緒川小の教育

平 成 22年 度
緒川小の教育
知多郡東浦町立緒川小学校
平成22年度 緒川小の教育
1 本校の概要
○
沿
革
明
5
緒川村・石浜村が協同で「郷学校」創設。
校地の場所は,現在の緒川公民館。
明 8
「弘教学校」と改称する。
明 9
石浜村との協同を解消,
「緒川学校」と改称する。
明20
「緒川尋常小学校」と改称する。
明26
高等科を併設する「緒川尋常高等小学校」となる。
明40
東浦村成立,
「緒川村立緒川尋常高等小学校」
「東浦村立緒川尋常高
等小学校」の2通りの校名をもつ。
明41
森岡尋常小学校と合併,
「東浦第一尋常小学校」となる。
(新校舎予定地として緒川・宮戸が指定されるが建設されず,
校舎は,森岡と緒川の旧校舎をそのまま利用。
)
大 元
森岡尋常小学校と分かれ,再び「緒川尋常小学校」となる。
昭16
「緒川国民学校」と改称する。
昭18
校地,現在の場所に移転。
昭22
「東浦村立緒川小学校」に改称する。
昭23
町制の施行にともない「東浦町立緒川小学校」となる。
昭28
校歌制定。
(作詞:枡田清音(新三) 作曲:山下敏夫)
昭34
伊勢湾台風襲来,児童2名が亡くなる。校舎も大被害を受ける。
昭36
体育館が建設される。
昭37
校旗制定。
昭41
緒川ランド(校庭の遊具)完成。
昭44
給食室が火災。全焼する。
昭45
日本学校歯科医学会より,5年連続で「全国よい歯の学校」として
表彰される。
昭48
プール竣工。プレハブ校舎が設置される。
文部省より全国保健体育優良校として表彰される。
昭50
旧保育園校舎を小学校用校舎に改築して利用する。
昭53
児童数増と校舎の老朽化に対応するため改修工事を行いオープン・
スペースを持った学校として生まれ変わる。
昭54
第1回おがわっ子フェスティバルが開催される。
昭55
ノーチャイム制,1日3ブロック制を導入する。
昭56
児童と保護者の対面方式の卒業式を開始する。
昭57
全学年で総合的学習を実施し始める。
平 6
中日教育賞を受賞する。
平 7
体育館改修工事を行う。
平9∼14 文部省(文部科学省)研究開発学校の委嘱を受け,研究を推進する。
平17∼18文部科学省「伝え合う力を養う調査研究事業」の指定校となる。
平18
校舎壁面改修。エレベータ竣工。バリアフリーの校舎となる。
平19
子どもたちの主体的な企画・運営で,オープン・スクール30周年記
念式典として「おがわっ子独立国30歳のたんじょう日を祝おうのつ
どい」を開催する。
平20
校舎の耐震化工事を行う。
平21
新型インフルエンザの流行により,5学級で学級閉鎖,2日間休校
になる。
○
住
所
〒470-2102
○
TEL
0562−83−2034
○
FAX
0562−83−8510
○
ホームページ
http://www.medias.ne.jp/~hogashot/
愛知県知多郡東浦町大字緒川字八幡7番地
-1-
○
児童数及び学級数(平成22年4月7日現在)
児 童 数
学年 学級
世 帯 数
担 任 名
男
女
計
計
学 級
1年 1組
田中 雅子
14
12
26
11
2組
渡邊 沙織
15
11
26
14
3組
白石つぐみ
15
11
26
2年 1組
吉川 る美
14
16
30
中西
清
15
16
31
3年 1組
高森由香恵
21
15
36
2組
種村 修一
20
16
36
4年 1組
打田 琢朗
21
19
40
2組
服部 理恵
21
19
40
5年 1組
岩本 和也
16
15
31
30
2組
花岡 美紀
15
15
30
29
3組
後藤千鶴子
16
15
31
6年 1組
藤塚久美子
17
15
32
2組
松宮 弘明
17
14
31
特別支援 おおぞら
滝澤 太郎
2
0
2
おおとり
佐藤さえ子
2
2
4
2組
合 計
241 211 452
78
37
20
61
16
36
23
72
24
47
37
80
92
29
30
66
89
32
63
30
62
2
6
452
モニュメント「おおとり」と緒川小学校校舎
-2-
12
計
2
341
4
341
○ 教職員表
番号 職 名
氏
1
校
長
冨
2
教
頭
伴
3
教
諭
中
嶋
4
教
諭
山
田
井
5
事務主査
村
6
栄養主任
林
田
名
性別
担当教科等
担当学級
主なる校務分掌
憲
治
男
浩
人
男
書写
勝
男
書写
TT
教務主任 教育計画 教務庶務
光
範
男
書写
TT
校務主任 校務管理 校務庶務
由
香
女
庶務 人事 経理 物品管理
幹
雄
男
(給食センター勤務) 栄養指導
校長事務
教頭事務
7
教
諭
白
石
つぐみ
女
全
1−3
学年主任 保健主事
8
教
諭
後
藤
千鶴子
女
全
5−3
学年主任 国語主任 個別学習研主任
9
教
諭
服
部
理
