平成22年12月定例会(1.58MBytes) - 瀬戸市

S
3 月定例会開催予定
2月 21日
(月)本会議
(開会・予算大綱説明)
3月
1日
(火)議会運営委員会
3月
2日
(水)本会議
(議案上程・説明)
3月 7日
(月)本会議
(代表質問)
T
O
S
H
I
G
I
K
A
I
D
A
Y
O
R
I
∼議会を傍聴してみませんか∼
車椅子用傍聴席を設置・補助犬の
同伴も可能です
本会議場の傍聴席へは階段を使用しなければならな
いため、車いすを使用している方には、
ご不便をおかけ
3月
8日
(火)※本会議
(代表質問・一般質問)
しておりました。このたび議場のバリアフリーの具体化
3月
9日
(水)本会議
(一般質問)
として、12月議会から議場内に車いす用傍聴席が設置
3月 10日
(木)本会議
E
されました。 (一般質問・議案質疑・委員会付託)
3月 11日
(金)総務委員会
3月 14日
(月)厚生文教委員会
3月 15日
(火)市民生活委員会
対象者 車いす利用者 定 員 2名先着順
(介助者は定員数に含む)
定員を超えた場合は、別室でテレビモニ
ター視聴となります。
3月 16日
(水)都市活力委員会
3月 18日
(金)※議会運営委員会
3月 23日
(水)議会運営委員会
3月 24日
(木)本会議
(委員長報告・討論・議案採決・閉会)
◆いずれも、午前10時からの開会予定ですが、※印がついている
会議については、午後1時からの開会になります。また、会議日
程は、変更される場合がありますのでご確認ください。
◆土・日は休会となっております。
◆請願・陳情の締切日は、2月10日
(木)
の午後5時です。
瀬戸市議会の情報番組のお知らせ
瀬戸市議会では、
『 せと市議会だより』やホームページ
を通して、市民の皆様に議会情報をお知らせしていますが、
以下の番組においても議会情報をお知らせしています。
是非一度チャンネルを合わせてみて下さい。
■グリーンシティケーブルテレビ
『こんにちは! 瀬戸市議会です。』
(地上デジタル121ch、C171ch、
アナログ6ch)
6月、9月、12月、3月の各定例会終了後、10分番組で、
1日に6回
(7:20∼、9:20∼、12:50∼、18:20∼、21:20∼、
23:20∼)
1週間放送されます。3月定例会の放送は、4月
4日
(月)
∼4月10日
(日)
まで放送される予定です。
編 集 後 記
議会だより編集委員会では、編集に関する調査・研究を
するために、年1回程度、近隣市町の視察を行っており、昨年
11月に愛知県丹羽郡大口町議会の編集委員会を視察して
4月上旬にオープン予定の品野台地域交流センターのイメージ図
瀬戸市品野台地域交流センターに係る指定管理者
の指定についてなど33議案を可決・同意
きました。
大口町の議会報『おおぐち』では、
「わかりやすく、ありの
12月定例会が、
11月29日から12月
から委員会審査の経過と結果が報告
ままに」
を基本に、写真や見出しを大胆に取り上げ、読者で
17日までの19日間にわたり開催され
され、討論を行い、採決の結果、
この
ました。
日に提出された追加議案(一般会計
11月29日には市長から提出された
補正予算)
を含む全議案を可決しまし
「瀬戸市品野台地域交流センターに
た。また、市長より人事案件が4件提
ある住民が興味を持てる工夫がなされていました。
私どもの議会だよりにおいても、
「市民の皆様にわかりや
すく」
を常に意識して、
より充実したものとなるよう努力して
いきます。
係る指定管理者の指定について」な
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平成23年2月1日発行
編集/発行 瀬戸市議会
出され、採決の結果同意しました。
平成22年
「瀬戸市議会会議規則の
ど25議案が本会議に上程されました。 その後、
■RADIO SANQ『只今! せとラジオ』
(FM 84.5MHz)
12月2日と3日には、議員16人によ
一部改正について」及び「北朝鮮の
12月定例会
6月、9月、12月、3月の各定例会の前後に事前報告と結
果報告を10分番組で1日3回
(9:20∼、12:20∼、17:20
∼)
放送されます。3月定例会の放送は、2月14日
(月)
と3
月28日
(月)
に放送される予定です。
る一般質問が行われ、市の行政課題
砲撃事件に抗議し、毅然とした対処を
No.42
などについて質問をしました。
求める決議」
(10ページ参照)
が議員
12月6日には、
11月29日に提出さ
提出議案として提出され、採決の結
P2 ∼ P3 常任委員会審査報告
れた議案に対し、
4人の議員が質疑を
果全会一致で可決されました。
P4 ∼ P7 一般質問
行い、質疑終了後内容の審査を各常
また、この他にも請願が3件提出
P8
任委員会に付託しました。その後、
「瀬
されましたが、いずれも不採択となり
P9
戸市議会議員定数条例の一部改正
ました。
議会だよりに関するご意見などについては、下記の問合
について」が議員提出議案として提出
なお、
11月24日に、平成22年第2
せ先までご連絡ください。
され、採決の結果賛成多数で可決さ
回臨時会が開催されました。臨時会
れました。
の詳細は8ページをご覧ください。
『こんにちは!瀬戸市議会です。』の収録風景
12
詳しくは議会事務局へお問い合わせください。
●問合せ先/議会事務局 議事課 ☎88・2740 E­mail g i j i @ c i t y. s e t o . l g . j p
最終日の12月17日には、各委員長
目 次
P10
その他の一般質問、
臨時会報告
議会ワンポイント解説、
議案審議結果
議員定数削減、一問一答方式、
決議書、議会運営委員会視察
報告
P11
常任委員会視察報告
P12
3月定例会開催予定、傍聴案
内、議会情報番組のお知らせ、
編集後記
常任委員会審査報告
市 民 生 活 委 員 会
今定例会に上程された議案を所管する委員会である、総務委員会に1議案、厚生文教委員会に8議案、市民生活委員
会に3議案、都市活力委員会に12議案が、それぞれ付託
(平成22年度瀬戸市一般会計補正予算
(第4号)
と追加議案の
同補正予算
(5号)
については各担当委員会に分割付託)
され、審査を行いました。その主な審査内容と結果をお知らせ
します。
尾張東部地区広域行政圏協議会の廃止について
平成22年度瀬戸市一般会計補正予算
(第4号)
概要:瀬戸市・尾張旭市・豊明市・日進市・東郷町・長久
手町により構成されていた、尾張東部地区広域行政圏
協議会が、平成23年3月31日をもって廃止されること
に伴うものです。
Q
A
Q
A
Q
A
任意の協議会として、
これまでの内容を踏襲し連携を取って
いく。
任意の協議会として、今後の会議開催予定は?
