2009年度版 - 室蘭工業大学

目
巻頭言
次
·························································· 空閑 良壽 · 1
情報メディア教育システムの更新について ···························· 石坂
徹· 3
2008年度業務報告 ·························································· 9
1 利用状況 ······························································ 9
2 公開講座・講習会等報告 ··············································· 19
3 日誌 ································································· 20
4 広報の総目次 ························································· 21
資 料 ······································································· 22
1 センターの沿革 ······················································· 22
2 センター紹介 ························································· 24
3 情報メディア教育システム/学内ネットワーク構成図······················ 26
4 情報メディア教育システム概要 ········································· 27
5 建物案内図 ··························································· 31
6 センター発行の手引 ··················································· 33
7 運営組織 ····························································· 34
8 センター関係規則 ····················································· 35
編集後記 ···································································· 40
巻 頭 言
IT とともに成長する現代の学生諸君へ
く が
よしかず
空閑 良壽
(教育担当副学長)
IT 機器は,もはや一種の文房具となっています。情報技術の発展とともに,世界の距離は
どんどん縮まり,世界中のどことでも,居ながらにして,オンライン,チャット状態でコミ
ュニケーションがとれる時代になりました。私はいまでこそ応用化学コースで,主に化学工
学の授業を担当していますが,子供の頃からラジオやオーディオアンプの製作が好きで,中
学時代は秋葉原のラジオデパートによく通っていました。
当時
(1960 年代後半から 70 年頃)
は真空管の時代で,半田ゴテでやけどしたり,感電したりしながら?ラジオをこしらえてい
ました。そのせいか,今でも電子機器や情報機器が大好きで,パソコンや IT とも,教育や
研究の道具,すなわち「文房具」として長いつきあいとなっています。
20 年ほど前,1988-89 年に私はアメリカのテキサス大学でポストドクターの研究員として
仕事をしていました。当時はまだアメリカでも e-mail が普及する直前で,当時私が日本で勤
務していた理化学研究所のボスとのコミュニケーションは,航空便が主で,たまに短い通信
は FAX を用いていました。航空便だと往復で2週間は,日本から返事が届きませんので,そ
の時間差が実は貴重な「余裕,息抜き?」の時間でありました。せっかくアメリカで新しい
勉強や仕事をしているのに,日本での仕事を引きずりたくありませんでしたからね。ところ
が現在では,冒頭にも書きましたように,世界中オンラインでつながってしまい,時間差は
0,あっても昼夜の時差の時間くらいです。便利になりすぎたというか,世界の距離は縮ま
りました。
このような時代,学生の皆さんはこの情報技術の進歩について行き,乗り遅れてはいけま
せん。本学の情報メディア教育センターでは,全学の情報メディア基礎の教育,演習をはじ
め,各学科で用意する様々な「情報技術」に関する講義,演習科目を積極的にサポートして
いますし,学生諸君は,小中学校時代からパソコンをはじめとする「情報技術」教育に親し
んできたはずです。これを身に付け,文房具として使いこなせるか否かは,皆さんの今後の
立場,社会に出てからも大きく影響してきます。野口悠紀雄氏が述べているように,これま
では「知識をもっていること」すなわち「物識り」それ自体に価値がありました 1)。
しかしながら,現代ではデータベースや様々な情報を調べたり,整理したりすることだけ
をとっても,この道具を上手に使う方法を知っていれば,情報量は,かつての専門の「物識
り」
,達人の域に達することはいとも簡単です。ただ,どの情報が重要で,どの情報がゴミか?
取捨選択すること,どのようなデータベースや検索ツールを用いるかの判断,さらには key
word の選択などは,調べる情報の専門の知識ある人と,素人では大きく異なってきます。
これからの勉強とは,単なる「物識り」になる(雑学知識の寄せ集め)のではなく,目的に
向かう道筋を明らかにする洞察力,デザイン力,IT 文房具を上手に使う能力を身に付ける勉
1
強が必要となります。情報メディア教育センターの機能と図書館の電子ジャーナルやデータ
ベースを融合させた教育・学習も有効ですね。
私は整理整頓が苦手で,ものをなかなか捨てられません。1993 年に前述した野口悠紀雄
氏の「超整理法」2)の本を読んで,ペーパー書類の整理法を学び参考にしましたが,性格が
災いするのか,探し出したい書類はなかなか見つからないという状況が続いていました。そ
れから 15 年後,
「超超整理法」1)が発刊され,ここでは,パソコン,IT 機器を用いたデジタ
ルオフィスを用いた,知的生産力を飛躍的に拡大させる整理法が提案されています。まさに,
上述のデザイン能力をもって IT 文房具を上手に使うということです。
最後に,IT 機器の急激な(log scale)の発展の一例として私のパソコン使用歴の一部を紹
介します。1988 年に渡米する時点では,グラフを書くのはドイツのロットリング社のペンを
用いた墨入れという作業をしていて,論文投稿用の1枚のグラフを仕上げるのにも相当の時
間と技術的な熟練を要していました。アメリカで学生が Mac を用いて,たしかクリケットグ
ラフというソフトでしたが,一瞬にして投稿用のグラフを書き上げたのを目にしたときは感
激しました。1年後日本に戻るとき,大枚 3000 ドルをはたいて,デスクトップパソコンの
Mac SE30 を購入して持ち帰りました。メモリを 5MB に拡張し,HD は 40MB あり,当時
はこんなに大きなハードディスクは贅沢だなと思いました。今,この原稿を書いているノー
トパソコンの MacBook Pro は 15~16 万円でメモリ 4GB,HD は 500GB と 20 年で 103〜104
倍の能力です。CPU もクロックだけをみても Mac SE30 は 16MHz,MacBook Pro では
2.53GHz の Core 2 Duo と2桁以上の up ですので,能力の向上も正確にはわかりませんが
相当なものでしょう。私はともかく,皆さんはこのような急激な log scale の発展について行
き,IT 機器を使いこなし続けてください。ただひとつ安心すべきは人間の感覚もまた,log
scale であることです。例えば,聴力の 90dB とか,視力検査の 1.5 とか 0.3 も log scale で
す。そう考えれば,IT 機器の発展の速度も恐れるに足らないかもしれませんね。
写真:パソコン今昔(20 年現役?とニューフェース)
参考文献:
1)野口悠紀雄,
「超超整理法」
,講談社,2008
2)野口悠紀雄,
「超整理法」
,中公新書,1998
2
情報
報メディ
ィア教育
育システム
ムの更新
新について
石坂
徹
(情報メディア教育
育センター・助教)
1
はじ
じめに
「情報
報メディア教
教育システム
ム」は1998年2月に本
本センターに
に初めて導入
入され,20
009年
8月現在
在運用中のシ
システムは3代目にあたります。シス
ステムは4年
年毎に更新さ
され,4代目
目にあた
る新シス
ステムは現在
在導入準備が
が進められています。新シ
システムの導
導入の背景と
としては従来
来のシス
テムで掲
掲げられてい
いた教育の質
質的向上に加え,
「情報化社
社会の進展や
や情報機器の
の高度化にと
ともない,
ネットワ
ワークの高速
速化を前提とするサービス,より厳格
格な情報セキ
キュリティ,システムの
の信頼性
向上,利
利用者の操作
作性やシステ
テム管理者の
の運用性向上
上など,ニーズが高度化・多様化して
ている」
(仕様書
書より抜粋)ことが挙げ
げられています。これを鑑
鑑み,今回の
の調達では教
教育用システ
テムの更
新に加え
え,全学で利
利用するネットワーク機器
器も更新の対
対象としてい
います。導入
入機器の選定
定にあた
っての意
意見収集とし
して,2008年7月に情報メディア
ア教育システ
テム,特にセ
センター実習
習室を使
用して講
講義や演習を
を行っている教員へ直接ヒアリング調
調査,200
09年1月に
に各学科への
のアンケ
ート調査
査を行いまし
した。その結
結果を反映した仕様書が7月に公示さ