恵
女
全
4−2
学年主任 図書主任 集団学習研主任
10
教
諭
原
伊津子
女
全
11
教
諭
中
西
清
男
全
2−2
学年主任 道徳推進教師 社会科主任
12
教
諭
滝
澤
太
郎
男
全
自閉症・情緒障害特別支援
特別支援コーディネーター
13
教
諭
松
宮
弘
明
男
全
6−2
学年主任 多文化共生 キャリア教育
14
養
教
水
野
みどり
女
保健体育
15
教
諭
種
村
修
一
男
全
3−2
学年主任 情報教育
16
教
諭
藤
塚
久美子
女
全
6−1
特別活動主任 創造研主任 家庭科主任
17
教
諭
岩
本
和
也
男
全
5−1
生徒指導主任 体育主任 外国語教育
18
教
諭
高
森
由香恵
女
全
3−1
総合研主任 音楽科主任 給食主任
19
教
諭
田
中
雅
子
女
全
1−1
学習材部主任 統計教育主任
20
教
諭
花
岡
美
紀
女
全
5−2
書写主任
21
教
諭
打
田
琢
朗
男
全
4−1
理科主任
22
教
諭
吉
川
る
美
女
全
2−1
生活科主任
23
教
諭
佐
藤
さえ子
女
全
知的障害特別支援
特別支援教育
24
講
師
渡
邊
沙
織
女
全
1−2
集団学習研
25
講
師
井
上
恵
子
女
少人数指導
教科指導等担当TT
26
講
師
舘
林
洋
美
女
音楽
音楽専科
27
講
師
鯉
江
千
勢
女
初任研後補充
初任研後補充
28
講
師
高
橋
直
之
女
初任研後補充
初任研後補充
29
教科等指導員
加
納
利美子
女
教科指導等担当TT
30
生活支援員
住
吉
順
子
女
生活支援
31
特別支援介助
槇
下
さなえ
女
特別支援学級介助・支援
32
相談員
寺
田
恭
世
女
教育相談
33
事務パート
戸
川
宏
美
女
学校事務
34
図書パート
深
谷
真千子
女
図書用務
35
用務パート
斎
藤
和
枝
女
学校用務
36
用務パート
成
田
由利子
女
学校用務
37
教
諭
天
池
美和子
女
(育休)
38
教
諭
松
久
さ
女
(育休)
き
TT
研究主任 少人数指導 算数科主任
保健・安全指導
-3-
2 本校の教育経営
(1) 学校教育目標
豊かな心とたくましい体をもち,主体的に判断し,進んで行動できる子どもを育成する。
めざす子ども像
はつらつ
すすんで行動できる子
じっくり
やったあ
目標をもって,
元気いっぱいに活動する,
躍動感あふれる姿
学習や各種活動に,
気持ちを集中させて,
ねばり強く取り組む姿
一つのことをやり遂げた達成感,
仲間と力を合わせることの
喜びを味わう感動の姿
(2) 経営方針
子どもたち一人一人の自立を促すために,全職員の共通理解と協力体制のもとで,「生きる力」
の育成に向けた,活力に満ちた教育活動を展開する。
ア
心の豊かさを育む教育活動を展開する。
(ア) さまざまな体験活動や自然とのふれあいを通して,感動する心を育むとともに,「生きる」
ことの喜びやこれからの自身の生き方に期待がもてるようにする。
(イ) 道徳的な価値の認識と実践を通して,社会生活に必要なルールとマナー,責任感を身につけ
させるとともに,いのちを大切にする心,人を思いやる心を育む。
イ
基礎的・基本的な学力の定着と個性・創造性の伸長を図る。
(ア) 体験学習・問題解決学習を通して,基礎的・基本的な学力を確実に身につけさせ,学ぶこと
の楽しさや成就感を味わえるようにする。
(イ) 少人数指導やTTの活用を通して指導の個別化・学習の個性化を着実に推進し,自己学習力
の定着と向上を図る。
ウ
開かれた学校をめざし,家庭や地域社会と連携して学校経営を推進する。
(ア) 学校・家庭・地域社会,それぞれの役割を踏まえつつ,三者の信頼の絆と緊密な協力によっ
て学校経営を推進する。
(イ) 学校評議員会での示唆及び学校評価の結果を尊重するとともに,保護者・地域の人々の声に
耳を傾けながら,地域に根ざした学校の充実を図る。
指導の個別化・学習の個性化とは
指導の個別化・・・子どもの個人差を考慮した学習指導をして,共通の学習内容をす
べての子どもに習得させようとする考えに立つ学習指導の考え方。
(例:読み・書き・計算・基本的運動能力など)
学習の個性化・・・子どもの興味・関心を大切にした学習指導をし,子どもの個性を
さらに伸ばそうとする考えに立つ学習指導の考え方。
(例:総合学習における「いのちの学習」の場合,切り口として,骨髄
バンク,保育体験,高齢者とのふれあいなど,どれでもよい。学
習方法も,インタビュー・VTR視聴・図書資料などの中から,
その子が一番学びやすい方法に力点を置いて学習してもよい。
)
-4-
(3) 日課表
時刻
A帯 B帯
8:30 8:30
月
火
水
朝のつどい
木
金
読書タイム
プランニングタイム
8:40
8:40