概要:納期前納付の報奨金交付制度の廃止及び非課
税口座内上場株式等の譲渡に係る市民税所得計算の
特例を設けるものです。
Q
A
総 務 委 員 会
広域行政圏協議会が一定の役割を終えたとのことですが、
構成市町と今後どのように連携を取っていくのか?
瀬戸市市税条例の一部改正について
統一地方選挙執行準備業務2,300万円の内訳は?
ポスター掲示板設置費用1,750万円、投票所事務従事者人
材派遣費用400万円、資機材運搬費100万円、投票所資機
材レンタル料50万円である。
Q
A
投票所の変更はある
のか?
次回の統一地方選挙
での変更はないが、
今 後においては検 討 の
必要性があると思う。
納期前納付の報奨金交付制度を廃止することにより、収納
率にどのように影響するのか?また、周知の方法は?
収納率には、さほど影響はないと考える。廃止の周知は広報
などで一年をかけて周知していきたい。また、納付に便利な
コンビニ収納も取り扱っているので、同様に周知していきたい。
結果:賛成多数で可決
瀬戸市斎苑条例の一部改正について
Q
火葬にかかる1体あたりのコストはどれくらいか?また、市
外の方々の料金改定であるが、年間どれくらいの数がある
のか?
A
1体あたりのコストは、平成21年度実績で57,000円程にな
る。使用実績は12歳以上がほとんどで、平成21年度で、全
体が1,757体、内1,036体が市内の方で、残り700体強が市外
の方ということになる。
Q
A
今回の改正で火葬使用料50,000円を妥当とする理由は?
近隣の施設を参考にし、また火葬に要している費用を勘案
し50,000円が妥当であると考えた。
結果:
全会一致で可決
概要:市外在住者の火葬使用料を
平成23年4月1日より、
・12歳以上の者 1体 50,000円
(現行30,000円)
・12歳未満の者 1体 30,000円
(現行18,000円)
・死産児及び流産児 1体 15,000円
(現行9,000円)
に改正するものです。
瀬戸市斎苑
不定期であるが年3∼4回の開催を予定している。
採決結果:全会一致で可決
採決結果:
全会一致で可決
都 市 活 力 委 員 会
瀬戸市品野台地域交流センターに係る指定管理者の
指定について
厚 生 文 教 委 員 会
瀬戸市福祉保健センターに係る指定管理者の
指定について
瀬戸市老人憩いの家に係る指定管理者の
指定について
概要:瀬戸市福祉保健センターの指定管理者に瀬戸
市社会福祉協議会を指定するものです。
概要:瀬戸市老人憩いの家の指定管理者に財団法人
瀬戸市開発公社を指定するものです。
Q
A
Q
指定管理者への応募の件数と、その中で瀬戸市社会福祉協
議会を選んだ理由は?
応募件数については、非公募であったので1件である。非公
募の主な理由は、当協議会には様々な有資格者の方がみえ
るということ。また、当該施設の事業運営にとどまらず、地域と密
着して広く福祉事業を展開しているなどの理由からである。
結果:全会一致で可決
平成22年度瀬戸市一般会計補正予算
(第4号)
Q
福祉医療費について、子ども医療費で1,800万円、後期高
齢者福祉医療費支給で1,200万円の増額がされている理
由は何か?
施設管理に必要な職員はどのように配置されているか?
また、利用者が利用しやすいようにどのような運営がさ
れているのか?
A
職員の配置状況は、総括責任者を含め6人の配置となってお
り、
うち2人は介護資格をもった職員が配置されている。
利用者に対して、日常生活動作に関する具体的なアドバイスや
介護相談に応じることができ、安心して楽しく過ごしていただけ
る施設となっている。利便性のための工夫は、施設の車両による
送迎や、利用者とご家族の方の意見を施設の年間行事などに反
映している。
結果:
全会一致で可決
A
今回の補正は4月から8月までの支出の実績に基づき、不足
額を見込んだものである。医療費増加の具体的な理由につ
いては、情報提供されていないが、請求額が伸びており、予算不
足が見込まれるものである。
結果:賛成多数で可決
2
老人憩いの家にて
概要:瀬戸市品野台地域交流センターの指定管理者
に品野台地域力向上委員会を指定するものです。
Q
A
当市の減額はどれくらいになるのか?