されました。本稿ではこ
この仕様
書に基づ
づいて新シス
ステムを紹介
介します。
2
シス
ステム構成
成
導入す
する機器は情
情報メディア
ア教育センター以外にも,
,教育研究1
1号館の演習
習室や図書館
館や大学
会館など
どに分散配置
置されます。それぞれの機
機器は学内 LAN を介し
して接続され
れます(図1)
。
これま
までの3世代
代のシステム
ムでは,PC 端末とこれら
端
らを管理する
るためのサー
ーバ及びネッ
ットワー
図 1:システム配
配置概念図
3
ク,そして PC 端末を配備した教室設備という構成となっており,一部局の閉じたシステム構成
となっていました。しかしながら,学内 LAN「高速キャンパスネットワークシステム」は導入か
ら8年が経過しており,サーバマシンの老朽化,スパムメールやウィルス・ワーム・ボットネッ
トなどネットワーク脅威の多様化により,サーバマシンやネットワークセキュリティ対策機器の
更新・導入が急務となっています。そこで,今回の調達では,学内 LAN のサービスとして稼働
するサーバ機器等を,新システムの一部として導入することとしました。新システムも4年間の
レンタルによる契約を予定しているため,学内 LAN サーバも4年毎に更新されることになり,
次々期の導入においてもその時点での新サービスまたはネットワーク脅威に対応可能となります。
3 機器概要
3.1 端末システム
端末システムの構成要素は主としてパーソナルコンピュータのハードウェア及びソフトウェア
となります。今回導入する端末システムでは,一般的に使用されているようなハードディスクへ
OS,アプリケーションをインストールしたパーソナルコンピュータではなく,ネットワーク上の
サーバからディスクイメージをダウンロードしてから起動するネットブート型 PC を導入する予
定です。このシステムの導入の狙いとしては主に端末管理の効率化に有ります。運用上,OS や
アプリケーションの不具合修正や機能向上のためには,セキュリティパッチの適用が不可欠にな
っています。現行システムではこのセキュリティパッチを適用したディスクイメージを演習室未
使用時に数時間かけて全ての端末に”配付”しています。新システムでは,教室が増えることも有
り,端末を約350台導入する予定(現行は約300台)ですが,これらのディスクイメージを
起動時に自動的にダウンロードさせることより,配付の作業時間が大幅に削減されます。なお,
端末本体にも HDD を内蔵しており,ディスクイメージはキャッシュされ毎回起動時にダウンロ
ードすることは有りません。
端末のマシンスペックとしては,4年間使用することなどを考慮して,高性能なものを利用目
的に応じて3種類用意します。主として演習,自学自習で使用するタイプのマシンスペックとし
ては,CPU:Intel Core2 Quad E9650,メモリ:3GB,HDD:160GB となっています。また,
周辺機器は 21 インチワイドディスプレイ,DVD-ROM,ヘッドセット等が装備されます。
起動する OS は Microsoft Windows Vista を想定していますが,導入直前に最新バージョンの
OS が発売された場合,
それを利用する予定です。
現行システムでは OS は Windows XP と Vine
Linux のデュアルブート構成としていましたが,新システムでは Linux は仮想化ソフトウェアを
使用して,Windows Vista 上で動作する仮想 PC を動作させ,その PC の OS として利用します。
アプリケーションソフトとしては,オフィス系ソフト,メール,Web ブラウザをはじめ,CAD,
プログラミング,グラフィックデザインなどがほとんどの端末で利用できます。アプリケーショ
ンソフトウェアについても OS と同様に,使用時にアプリケーション配信サーバからダウンロー
ドしての使用を想定しています。アプリケーションソフトはすべてのクライアント分を用意しな
くても配信サーバで設定したライセンス数により利用クライアントを制限することができるため,
授業等で必要な数だけソフトウェアのライセンスを購入すればよく導入コストの低減を図ってい
ます。
4
3.2 サーバシステム
3.2.1 仮想サーバシステム
サーバシステムでも仮想化の仕組みを取り入れています。ファイルサーバやプリントシステム
のコンソール・プリンタを除き,この節で紹介するサーバは仮想サーバシステム内の仮想マシン
上で動作します。仮想サーバシステムは10~20枚のブレードサーバ(物理的には1台のマシ
ン)により構成されます。仮想化することにより,1枚のブレードサーバ内で複数の仮想マシン
が動作可能で,さらに制御ソフトウェアにより,各仮想マシンの CPU やメモリなどのリソース
配分を最適に行うことできるため,各ブレードサーバを効率よく利用することができます。
3.2.2 ファイルサーバ
各利用者のファイル領域を提供するサーバです。端末システムからはホーム領域またはマイド
キュメントフォルダとして利用し,メールソフトでは送受信時のスプールや格納領域として使用
されます。また,WWW サーバで公開するファイルを格納する領域としても使用されます。実行
容量で総計6TB 以上のものを導入する予定です。
3.2.3 端末統合管理サーバ
主に端末システムを管理するためのサーバです。機能としては,
・ 利用者管理機能
端末ログオン時の利用者認証,利用者プロファイル管理,端末のリモート管理
・ 統計管理機能
利用者及び端末の利用状況の収集,集計機能
・ 保守管理機能
ネットブートのためのディスクイメージ管理,配信
を持っています。
3.2.4 統合認証サーバ
このサーバは端末統合管理サーバと連携して端末システムの認証情報を管理するサーバです。
このサーバ自体でも利用者認証を行う機能をもっており,様々なプラットフォームで認証を行う
場合に標準的となりつつある LDAP を使用します。新システムで導入する機器以外にも,既設の
履修登録システムや同時期に導入が予定されている図書館情報システムの認証にも利用される予
定です。
3.2.5 WWW サーバ
WWW サーバは2台導入します。一つは本学の公式サイト(http://www.muroran-it.ac.jp)用の
サーバ,もう一つは利用者用サーバ(http://www.mmm.muroran-it.ac.jp/*)です。両サーバともサ
ーバソフトウェアは apache を予定しています。利用者用サーバは本センターのサイトとしても
動作し,さらに統合認証サーバと連携しシングルサインオンシステムを用いたポータルサイトと
して運用する予定です。
3.2.6 プリントシステム
プリントシステムはカラープリンタ及びコンソールとキューイングなどを管理する管理サーバ
から構成されます。カラープリンタとコンソールは本センターに2セット,教育・研究1号館と
5
図書館にそれぞれ3セット設置されます。利用形態としては現行システムと同様に学生証とプリ
ペイドカードによる認証・課金システムとなります。
3.2.7 アプリケーション配信サーバ
端末システムで利用するアプリケーションをネットワーク上で配信するサーバです。保有ライ
センス数の管理機能,利用者毎,IP アドレス毎の利用制限機能を持っています。
3.2.8 ウィルス対策サーバ
全学の端末でインストールするウィルス対策ソフトを管理するサーバです。新システムでは
Windows 系 OS だけでなく,Mac OS X にも対応します。
3.2.9 メールサーバ
メールの送受信(SMTP, POP)を行うためのサーバです。現在と同様にサーバソフトは qmail を
想定しています。また,暗号化された Web メールシステムとしても稼働しますので,学外からの
メールの送受信も可能になっています。
3.3 教室連携システム
3.3.1 教室設備
教育・研究1号館 C 棟の改修に伴い3階に演習室を設け,教室数を4教室としています。これ
は,大学の改組により,各学科の定員が変化したことから,最大180名が同時受講可能な連携
システムを作る必要が有ることと,コース毎の授業では数十名の演習となることから小規模教室
の要望が有ったためです。演習室の定員は62名定員の教室が2室,30名定員の教室が2室と
なります。
各教室には,教員が操作する液晶プロジェクタ,資料提示装置,ビデオカメラ,マイク・スピ
ーカシステムが設置されます。また,端末を使用した演習科目が増えていることから,センター
第二端末室における演習でも同様の操作で授業ができるように,同じ設備を第二端末室に導入す
る予定です。
3.3.2 教室連携機能
複数の演習室を合併して授業をするための機能です。合併授業では主教室となる演習室で投
影・拡声されている映像・音声を参加している全ての副教室の投影・拡声することができます。
主・副教室は4教室で任意の組み合わせで合併することができます。この機能により,改組後の
最大学科定員である180名の合併授業はもちろん,コース毎数十名の授業に対応可能となって
います。
3.3.3 授業支援システム
新システムでの e-Learning システムはオープンソースソフトウェアの moodle を採用していま
す。また,moodle で利用するための映像コンテンツを作成するための可搬型のシステムと,映
像コンテンツを配信するため,200台の同時要求に対応したストリーミングサーバも導入され
ます。
3.3.4 教室モニタリングシステム
本システムで導入する機器が設置される箇所にビデオカメラを設置して,機器の状態をモニタ
リングします。
6
3.4 ネットワークシステム
学内 LAN 及びインターネットを安全に,効率よく利用するためのサーバ等です。
3.4.1 メールゲートウェイサーバ
現在,本学宛のメールのうち9割ほどがスパムメールで,このサーバで排除することよりメー
ルサーバの負荷及び利用者への迷惑メールなどを低減することができます。
3.4.2 Web ウィルス対策サーバ