8:45
朝の会・健康観察
8:55
時刻
C帯
8:30
朝の会(スピーチタイム)・健康観察
8:55
8:55
Ⅰブロック
Ⅰブロック
Ⅰブロック
10:20
10:30
10:20
大放課
10:35
10:55
おがわっ子
タイム
大放課
Ⅱブロック
11:05
Ⅱブロック
Ⅱブロック
12:00
給
食
12:30
12:30
12:50
13:10
13:20
清
掃
食
給
食
清
掃
清
掃
昼放課
13:25
13:40
給
Ⅲブロック
昼放課
昼放課
13:55
帰りの会
14:15
Ⅲブロック
Ⅲブロック
授業/O・T
※1
授業/自治活動
※1
15:40
13:40
13:55
14:05
15:30
13:20
帰りの会
自治常時活動
課外クラブ活動
帰りの会
※2 自治常時活動
15:30
15:40
課外クラブ活動
(16:30)
(16:30)
16:50
16:50
※1 「自治」は火曜日のⅢブロック後半に,
「O・T(オープン・タイム)
」は木曜日のⅢブロッ
クに実施します。
22年度から,自治のあるなしにかかわらず,3年生は火曜日5時間授業,金曜日6時間授
業に変更します。
火曜日に自治が実施されない場合,4∼6年生はⅢブロック後半も授業を行います。
※2 木曜日の授業後も,課外クラブの活動を行うことがあります。詳しくは,各課外クラブの練
習計画をご覧ください。
※3 授業の終了時刻が曜日によって異なります。下校時刻の詳細については,各学級のプランニ
ングでご確認ください。
※4 22年度から,自治常時活動,課外クラブ活動を行った場合の最終下校時刻を,3月∼10
月(区民体育祭まで)は16:50に変更します。10月(区民体育祭以後)∼2月はこれ
までどおり16:30です。
-5-
-6-
(4) 教育課程の具体的指針とその内容
本校は,学校は知識や技能を子どもに学ばせるだけでなく,一人の人間として生きる個の自立
をうながす場としての意味ももたなければならないと考えています。多様な学びの中で「生きる
力」を身につけていかなければならないと考えます。
この考えに沿って,今の目の前の子どもたちの力を育むのにふさわしい「学びあふれる学校」
を探ってきました。そして,前ページの図のような形を考えました。
① 学びの基礎づくり
まず土台作りとして「学びの基礎づくり」の取り組みを重視します。子どもたちの学校生活
を考えると,いわゆる授業時間以外の学校生活のための時間がおよそ半分を占めます。朝の会
や給食・清掃・係活動等の時間です。これらの諸活動を「学びの基礎づくり」ととらえ,教師
も参加する形で,好ましい人間関係づくりとその上に成り立つ集団づくりを行っていきます。
「学びの基礎づくり」として行っている取り組みを整理すると,次のようになります。
A 生活づくり
登下校及び交通安全指導
「ルール」と「マナー」
(生徒指導)
読書タイム(図書利用指導)
朝の会・帰りの会
ブロック制・ノーチャイム
プランニング・タイム
ランチ・タイム(給食指導)
清掃指導
避難訓練(非常時の行動)
B 心身の健康づくり
健康に関する取り組み(保健指導)
体力づくりに関する取り組み
C 教師による学習環境づくり
オープン・スペースの活用(学習材制作・収集・掲示など)
特別教室(含む運動場・体育館・プール・遊具など)等に関する利用指導
環境緑化・教材園の整備
人的環境(ボランティア・ゲストティーチャー等)づくり
平成19年度からは,子どもたちの実態から人と人とのかかわりあいの指導に力点をおき,人
間関係の向上をめざすことにしました。その指標として次のページに掲げる表【育てたい「生
活の力」∼かかわりあう子どもの姿を求めて∼】を作成しています。この表の作成にあたって
は,小学校就学以前の子どもたちが多く通う緒川保育園の協力も得ています。
なお,「学びの基礎づくり」の活動は,学習指導の時間とも連動させて取り組んでいくことに
しています。
ゲストティーチャー
(米作りについて東楽会の方から学ぶ)
読書タイム(ペア読書)
-7-
育てたい「生活の力」∼かかわりあう子どもの姿を求めて∼
緒川保育園・緒川小学校
基
本
的
生
活
習
慣
人
と
の
か
か
わ
り
あ
い
セ
ル
フ
コ
ン
ト
ロ
|
ル
行動内容
保育園(年長までに)
低学年
中学年
高学年
食事・排泄の習慣
好き嫌いをしないで,
いろいろなものを食べ
る。
排泄の後始末をきちん
とする。
朝食をとって登校し,
給 食 は決 めら れた 時
間内に残さず食べる。
放 課 に用 便を すま せ
る。
偏 食 をせ ず, 友だ ち
と 食 事の マナ ーを 守
り あ いな がら ,楽 し
く会食する。
偏った食事や極端な間食を
避けるなど,自分の健康に
配慮した食生活を送る。
衣服の着脱
汚れたら一人で着替え
