平成 15 年 1 月 7 日 新日本石油株式会社 記者各位 西オーストラリアの海上鉱区で商業規模の油田を発見 当社(社長 :渡 文明)の石油開発部門のグループ会社である新日本石油開発株式会社 (社長:甲斐勝 以下 新日石開発)が参画しております西オーストラリアの海上 WA191-P 鉱区開発プロジェクトにおいて、商業生産に移行できる規模の原油埋蔵量を有する油 田(Mutineer(ムティニア)および Exeter(エクセター))を発見いたしましたのでお知 らせいたします。 新日石開発は石油公団と共同出資している Nippon 0il Exploration (Dampier)( ニッポン オイルエクスプロレーション(ダンピア))を通じて、Santos(サントス)、KUFPEC(ク フペック)および Woodside(ウッドサイド)とともに同プロジェクトに参画しております。 同プロジェクトのオペレーター(事業運営者)である Santos が昨年 10 月から 12 月にか けて行った一連の評価掘削作業の結果、両油田合計で少なくとも 7,000 万バーレルの可採 埋蔵量を確認しております。 現在、両油田の商業生産開始に向けた開発方式を検討しており、早期生産開始に向けて 本年 3 月までには概要を決定する見込みとなっております。 以上 <参考> プロジェクト参加企業と出資比率 参加企業 Santos Limited オーストラリア大手の石油・ガス探鉱開発会社 KUFPEC(Kuwait Foreign Petroleum Exploration Company) クウェート石油子会社 Nippon Oil Exploration (Dampier) Pty Ltd 新日石開発 51%、石油公団 49%出資の現地法人プロジェクト会社 Woodside Petroleum Limited オーストラリア最大手の石油・ガス探鉱開発会社 添付資料 1.プロジェクト概要 2.鉱区位置図 出資比率 33.4% 33.4% 25.0% 8.2% 添付資料1 【本プロジェクトの概要】 1.沿革 1983年 3月 マラソン社を含むグループが公開入札によりWA−191−P鉱 区を落札 1983年 5月 オーストラリア政府が探鉱権を付与 1984年 9月 同鉱区内においてタリスマン油田が発見された。 1985年 8月 アンポール社参入 1988年 末 サントス社参入 1989年 7月 生産開始 1992年 7月 生産終了(総生産量770万バーレル) その後、サントス社、アンポール社を除き他のパートナーは撤退 1997年 5月 当社およびウッドサイド社が新たに参加し、ピットケーン1号井 を掘削し、油を確認 1998年 9月 ムティニア−1B号井により油層を追加発見 1999年 ∼2001年 詳細な地質解釈および評価作業を実施 2002年3月 ∼5月 ノーフォーク−1、2号井およびエクセター1、2号井を掘削し、 次々と油層を発見 2.出資比率 ニッポンオイル(ダンピア) 25.0% サントス 33.4 (オペレーター) クフペック 33.4 ウッドサイド 8.2 3.鉱区の位置(添付資料2 鉱区位置図参照) 4.NOEX(Dampier)について (1)名 称 : Nippon Oil Exploration (Dampier) Pty Ltd. (2)設 立 : 1997(平成9)年4月24日 (3)所 在 地 : AMP Building, 140 St Georges Terrace, Perth, WA 6000, Australia (4)代 表 者 : 甲斐 勝 (5)資 本 金 : 23,570,002 オーストラリアドル (12月時点=新日石:55.8%、石油公団:44.2%) (6)事業目的 : 石油および天然ガスの探鉱、開発および生産 5.プロジェクト事業形態 1983年制定の共同事業契約に基づく共同事業 以 上 添付資料2
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