メール経由でのウィルス感染に加え,最近は Web 経由での感染が増えています。ファイルのダ
ウンロード時に透過型プロキシサーバと連携してウィルス検査,削除を行うことができます。
3.4.3 DNS サーバ
IP アドレスとコンピュータ名の変換を行う,ネットワークで最も重要なサーバの一つです。現
在運用中のシステムでは一般的な利用形態である OS と DNS ソフトの組み合わせでしたが,新
システムでは安定性と保守・管理の観点から専用機器を想定しています。
3.4.4 VPN サーバ
自宅など学外から学内のサーバへアクセスするためのサーバです。自宅からインターネット接
続を行うことができる学生が年々増えており,それにつれて e-Learning の活用や教務システム
の利用の増加が考えられます。
4
キャンパス情報ネットワークシステム
学内 LAN の老朽化によるサーバ等の入れ替えの必要性が生じたため,新システムの調達に学
内 LAN の設備の一部を含めることは2節で述べました。しかしながら,基幹ネットワークも同
様に老朽化しており,障害時の代替部品の調達が困難になっていることやセキュリティを重視し
たネットワーク運用の必要性から,コアスイッチとエッジスイッチ及びそれらを接続する光ケー
ブルの調達を行うこととなっています。もちろん,新システムのサーバ類,基幹ネットワークは
学内 LAN システムとしてそれぞれ単独では機能せず密接な関係が有ります。この基幹ネットワ
ーク部分は「キャンパス情報ネットワークシステム」として,入札により調達する予定です。表
1に新システムとキャンパス情報ネットワークシステムの調達の概要を示します。
表1:システム調達概要
情報メディア教育システム
(新システム)
キャンパス情報ネットワークシス
テム(基幹ネットワーク)
稼働開始
2010 年 3 月 1 日
2010 年 2 月 22 日
導入形態
総合評価落札方式
4年間レンタル
端末システム
サーバシステム
教室連携システム
ネットワークシステム
最低価格落札方式
買い取り
ネットワーク機器
コアスイッチ,
エッジスイッチ 等
光ケーブル配線工事
導入機器
基幹ネットワークの概要としては,まず現在4台を分散配置しているコアスイッチを2台に集
7
約しました。さらに,2台のコアスイッチを1台の仮想スイッチとして運用し,冗長化した構成
とし障害時の安定性を確保しています。また,コアスイッチとエッジスイッチは1Gbps の光ケ
ーブルで接続されます。なお,授業で端末が一斉利用される C 棟演習室とは10Gbps で接続さ
れます。エッジスイッチは IEEE802.1X 認証,MAC アドレス認証,Web 認証機能を持ち,無資
格者の学内 LAN 接続を排除することができ,よりセキュアなネットワーク運用を可能にしてい
ます。
5
おわりに
2010 年3月稼働予定の新情報メディア教育システムの概要について述べました。はじめに述べ
たように,学内ネットワーク環境の信頼性,セキュリティの堅牢性,運用性の向上を考慮し,実
質的には「情報メディ教育システム」と「学内 LAN」システムを融合したシステムとなっていま
す。特にセキュリティ面についてはもはや機器導入・運用だけでは対応できず,レンタル契約と
いう次々期更新を睨んだ調達ができることはネットワークの信頼性向上につながる導入であると
考えます。
新システムは4年間の契約ですので,契約期間終了後,同様の調達を行う必要がありますが,
情報ネットワークの社会的情勢や全学的な ICT 活用の戦略によっては,どのようなシステムを導
入すべきか新たな検討が必要になることも考えられます。
最後に新システムの仕様策定におきましては,学内の教職員の方々から多くの意見を頂き,誠
にありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。
8
2008 年度 業務報告
1 利用状況
1.1 登録者数
身
分
登録者数
学部生、履修登録
2,830
大学院生、研究生
518
教職員
393
1.2 実習室利用状況
【前 期】
学
科
学年
科 目 名
担当教員
受講者数
情報工学科
1年
情報工学プレゼミナール
刀川眞
98
応用化学科
1年
基礎理科 B
大平勇一
90
情報工学科
1年
情報工学演習A
渡部修
100
建設工学科
1年
情報メディア基礎
刀川眞、石田純一
石坂徹、早坂成人
100
機械システム工学科
1年
情報メディア基礎
〃
100
電気電子工学科
1年
情報メディア基礎
〃
100
夜間主全学科
1年
情報メディア基礎
〃
50
機械システム工学科
1年
フレッシュマンセミナー
湯浅友典
30
機械システム工学科
1年
フレッシュマンセミナー
溝端一秀
30
全学科
1年
英語 A
ハグリー エリック トーマス
10
全学科
1年
英語 B
〃
10
機械システム工学科
2年
機械製図Ⅰ
花島直彦
120
電気電子工学科
2年
プログラミングⅡ
大鎌広、加野裕、秋山龍一
101
材料物性工学科
2年
実用材料学
桑野壽
応用化学科
2年
化学情報演習
藤本敏行
110
夜間主機械
2年
機械設計製図Ⅱ
河合秀樹
20
全学科
3年
英語コミュニケーション演習
ハグリー エリック トーマス
22
機械システム工学科
3年
機械システム工学実験Ⅰ
境昌宏
電気電子工学科
3年
計算機工学Ⅱ
大鎌広
情報工学科
3年
情報教育法
石川高行
材料物性工学科
3年
プレゼンテーション技法
佐伯功、澤田研
100
応用化学科
3年
知的財産所有権論
鈴木雍宏
100
建設システム工学科
4年
構造設計演習
菅田紀之
20
建設システム工学科
4年
マトリクス構造解析
栗橋祐介
9
60
110
5
機械システム工学科
4年
機械情報設計法
花島直彦
30
機械システム工学科
4年
プレゼンテーション技法
〃
30
電気電子工学科
4年
卒業研究基礎実験
中根英章
80
夜間主全学科
4年
数値計算法
川口秀樹
28
全学科
4年
数理科学研究
山崎教昭
10
飛行力学特論 A
溝端一秀
14
航空宇宙システム工学専攻 MC1
機械システム工学専攻
MC1
機械システム設計学特論
風間俊治
30
大学院
MC1
MOT 知的戦略論
鈴木雍宏
25
英語プレゼンテーション
ハグリー エリック トーマス
20
固体相転移学
桑野壽
教職員
知財セミナー
鈴木雍宏
教職員
DB 活用説明会(文献情報活用)
60
教職員
書籍・引用文献 DB トライアル説明会
60
MPC 学生
C 言語講座
40
一般市民
公開講座(フォト&ビデオ編集入門)
早坂成人、松田悟
11
一般市民
公開講座(表計算ソフト初級)
佐藤信也
40
免許法認定講座
固体相転移学
桑野壽
20
児童
ジュニア・ロボットスクール
花島直彦
30
大学院
材料物性工学専攻
MC2
4
【後 期】
学
科
学年
科 目 名
担当教員
受講者数
建設システム工学科
1年
測量学
吉田英樹
電気電子工学科
1年
プレゼンテーション技法
酒井彰
111
電気電子工学科
1年
プログラミングⅠ
大鎌広、加野裕
111
電気電子工学科
1年
プログラミングⅠ
秋山龍一
材料物性工学科
1年
情報メディア基礎
刀川眞、石田純一
石坂徹、早坂成人
110
応用化学科
1年
情報メディア基礎
〃
110
情報工学科
1年
英語 B
ハグリー エリック トーマス
応用化学科
1年
英語 B
〃
建設システム工学科
2年
英語コミュニケーション演習Ⅰ
〃
機械システム工学科
2年
英語コミュニケーション演習Ⅰ
〃
機械システム工学科
2年
機械設計製図Ⅰ
戸倉郁夫
機械システム工学科
2年
機械製図Ⅱ
花島直彦
電気電子工学科
2年
工学演習Ⅰ
大鎌広
96
情報工学科
2年
ソフトウェア工学
久保洋
50
材料物性工学科
2年
材料科学A演習
桑野壽、岸本弘立
応用化学科
2年
情報処理
藤本敏行
電気電子工学科
2年
英語コミュニケーション演習Ⅰ
ハグリー エリック トーマス
10
52
18
110
95
機械システム工学科
3年
機械情報演習
風間俊治、花島直彦
湯浅友典、山下光久
30
機械システム工学科
3年
システム制御工学
花島直彦
40
機械システム工学科
3年
機械システム工学実験Ⅱ
溝端一秀、湊亮二郎
36
機械システム工学科
3年
機械システム工学実験Ⅱ
風間俊治
30
機械システム工学科
3年
応用機械科学演習
戸倉郁夫
50
機械システム工学科
3年
機械システム設計学
風間俊治
30
電気電子工学科
3年
工学演習Ⅱ
中根英章
110
電気電子工学科
3年
デジタル信号処理
加野裕
40
応用化学科
3年
生物工学実験
遠山忠
25
夜間主機械
3年
機械工学実験
湯浅友典
32
建設システム工学科
4年
構造設計演習
菅田紀之
5
材料物性工学科
4年
実用材料学
桑野壽
1
ロバスト制御工学特論
花島直彦
10
機械システム工学専攻 MC1
電気電子工学専攻
MC1
計算機工学特論
大鎌広
20
博士前期課程
MC1
英語プレゼンテーション
ハグリー エリック トーマス
25
博士前期課程
MC1
マルチメディア特論
石田純一
10
職員
IT ワンポイントレッスン
佐藤之紀
17
職員、学生
INSPEC 利用講習会
図書・学術情報室
80
学生
合同企業セミナー
キャリアサポートセンター
学生
認知科学の諸問題
寺尾敦
MPC 学生
C 言語講座
40
MPC 学生
GUI プログラミング講座
25
MPC 学生
サークル活動
25
チェンマイ大学
教員・学生の研修
11
小学生
大学開放推進事業(クリスマスカード)
若杉清仁
8
55
室蘭市水元小
4年
パソコン実習(E メール)
早坂成人
47
室蘭市水元小
5年
パソコン実習(名刺作り)
早坂成人
46
11
1.3 実習室使用状
実
況
【前 期】
【後 期】
[昼間コース]]
①8:45~9::30 ②9:40~110:15 ③10:25~11:10④11:10~11:55⑤12:55~13:40
⑥13:40~114:25⑦14:35~