る。
脱 い だ服 をき ちん と
たたむ。
必 要 に応 じて ,衣 服
を調節する。
生活場面・気候に応じた着
方をする。
清潔の習慣
手ふきタオルやティッ
シュなどをきちんと使
い,体や身の回りを清
潔にする。
手洗いや歯みがきをき
ちんと行う。
ハ ン カチ ・テ ィッ シ
ュを携帯する。
手 洗 い・ 歯み がき を
進んでする。
汗 の 始末 や爪 切り を
きちんと行う。
体を清潔に保ち,身だしな
みに気をつけ,周囲の人々
に不快感を与えない。
生活リズム
生活の中で,時間の区 決 め られ た時 刻を 守 時 計 を見 て判 断し , 自ら生活時間を計画・工夫
切りを守ろうとする。
って行動する。
周 囲 の人 々の こと を し,それを守って行動する。
生活リズムを一定にし,
気遣って行動する。
必要な睡眠時間を確保
する。
一定の時刻に就寝と起床をする。 就寝:低中学年
21時30分頃
高学年
22時頃
起床:全学年
7時前
整理整頓
使った物を片づける。
自分の持ち物は,所定
の場所に入れる。
忘 れ 物を しな いよ う
に 気 をつ け, 使っ た
物 は ,元 の場 所に 片
づける。
は き もの をき ちん と
そろえる。
人 の 物も 大切 にし ,
借 り た物 は感 謝と 責
任をもって返す。
進 ん で学 習材 や身 の
ま わ りの 整理 整頓 を
する。
公共の物を大切に使い,工
夫して後始末や整理整頓を
する。
安全な行動
危険なことが分かり,
安全に行動する。
危 険 な場 所・ 行動 ・
遊 び など につ いて の
約束を守る。
危 険 かど うか の判 断
力 を 備え ,安 全な 行
動をする。
友達や下級生の安全にも配
慮して安全な生活を送る。
あいさつ・返事
いつもあいさつや返事
をする。
明 る く大 きな 声で あ
いさつや返事をする。
自 ら 進ん で心 のこ も
ったあいさつをする。
時と場や相手に応じて,あ
いさつや返事をする。
話を聞く
人の話を最後まで聞く。 話 し 手の 方を 見て ,
静かに話を聞く。
大 事 なこ とを 落と さ
な い で, 話し 手の 伝
え た いこ とを 考え な
がら聞く。
人の話を聞いて,自分の考
えや意見をもつ。
思いを話す
相手に分かるように話
そうとする。
相手に分かるように,
は っ きり とし た声 で
話す。
要 点 が相 手に 分か る
よ う に, 筋道 を立 て
て話す。
目的や時・場・相手を考え
て,分かりやすく話す。
思いやり・協力
友だちと喜んだり,悲
しんだりしながら,優
しくする。
友 だ ちの 失敗 を責 め
な い で, 仲良 く生 活
する。
困 っ てい る友 達に 進
ん で 話し かけ たり ,
手助けしたりする。
相手の立場や気持ちを考え,
協力して活動する。
自他の区別
自分の物と他者の物,
共同の物を区別して,
大切に使う。
自 分 の物 と他 者の 物
を 区 別し ,人 のも の
を勝手に使わない。
自 分 とは 違う 他者 の
気 持 ちも 大切 にし よ
うとする。
周りの人に気遣いながら,
公共の施設設備を利用する。
公正・公平
友だちとのかかわりの
中で,良い・悪いを判
断して行動する。
正 し いこ と・ 正し く
な い こと を知 り, 仲
間はずれをしないで,
仲良く活動する。
正しいと思うことは,
周 囲 の考 えに 左右 さ
れ ず に, きち んと 実
行する。
自分の利害関係や相手によ
って,自分の言動を変えた
り,偏見をもったりしない。
自己の抑制
自分の思いが通らない
こともあることに気づ
き,がまんする。
友だちのことを考え,
素 直 に謝 った り, が
まんしたりする。
い や なこ とで もが ま
ん し て, 前向 きに 生
活する。
自分や相手の立場を考えな
がら,がまんしたり主張し
たりする。
規則の尊重
遊びや生活の中で,き 学 校 生活 の規 則や き
まりの大切さに気づき, まりを守る。
守る。
学 校 や社 会の きま り
を守り合おうとする。
きまりの必要性を理解し,
望ましいきまりを考え,よ
りよりよい生活を構築する。
根気強さ
いろいろな活動を,友
だちと最後までする。
自 分 がや らな けれ ば
な ら ない 勉強 や係 の
仕事を最後までする。
目 標 をも って ,粘 り
強 く 最後 まで 取り 組
む。
自分に適した目標を立てて,
計画と見通しをもってやり
遂げる。
自己をみつめる
(振り返り)
保育士に注意されたり,
友だちの指摘を受けた
りして,自分のよくな
かったことに気づく。
自 分 の行 いを 振り 返
り , 良か った とこ ろ
や そ うで なか った こ
とを見つける。
自 分 をよ り高 める に
は ど うし たら よい か