トータルで1,900万円程度の減額である。
結果:全会一致で可決
Q
A
Q
A
公民館法や社会教育法から外れるが、生涯学習は保障され
ているのか?
生涯学習は条例で保障されている。
地域交流センターの構成員は、それぞれの組織の任期によ
って変更されるが、管理、運営の責任は行政が持つ必要が
あるのではないか?
条例の設置目的に沿った形で、行政としても進めていく。
結果:賛成多数で可決
瀬戸市道路占用料条例等の一部改正について
概要:道路法施行令及び愛知県道路占用料条例の一
部が改正されたことなどに伴い、本市の道路占用料な
どについて一部を除き引き下げるものです。
Q
A
瀬戸市新世紀工芸館に係る指定管理者の
指定について
概要:瀬戸市新世紀工芸館の指定管理者に財団法人
瀬戸市文化振興財団を指定するものです。
Q
A
陶芸とガラス工芸の作家を育てる施設であるが、育てるた
めの指導者やスタッフが必要ではないか?
陶芸やガラス工芸の制
作技術を有するスタッ
フを、それぞれ2人配置し
ている。今後もこの体制を
継続し、指導者を置く考え
はない。
結果:賛成多数で可決
県が平均下落率を示しているが、自治体によっては独自に
決めているところもある。本市はどのように決めたのか?
県下35市が県に準拠しており、本市も同じように対応した。
新世紀工芸館
3
一 般 質 問
1
Q
5
市の行政課題などについて16人の議員が考え方や内容を質問しました。
質問を行った順に、議員一人一問を紹介します。
その他の質問については、項目のみ掲載します。
『パルティせと』
に係る管理運営と
経営状況が不透明である
2
Q
Q
市民サービス向上と支所・サービス
センターの在り方について
6
Q
危機管理体制の整備や推進など早
県道瀬戸大府東海線整備と
現状について
県道瀬戸大府東海線の農協手前ま
急な取り組みが重要である。職員の
での供用開始時期を伺う。また、並行
ネームカード裏面に災害発生時の班
整備予定の農協裏の雨水排水対策の
名などを記載することにより、担当業
進捗状況を伺う。幡西交差点より以
務内容の周知と意識付けが日常的に
出来ることから導入について伺う。危
南の歩道整備予定と、同区間の土砂
市民クラブ
採取による通行への影響について、
柴 田 恵 子
市民が行政に求めるものは、変化し
機に対する個別マニュアルの作成後
てきており、時代にあった市民サービ
は、職員の危機管理に対する共通認
の交通難所である幡西交差点を、実
出しているが、多額の繰越金などが
ス向上が必要と考える。窓口と自動交
識と意識向上のためにも全職員に周
現困難な従来案に先行して暫定改良
発生し、
どのように検証されているの
付機での証明書交付のコストはどうか、
知すべきと考えるが、見解を伺う。
する考えがあるか伺う。
瀬戸市はパルティせと管理組合に
毎年5,000万円を超える負担金を支
か伺う。市とまちづくり
(株)
の管理費
市の対応を伺う。また、菱野地区最大
リベラル
森 英 一
自動交付機を早急に導入すべきでな
と修繕積立金の算出根拠はどのよう
リベラル
か伺う。まちづくり
(株)
の平成19年・
臼 井 淳
いか伺う。
自民新政クラブ
大 澤 健 一
A
20年度決算の管理費負担分はどの
A
菱野町交差点からJAあいち尾東手前までは、平成23年度
末に部分供用する予定と愛知県から聞いています。雨水排水
います。各職員が災害対応への意識を日常的に継続して持つ
対策については、県の道路工事に併せて整備する予定です。
ことは重要と考えており、議員ご提案の方法も含め、周知と意
歩道整備については暫定的に前倒しで整備ができないか、県
識向上のための方策を検討し、実施したいと考えています。危
に要望をしています。土砂採取などによる影響については、条
証明書交付時のコストについては、自動交付機による場合
機に対する個別マニュアルは、関係部署などへ配布していま
例に基づき事業者に対し道路の汚れ防止策などに取り組むよ
理されたのか。
A
災害対策本部担当業務の全職員への周知については、毎年
総合防災訓練などを実施し、担当業務などの確認、検証をして
ようで、管理組合共益費還付はどう処
A
瀬戸市における危機管理体制の
向上について
繰越金などの検証については、組合の監事が監査をしてお
(尾張旭市での自動交付機による交付実績割合を本市の現
すが、今後、全職員が共通認識を持つため、いつでも閲覧でき
う指導しています。また、幡西町交差点の暫定整備についても
り、総会において適正との報告を受けています。管理費と修繕
時点における交付数に当てはめて算出すると)、1件当たり約
るような方策を考えてまいります。 (防災安全課)
引き続き県に働きかけていきます。 (道路建設課)
積立金の負担割合は、管理規約により専有面積によるものと
700円となります。一方、窓口交付の場合は約600円であり、
なっています。管理費については、瀬戸まちづくり㈱が負担し
必ずしも手数料の引き下げにはならないと考えています。
た空き店舗に係る共益費分のみが計上されており、共益費の
自動交付機の導入については、現在も休日や夜間に証明書
還付については、同社所有の店舗分として375万1,553円の
の交付を行っており、現体制で対応できていると考えてい
還付があり、そのうち同社が負担した共益費は、雑入に計上さ
ます。 (市民課)
れていると聞いております。 (産業課)
3
Q
自動体外式除細動器
(AED)
設置状況と有効活用について
4
Q
図書館の雑誌のスポンサー制度に
ついて
7
Q
図書館蔵書である雑誌の表紙に、
8
道の駅について