~15:20⑧15:20~16:05⑨16:15~17:00⑩17:00~17:45
[夜間主コース
ス]
①17:00~117:45②17:45~
~18:30③18:40~19:25④19:2
25~20:10⑤20:15~21:00⑥211:00~21:45
12
2000
4月
0
5月
6月
7月
8月
9月
10月
13
11月
12月
1254
1月
1月
2月
2月
51
7
12月
6264
11月
182
37
10月
6951
9月
16
0
0
88
9
0
4
149
0
1951
1821
1486
323
76
35
13
2735
1630
469
36
592
54
607
66
0
41
12月
0
30
8月
11月
7317
2038
10月
186
6
9月
305
33
8581
11073
12000
607
66
8月
379
46
12000
10438
7月
688
60
45
6月
489
58
2
0
0
210
308
5月
858
7月
469
62
46
546
60
4月
66
31
4000
2593
6月
3131
507
43
4000
36
113
5月
273
9
4000
9611
424
42
8724
9516
9590
11454
13563
12346
11073
9408
14000
2804
1639
8074
16000
391
64
236
8
4月
9669
0
199
3
0
222
27
2000
365
44
8000
7784
10000
1551
時間
12000
300
39
122
5
2000
9348
時間
10000
248
42
回
1.4 利用統計グラフ
【パソコン(Windows)使用時間】
8000
学部生
大学院生
6000
教職員
1月
2月
3月
【パソコン(Windows)使用時間──夜間利用分】
10000
8000
6000
学部生
大学院生
教職員
3月
【パソコン(Windows)使用回数】
6000
学部生
大学院生
教職員
3月
4月
5月
6月
7月
2000
8月
9月
10月
14
11月
12月
4000
2503
77
40
30
4
12月
0
31
431
1533
1月
88
2月
58
0
0
49
4
0
4
1
112
10
2月
1584
1414
1563
【パソコン(Windows)利用者数】
1月
82
0
11月
11049
10月
89
27
1500
12月
202
0
9月
7207
8月
11月
258
0
7月
116
10
0
10月
9780
6月
104
43
1898
20
1
1
36
24
197
170
10
7
122
527
1854
1824
1784
1798
1493
1419
1500
117
0
9031
5月
210
0
4月
119
39
9月
0
6811
500
389
8月
444
32
19
1020
7月
92
0
45
17
1646
6月
953
113
43
1580
5月
137
7
12000
11230
113
39
4月
7
500
4839
10000
9334
2000
1616
77
16
2000
134
0
6000
100
34
2282
回
2797
2593
2438
3000
258
0
8000
7497
0
123
37
2500
4297
人
2500
64
2
4
0
枚
【パソコン(Windows)使用回数──夜間利用分】
学部生
大学院生
1000
教職員
3月
学部生
大学院生
1000
教職員
1月
2月
3月
【プリンタ出力枚数(モノクロ)
】
学部生
大学院生
教職員
0
3月
50
4月
5月
6月
7月
8月
9月
15
10月
11月
12月
1月
83
339
1月
293
12月
0
22
87
2月
64205
41401
63475
39495
294560
290178
0
0
0
0
0
61
12
0
8
0
12月
16
279126
11月
63160
39091
11月
297
10月
265345
250024
52
259
383
840
1000
51
50
61216
38495
【VPN(IPSec)接続回数】
10月
290
9月
59327
35673
0
294
0
1
0
221421
242
1115
1065
1307
1182
1200
55
61
8月
240556
7
0
9月
220538
527
537
543
543
枚
1400
58325
34659
316
56137
33760
55411
32391
350000
8月
218583
【ファイル使用量】
7月
48
50
134
427
7月
76
150
105
6月
32
450
385
5月
86
6月
5
12
0
200
55
28
0
5月
54435
32796
54531
31261
208206
25
0
400
22
300
256
4月
88
337
54193
28872
200000
194373
249425
0
4月
39
76
50000
30461
100000
78139
250000
30
350
300
400
361
300000
43
51
100
70
MB
600
35
回
【プリンタ出力枚数(カラー)
】
800
学部生
大学院生
教職員
1月
2月
3月
学部生
150000
大学院生
教職員
3月
学部生
250
大学院生
200
教職員
2月
3月
33
6
4月
5月
6月
7月
8月
9月
16
10月
12月
11月
1月
12月
837
11月
21
3
10月
6
15
17
3655
1月
2月
2月
31
30
31
0
2571
11679
19016
28310
28707
27859
25775
20630
20268
17460
12121
8655
5782
8059
4760
2737
11436
23110
20757
17508
16347
14170
10726
9307
6155
3226
2274
16045
45000
40908
36363
40000
968
1
9月
12月
2
1
8月
899
7月
29
11月
17
15
10月
0
7
31
9月
5
4
18
35
31
30
8月
922
5
22
21
25
14
12
7月
38
272
1000
955
4
6月
3
6月
4
21
737
5月
25
5月
612
0
4月
590
12
4月
27
5000
3
20
16
20000
1
0
400
337
5
25000
22412
30000
7310
5541
9443
10000
3212
15000
28
26
トラフイック数
35000
22
5
0
0
0
5
0
200
76
30
600
502
800
8
0
5
9
9
10
689
14
15
8
人
30
11
16
時間
【VPN(IPSec)接続トラフィック数】
学部生
大学院生
教職員
3月
【VPN(IPSec)接続実利用者】
学部生
大学院生
教職員
3月
【VPN(PPTP)接続時間】
1200
学部生
大学院生
教職員
1月
2月
3月
998
876
887
939
876
852
1000
867
918
1021
1033
1200
1074
【VPN(PPTP)接続回数】
学部生
大学院生
600
教職員
333
回
800
400
23
15
9
7
10
2
1
5
2
4
8
14
2
6
7
2
10
1
18
14
22
7
23
7
200
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
【VPN(PPTP)接続実利用者】
27
25
27
25
20
24
25
25
24
25
26
30
27
29
35
学部生
20
人
大学院生
教職員
15
2
2
2
2
1月
2月
3月
1
1
8月
1
1
1
7月
1
1
2
2
3
3
3
3
1
2
3
5
3
4
4
5
10
0
4月
5月
6月
9月
10月
11月
12月
【ダイアルアップ接続時間】
23
25
学部生
大学院生
11
10
時間
15
15
14
15
20
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
3
4
5
7
7
9
10
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
17
11月
12月
1月
2月
3月
教職員
【ダイアルアップ接続回数】
153
180
160
140
120
学部生
大学院生
79
回
100
80
45
18
33
12
40
33
35
45
60
47
教職員
9月
0
0
4
0
0
8月
0
0
0
0
7月
0
0
0
0
6月
0
0
0
0
5月
0
0
0
0
4月
0
0
0
0
7
20
0
10月
11月
12月
1月
2月
3月
【ダイアルアップ利用者数】
35
40
35
30
学部生
大学院生
20
教職員
12
15
9月
2
4
5
4
3
2
0
0
8月
0
0
7月
0
0
0
0
6月
0
0
0
0
5月
0
0
0
0
4月
0
0
0
0
2
0
0
2
5
2
5
10
0
0
人
25
1月
2月
3月
0
10月
18
11月
12月
2 公開講座・講習会等報告
2.1 公開講座
講座名
フォト&ビデオ デジタル編集入門
コース名
フォト編集入門コース/ビデオ編集入門コース
講師
早坂成人(助教)、松田悟(技術職員)
開催日
8月2日~3日
対象
市民一般(高校生以上)
受講者数
11名(フォト:7名、ビデオ:4名)
フォト編集入門コース
2.2 IT ワンポイントレッスン
講座名
ホームページ制作入門
講師
佐藤之紀(技術職員)
開催日
2月20日
対象
本学教職員
受講者数
17名
ビデオ編集入門コース
2.3 大学開放推進事業
講座名
パソコンでクリスマスカードを作ろう!