を 進 んで 考え ,実 行
する。
つねに向上心をもち,自分
の生活や行いを客観的に評
価しようとする。
-8-
<「学びの基礎づくり」の取り組みから>
ア 登下校及び交通安全指導
ねらい
・一人一人が交通のきまりを守って,安全に登下校する。
・通学班の友達と,仲良く楽しく登校する。
・自らの安全は自らが交通安全のルールやマナーを身に付けて実践することが大切であるとい
う意識を高め,実行する態度を育てる。
(ア) 登校について
・通学団登校とします。
・8時から8時20分の間に登校します。
・集合・出発時刻を厳守し,その付近で危険な行動や他の人の迷惑になるような行
動をしないようにします。
(イ) 下校について
・学年下校を原則とします。同学年の近所の友達と下校します。
・課外クラブや自治活動などのため,授業後も学校で活動する場合は,時間を決め
て集団で方面別に下校します。
・最終下校時刻は,次の時刻とします。
3月∼10月(区民体育祭まで) 16時50分
10月(区民体育祭以後)∼2月 16時30分
(ウ) 交通安全指導について
・安全な歩行や自転車の正しい乗り方を身に付けるため,5月に交通教室を実施し
ます。
・自転車については,ヘルメットをかぶり,整備した自転車に乗るよう指導します。
交通規則を守るよう指導します。
・安全を考えて,おじょう坂・国道・県道・農免道路・刈谷道では,子どもたちだ
けで自転車に乗らない方がよいです。
・交通安全の意識を高め,安全に登下校(安全な歩行・バス利用など)ができるよ
う,道路上の主要箇所において,交通指導員・PTAの協力で交通指導を実施し
ます。
・教師の立ち番による街頭指導も適宜行います。
・必要に応じて,通学団会・班長会を開きます。
イ
「ルール」と「マナー」(生徒指導)
ねらい
・安全で好ましい人間関係に支えられた集団づくりを,可能な限り子どもたちが自律的につく
る。
・子どもたちの校内外の生活の安全を図るため「ルール」を定めています。
<ルール>
・ろうかは走らない。
・室内であばれたり,ボール遊びをしたりしない。
・上ばきは,必ずはく。
・2階,階段の手すりでは遊ばない。
・カーテンにかくれたり,ひっぱったりしない。
・交通安全のルールを守る。
・子どもたちの集団生活を円滑に営むことができるように「マナー」を定めていま
す。
<マナー>
・あいさつ・へんじをしよう。
・名札をつけよう。
・人のじゃまにならないようにしよう。
・後片付けをしっかりしよう。
・身の回りをきれいにしよう。
・自分で仕事を見つけよう。
-9-
ウ
ブロック制とノーチャイム
(ア) ブロック制 ・・・
時に子どもが納得のいくまで追究できる学習時間を確保する必要
があると考え,2校時(45分×2+5分=95分)を1ブロック
とし,1日3ブロックで授業を展開しています。
(イ) ノーチャイム・・・
本校では1日中,チャイムが鳴りません。これは,チャイムが鳴
ることによって学習途中の子どもの思考を中断しないためです。ま
た,「学校生活を子ども自らの手で創り出す」という,本校の基本
的な考えを具現化するための一つとして,自らの判断で実行すると
いう自主的な態度を育成するためでもあります。
平成19年度からは,朝の読書タイム・2ブロック・3ブロック
の開始5分前に音楽を流し,「準備のための5分間をどのように自
主的にすごすか」という点の指導に力点を置いています。
エ
学習環境
本校には,各学年フロアーに教室
2ないし3つ分の広さをもつ,「ラー
ニング・センター」があります。「ラ
ーニング・センター」の壁面には,
学習の手助けとなる掲示や,子ども
の作品等が貼られています。子ども
に疑問や学習への見通しをもたせ,
次の学習への意欲喚起や意欲の継続
等をねらったものです。
また,学校中の壁面や空間も同じ
目的で活用しています。「校内すべて
が学習の場」としてとらえ,学習環
境の整備に努めていきます。
学習の足跡が確かめられるラーニングの壁面掲示
オ
ティーム・ティーチング(T・T)
少人数指導加配教員との学級T・T,学年の教師協業による学年T・T,全教師による全
校T・T等,本校では,様々な形態のT・Tを実践しています。子ども一人一人への適切な
指導・支援を行うという目的以外にも,複数の教師の目によって,一人一人の子どもの理解
を深めていこうとする目的ももっています。
カ
ゲスト・ティーチャー
学習の必要性に応じ,地域在住の専門家や学区外の専門家の方々に来校していただき,学
習に参加していただいています。老人会・商店経営者・酪農家・校区のお寺の住職等の方々
の協力を得ています。
キ
プランニング・タイム
次週の予定を,金曜日の「プラン
ニング・タイム」で,子どもたちと
確認をする方法をとっています。学
習の必要性や,子どもの学習意欲の
