サイリスタアプリケーションノート - 日本インター

サイリスタアプリケーションノート
Nihon Inter Electronics Corporation
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日本インター株式会社
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です。
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サイリスタのデータシートにはゲート特性として
次のようなグラフがあります。
このグラフは-40℃、25℃、そして 125℃で、全
てオン(トリガ)させることができるゲート電流
とゲート電圧とを表しています。例えば上記製品
の場合 25℃では、DC で 100mA のゲート電流を
流せば全ての素子をオンさせることができ、その
時のゲート・カソード間電圧は 2.5V 以下であるこ
とを表しています。
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4.熱設計 (ヒートシンクの選定)
サイリスタのベースはモジュール型、スタッド型に
関わらず銅となっています。しかしヒートシンクに
取り付けない状態では、温度上昇が大きく、ほとんど
電流は流せません。使用状況に合った適切なヒートシ
ンクと組み合わせて、はじめて所定の能力を発揮しま
す。またヒートシンクの表面や素子の取り付け面には
接合部温度をTj、フィン温度をTf としますと
Tj-Tf=47×(0.5+0.2)=32.9(℃)
となり、サイリスタの最高接合部温度は125℃なの
で、フィン温度 Tf は125-32.9=92.1℃まで許容
されることになります。
Tf-Ta=Rth(f-a)×47×2(素子)
熱伝導性コンパウンド(信越シリコンG746 など)を
から、周囲温度Ta が50℃とすればフィンの熱抵
薄く均一に塗布してください。接触熱抵抗は、これを
前提として規定されています。
抗は
Rth(f-a)≦(92.1-50)/ 94=0.45(℃/W)
それではモジュール型サイリスタPDT608(60A800V
となります。
2 素子入り)で1 素子当たり正弦半波(SINEWAVE)
40A 印加した場合の熱計算をします。
ここではPDT608 に1 素子当たり40Aを流すとし
熱抵抗は次のように規定されています。
て、フィン熱抵抗を計算しました。
熱抵抗(接合部-ケース間熱抵抗) 0.5℃/W
接触熱抵抗(ケース-フィン間熱抵抗)0.2℃/W
また電力損失は以下のグラフから 47W
これを参考にして、使用サイリスタと流す電流に応
じたヒートシンクをお選び下さい。
と読み取れます。
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