Q
道の駅での市民の雇用について、
保育園・小中学校にエアコンを設置
すべきではないか
地球温暖化の影響もあるのか、今
市内公共施設や事業所に設置して
企業名を表示する代わりに購入費を
市民の多くの人が、一人でも多くの
年の夏は記録づくめの猛暑でした。高
ある自動体外除細動器
(AED)
は、ス
負担してもらうスポンサー制度は、図
雇 用に大きな期 待を持っています。
齢者は言うに及ばず乳幼児や児童・生
テーション認定制度実施によってホ
書館資料(雑誌)の確保や利用者への
そこで、現時点での検討内容につい
徒達も熱中症にかかる人が異常に多
ームページから把握できますが、医
サービスの向上が図られ、スポンサー
て伺います。また、道の駅に、公共交
療機関・教育機関などの設置状況に
にとっても企業PRになるとともに社
ついてはわかりません。市内全体の
リベラル
設置情報を市民が共有し、発信出来
桑 茂 樹
会貢献につながるなど、一定の効果を
上げているようであるが、
この制度に
公明党 瀬戸市議団
吉永 みのり
通を利用した方にも来ていただける
市民クラブ
ように、回遊バスの立ち寄りが必要と
中 川 昌 也
く、関係機関も対応に苦慮した夏でし
た。良好な保育・教育環境を整えるた
めにも普通教室などにエアコンを設
思いますが、市の考えを伺います。
水曜会
伊 藤 賢 二
置すべきではないか。
ついての見解と導入について伺う。
るようにする必要性があるとの思い
から質問します。
A
4
A
雑誌スポンサー制度は、企業などにとっては自社のPRとと
A
平成22年11月1日より駅長、副駅長の3人が道の駅瀬戸し
A
保育園については、乳児クラス及び昼寝に使用する遊戯室
AED設置情報を共有することについては、現在、市のホーム
もに社会貢献につながり、自治体にとっても、図書館資料の
なの株式会社の社員として着任しています。ほかの従業員の
ページにおいて、
AEDステーションに認定した85事業所の一
充実や利用者へのサービス向上が見込まれるほか、新たな財
雇用については、現在、詳細な検討が進められており、内容が
中学校については、保健室とコンピュータ室などにエアコン、
覧表と位置図を公開しております。なお、
AEDステーションに
源確保という点でメリットもありますが、スポンサー企業な
固まり次第、募集情報をお知らせする予定です。公共交通機関
すべての普通教室に扇風機を設置しています。保育園児は、
認定されていない事業所の設置状況についても一部把握して
どの確保に苦慮している自治体もあると聞いております。今
利用者への対応については、現在、
ジャンボタクシーやバスな
ある程度の暑さに順応できる体力を作る必要もあるので、成
おりますが、市へのAED設置の申し出の義務がないため正確
後、本市での導入にあたっては、他市町の実施状況やその効
どを使って、中心市街地から来訪できる方策や、道の駅を拠点
長に合わせたエアコンの使用方法を、小中学校については学
な情報でないことや、公表する際の個人、企業情報掲載などの
果並びに企業などの状況を分析しながら、検討してまいりた
に岩屋堂などを回遊できる方策についても検討をしていると
習環境の改善に向けてを、今後の検討課題としてまいりたい
了解を得る必要があるため公開しておりません。
(消防本部)
いと考えております。 (図書館)
ころです。 (産業課)
と考えております。 (こども家庭課、学校教育課)
にエアコン、幼児クラス全室に扇風機が設置してあります。小・
5
9
Q
環境配慮契約に関する取り組みに
ついて
10
Q
平成19年に施行された環境配慮契
障がい者が安心して暮らせる
街づくりを
13
Q
多くの問題を抱える障がい者自立
総合型地域スポーツクラブの
今後の展開について
14
Q
市民が市の施設を公平に利用して
安心して介護を受けるため、
介護保険料・利用料の引き下げを
1割の介護保険サービス利用料や
約法について、いまひとつ周知されて
支援法は憲法違反と障がい者から訴
いくには、利用に関する条件整備に
食費・居住費などの重い負担を理由
いない感があるが、市としてどのよう
えられ、今年の1月に和解をみました。
ついて、行政側でしっかりとした指針
に、介護保険サービスの利用を抑制
に認識し、理解されているのか。また、
その後、住民税非課税とされる世帯の
を示し、市民の理解を得る中で、各
している人がいるなかで、低所得の
愛・地球博の開催地であった本市とし
利用料は無料とされたが、瀬戸市が実
地区スポーツクラブに運営を任せる
ては主導的に進められることを期待
するが、市として今後どのように取り
組まれるのか伺う。
公明党 瀬戸市議団
施する地域生活支援事業については
有料とされ、県下でも数少ない自治体
長 江 秀 幸
となった。和解の考えに基づき同事業
日本共産党 瀬戸市議団
原 田 学
についても無料とすべきではないか。
65歳以上の障がい者について、
1割
べきだと考えるが、見解を伺う。また、
自民新政クラブ
負担の無料化を求める。また、高齢者
今後スポーツクラブ推進のための具
戸 田 由 久
の負担軽減のために介護保険給付準
体的スケジュールは、いつ示される
備基金積立金を活用して、県下の市
のか伺う。
で2位と高い介護保険料を引き下げ
日本共産党 瀬戸市議団
三 宅 訓 子
るべきではないか。
A
環境配慮契約法は、価格以外の要素を含め総合的に評価
A
A
A
障害者自立支援制度から介護保険制度に移行した方の利
して最善の環境性能を有する製品などを調達するという趣旨
が自ら負担し実施すべきサービスについて了解されたものと