状況に応じて,時間割を弾力的に取
り扱っています。したがって,固定
の時間割はあるものの,「何曜日の何
ブロックは○○」というように,時
間割を固定的にはとらえていません。
見通しをもって,計画的に学習に
取り組ませることで,自己学習力を
育むことをねらっています。
プランニングに書き込んで次週の予定を確認する
- 10 -
② 個別学習
「学びの基礎づくり」の次は,学習活動です。基礎・基本となる力をどの子にも定着させる
ことが,まず大切です。学級での授業だけでなく,様々な方法を工夫しています。学習コース
に分かれて進めるマスタリー・ラーニング,無学年制で進める「はげみ学習」などです。
この基礎・基本の学習と連動した形で,主に個別に学ぶ場面と,集団で学ぶ場面を考え,こ
れらに時間的・内容的にバランスよく取り組むことで,子どもたちの実践力を育成していきま
す。
個別学習の場面では,教科のねらいを達成することだけでなく,子どもの「自ら学ぶ力」を
高めることも大切です。例えば「週プロ」です。学習のねらいを達成するための学習方法は,
ある程度子どもたち一人一人の計画にゆだねます。ただゆだねるだけでなく,教師が適切なタ
イミングで子どもたちに指導・支援をしています。
ア
ねらい
・小学校6年間をかけて,子どもの学習進度に応じた個別指導を行い,
「文字の読み書き,数と
計算の領域」の学習内容の反復・習熟を行い定着をはかる。
(はげみ学習)
・教科のねらいを達成するだけでなく,学習の仕方を工夫させながら自ら学ぶ力を高めるととも
に,学ぶことの喜びを体感させる。
(週間プログラムによる学習)
イ
指導の重点
ア)集団学習との関連を視野に入れながら,個別学習のよりよい在り方を追究する。
個をどうとらえ,個の力をどう伸ばし,個人追究で得た学びの成果を,どう集団学習で
生かすかを追究する。
イ)基礎・基本の反復・習熟をはかる時間としての位置付けを重視して,
「はげみ学習」の指導
・支援を行う。
ウ)
「週間プログラムによる学習」の単元の学習実践を深め,子どもの自己学習力を高める。
エ)マスタリー・ラーニングのさらなる充実を図り,どの子にも,基礎・基本の力を確実に身に
つけさせる。
<はげみ学習>
指導の個別化をはかる学習として位置付け,基礎
・基本の反復・習熟をはかる時間として,基本的に
個人で学習を進めます。文字の読み書き,数と計算
の領域で,無学年制・TT体制で進めます。
木曜日のⅠブロック後半に3・6年生,Ⅱブロッ
ク前半に2年生,Ⅱブロック後半に4・5年生が実
施します。
「はげみ学習」ホールでの検定の様子
<週間プログラムによる学習(週プロ)>
3年生以上で行っている,単元内自由進度の学習です。学習のねらいは定めています
が,それに迫るための学習方法については,子どもたちの計画にゆだねます。つまり,
学習時間や学習の進め方は,子どもたち一人一人の個人差に対応できるように構成され
ています。
この学習は基本的に一人学びの形態による学習で進められます。週プロとして扱う学
習内容は,例えば算数科の図形領域や,理科の実験追究分野など,一人学びに適した内
容を選び,設定するようにしています。
順序選択・課題選択等の方法も取り入れています。
- 11 -
③ 集団学習
仲間とともに学ぶ集団での学習は,自分のそれまでに蓄えた力を最大限発揮して互いに「学
び合う」ことが大切です。「問題を共有し話し合いながらそれを深め,解決し行動する子ども」
を育てます。
ア
ねらい
「問題(課題)を共有し,話し合いながら深め,解決し行動するおがわっ子」を育てる。
イ
指導の重点
ア)
「聞く態度の育成」を最重要視する。
・
「話を聞くときの約束」を全校で指導する。
☆ 話を聞くときは,おしゃべりをしません。
☆ 「話をする人」に,注意をむけて聞きます。
・
「聴形」の教室掲示を活用する。
イ)
「話し合う」ためのスキルを,国語の学習を中核に,様々な場面の中で育成する。
・朝の会のスピーチタイムを活用する。
・
「話形」の教室掲示を活用する。
ウ)国語以外の教科学習・総合学習「生きる」
・道徳・学級活動などで,話し合い活動によって
深める学習単元(問題解決学習の単元)を開発し実践する。以下のことに留意して,話し合
いの質を高める。
・
「個の多様な学び」をベースとして,話し合いの学習を展開する。
・個が学習意欲が高く思考が連続した状況で問題解決学習に取り組むことができるよう,
横断的学習や選択的学習の単元の開発も視野に入れる。
実践の後には,単元の学習の流れが妥当であったか,実際の学習場面での教師の支援が適切
であったかを検証する。
エ)学級活動の年間計画の見直しをはかり,子どもたちが生活上の諸問題を積極的に取り上げて
話し合えるよう,時間を確保する。
<横断的学習>
子どもたちの日常的な生活をベースとした要求や思考の連続的な流れを受け止めて学
