KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 2 0 0 3 年 1 1 月 2 7 日 第 三 種 郵 便 物 承 認 ( ・ ・ ・ 8 の 日 ) 発 行 四 せつ 十 二 新しい年になりました。 ~あけましておめでとうございます。~ とし ねん とし とし どんな年だったのかな?2005年と とし とし いう年は。いい年でしたか?なんだかあっ ま おも わたし という間でしたね。と、思うのは私だけ... [a\happy\new\year] 2 6 二 あたら とし 毎 月 1 2 回 4 立 ほく ほくせつ通信 自 つうしん つ 生 活セ ター 十四 2006 年 1 月号 自立 生活 セン ター ン ほくせ ~ もくじ ~ じりつしえん ○ 自立支援について・・・・・・・・・・P2 ○ つながりまつり・・・・・・・・・・・・P3 じりつ へ や ○ 自立の部屋 ・・・・・・・・・・・・P4 じりつしえんほう ○ 自立支援法とノーマライゼーション・・・・P5 ことし ほうふ ○ 今年の抱負・・・・・・・・・・・・・P6 しょうがいしゃじりつしえんがくしゅうかい ○ 障害者自立支援学習会 ・・・・・・・P7 KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 じりつ しえん 自立支援について じりつ せいかつ つた ~ 自立生活を伝えていくために ~ じゅうどしょうがいしゃ ちいき く あ まえ むずか あ まえ 重度障害者が地域で暮らす。当たり前のことだが、なかなか難しいことだ。当たり前の しゃかい ことなんだが、それができないのがこの社会である。 くに ちいき いこう すいしん かね りゆう はたら はたら しょうがい 国では地域移行を推進しながらも、お金がないという理由で働きたくても働けない障害 しゃ かね ふたん しちょうそんまか せいど つく 者からお金を負担させ、市町村任せにする制度を作ったり。どういうことだろう? わたし ねんまえおかやま しせつ おおさか で じりつせいかつ はじ しせつ けいけん 私も8年前岡山の施設から大阪に出てきて自立生活なるものを始めたが、施設では経験 たの くや たいけん とき できないこと、楽しいこと、悔しいこと、いたいこと、たくさん体験した。時にはしんどくなっ いき かず ふ で おも せま しゃかい てため息の数がちょっと増えたが、それでもやっぱり出てよかったと思う。狭い社会では おお けいけん おお わからないことが多いし、経験は大きい。 いま しせつ ざいたく じりつ ひと 今、施設からと在宅から自立したいという人 そうだん しえん じぶん しえん がわ の相談、支援をしている。自分が支援する側に おも わたし けいけん まわるとは思わなかったが、私も経験している たの たいへん つた いっしょ べん 楽しさと大変さを伝えることができ、一緒に勉 きょう かいごしゃ あつ いえさが かぐ そろ 強できる。介護者集め、家探し、家具を揃えた あいさつまわ すべ はじ しん り、挨拶回り、いろんなこと全てが始めてで新 せん で たいへん こんなん 鮮だろう。出てからもいろいろ大変だが困難に めげないでほしい。 で じゆう す おも たいせつ 出たい、自由に好きなことをしたいという思いを大切にしながら、できるだけベストの じょうたい じりつせいかつ いっしょ がんば おも 状態で自立生活をスタートさせてあげたい。というよりは、一緒に頑張りたいと思う。 やま たに いま ふたり じりつせいかつ おく ほんにん わたし 山あり、谷ありだが、今の二人が自立生活を送れるようになれば、本人はもちろん私も じしん おも わたし おお ちから 自信がつくかな?と思っている。私にとってもこれはこれからの大きな力になる。 いま わたし じりつせいかつ たの くる たいけん つた じゆう せきにん 今の私にできること、自立生活の楽しさや苦しさや体験を伝えること。自由と責任。 じぶん じしん く せいかつ おく そして、自分自身も悔いのない生活を送ること。 おも かつどう きょう ごろ いっしょ がんば そう思いつつ活動している、今日この頃ですね...みんな一緒に頑張ろうね。 KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 四 十 二 つ せ く ほ り つ in がりま つな がつ にち にちようび まいとしこうれい しゅさい さんか しえんひ 10月17日 ( 日曜日 ) 毎年恒例の ぽぽんがぽんサン主催のつながりまつりに参加 支援費に ねんれんぞく しゅってん なってから2年連続の出店となりました。 