を持っており、積極的に環境への配慮を行うため、契約上の
理解しております。地域生活支援事業は、事業の実施主体が
ラブの設立趣旨を踏まえ、長年続けている学校開放について、
用負担無料化については、法律上、
どの方も原則1割負担とさ
工夫を求め、制度的に推進する主旨で定められたものと認識
市町村であり、各自治体の状況にあわせ独自に実施している
体育協会などの意見も伺いながら検討を進める必要があると
れているので、一部の方を無料としますと他の方に不公平が
しております。今後は、環境性能を有する製品市場の拡大な
ものですので、現段階では無料とする考えはありません。
考えています。今後のスポーツクラブ推進の具体的スケジュ
生じますので、無料化は考えておりません。介護保険料の引き
ど、納入者側の社会的環境整備の状況を考慮しながら環境
(社会福祉課)
ールについては、水野・品野両スポーツクラブに対する課題整
下げについて、介護保険給付準備基金は、介護保険事業の健
配慮契約法の主旨に沿った取り組みも進めてまいりたいと考
理がまだできていませんので、お示しすることはできません。
全かつ安定した運営を図るための財源となるものであり、平
えております。 (契約財産課)
今後も引き続き課題整理を積極的に行っていきたいと考えて
成21年度の状況だけで介護保険料を引き下げる考えはござ
おります。 (交流学び課)
いません。 (高齢者福祉課)
11
Q
余ったお金6億円、1世帯1万円の
保険料の引き下げを
12
Q
国民健康保険料が払えない世帯は
クマ対策について
15
クマ対策については市民の安全確
Q
16
行政経営について
Q
平成20年度決算から公表されて
地場産業に対するさらなる支援は
長い歴史を誇る地場産業は厳しい
保を最優先し、安全対策の周知が必
いる行政経営達成状況報告書の達成
経済状態にある。このような中にあっ
る保険料の引き下げに使うべきです。
要であるがどのような対応をするの
率について、
どのように評価している
て、市としてもそれなりの支援を実施
また、他の医療保険では扶養家族が
か。またクマの県内出没は、本来クマ
か伺う。また、職員がコスト意識を持
しているが、経済的に厳しい時こそ今
増えても保険料は増えませんが、国
が生息すべき森林の荒廃や、人と野
つように事業の人件費も記載すべき
割増しされます。
18歳未満の子ども
は割増しの対象とせず、保険料を引き
日本共産党 瀬戸市議団
水野 すみ子
下げることについて、市の見解を伺う。
A
市の施設の利用に関する条件整備については、スポーツク
全世帯の15%、余ったお金は高すぎ
保では赤ちゃんにも均等割がかかり、
6
障害者自立支援法に関する訴訟における基本合意は、国
不用額とは、当初予算額と執行済額との差額であり、その額
A
生動物との境界線である里山の放棄
自民新政クラブ
が原因とされる。広域的対応が不可
山 田 治 義
と考えるが、
どうか伺う。
まで以上に地場産業に対する支援を
市民クラブ
山 田 伸 夫
強化することが、その支援効果が大き
自民新政クラブ
いと思う。また、今後、地球温暖化問題
柴 田 利 勝
欠であり、解決のためには国や県に抜
から、地場産業も温暖化防止に取り組
本的な対策を求めていく必要がある
むための支援も必要である。市の考
のではないか。
えを伺う。
クマの安全対策の周知については、市民に対して啓発チラ
A
行政経営達成状況の評価については、達成度80%以上を
A
地場産業支援策の強化については、
これまでも地場産業振
が現金として余っているわけではありません。予期せぬ医療
シの組回覧や関係機関への配布、注意喚起の看板を設置し
目標に定めています。この達成度が、平成21年度で73.0%と
興事業費補助金など、販路開拓や新商品開発などに対する支
需要に対し、保険料の極端な変動を回避し、長期的に安定した
ました。また、クマらしき動物が目撃された際には、これまで
なっており、目標には至らなかったものの、改革・改善が着実
援を行っています。また、瀬戸焼のPRを業界団体と連携して行
保険財政を維持することができると考えています。18歳未満
と同様、関係機関や関係者への連絡、広報車、安全安心情報
に進んでいると評価しています。人件費も含めた事業費の記
うほか、せと・まるっとミュージアムの取り組みの中で、多くの
の均等割の引き下げについては、その分を所得の低い方々に
ネットワークなど、多様な媒体を用いて正確かつ迅速な情報
載については、教育、福祉といった行政目的別の人件費、使
方に瀬戸焼の魅力を伝え、産業界が新たな活路を切り拓いて
も負担いただくこととなるので、現在のところそのような考え
伝達に努めてまいります。さらに、県に対して、クマの放獣先
用料などの収益を行政コスト計算書により把握しています。
頂けるよう取り組んでおります。今後もこうした支援策の充実
は持っておりません。 (国保年金課)
や譲渡先の事前調整、捕獲時の専門的な技術支援などを要
この結果をもとに今後の改革・改善につなげていきたいと考
を図りつつ、地場産業の振興策を検討していきたいと考えて
望したところです。 (環境課)
えております。 (経営課)
おります。 (産業課)
7
■ 瀬戸市の関連団体への負担金などの使われ方と、
その他の一般質問
議会ワンポイント解説
その確認方法について
■ 瀬戸水道事業の現状及び将来見通しをした時、 ■ せと・まるっとミュージアムの取り組みについて
今後取り組むべき課題は何か
市民クラブ 中川 昌也
指定管理者制度とは
リベラル 臼井 淳
■ 計画的な市債活用について
