報道関係各位 プレスリリース 005 2011 年 9 月 1 日 ============================================================================================ 自治会の御酒所をアーティストが改装して生まれた多目的スペース内に、 松戸発祥のオンライン書店がリアルの路面店を実験的に出店。 デザインやアートなど洋書和書を座り読みし購入できる本屋が出現。 ============================================================================================ 千葉県松戸駅前エリアを「マッドシティ」と名付け活性化を図っている株式会社まちづクリエイティブ(本社:東京都中 央区、代表取締役社長:寺井元一、以下『まちづ社』)と、アートやデザインなど洋書和書の中古書籍を扱うオンライン ショップ(インターネット上の店舗)の NANAIRO BOOKS(代表:石原誠之)は、まちづ社の運営する多目的スペース 「MAD City Gallery」にて、路面店舗「NANAIRO BOOKS 別館」の運営をはじめます。 NANAIRO BOOKS(ナナイロブックス)は 2010 年 12 月に発足。インターネット上でクリエイターなど特定客層向けのア ートやデザインなどの書籍を扱ってきました。代表の石原氏は、輸入ビジネスとホームページ制作会社勤務の経験を 活かし、27 歳にして NANAIRO BOOKS を松戸駅前にて起業。国内のみならず、海外にも買い付けにいくなどして常 にクオリティの高い在庫を揃えています。オンラインストアに引き続き、在庫を活かして路面店出店に向けたトライアル をしたいという石原氏の思いと、松戸駅前をクリエイターやアーティストの集積する地域にしようとするまちづ社が結び つき、今回の出店になりました。 具体的には MAD City Gallery 内に設置された巨大な本棚を NANAIRO BOOKS 別館として運営します。本棚は松戸 に拠点を構えるアーティスト、森純平により企画制作されており、本棚内に座れるように机が一体化して設置されてい ます。利用者は気になった本を立ち読みならぬ座り読みできるようになっており、その場で購入することができます。 また本棚の下部にはキャスターがあり可動式になっていて、イベント時などには柔軟に移動させることも可能です。 NANAIRO BOOKS 別館は 9 月 5 日(月)から開店。基本的には平日の間、路面側に本棚を露出させ、実質的な路面 店になります。週 1 回程度の頻度で本棚に陳列されている書籍を入れ替え、常に新鮮な売り場を創りだします。また 立地となる MAD City Gallery がイベントスペースでもある特性を活かし、定期的に本にまつわるイベントなど企画運営 する予定です。すでに MAD City Gallery 周辺にはまちづ社が誘致したアーティストやクリエイターや起業家が 20 人 近く移転しており、そういった新しい地域の事業者・担い手のコミュニケーション拠点になることが期待されます。 ■「 「NANAIRO BOOKS 別館」概要 ・開店日 2011 年 9 月 5 日(月) ・商品ラインナップ 洋書和書のデザインやアート、カルチャーなど書籍(古書・新書どちらも含む) ・商品数 常時 200 冊程度 ・入替頻度 テーマなど設定して週 1 回程度の書籍入替を予定 ・場所 MAD City Gallery 内 (千葉県松戸市本町 7-9) ・URL http://nanairobooks.com/ (NANAIRO BOOKS の既存オンラインストア) ・運営主体 NANAIRO BOOKS ・協力 株式会社まちづクリエイティブ =このプレスリリースに関するお問い合わせ先= ㈱まちづクリエイティブ http://www.machizu-creative.com 担当:寺井(てらい)/赤星(あかほし) TEL:080-3248-0913(寺井) 03-6271-0321(代表) FAX:03-6850-6916 E-mail:[email protected] <参考資料> ■株式会社まちづクリエイティブについて 株式会社まちづクリエイティブは、「脱東京」をコンセプトに都心に暮らすクリエイターやアーティストを誘致し、特定地 方都市において住居・店舗物件の再生に取組む不動産事業を行っている。また当該地方都市のエリア価値向上を 図り、シティプロモーションのイベント企画運営を平行して実施。両者を総合的に推し進めることにより、ハード面の施 策に頼らず、アイデアやソフト面による創造的な地域活性を担うまちづくり会社である。 2010 年 5 月の設立以来、千葉県松戸市の一部地域を対象範囲として「MAD City」プロジェクトに取り組み、松戸駅西 口の自治会神酒所を地元住民から借りて改装し「MAD City Gallery」なる多目的スペースとして運営し拠点としている。 これまで、既に 20 人近い若手アーティスト・クリエイターの誘致に成功している。 http://www.machizu-creative.com ■MAD City について 株式会社まちづクリエイティブによる、JR 松戸駅西口駅前をマッドシティと称し、クリエイターやアーティストなどによる 創造的なコミュニティづくりを進めて、より魅力あるエリアに変えていく「まちづくり」のプロジェクト。海外ではアーティス トやクリエイターが大都市における高額な家賃や過密な環境を嫌い、活動の拠点を郊外へ移すケースがよく見られて いる。この数年、東京でもそうした動きが起こりつつあり、マッドシティが創造の場として注目されている。 公式サイト:http://madcitynow.com/ ■NANAIRO BOOKS(ナナイロブックス)について BOOKS(ナナイロブックス)について デザイン書や、アート本をはじめ、その他クリエイティブで魅力的な本を中心に取扱うオンライン書店です。2010 年 12 月より松戸でスタートしました。オンラインストア開始当初より全国で活躍するクリエイターや デザイナーなど多くの方にご利用して頂いております。 今回 MAD City Gallery というリアルスペースをお借りして実店舗をスタート出来る事を大変嬉しく思います。今までに なかった全く新しいコミュニケーションスペース作りのお手伝いをさせていただくと共に、一冊の本を通して、多くの人 の新たな発見と変化のあるライフスタイルに密着したニュースタンダードな存在でありたいと考えています。 本のもつ無限の可能性や本の面白さ、クリエイションの面白さなど本にまつわるあらゆる事を Web と店舗を通して ご提案して行く予定です。定期的に新商品が入荷し毎週、本棚をアップデートして行きます。 http://nanairobooks.com/ ■森純平/junpei mori ■森純平/ 1985 年マレーシア生まれ 2010 年東京芸術大学建築科修了。建築家。 建築を拠点としながらも美術、音楽、舞台、映像、ダンスとさまざまな分野の作家とともに活動を行う。 2007 年 現在も松戸などで活動を続ける「おっとり舎」の運営を北千住で始める。 安宅賞受賞。 2008 年 平山郁夫賞授与。 2009 年 フランス・ナントビエンナーレ出展。 藝大建築科機関紙「空間 28 号」編集長。 上野タウンアートミュージアム出展。 マチヤタイプロジェクト2009CHACHACHA 企画運営。 2010 年 フランス大使館 no man's land 展出展。 浅草の鉄道高架下を利用したマイタワークラブ主催 現在、東京藝大建築科教育研究助手。 横浜トリエンナーレ 2011 関連企画「港のスペクタクル」にて、サマースクール建築コース TA。 シネマドノマド企画運営等。松戸にて協働工房 mad_lab 主催。 他アーティストとの共作など多数。 本棚の制作風景。200 冊の書籍を収容するとともに、同時に 3 人が座るこ とのできるテーブルとしても機能する。
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