講師
若杉清仁(技術職員)
開催日
12月14日
対象
小学校4年生~6年生
受講者数
8名
クリスマスカードを作ろう!
2.4 地域の児童向け研修等
講習会名
パソコン実習(名刺作り)
講師
早坂成人(助教)
開催日
12月 1日
対象
水元小学校5年生
受講者数
46名
講習会名
パソコン実習(E メール)
講師
早坂成人(助教)
開催日
12月 5日
対象
水元小学校4年生
受講者数
47名
名刺作り
E メール
19
3 日
誌
~4 月 9 日
夜間開館休止
7 月 31 日
室蘭港南中学校見学
8月2日
オープンキャンパスによる見学
8 月 3 日~4 日
公開講座(フォト&ビデオ デジタル編集入門)
8 月 11 日
技術家庭科研究会見学
8 月 13 日~15 日
閉館
8 月 18 日~9 月 30 日
夜間開館休止
9 月 14 日 16:00~16 日 8:30
ネットワーク停止(作業のため)
9 月 20 日 9:00~12:00
全サービス停止(停電のため)
9 月 26 日
プロファイル削除
9 月 30 日
第 32 回国立大学情報教育センター協議会(於北大)
11 月 7 日
第 3 回国立大学法人情報系センター長会議(於大分)
11 月 27 日~28 日
国公立大学センター情報システム研究会総会(於大阪)
12 月 1 日
水元小5年生パソコン実習(名刺作り)
12 月 5 日
水元小4年生パソコン実習(Eメール)
12 月 7 日
専門棟の一部のネットワーク停止
12 月 14 日
大学開放推進事業(パソコンでクリスマスカードを作ろう!)
12 月 19 日
情報メディア教育センター拡大ユーザ会議
12 月 25 日~26 日
夜間開館休止
12 月 27 日~1 月 4 日
閉館
1 月 5 日~9 日
夜間開館休止
2月 6日
チェンマイ大学(タイ)見学
2 月 20 日
IT ワンポイントレッスン(ホームページ制作入門)
3 月 27 日
ユーザプロファイル削除(初期化)
20
3 広報の総目次
No.140(2008 年 11 月)
No.133(2008 年 4 月)
1.夜間開館再開のお知らせ(再掲)
1.アプリケーションソフトの更新について
2.ソフトのバージョンアップのお知らせ
2.年末年始の閉館および夜間開館休止につい
て
日誌・予定
日誌・予定
利用実績
利用実績
No.134(2008 年 5 月)
No.141(2008 年 12 月)
1.Windows のサービスパック公開のお知らせ
1.年末年始の閉館および夜間開館休止につい
日誌・予定
て(再掲)
利用実績
2.パソコンへのセキュリテイ対策のお願い
No.135(2008 年 6 月)
1.6月のソフトの更新予定
日誌・予定
日誌・予定
利用実績
No.142(2009 年 1 月)
利用実績
1.プロファイル削除のお知らせ
No.136(2008 年 7 月)
1.6、7月のソフトの更新について
2.アプリケーションソフトの更新について
2.研究室等で使用できるソフトの媒体貸出し
3.夜間開館休止のお知らせ
日誌・予定
日誌・予定
利用実績
利用実績
No.143(2009 年 2 月)
No.137(2008 年 8 月)
1.プロファイルを初期化します
1.プロファイル削除のお知らせ(再掲)
2.停電および保守作業によるサービス停止のお
2.夜間開館休止のお知らせ
3.ダイアルアップ接続サービス終了のお知ら
知らせ
せ
3.夜間開館休止および閉館のお知らせ
4.10 月以降の開館時間の変更について
4.夜間の開館時間変更について
日誌・予定
日誌・予定
利用実績
利用実績
No.144(2009 年 3 月)
No.138(2008 年 9 月)
1.プロファイルを初期化します(再掲)
1.プロファイル削除のお知らせ(再掲)
2.停電および保守作業によるサービス停止のお
2.卒業(修了)生への重要なお知らせ
3.夜間開館休止のお知らせ(再掲)
知らせ(再掲)
4.ダイアルアップ接続サービス終了のお知ら
3.センターPC のソフトの更新予定
4.10 月以降の開館時間の変更について(再掲)
せ(再掲)
日誌・予定
5.夜間の開館時間変更について(再掲)
利用実績
6.アプリケーションソフトの更新について
日誌・予定
No.139(2008 年 10 月)
利用実績
1.ウェブ閲覧時のウィルスチェックについて
日誌・予定
利用実績
21
資
料
1 センターの沿革
1966年 4月
室蘭工業大学電子計算機室発足
初代室長に吉田正夫教授選出(1970年4月まで2期4年間)
研究用電子計算機システムFACOM231設置
1970年 4月
室長に北村正一教授選出(1979年3月まで2期4年間)
1972年 4月
電子計算機室にデータステーション併設
データステーション・システム HITAC-10設置
1972年 7月
情報処理教育センター設置のための調査会発足
1972年12月
情報処理教育センター設置準備委員会発足
1973年 4月
室蘭工業大学工学部附属情報処理教育センター設置(4月12日)
1973年 7月
教育用電子計算機システムにMELCOM 9100/30F導入決定
1974年 3月
情報処理教育センター規則等制定(業務室と教育室の2室制、電子計算機室廃止)
初代センター長に北村正一教授選出(1980年4月まで3期6年間)
1974年10月
情報処理教育センターの建物完成活動開始(10月8日)
1975年10月
研究用電子計算機システムをFACOM230-28に更新
1978年10月
教育用電子計算機システムをMELCOM COSMO700Ⅱに更新
1979年 3月
運営方法の変更(業務室、教育室、端末室の3室制)
1980年 5月
センター長に奥田教海教授選出(1984年4月まで2期4年間)
1982年10月
教育用電子計算機システムをFACOM M-170Fに更新
1982年12月
研究用電子計算機システムをFACOM M-170Fに更新
1984年 5月
センター長に松岡健一教授選出(1988年4月まで2期4年間)
1985年 4月
運営方法の変更(室制度を廃止し、センター専任教職員のみによる運営)
1986年 4月
教育用電子計算機システムの一部機器を入れかえ
1988年 3月
教育用電子計算機システムをFACOM M-380に更新
1988年 5月
センター長に大築和夫教授選出(1990年4月まで1期2年間)
1989年 8月
教育用電子計算機システムの一部機器を入れかえ
1990年 4月
端末の一部入れかえによる増強
1990年 5月
センター長に松岡健一教授選出(1992年4月まで1期2年間)
1991年 9月
教育用電子計算機システムの一部機器を入れかえ
1992年 5月
センター長に松田敏彦教授選出(1996年4月まで2期4年)
1994年 4月
情報ネットワークシステム運用開始
1995年 3月
教育用電子計算機システムをM-780、S-4/20に更新
1996年 5月
センター長に杉岡一郎教授選出
1997年 2月
情報メディア教育センター設置準備委員会発足
1997年 3月
情報メディア教育センター規則等制定(システム運用管理室、教育・研究開発室、広
報室及びネットワーク管理室の4室制)
22
1997年 4月
室蘭工業大学工学部附属情報メディア教育センター設置(4月1日)
教育用電子計算機システムを情報メディア教育センターに移管
初代センター長に杉岡一郎教授選出
1998年 2月
情報メディア教育システム(AP3000等のサーバ群、マルチメディア端末、マルチメ
ディア教育支援システム等)に更新
2001年 9月
新学内ネットワーク運用開始
2002年 2月
情報メディア教育システム(PrimePower等のサーバ群、マルチメディア端末、マル
チメディア教育支援システム等)を更新
2003年 4月
センター長に三品博達教授選出(2004年3月まで)
2003年 7月
情報メディア教育センター規則改定(データベース管理室新設により5室制)
2004年 4月
センター長に田頭孝介教授
2005年 4月
情報メディア教育センター規則改定(データベース管理室外れて4室制)
2006年 3月
情報メディア教育システム(PRIMERGY等のサーバ群、PC、マルチメディア教育支
援システム等)を更新
2007年 4月
センター長に刀川眞教授
2007年 8月~
2008年 2月 センターの建物改修工事のため仮移転
23
2 センター紹介
室蘭工業大学工学部附属情報メディア教育センター(以後「センター」と記します。
)は、1973 年に
全国の国立大学で初めて設置された情報処理教育センターを改組して、1997 年 4 月 1 日に全国の国立大
学で初めて設置されました。
センターの目的は、マルチメディア技術を積極的に利用し、情報基礎教育、情報処理入門教育、情報
処理専門教育等の実施及び工学専門教育、副専門教育等をマルチメディア化して創造性豊かな技術者及
び研究者を育成することです。さらに公開講座等の実施や地域に有益な情報の提供を行い地域社会の情
報化に貢献します。
主機室には、情報メディア教育システムと学内
ネットワークシステムのサーバやネットワーク接
続機器が設置されています。
主機室
第1端末室(J101)には、PC が 48 台設置されており、
自学自習等で自由に利用することができます。夜間開館期
間中は 19 時まで開放しています。
第 2 端末室(J205)には、PC が 30 台(教員用除く)設置
され、自学自習等で利用する他に少人数の授業を行うこと
ができます。
第一端末室と入出力室(手前右側)
図書館には、PC が情報作成室(I204)に 18 台、マルチ
メディア学習室(I202)に 10 台、パソコンコーナーに 12
台が設置されています。開館時間内であれば、自由に利用
することができます。
図書館パソコンコーナー
マルチメディア開発室1(J202)には、ビデオ編集に特化した端末が 6 台設置されています。また媒体
変換用の機器、アナウンスブースも設置しています。
24