地域力を向上させるためにも加入率をあげる
支援をすべきではないか
水曜会 伊藤 賢二
■ 市民の声を市政に反映させるWEBアンケート
について
自民新政クラブ 大澤 健一
■ 子育て支援の拠点にふさわしい児童館整備を
日本共産党瀬戸市議団 水野すみ子
■ フィルム・コミッション
(撮影場所誘致や撮影支
援)
で、まちづくりの取り組みを
公明党瀬戸市議団 吉永みのり
■ 住宅リフォーム助成制度の創設について
日本共産党瀬戸市議団 三宅 訓子
■ 中小企業向け金融支援策について
公明党瀬戸市議団 長江 秀幸
市民クラブ 山田 伸夫
■ ICT
(情報通信技術)
教育について
日本共産党瀬戸市議団 原田 学
自民新政クラブ 柴田 利勝
平成22年第2回臨時会が11月24日に開催されました。今回の臨
第2回臨時会結果報告
時会では、議員や市長など市の特別職及び職員(企業職員を含む)
の給与について、平成22年8月10日付けの職員の給与の改定に関する人事院勧告を尊重して、条例中所要の事
項が改正されました。また人事院勧告の実施、職員の人事異動などに伴う人件費などの補正を行うために一般会
計を始めとして7会計の補正予算が可決されました。なお、審議された主な議案の内容は以下のとおりです。
第65号議案
「特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」
は、全会一致で可決され、市長・副市長の期末手当は
下記の表のとおりとされました。 (以下の表内の単位:月)
6 月
12 月
スポーツ施設(22施設)
水野在宅福祉センター
(社福)
瀬戸中央会
指定管理者
期間
ハマダスポーツ企画
(株)
3年
5年
定光寺野外活動センター (財)
瀬戸市開発公社
5年
老人デイサービスセンター NPO法人瀬戸地域福祉を考える会まごころ
5年
瀬戸市文化振興財団
尾張東部
(瀬戸)
地域文化広場 (財)
5年
高齢者生きがい活動施設 (社)
瀬戸市シルバー人材センター
5年
新世紀工芸館
(財)
瀬戸市文化振興財団
5年
自然児童遊園
(株)
建光社
5年
マルチメディア伝承工芸館 (財)
瀬戸市文化振興財団
5年
福祉保健センター
(社福)
瀬戸市社会福祉協議会
5年
品野台地域交流センター
5年
5年
都市公園(54か所)
12
瀬戸まちづくり
(株)
品野台地域力向上委員会
(財)
瀬戸市開発公社
5年
■ 市長提出議案
件 名
尾張東部地区広域行政圏協議会の廃止について
採決結果
可決
(全会一致)
瀬戸市老人憩いの家に係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
瀬戸市水野在宅福祉センターに係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
瀬戸市老人デイサービスセンターに係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
瀬戸市高齢者生きがい活動施設に係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
瀬戸市自然児童遊園に係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
瀬戸市福祉保健センターに係る指定管理者の指定について
可決
(賛成多数)
瀬戸市斎苑条例の一部改正について
可決
(全会一致)
駐車場に係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
瀬戸市市税条例の一部改正について
可決
(賛成多数)
スポーツ施設に係る指定管理者の指定について
可決
(賛成多数)
瀬戸市定光寺野外活動センターに係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
尾張東部
(瀬戸)
地域文化広場の管理に関する条例の一部改正について
可決
(全会一致)
尾張東部
(瀬戸)
地域文化広場に係る指定管理者の指定について
可決
(賛成多数)
瀬戸市新世紀工芸館に係る指定管理者の指定について
可決
(賛成多数)
瀬戸市マルチメディア伝承工芸館に係る指定管理者の指定について
可決
(賛成多数)
瀬戸市品野台地域交流センターに係る指定管理者の指定について
可決
(賛成多数)
瀬戸都市計画水野地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例等の一部改正について
可決
(全会一致)
都市公園に係る指定管理者の指定について
可決
(全会一致)
1.45(現行1.45)
1.5 (現行1.65)
瀬戸市道路占用料条例等の一部改正について
可決
(全会一致)
平成23年度以降
1.4 (現行1.45)
1.55(現行1.65)
市道路線の認定について
可決
(全会一致)
平成22年度瀬戸市一般会計補正予算
(第4号)
可決
(賛成多数)
平成22年度瀬戸市国民健康保険事業特別会計補正予算
(第3号)
可決
(全会一致)
平成22年度瀬戸市下水道事業特別会計補正予算
(第2号)
可決
(全会一致)
2
6 月
期末手当
平成22年度
平成23年度
以降
勤勉手当
1.25 (現行1.25)
0.7 (現行0.7)
平成22年度瀬戸市後期高齢者医療特別会計補正予算
(第2号)
可決
(全会一致)
平成22年度瀬戸市一般会計補正予算
(第5号)
可決
(全会一致)
瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について
