三重大学全学シーズ集 検索 URL) http://www.crc.mie-u.ac.jp/seeds/contents/researcher_name.php 所属: 医学部・医学系研究科・附属病院 看護学科 地域・老年看護学講座 助教 中西 唯公 (なかにし ゆうこ) カテゴリ) 医学・薬学、教育学・心理学・哲学 《一言アピール》 大学教員になりまだ日が浅いですが、未来を担う学生の育成に携わっていきたいと思います。 研究テーマ ■ Research Themes 糖尿病患者の行動変容に関する要因(二国間比較) 人の健康行動を促進する要因には知識、技術、文化、情報、心情など様々な要因が存在する。また、日本で はコヒアレンス感(首尾一貫性)をもっている人ほど、積極的に健康行動を起こすことが明らかとなってい る。これらの健康行動を促進したり阻害したりする要因や背景には、その国がもつ社会背景や価値観が関係 するのではないかと考え、糖尿病患者を対象とし、コヒアレンス感の低い他国と日本との比較を行い、それ ぞれの国の背景に応じた介入のあり方を探ることを目的としている。 ■ 特定健診・特定保健指導の効果 平成20年度より実施されている特定健診に伴う保健指導は、各保険者がそれぞれに実施をしており個別に は効果見られた対象も存在するが、保険者としてどのような保健指導を企画し、実施することが効果的であ るのかの検討については十分になされていない。今後どのようなプログラムを企画していくべきかという目 的をもち国民健康保険の対象をもつ市町の保健師と協力し、個人・集団の評価の仕方や効果の検討方法につ いて検証を行っている。 ■ 30代の心身の状態について(健康調査より) 結婚・妊娠・出産、会社での責任ある役割など30代の住民はとりまく環境の変化も大きく、何かしらのス トレスを抱えている。そのストレスがどのような要因でどのような解消方法がとられているのか等のストレ スの状況を明らかにし、精神疾患の発症や自殺等につながる前の早期発見・早期介入に役立てることを目的 にチェックシートとなる調査表を作成・検討し、健診時にどのように活用することが効果的かの検証を行っ ている。 ■ 災害看護・支援のあり方 三重県では近いうちに、地震の到来が予測されおり、また。地震だけでなく台風や豪雨災害も発生しやすい 土地である。被災地となった時に、被災した住民の健康を守るためには保健所と保健センターがどのような 役割分担・情報共有を持って対応するのかそれには平時からどのような準備や情報交換が必要であるのかを 管轄地域内の保健師と検討し、より良い方法を確立していく。 講演実績 ■ 2012年度三重県保健師研修(1次・2次)講師 ■ 2011年3月健康づくり講演会(菰野町健康福祉課) 所属学会 ■ 日本看護科学学会 ■ 日本公衆衛生学会 ■ 日本災害看護学会 ■ 日本看護研究学会 ■ 三重県公衆衛生学会 ■ 東海公衆衛生学会 著書・論文等 ■ 30代における体型認識とその関連要因について 中西唯公,城田圭子 三重県公衆衛生学会(伊勢)2012.1 ■ 30代健診時における健康調査票の活用について(アルコール摂取に注目して) 中西唯公,櫻井しのぶ,城田圭子, 濱西絵里 日本公衆衛生学会(秋田)2011.10 ■ 成人看護学 ヘルスプロモーション 大西和子・櫻井しのぶ 編(分担執筆)学校におけるヘルスプロモーション, P168-172,ヌーベルヒロカワ,2010 ■ 家族看護学 櫻井しのぶ 編(分担執筆)我が国の家族の特性,ピラールプレス,2010 ■ 小学生の心身症状と不安傾向-家族・親に対するイメージとの関連- 中西唯公,櫻井しのぶ,小松美砂 三重看護学誌, 第6巻,p57-67,2004 三重大学医学部看護学科 関連ホームページ ■ ■ 三重災害支援研究会 三重大学教員紹介 http://www.medic.mie-u.ac.jp/mssk/ http://kyoin.mie-u.ac.jp/profile/2652.html ☆詳細は、HPをご覧ください。 Copyright Mie University. All rights reserved. 受賞 ■ 第1回全国小学生食育授業・料理コンテスト(主催・教育ルネサンス食育推進プロジェクト実行委員会、 読売新聞東京本社)授業部門 最優秀賞 ■ 平成22年度医学系新研究プロジェクト 社会活動 ■ 三重県看護協会教育委員 ■ 美味し国おこし・三重さきもり塾運営委員 ■ 名張市立看護専門学校非常勤講師 ■ 三重災害支援研究会世話人 ■ 三重県教員免許更新講習講師 ☆詳細は、HPをご覧ください。 Copyright Mie University. All rights reserved.
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