教育・研究1号館 C 棟に設置された実習室(C210/C211/C212)には、学生用 PC が合計で 154 台設
置されており、教室連携機能により C211 実習室(学生用PC62 台)を主教室にして、C212 実習室(同
62 台)、C210 実習室(同 30 台)との合併授業を行うことができます。
C211 実習室
C210 実習室
C212 実習室
また 17 時以降は教育・研究1号館 C 棟実習室で夜間開館を行っています。なお 2009 年度後期は工事
のため教育・研究10 号館 S 棟(S201/S301)に仮移転します。
入出力室(J102)と教育・研究1号館 C 棟 C209 出力室、図書館パソコンコーナーにネットワークプリ
ンターが設置されています。印刷するには、学生証とプリペイドカードが必要です。
学内にはネットワークが敷設されており、研究室等の各部屋にイーサネットケーブルが引き込まれて
います。
無線 LAN のアクセスポイントが全講義室を含む 68 箇所(事務局を除く)に設置されていますので、
食堂や休憩所などの学生が集まる場所では、ノートパソコン等のモバイル端末を学内ネットワークに接
続することができます。
学外からは、VPN 接続により学内ネットワークに接続することができます。なお Web メールにより
学外のどこからでも E メールの送受信ができます。
学内からインターネットへは、SINET(学術情報ネットワーク)を介して接続されますが、この SINET
ノードと本学の SINET ルータは専用回線(NTT ビジネスイーサ 100Mbps)で接続されています。
25
3 情報メディア教育システム/学内ネットワーク構成図
26
4 情報メディア教育システム概要
4.1 PC
4.1.1 デュアル OS PC(FMV E5200/Windows XP Professional&Vine Linux)
(1)設置場所:第一/第二端末室、実習室、図書館
(2)ハードウェア
CPU
主記憶容量
ハードディスク
CD/DVD 装置
その他
Pentium4(3.6GHz)
1GB
80GB
CD-R/RW、DVR-ROM
17inch カラー液晶ディスプレイ、JIS キーボード、光学式 USB マウス、マイク
付きヘッドセット、CCD カメラ
(3)ソフトウェア
Microsoft Office 2007(オフィスソフト)、Open Office(同)、
Internet Explorer(Web ブラウザ)、Opera(同)、AL-Mail32(電子メール)、
Microsoft Visual Studio.NET( プ ロ グ ラ ム 開 発 ) 、 Intel Visual Fortran
Compiler(Fortran)、Java2SE SDK(Java)、Borland Delphi(Pascal)、
Windows XP Mathematica (数値解析・数式処理)、Ngraph(グラフ作成)、gnuplot(グラフツール)、
Professional Micro AVS( デ ー タ 可 視 化 ) 、 ProENGINEER(CAD) 、 Jw_cad( 同 ) 、 Shade
Basic/Pro(3DCG)、Adobe Creative Suite (画像編集、イラスト、ホームページ制
作、PDF 作成等)、GIMP(画像編集)、SONAR Home Studio(DTM)、RealPlayer(映
像再生)、Windows Media Player(同) 、QuickTime Player(同)、Windows Media
Encoder(オーディオ/ビデオを変換)、FFFTP(ファイル転送) 、Lhaplus(圧縮解凍)
Open Office(オフィスソフト)、gcc(C 言語)、J2SE SDK(Java)、xmaxima(GUI 版数
式処理)、gnuplot(グラフツール)、LaTeX(TeX)、Image Magick(画像処理)、GIMP(画
Vine Linux
像編集)、firefox(Web ブラウザ)、Opera(同)、Sylpheed(メールソフト)、Emacs(エデ
ィタ)、ProFTP(ファイル転送)、kterm(日本語端末)
※SONAR、MicroAVS、Shade Pro、Ngraph は、同時利用が 30 、Shade Basic は同時利用が 150
の制限があります。
4.1.2 ビデオ編集用 PC (FMV E5200/Windows XP Professional)
(1)設置場所:マルチメディア開発室1
(2)ハードウェア
CPU
主記憶容量
ハードディスク
CD/DVD 装置
その他
Pentium4(3.6GHz)
1GB
60GB
CD-R/RW、DVR±R/±RW/RAM
17inch カラー液晶ディスプレイ、JIS キーボード、光学式 USB マウス、マイク
付きヘッドセット、CCD カメラ
(3)ソフトウェア
Windows XP 4.1.1と同じで下記のソフトが追加
Professional
Adobe Premier (ビデオ編集)、SONIC Record now!
27
4.1.3 媒体変換用 PC (FMV W5200/Windows XP Professional)
(1)設置場所:入出力室、C209 出力室
(2)ハードウェア
CPU
主記憶容量
ハードディスク
CD/DVD 装置
MO、スキャナ
その他
Pentium4(3.8GHz)
1GB
160GB
CD-R/RW、DVR±R/±RW/RAM
1.3GB MO 装置、A4 版スキャナ
17inch カラー液晶ディスプレイ、JIS キーボード、光学式 USB マウス、マイク
付きヘッドセット、CCD カメラ
(3)ソフトウェア
CanoScan Toolbox(スキャンツール)、ArcSoft Photo Studio(画像編集)、読取革命(OCR
Windows XP ソフト)、ファイル管理革命(文書・画像ファイル管理)、MyDVD、Internet Explorer(ブ
Professional ラウザ)、Adobe Reader(PDF)、Corel DRAW Graphics Suite(イラスト、画像編集)、
RealPlayer(映像再生)、Windows Media Player(同)、QuickTime Player(同)
4.1.4 Web 閲覧用 PC (FMV D5200/Windows XP Professional)
(1)設置場所:学生支援センター、キャリアサポートセンター
(2)ハードウェア
CPU
主記憶容量
ハードディスク
CD/DVD 装置
その他
Celeron(2.66GHz)
1GB
80GB
CD-ROM、DVR-ROM
17inch カラー液晶ディスプレイ、JIS キーボード、光学式 USB マウス、マイク
付きヘッドセット、CCD カメラ
(3)ソフトウェア
Windows XP
Professional
Internet Explorer(ブラウザ)、Adobe Reader(PDF) 、RealPlayer(映像再生)、
Windows Media Player(同)、QuickTime Player(同)、MS-Office Viewer
4.2 サーバ
(1)ファイルサーバ(ETERNUS NR1000F F240)
容量
データ転送速度
実効容量 4.2TB
理論値 2500MB/s の Fiber Channel
(2)端末統合管理サーバ(PRIMERGY RX300 S2×2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)×2
2GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×3、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
WindowsServer2003
(3)統合認証サーバ(PRIMERGY RX300 S2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)×2
2GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×3、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
WindowsServer2003
28
(4)Web/Mail サーバ(PRIMERGY RX300 S2×2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)
4GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×2、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
Red Hat Enterprise Linux
(5)プリント管理サーバ(PRIMERGY RX300 S2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)
2GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×3、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
WindowsServer2003
(6)授業支援システム 授業管理管理サーバ(PRIMERGY RX300 S2×2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)×2
2GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×3、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
WindowsServer2003/Red Hat Enterprise Linux