(同意第9号)
同意
(全会一致)
1.35 (現行1.5)
瀬戸市固定資産評価審査委員会委員の選任について
(同意第10号)
同意
(全会一致)
0.65 (現行0.7)
人権擁護委員の推薦について
(諮問第2号)
同意
(全会一致)
人権擁護委員の推薦について
(諮問第3号)
同意
(全会一致)
12 月
期末手当
1.225(現行1.25)
1.375(現行1.5)
勤勉手当
0.675(現行0.7)
0.675(現行0.7)
議員提出第2号議案
「瀬戸市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について」
は、全会一
致で可決され、議員の期末手当は、
下記の表のとおりとされました。
6 月
8
指定管理者
平成22年度
第66号議案
「瀬戸市職員の給与に関する条例等の一部改正について」
は、賛成多数で可決されました。
(1)
職員の給与月額を1級及び2級の一部を除き、平均0.1%引き下げる。
(2)
期末手当及び勤勉手当の支給割合は、一般職については、
下記の表のとおりとされました。
3
5年
議案審議結果
■ 循環型社会を目指して
■ 地域力向上について
施設等の名称
(財)
瀬戸市開発公社
月定例会
■ デイジー教科書活用について
■ 自転車のリユースについて
自民新政クラブ 山田 治義
期間
老人憩いの家
宮川駐車場他3駐車場
■ 粗大ごみ有料化に伴う放置自転車の対応について
リベラル 桑 茂樹
1
施設等の名称
■ 老人クラブの加入率が急激に減ってきました。
文化施設や社会福祉施設などの公の施設は、民間事業者も含めた幅広い団体の
中から、施設を管理する団体を指定して、管理・運営をさせることができます。
今回は、
この制度が始まって最初の改定時期になり、新規を含めて以下の14事業
者が指定されました。
12 月
平成22年度
1.45(現行1.45)
1.5 (現行1.65)
平成23年度以降
1.4 (現行1.45)
1.55(現行1.65)
■ 議員提出議案
瀬戸市議会議員定数条例の一部改正について
件 名
採決結果
可決
(賛成多数)
瀬戸市議会会議規則の一部改正について
可決
(全会一致)
北朝鮮の砲撃事件に抗議し、
毅然とした対処を求める決議
可決
(全会一致)
■ 請 願
件 名
瀬戸市民が利用しやすいバスを求める請願
「戦時性的強制被害者問題解決促進法」の早期制定について政府に誠実な対応を求める請願
日本軍「慰安婦」問題への謝罪や補償、
歴史教科書記述について政府に誠実な対応を求める請願
採決結果
不採択
(賛成少数)
不採択
(賛成少数)
不採択
(賛成少数)
9
議員定数を削減します
∼28人から26人へ∼
瀬戸市議会は、これまでも議員報酬や、行政視察費、
議長交際費の削減、審査会・審議会等への参加の見直し
などにより、議会費の縮減を図ってまいりました。
今、定例会において
「瀬戸市議会議員定数条例の一部
改正について」
を議員提出議案として提出し、採決の結
果、賛成多数で可決となりました。
この4月の統一地方選挙から、
これまでの議員定数28
人から26人へと削減になります。今後とも、議員として
果たすべき行政のチェック機能や、
より多くの市民の皆
様の声を行政に反映させるという重要な役割を果たす
べく、鋭 意 努 力
してまいります
ので、瀬戸市議
会に対するご支
援 、ご 協 力をよ
ろしくお願いい
たします。
一般質問の質問方式が
一問一答方式に変わります
これまで、瀬戸市議会の本会議における一般質問は、
まとめて質問と答弁を行う総括方式で行っていました。
瀬戸市議会では、
市民の皆様に分かりやすい一般質問
のあり方に関して、
これまで検討を重ね、
3月定例会から
は、一問一答方式を導入することになりました。
総括質問方式
Aについて伺います。
Bについて伺います。
Cについて伺います。
常 任 委 員 会 行 政 視 察 報 告
7月の中旬から8月の上旬にかけて、
4つの常任委員会が、各所管事項の調査研究を行うために、先進自治体へ行政視察を行
いました。今回はその結果のうち、市民生活委員会と都市活力委員会の視察結果をお知らせします。
市民生活委員会視察報告
平成22年8月2日
(月)
香川県三豊市
Aについては∼です。
B については∼です。
Cについては∼です。
一問一答方式
Aについて伺います。
Aについては∼です。
Bについて伺います。
B については∼です。
Cについて伺います。
Cについては∼です。
この方式は、質問と答弁を交互に繰り返すことから、聞
く側にとってわかりやすくなります。
是非一度、議会の傍聴にお越しいただき、新たな質問
方式に関する感想などをお寄せください。
■コミュニティバスについて
三豊市のコミュニティバスは、
歳出はここ3年減少してい
るにもかかわらず、利用者は順調に増加しています。合併
という条件も重なっていますが、地域の機運の高まりなど
参考になる点もありました。
本市もJRバスの廃止後基幹バスに移行し、
コミュニティ
バスと合わせて運行していますが、三豊市を上回るほどの
機運の高まりがあるかといえば疑問であります。
三豊市は地域のバスという感覚で、
自分たちでコミュニ
ティバスを育てていくという意識が非常に強く、年間の利
用者数、
また今後の推移
(目標)
をみても右肩上がりとなっ
ています。路線の改定により利用者数の増加もあり、本市
としても路線の改定も含め、地域の要望に応えていくこと
の重要性を感じました。
平成22年8月3日
(火)
香川県丸亀市