習を組織すると,一つの活動の中に複数の教科・領域の内容が含まれることがあります。
このような学習のうち,各教科や領域の内容で追究できるものを「横断的学習」に,学
習内容を編成して取り組んでいます。
例:1年生の単元「どうぶつたんけんをしよう」の場合
・動物のお話を読む(国語) ・動物の数え方や,長さの調べ方を学ぶ(算数)
・動物の出てくる歌を歌う(音楽) ・動物園に行き動物の絵を描く(図工)
・動物のまねっこをして表現遊びをする(体育)
この学習を進めることによって,学習に一連の流れをもたせ,子どもの学習に一層必
要感をもたせることができます。その結果,より意欲的に学習がなされ,より効果的に
学習を進めることができます。
<マスタリー・ラーニング>
主に計算や文字などの基礎的な学習や表現領域の技能習得をねらいとした学習で,子
どもの理解度の違いや進度に応じて進める学習です。一斉指導の後,理解できた子は発
展課題に取り組み,そうでない子はフィードバックして繰り返し教師の指導を受けます。
どの子にも,完全に技能を習得させることをねらいとする学習です。
- 12 -
<総合学習「生きる」>
ねらい
人間としてよりよい生活をめざし,よりよい生活を考え,実践する力【実践力】を育成する。
ねらいを達成するために,6年間の子どもたちの学習活動のつながりを考え,各学年に応
じて,大まかな活動の方向性とキーワードを設定します。
この活動の方向性とキーワードは,子どもたちが考え気付きやすい身近な素材,体験的な
活動に目を向けながら具体的な「生きる」の活動のいくつかを想定しながら設定しています。
子どもたちにより幅広い活動をしてほしいという考えから生み出されているものです。
学年
活動の方向性と学習のねらい・
【キーワード】
1
○四季の行事を踏まえた活動をする。
【国の一年】
季節の変化が自分自身のくらしとどのようにかかわっているかを知るとともに,集会
活動などを通して主体的に活動したり,友だちと協力したりしようとする。
2
○自分自身を踏まえて,地域の自然や人々に触れる活動をする。
【探検】
緒川の町の探検を通して,地域の社会や自然のすばらしさに気付き,自分を今まで支
えてくれた地域の人々に感謝し,地域を大切にしようとする。
3
○地域に根ざした方々から学ぶ活動をする。
【交流】
地域の方との交流を通して,わたしたちの生活が自然環境と結びついていることや,
人々の生活の様子が変化していることに気付き,地域社会を大切にするとともに,社会
の一員として積極的に生活しようとする。
4
○身のまわりの社会生活などくらしにかかわる活動をする。
【くらし】
身のまわりの社会生活の状況や問題点を知ったり,自分自身の10年間の成長の足跡
を振り返ったりする活動を通して,まわりの人間や環境のことを考えた行動をとろうと
する心を育てる。
5
○動植物,人間の生命にかかわる活動をする。
【いのち】
かけがえのない「いのち」のすばらしさを知るとともに,自分はもとより,他の生命
を尊び守ろうとする気持ちや,命や死,病気やいろいろなハンディをもちながらも生き
る人々,生きるための食などについて常に関心をもって生活しようとする態度を育てる。
6
○様々な人の生き方から学ぶ活動をする。
【生き方】
国際理解等に関わる体験学習を通して,地域の人々や社会で活躍している人々を見つ
めながら様々な生き方を知り,自分も社会の一員として生きようとする実践力を育む。
1年生では自分たちの集会活動を通して,主体的に活動す
ることをねらい,2年生では自分自身から地域へと目を広げ
ます。3年生では,地域の方から学ぶ活動を通して地域の生
活者になろうとします。4年生では,地域社会に目を向けな
がら,地域の環境,ボランティアとして地域に働き掛けてい
きます。同時に10歳となるこの時期に自分自身の成長を一
度振り返るようにします。5
年生では,人間の根源的なテー 1年「生きる」秋のパーティ
マ,動植物,人間の生命,生死
の学習を行います。6年生では,様々な人の生き方に目を向け
ます。こうして,6年間を通して「生きる」を終えたとき,自
分で判断して実践できる子どもの育成をめざしています。
4年「生きる」2分の1成人式
- 13 -
④ 創造の活動(特別活動)
個別学習・集団学習にバランスよく取り組むことで育んだ実践力を,「創造の活動」として発
揮させます。学校生活上おこる様々な諸問題の解決を,可能な限り子どもたち自身の手で行わ
せようと考えています。児童会組織を「おがわっ子独立国」と呼び,子どもたちが自主的な運
営を行います。行事の企画・運営も,可能な限り子どもたちの手にゆだね,過程を重視しなが
ら取り組ませます。
ア
ねらい
望ましい集団活動を通して,心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図るとともに,集団の一