(8)授業支援システム ビデオ教材蓄積配信サーバ(PRIMERGY RX300 S2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)×2
2GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×3、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
WindowsServer2003
(9)授業支援システム 電子会議サーバ(PRIMERGY RX300 S2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)×2
2GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×3、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
Red Hat Enterprise Linux
Join Meeting
電子会議ソフト
(10)アプリケーション配信サーバ(PRIMERGY RX300 S2)
CPU
Intel 64 ビット インテル Xeon (3EGHz)×2
2GB
主記憶容量
ハードディスク他
73.4GB×3、DAT 72 ユニット(バックアップ装置)
OS
Red Hat Enterprise Linux
4.3 プリンタ(RICOH IPSiO CX9800×9)
印刷方式
印刷速度
印字密度
レーザープリント方式
35 枚/分(A4 横送り・フルカラー)
1200dpi×1200dpi
4.4 教材開発システム
(1)メディア変換システム
ベータカム SP
DVCAM
S-VHS
Hi-8
ビデオ CD/DVD
UVW-1200(プレーヤ),UVW-1400A(レコーダ)
DSR-30×2(プレーヤ/レコーダ)
SVO-260×2(プレーヤ/レコーダ)
EVO-9500A×2(プレーヤ/レコーダ)
DVP-S7000(プレーヤ)
次ページへ続く
29
前ページからの続き
MD
DAT
ダブルカセットデッキ
CD
デジタルスイッチャ
マトリクススイッチャ
DVCAM カメラ
その他
MDS-B5×2(プレーヤ/レコーダ)
PCM-R500×2(プレーヤ/レコーダ)
SRPCT3W
CDP-D500
CSP-310
PVS-1680S(映像用) PVS-880S(アナログサウンド用)
DSR-130(メイン)DSR-200×2(サブ)
三脚、ワイヤレスマイク、ライト、モニタ、ラインコンバータ、パワー
ドスピーカ、ヘッドフォン等
(2)ハイビジョンシステム
BD/DVD レコーダ
モニタ
SHARP BD-HD100
SONY KDL-L26HVX
(3)CD/DVD 複製システム(FMV C5200)
CPU
Celeron D プロセッサ 3.0E GHz
1GB
主記憶容量
40GB
ハードディスク
DX-2 Disc Publisher
CD/DVD 複製機
その他
17inch カラー液晶ディスプレイ、JIS キーボード、光学式 USB マウス
(4)ディジタルサウンド制作システム(FMV717GTX7)
CPU
Pentium4(1.7GHz)
512MB
主記憶容量
30GB
ハードディスク
ディスプレイ
21inch カラーディスプレイ
MIDI 音源
ローランド SC-8850
外部入出力
40 倍速 CD-ROM 装置、10 倍速 CD-R/RW 装置、1.3GB MO 装置
OS
Windows 2000 Professional
ソフトウェア
SONAR、スコアメーカー、MUSIC PRO for Win PLUS V4、nero5.5
30
5 建物案内図
5.1 センター内
第一端末室、第二端末室にオープン利用のPCが設置されています。またマルチメディア開発室1に
はビデオ編集用の PC が設置されています。
事務室
3F
EV
WC♂
第二端末室
2F
会議室
EV
マルチメディア
開発室1
WC♀
正面玄関
第一端末室
技術室
入出力室
身 WC
EV
WC♂
WC♀
主機室
1F
【正面玄関】自動ドア。
右側に見えるのはスロープ
【1階ホール】エレベータ、男女
トイレ、身障者用トイレ設置
31
5.2 センター外
講義・授業用PCが教育・研究1号館C棟に C210/C211/C212 実習室が設置されています。17 時以
降は実習室で夜間開館を行っています。
図書館の情報作成室とマルチメディア学習室そしてパソコンコーナーにオープン利用PCを設置して
います。
32
6 センター発行の手引
手引は、Web ページで提供しています。(学内限定)
共通
Windows
XP Pro.
Vine
Linux
ネットワ
ーク関係
業務文書
休講呼出
授業支援
テキスト
手
引
名
利用に入る前の予備知識
パスワードの変更方法
利用開始から終了まで
センターでの印刷の方法
プロファイルの保存
AL-Mail の設定と利用
デスクトップにアイコンを作成する
Visual Stadio.NET によるプログラム実行
Mathematica 入門
MicroAVS 入門
Shade Basic の紹介
Adobe Illustrator 入門
Adobe Photoshop 入門
著作権保護された PDF ファイルを表示
利用開始から終了まで
センターでの印刷の方法
USB メモリー等を使う
ネットワークの利用概要
ホームページを見る
E メール
ブラウザでやるメール
ファイルを転送する
ホームページを公開する
WindowsXP の FW 設定
Windows Update の方法
部局(研究室等)でネットに接続する方法
学内固定 PC のウィルス対策ソフト導入
無線 LAN でネットに接続する方法
MAC アドレスを調べる方法
部局・研究室等のサーバ管理者の手引
VPN で学外から接続する
業務文書配布/教室予約手引
休講・呼出等の閲覧手引
休講・呼出等登録システム手引
CourseNavig の利用方法
初めてのインターネット
WORD 入門/図形編
文字を入れる
ファイルにパスワードを設定する
33
備
考
E メール
数式ソフト
可視化ソフト
3DCG
イラストソフト
フォトレタッチソフト
ブラウザソフトとその設定
メールソフトの設定
Web メール
FTP ソフトの設定
学内で学内 LAN に接続
学外から学内 LAN に接続
教職員用
休講・学生呼出等の掲示システム
掲示情報の登録。教職員用
総合学習システム
インターネット入門
MS-IME
Word/Excel/一太郎/花子/PDF の場合
7 運営組織
身
分
氏
名
室 番 号
センター長
教
授
刀 川
眞
J301
准 教 授
石 田
純 一
J304
助
石 坂
徹
J307
〃
早 坂
成 人
J303
技術職員
松 田
悟
J108
〃
髙 木
稔
〃
〃
佐 藤
之 紀
〃
〃
若 杉
清 仁
〃
事務補佐員
根 本
弘 美
J306
教
備 考
技術室
34
事務室
8 センター関係規則
8.1 室蘭工業大学工学部附属情報メディア教育センター規則
平成 16 年 4 月 1 日
室工大規則第 99 号
(趣旨)
第1条 この規則は、室蘭工業大学工学部附属情報メディア教育センター(以下「センター」という。
)
の組織及び運営に関し、必要な事項を定めるものとする。
(目的)
第2条 センターは、室蘭工業大学(以下「本学」という。
)における情報処理に関する教育及び研究の
利用等を行い、もって教育研究の進展に資することを目的とする。
(業務)
第3条 センターは、次の各号に掲げる業務を行う。
(1) 情報メディアシステムの管理運営に関すること。
(2) 教育研究に資するための情報メディア関係設備及び施設の提供に関すること。
(3) 情報処理基礎教育及び情報処理専門教育の支援に関すること。
(4) 情報ネットワークシステムの管理運営に関すること。
(5) 情報メディア技術及び情報メディア教材の研究開発に関すること。
(6) 地域情報化への協力に関すること。
(7) その他センターの運営に関すること。
(職員)
第4条 センターに次の職員を置く。
(1) センター長
(2) 専任教員
(3) その他必要な職員
2 センター長は、センターの業務を総括する。
3 センター長に関し必要な事項は、別に定める。
4 専任教員及びその他の職員は、センター長の命を受けてセンターの業務に従事する。
(システム管理室等)
第5条 センターに、システム運用管理室、教育・研究開発室、広報室及びネットワーク管理室を置く。
2 前項の室に、それぞれ室長及び室員を置くことができる。
3 室長は、センター長の命を受け、室務を処理する。
(事務)
第6条 センターに関する事務は、地域連携推進課の協力を得てセンターで処理する。
(雑則)
第7条 この規則に定めるもののほか、センターに関し必要な事項は、別に定める。
附 則
(施行期日)
この規則は、平成 18 年4月1日から施行する。
35
8.2 室蘭工業大学工学部附属情報メディア教育センターの利用に関する細則
平成 16 年 4 月 1 日
室工大規則第 11 号
(趣旨)
第1条 室蘭工業大学工学部附属情報メディア教育センター(以下「センター」という。
)の利用につい
ては、この細則の定めるところによる。
(利用の範囲)
第2条 センターは、室蘭工業大学(以下「本学」という。
)の教育、研究又はこれに準ずる目的のため
に利用することができる。
(利用者の資格)
第3条 センターを利用できる者(以下「利用者」という。
)は、次に掲げる者とする。
(1) 本学の専任教員及び職員
(2) 本学の学生
(3) その他センター長が認めた者
(ユーザIDの発行及び管理)
第4条 センター長は、利用者に利用者番号(以下「ユーザID」という。
)を発行するものとする。
2 利用者は、ユーザIDを第三者に利用させてはならない。
(利用同意書の提出)
第5条 利用者は、センターを利用しようとするときは、速やかに、利用者の遵守事項に係る同意書(以
下「利用同意書」という。
)をセンター長に提出しなければならない。