北朝鮮の砲撃事件に抗議し、毅然とした対処を
求める決議
去る11月23日、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件が
発生した。朝鮮戦争休戦後も北朝鮮は過去に何度も軍
事行動を起こしてきたが、今回の砲撃は、韓国住民居住
地区に対しても行われたものであり、兵士の死傷に加え、
民間人と民間の施設にまで被害が及ぶ初めての事態と
なった。
このような民間人が居住する島への無差別な砲撃は、
朝鮮戦争の休戦協定はもとより、国連憲章にも、北朝鮮
自身が当事者である南北間の諸合意にも反する無法な
行為である。
今回の事態が万一再発するようなことになれば、その
被害ははかり知れないものとなり、断じてこれ以上の拡
大を許してはならない。また、
こうした事態に対して、毅
然とした態度で、国際社会とともに厳しい姿勢で臨まな
ければならない。
よって、瀬戸市議会は、北朝鮮の軍事挑発行動を厳し
く非難するものである。ついては、政府において、下記の
事項をおこなうべきである。
記
1 事態の拡大を招かないよう対処すると同時に、朝鮮
半島の恒久平和に向けて、国際社会との連携により
あらゆる外交努力を尽くすこと。
2 国連で非難決議などを行うよう早期に協議すること
を求めること。
3 在韓邦人の保護に政府は万全の措置をとるよう韓国
政府に要請すること。
以上、決議する。
■環境にやさしい事業所登録制度について
議会運営委員会視察報告
昨年の10月28日と29日、福島県須賀川市と栃木県那
須塩原市を視察しました。
須賀川市では平成19年から1年間、議会改革調査特
別委員会を設置し、議会のあり方、委員会制度などを調
査研究し、議会の改革を進め、
6件27項目にわたる調査
報告を議長に提出されました。主な協議項目として、費
用弁償の廃止、政務調査費の積極的公開、議会広報委員
会設置がされました。また、一問一答方式を昨年の12月
定例会から試験的に行い、来年6月定例会から導入され
るとのことです。
那須塩原市では、議会活性化全般について検討する
ために、任意の議会活性化検討委員会を立ち上げられま
した。そして、平成21年改選後の6月定例会において議
会活性化検討特別委員会が設置され、議会活性化を検
討しながら、最終的には任期が終了する平成25年4月の
改選までに基本条例の制定を目指しているとのことでし
た。両市とも合併による議会の統合、整理の必要性があ
ったものの、市民に見える議会を目指し、精力的に委員
会を立ち上げ改革に取り組まれていました。
その2
環境にやさしい事業所登録制度は、
I
SO14001の認証取
得のような費用負担がなく、無料で登録できるのがメリット
です。また、事業所内での環境に対する意識が向上し、環境
配慮への取り組みの徹底を図ることができ、経費の削減効
果も期待できます。
また、建設工事入札参加資格の中に
「発注者別評価項目」
という制度があり、市独自の評価点を加算して審査を行って
います。その評価項目として、
I
SOの認証取得、環境にやさし
い事業所登録制度の登録もあり、入札にも環境への取り組
みが重視されている点が特徴であり、参考になりました。
■新消防庁舎について
丸亀市の新消防庁舎は最新の機器を導入し、通信司令室
で119番を一元的に受け付け、的確・迅速に消防車などに
指令をしています。また新庁舎は、丸亀市らしく自然エネル
ギーを活用した
環境にも配慮さ
れた庁舎となっ
ています。防 災
展示コーナーも
設置されており、
楽しんで防災知
識を身につける
ことができます。
都市活力委員会視察報告
平成22年7月13日
(火)
岡山県新見市
平成22年7月14日
(水)
岡山県津山市
■新特産品開発事業について
■つやま新産業創出機構による
農工連携について
新見市では、休耕田の有効活用として、
どじょうの養殖を
視察しました。近年、農地を貸すという仕組みが脚光を浴
びていますが、農作物を作るという考え方からは離れてい
ません。
しかし、水田を生き物の養殖に使うという発想は、
休耕田の有効利用を考える上での可能性を大きく広げる
ことを示唆していました。実際に生産組合の組合長さんに、
田んぼで養殖するどじょうを見せて頂きましたが、
うなぎと
間違える程の大きなどじょうも存在し、今までのどじょうの
イメージを変えるものでした。新特産品開発事業として県
立新見高校
への委託事
業 で は 、ミツ
バチ養蜂調
査試験、多行
松育苗調査
試 験 、畑わさ
び栽培調査
研究が行わ
れていました。
どじょう養殖場の視察
津山市では、人づくり事業
「つやま産業塾」
と
「つやま新
産業創出機構」
を視察しました。つやま産業塾は、新しい次
代を担うリーダーの育成を目標に、
「学びは真似び」
という
キャッチフレーズで開設され、現在は経営能力開発に一本
化し運営されています。つやま新産業創出機構では、選択
と集中という概念を具現化するために、意欲と能力のある
企業、事業者、農業者の連携による新技術開発や、商品開
発から販売開拓までを一体的に育成する支援が行われて
います。特徴としては、同市内の中小企業個々のスキル
アップだけでなく、連携による地域全体のレベルアップを
目指しています。
両市ともに共通することは、厳しい経済環境の中で、地
域産業を将来につなげていくためには、既成概念を破り、
個の利益だけにとらわれず、失敗を恐れず、新しい事に精
力的に取り組むという姿勢でありました。本市の産業施策
を推進させていく上でも、非常に多くのヒントを得られた
視察でありました。
平成22年12月17日 瀬 戸 市 議 会
10
11