器
学習・教育目標
A(A-1)
電子工学は半導体の中での電子などの振る舞いに関係した物性論的な科
科目の
授業の概要
学習・
に着目して説明し,さらに半導体素子であるダイオードやトランジスタ
などの動作原理の基礎を学習する。
教育内
容にか
目である。この講義では,半導体中での電子などの振る舞いをエネルギー
学習目的
この科目の学習目的は,半導体素子であるダイオードやトランジスタな
かわる
どの動作原理をエネルギーに着目して理解することである。
情報
1. 半導体中の電子等の振る舞いをエネルギー準位を用いて説明できる。
2. 基本的な半導体デバイスであるダイオードやトランジスタ,FET の動
到達目標
作原理をエネルギー準位を用いて説明できる。
3. 光半導体である発光ダイオード(LED),半導体レーザ,太陽電池の動作
原理をエネルギー準位を用いて説明できる。
履修上の注意
履修に
学年の課程修了のため履修が必須である。
本科目が主体とする学習・教育目標は「
(A)技術に関する基礎知識の
かかわ
技術者教育
深化,A-1:工学に関する基礎知識として,自然科学の幅広い分野の知
る情報
プログラムとの関連
識を修得し,説明できること」である。本科目は大学相当の内容を含む
と履修
科目で、技術者教育プログラム履修認定に関連する。
のアド
バイス
「電子工学」は電気電子工学科の学生には非常に重要な科目であり,下
履修のアドバイス
記の「関連科目」の基礎となるものである。ノートを着実にとりながら
理解していくと同時に,理解できない場合は教員に聞きにくること。
基礎・
基礎科目
電気電子基礎Ⅰ,Ⅱ(1,2 年)
,物理Ⅰ,Ⅱ(2,3)
,化学Ⅰ,Ⅱ(1,2)
関連科
電気電子材料(5 年),電子回路Ⅰ,Ⅱ(4,5),電子デバイス(専2),
目にか
かわる
情報
関連科目
応用物理Ⅰ,Ⅱ(4,5),光エレクトロニクス(5)など
様式 B
電子工学(澤畠)
授業にかかわる情報
板書を中心に進めていく。図示によって具体的に解説を行う。適宜演習を行い
授業の方法
内容理解度をチェックしながら進めていく。
開講週
授
業
計
内容〔項目〕
(指示事項)
1週
・ガイダンス,半導体の導電率
2週
・キャリアの運動,化学結合
3週
・結晶構造,パウリの排他律
4週
・半導体のエネルギーバンド
5週
・フェルミ・ディラックの分布関数、
6週
・状態密度,真性半導体
7週
・不純物半導体,再結合
8週
・(前期中間試験)
,前期中間試験の返却と解答
前
9週
・pn 接合
期
10 週
・金属と半導体の接触
11 週
・バイポーラトランジスタ
12 週
・電界効果トランジスタ(FET)
画
13-14 週
15 週
・その他の半導体デバイス(LED,半導体レーザ,太陽電池など)
・(前期期末試験)
,前期期末試験の返却と解答
教科書:小林、金子、加藤「基礎半導体工学」
(コロナ社)
適宜プリントも配布する。
教科書,教材等
参考書:伊藤,植月他「これからスタート!光エレクトロニクス」(電気書院)
伊藤,原田「これからスタート!電気電子材料」(電気書院)
伊藤國雄
「半導体レーザの基礎マスター」
(電気書院)
玉井輝雄「図解による半導体デバイスの基礎」
(コロナ社)
2回の定期試験の結果をそれぞれ同等に評価する(60%)。試験での教科書・
成績評価方法
ノートの持込はその都度指示する。成績不振者には再試験を行い,定期試験に加
味して評価する。演習,レポート,小テストなど(40%)。
授業の各単位時間の開始時に出欠をとり,その際返事がなくその後入室してき
受講上のアドバイス
た者は遅刻とする。遅刻 3 回で 1 回の欠席とする。初めて聞く言葉や概念が多い
と思うので,わからないところはそのままにしないで教員の部屋まで積極的に聞
きに来ること。