(ユーザIDの有効期間)
第6条 ユーザIDの有効期間は、次のとおりとする。
(1) 本学の専任教員及び職員については、在職期間
(2) 本学の学生については、在学期間
(3) その他センター長が認めた者については、別に定める。
(利用の中断)
第7条 利用者は、ユーザIDの有効期間中に利用を中断したいときは、速やかにセンター長に届け出
なければならない。
(情報ネットワークシステムの運営)
第8条 本学の情報ネットワークシステムの運営については、別に定める。
(使用料)
第9条 利用者は、使用料を負担しなければならない。ただし、センター長が適当と認めるときは、使
用料を免除することができる。
2 使用料等については、別に定める。
(雑則)
第 10 条 この細則に定めるもののほかセンターの利用に関して必要な事項は、センター長が定める。
附 則
この細則は、平成 16 年 4 月 1 日から施行する。
36
8.3 室蘭工業大学情報ネットワークシステム運営規則
平成 16 年 4 月 1 日
室工大規則第 72 号
(目的)
第1条 この規則は、室蘭工業大学(以下「本学」という。
)における教育研究及び事務に関する情報処
理の円滑化を図ることを目的として形成された室蘭工業大学情報ネットワークシステム(以下「ネッ
トワーク」という。
)の運営に関し、必要な事項を定めることを目的とする。
(定義)
第2条 この規則において「部局」とは、建設システム工学科、機械システム工学科、情報工学科、電
気電子工学科、材料物性工学科、応用化学科、共通講座、工学部附属情報メディア教育センター(以
下「情報メディア教育センター」という。
)
、地域共同研究開発センター、機器分析センター、保健管
理センター、サテライト・ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー、国際交流センター、キャリア・サ
ポート・センター、附属図書館及び事務局をいう。
2 この規則において「部局長」とは、前項の部局の学科長、主任又は長をいう。
(総括管理者及び総括担当者)
第3条 本学にネットワークの業務を総括するため、総括管理者を置き、学長をもって充てる。
2 総括管理者を補佐するため、総括担当者を置き、情報メディア教育センター長をもって充てる。
(部局担当責任者及び部局実務担当者)
第4条 ネットワークを利用する部局に部局担当責任者及び部局実務担当者各1名を置く。
2 部局担当責任者は、当該部局内におけるネットワークに関する業務の総括を行うものとし、室蘭工
業大学情報メディア教育センター運営委員会(以下「委員会」という。
)委員をもって充てる。ただし、
部局長が必要と認めるときは、当該部局の長の推薦する者をもって充てることができる。
3 部局実務担当者は、当該部局内におけるネットワークに関する業務の実務を行うものとし、原則と
して、当該部局の技術職員又は事務職員のうちから部局長の推薦する者をもって充てる。
(利用者)
第5条 ネットワークを利用することができる者は、室蘭工業大学工学部附属情報メディア教育センタ
ーの利用に関する細則(平成16年度室工大細則第11号)第3条に定めるものとする。
(事務)
第6条 ネットワークに関する事務は、次に掲げるところにより処理する。
部局におけるネットワークの管理運営事務
その他ネットワークの管理運営の総括事務
部局
情報メディア教育センター
(雑則)
第7条 この規則に定めるもののほか、
ネットワークの運営に関し必要な事項は、
委員会が別に定める。
附 則
この規則は、平成 16 年4月1日から施行する。
附 則(平成 17 年度室工大規則第 16 号)
この規則は、平成 17 年 12 月 9 日から施行し、平成 17 年 4 月 1 日から適用する。
附 則(平成 18 年度室工大規則第 50 号)
この規則は、平成 19 年4月1日から施行する。
37
8.4 室蘭工業大学情報ネットワークシステム運用要項
平成 16 年 4 月 1 日
学長伺定
(目的)
第1条 この要項は、室蘭工業大学情報ネットワークシステム運営規則(平成 16 年度室工大規則第 72
号)第7条の規定に基づき、室蘭工業大学情報ネットワークシステム(以下「ネットワークシステム」
という。
)の運用及び管理について定めることを目的とする。
(ネットワークシステムの構成)
第2条 ネットワークシステムは、幹線ネットワーク、支線ネットワーク及び基幹サーバによって構成
する。
2 幹線ネットワークとは、室蘭工業大学(以下「本学」という。
)の各部局又は建物間を接続するネッ
トワークと、そのノード装置並びに学外へ通信回線で接続するための支線とその装置をいう。
3 支線ネットワークとは、幹線ネットワークのノード装置に接続される各部局内のネットワーク並び
に接続されている各ノード装置をいう。
4 基幹サーバとは、メール、ニュース及び文書配布等のサービスを行うための装置をいう。
(運用管理)
第3条 幹線ネットワーク及び基幹サーバの運用管理は、工学部附属情報メディア教育センター(以下
「情報メディア教育センター」
という。
)
が行うこととし、
各部局内の支線ネットワークの運用管理は、
当該各部局で行うものとする。
(部局実務担当者の業務)
第4条 部局実務担当者は、当該部局内におけるネットワークシステムに関する業務の実務を行うこと
とする。
(支線ネットワークへの接続)
第5条 ネットワーク機器を支線ネットワークへ接続できる者は、本学の教職員とする。ただし、情報
メディア教育センター長が特に必要と認めたときは、本学教職員以外の者に支線ネットワークへの接
続を許可することができる。
2 ネットワーク機器を支線ネットワークへ接続しようとする者は、所定の申請書を所属の部局担当責
任者に提出し、許可を受けなければならない。
3 部局担当責任者は、前項の申請がネットワークシステムの運用及び管理に支障を与えるおそれがあ
ると認めたときは、これを許可しないことができる。
4 第2項により許可を受けた者を設置責任者という。
5 設置責任者は、許可を受けた後に第2項の申請事項を変更しようとするときは、所定の変更申請書
を所属の部局担当責任者に提出して、許可を受けなければならない。
6 設置責任者は、ネットワーク機器を廃止するときは、所定の届出書を所属の部局担当責任者に提出
しなければならない。
7 部局担当責任者は、当該部局のネットワーク機器に関し、接続、変更又は廃止があったときは、速
やかに総括事務部の情報メディア教育センターに報告しなければならない。
(設置責任者等の責任)
第6条 設置責任者及び利用者は、ネットワークシステムの円滑な運用を妨げないよう、良識をもって
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利用しなければならない。
(ネットワークシステムの変更)
第7条 幹線ネットワークシステムの変更及び支線ネットワークノードの接続形態の重要な変更は、情
報メディア教育センターネットワーク管理室(以下「ネットワーク管理室」という。
)が企画し、室蘭
工業大学情報メディア教育センター運営委員会(以下「委員会」という。
)が決定する。
2 部局において支線ネットワークの重要な変更をしようとするときは、あらかじめネットワーク管理
室と協議しなければならない。
(運用経費)
第8条 ネットワークシステムの運用・管理及び維持に要する経費の負担は次のとおりとする。
(1) 幹線ネットワークと基幹サービスに係る経費は、附属施設等経費による。
(2) 支線ネットワークについては、原則として当該部局の負担とする。
(雑則)
第9条 この要項に定めるもののほか、ネットワークシステムの運用及び管理に関し必要な事項は、委
員会が別に定める。
附 則
この要項は、平成 16 年4月 1 日から実施する。
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編
編集後記
記
今年 200
09 年の夏は、北海道でも
も雨続き、特
特に室蘭では
は天を恨むほ
ほどの長雨と霧との湿気に、身体の
中までカビ
ビが生えそうでした。折角
角はりきって
て作った家庭
庭菜園も不作
作でした。
「普
普段やり慣れないことを
やるからだ
だ」
「ハハハ」と済ませられるのは我が
が家だけ。大雨の影響で
大
で老人施設が
が流されて甚大
大な被害が
出るなど、各地では大変
各
変な状況が起
起きています
す。
「地球温暖
暖化の影響
が、これま
まで考えられなかった地域
域にも大雨の
の被害をもた
たらしてい
るのではな
ないか」との指
指摘が胸を突
突きます。
大変と言
言えばもう一つ。新型イン
ンフルエンザ
ザがとうとう
う流行期に
突入しまし
した。写真はセンター玄関
関に設置され
れた消毒薬で
です。大学
施設のすべ
べての出入口に設置されま
ました。日頃
頃コンピュー
ーターウィ
ルスには、うるさいほど学内への注
注意を行って
ている立場と
としては、
手を抜かず
ずに手洗い・うがいを励行
行しなければ
ば.
.
.
.
.
.と、思ってい
ます。
なりましたが、貴重な時間
間を割いて執
執筆して頂き
きました空閑
閑良壽副学長
長に誌面を借りてお礼申
最後にな
し上げます
す。
(髙木)
か ぎ ろ ひ
20
009年度
度 年報
20
009 年 9 月 発行
編
編集・発行
室蘭工業大
大学工学部附属
属情報メディア教育センタ
ター
Center for Multimedia
M
Aided
A
Educattion
印
印刷所
〒050-85885 室蘭市水
水元町27番1
1号
Tel (01143)46-5900(センター事
事務室)
Fax (01143)46-5899(センター事
事務室)
E-mail [email protected]
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株式会社 日光印刷
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