員としての自覚を深め,協力してよりよい生活を築こうとする自主的,実践的な態度を育てる。
イ
指導の重点
いわゆる授業時間だけを子どもたちの学習と考えず,学校にいる時間すべてを学びの時間とし
て考える。子どもたちにとって,学校は一日の少なくない時間を過ごす生活の場でもある。この,
生活の中で出くわす様々な問題を,子どもたち自身の手で考え,解決していく活動も,子どもた
ちにとって大切な学習であると考える。
そこで,子どもたち自身が学校にいる間のあらゆる時間を使って,自分たちの生活を創り上げ
る活動を「創造の活動」ととらえる。子どもたちが願ったことは,可能な限り子どもたち自身の
手で実現させる。子どもたちの生活は,可能な限り子どもたち自身で「創造」させるのである。
したがって,創造の活動は,朝登校したときから下校するまでのすべての時間にわたって活動す
るものであり,子どもたちにもそのように意識させる。この「創造の活動」を通して,豊かな心
と協調性を育み,より豊かな生活をおくるための実践力を培うことができると考え,実践する。
しかし,子どもたちには10年足らずの人生経験しかない。アイディアは経験に裏打ちされて
生まれるものである。したがって「創造」の活動を展開するためには,子どもたちのアイディア
だけでは無理である。そこに,教師の指導・支援は必ず必要になる。
「教師が子どもと共に創る」
という姿勢が必要である。
大切なことは,子どもたち自身が,自分たちの手で自分たちの生活を創り上げることができた
と感じることであり,自分たちの手で生活を創る活動を経験することである。
<独立国活動の組織>
首脳部
学年会活動
(1∼3年は
「くに」
)
自治活動
おがわっ子独立国
ペア活動
学級会活動
各種実行委員
スポーツ祭
おがわっ子フェスティバル
など
おがわっ子議会
「くに」の活動
「くに」
(1∼3年の各学年会)
学級会活動
ペア活動
「くに」の仕事(高学年の自治活動に相当)
おがわっ子フェスティバル フィナーレ
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<オープン・タイム(O・T)>
オープン・タイムは,4年生以上の子ども一人一人が,自らの学びを計画し,教師がその
実行を支援するスタイルの学習です。自分の願いを実現するために,学習課題の設定や学習
活動の進め方,学習のペースなどを自らデザインして取り組みます。もっとも自由度の高い
活動であり,子どもたちが,自分のもつすべての力を生かすことのできる時間なのです。
ねらい
・子ども一人一人が,自分の興味・関心に基づくテーマを設定して,学習活動を計画することがで
きる。
(計画力を養う)
・立案した計画に従って,学習活動を進める。
(実践力を養う)
・テーマを達成する成就感を味わう。
4年生以上が取り組む学習である。一人一人が自分で学習内容を計画し,自由に展開できる時間とす
る。下記の日程で,年間9ブロック(18時間)行う。
オープン・タイムの日程
1学期
2学期
特設講座を開催し,子どもたちの興味・関心を掘
個人で立てた学習計画にしたがって活動する。
り起こす。子どもたちは,選択した特設講座に参
このⅡ期の活動が,オープン・タイムのメインの
加する。メインの活動(Ⅱ期)のための準備期間
活動である。
と位置付ける。
Ⅱ期 9月30日 (木)
Ⅰ期
6月16日 (水) 愛教大訪問科学実験
10月14日 (木)
28日 (木)
6月24日 (木) 特設講座
11月11日 (木)
7月 1日 (木) 特設講座
18日 (木)
25日 (木)
<愛教大訪問科学実験>
愛知教育大の学生ボランティアの方約70名が,たくさんの種類の科学の実験を体験させてく
れます。おがわっ子は,グループを組んで,各コーナーをまわります。下のようなコーナー(実
験)が,予定されています。
実験一覧表(予定)
・音のひみつ
・スライムを作ろう
・液体窒素で遊ぼう
・葉脈のしおりをつくろう
・熱気球をとばそう
・オレンジの皮の秘密
・雲をつくろう
・ポップコーンを作ろう
・光の不思議
☆「自由に計画する」というと,確かな学習内容
があるかどうか不安になりますが,一人一人の
活動の質が深まるように,計画段階で事前に学
習内容と学習計画のチェックをして取り組んで
いきます。こうすることで,子どもが教科の学
習の内容を自主的に深めたり,計画を立てて目
標に向き合ったりする力を育てることができま
す。
☆詳細については,後日お配りする「オープ
ン・タイムだより」など,学校が発行する
便りをご覧ください。
オープンタイムⅡ期 料理「チャーハンをつくろう」
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