　短　歌藤田虎雄選かいしょ ■俳句・川柳・短歌　作品募集束の間の晴れ間に聞こゆる鶯の声に聞き入りなご心和めり　谷崎シンヨ丈高き夏草茂り川土手に思い出のある草いきれ立つ　青木タクヨくもさらさらと流れる小川の上にでも蜘蛛は網張俳　句稲井爽秋選かりゅうどる小さき狩人　伊東まゆみふたとせおのうぜんかずらあいさつかわ挨拶を交す児童や青田風　高橋　和二年も空き家になりて生い茂る凌霄花は我がたにあいほらこだま谷間に法螺谺する山開き　川原利代物顔に　伊賀和子うきわすが兄いもと一つ浮輪に縋りをり　三好清信ブラインド開けば空に浮かびたる雲の形はふきゐ安らげる噴井のほとり人を待つ森本郁子オーストラリア　川原利代あい新しき短冊吊りて軒下の風鈴鳴らす風を待ちうすものに合はす藍濃きイヤリング居り　森田　薫大森妙子つがい雀来て、屋根から枝へ、庭へ下り番と子雀亡き母はいつもサルビアの中にゐるまえついば播き餌啄む　元山荘一郎し　三谷福美さにわんく軒よりも高き真紅のカンナかな青野義明百花には及ばずあれど狭庭には赤、白、黄色、さんさんごごぶじょう三三五五名月仰ぐ武丈かな伊藤通友ピンク、紫吉田喜代子伊藤凡々選そしょうが作品は、読みやすい書体（楷書等）で作成し、俳句・川柳・短歌の別を書き、漢字にはふりがなを振り、住所・氏名・電話番号を明記し、毎月１日までに担当課へ郵送・持参してください。応募先〒７９３―８６０１　明屋敷１６４西条市役所　広報広聴課　広報係 ℡ ０８９７ ― ５２ ― １２０４（直通） 29 広報さいじょう 2014 ９月号川　柳し暑い日はソーメン薬味紫蘇生姜　武田智明はぎしまつりごと九条が歯軋りしてる政　越智幸子お見舞に行ける我が身を愛おしむ　近藤忠夫出かけるも保冷剤手に足早に　三谷福美シード校やっぱり強いとは言えず　真鍋正利とおえしゃく遠会釈公園散歩平和な日　伊藤ヤス子嫁に出す父の気持を垣間見る　三好清信とし歳重ね未知の世界へ一歩ずつ　尾崎康博 ■問合せ総合福祉センター内健康医療推進課 TEL0897−52−1395 ■普段からの３つの心がけ ①日ごろから『かかりつけ医』を持つ。 ②健康診断や検診で、病気の予防や早期発見に努める。 ③家庭で薬を常備する。 ■受診に当たっての３つの心がけ ①なるべく通常の診療時間内に受診する。 ②救急車で搬送されても、軽症の場合は通常の受付順となる場合があることに留意する。 ③休日や夜間で比較的症状の軽い場合は西条市休日夜間急患センター、在宅当番病医院を利用する。 ■休日や夜間の当番病医院の確認 ○広報さいじょうの当番病医院 ○えひめ救急医療ネット http://www.qq.pref.ehime.jp/ ○市の音声案内サービス TEL0897−58−2200 ■お子さんの急な病気やけが ○小児救急医療電話相談 TEL＃8000 近年、休日や夜間、救急病院に軽症の患者さんが集中し、医師の負担が増えているほか、安易な救急車の呼び出しで出動回数が増加し、重症な患者さんの搬送に困るケースも増加しています。このままでは、住民の皆さんに適切な医療を提供できなくなる恐れがあり、それを防ぐために『愛媛の救急医療を守る 1 4 3 万人の県民運動（愛救 1 4 3 運動）』を実施しています。これは医療機関や救急車の適切な利用を皆さん一人ひとりに心がけていただく取り組みですので、ご協力をお願いします。