ことし きょねん こと けってい おもわくどお かんばい たっせい るい 今年は去年できなかったフランクフルトをやる事に決定し 思惑通りの完売達成 !! ドリンク類も う き がんば か い ひとで た たいへん 売り切り 頑張った甲斐がありました。( あまったらヤバかこったい ) しか~し 人手が足りず大変 てつだ ひと たの おだ ふんいき はんばい じょじょ でした。手伝ってくれた人で「楽しく」をスローガンに和やかな雰囲気で販売してたのですが徐々 あっぷ や こ がはっ う お てへっ にペースUP↑↑ 焼くわ !! 焦げるわ ( 笑 )!! 売るわ !! 落とすわ ( 笑 )!! ひっし もぉ必死 !!( あっスローガンなんかなっ かん じ まえ かんばい かた ^^;) こんな感じで3時前に完売しました。 ほか だんたい しゅってん だ もの あと 他の団体サンの出店や出し物など み まわ ゆっくり見たかったのですが 回れなかった。 きょねん まわ しゅってん たしか去年もあまり回れなっかたので出店す そ しゅくめい ことし きょねん ると其れが宿命かな?ともあれ 今年は去年よ よ らいねん ことし うえ り良かったなので 来年は今年より上をめざし じゅんび はんばい めざ 準備も販売もパーフェクトを目指します !! こんかい 今回つながりまつりで フランクフルトを こうにゅう 購入してくださった方 ありがとうございまし らいねん お い てい た 来年はもっと美味しいフランクフルトを提 きょう きたい 供しまーす。期待してくださーい。 { } ~ & 9 r @ w / @ q drg@qo\ KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 だい い か 1 へ や 屋 部 の 立 自 つ じ り やまだ ちえこ 山田 千恵子 なにか おも ことしいそが かつどう う~ん何書こうと思いつつ、今年忙しかったなぁ。活動も、プライベートも。 おんがく き き ん き はまさき ねんまつ ひらい けん でも、けっこう音楽聴いたし、KinKiはもちろん、浜崎、ゆず、コブクロ、年末には平井堅にはまっ ほん ことし よ ています。本は今年はけっこうドキュメンタリーも読んだかな? じりつせいかつ はじ ねんめ とつにゅう つづ おも ことし とく ま 自立生活を始めて8年目に突入しましたが、よく続いたなぁという思いと今年は特にあっという間 ことば かぎ だった、この言葉に限ります。 にじゅうよん こんご じりつしえん ちから い よてい わたし ねんまえ じりつ というわけで、ほくせつ二十四も今後自立支援に力を入れる予定なので、まずは私の8年前の自立 せいかつとうしょ か つづ もの こんご しだい 生活当初のことを書くことにします。続き物になるかどうかは今後次第ということで... わたし じりつ せいかつ はじ ねん がつ にちどようび あつ ひ く 私が自立生活を始めたのは、1998年8月29日土曜のまだ暑い日だった。奇しくもあとではまっ ふゆ たんじょうび てしまう「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンの誕生日だった。 ちいき せいかつ だい なか つうしんきょういく う 地域で生活したいとは20代の半ば、通信教育を受けているとき ばくぜん かんが ぐたいてき なに から漠然と考えてはいたが、具体的には何もなかった。それにする じもと おかやま おも おおさか く おも のだったら地元岡山でと思っていたので、大阪に来るとは思わなか いま かげん おおさか そ った。今はもういい加減大阪に染まってしまったが。 じりつせいかつ おも う しせつ 自立生活をしたいと思ったきっかけは、生まれてからずっと施設 だいがく い なん しごと だったし、大学まで行かしてもらい、これから何か仕事ができたら あわ きたい はたち じぶん なに にんげん めいわく と淡い期待があった。20歳までは自分は何もできない人間、迷惑 い おも いま おも かけないように生きていければと思っていた。ホント今から思えば こ しょうじょ しん いい子で、おとなしい少女だった。たぶん信じてもらえないよね。 ほう しせつ せいかつ らく ほんらい わたし だけど、その方が施設での生活は楽だった。でも、本来の私ではな かったかも... じごう いま いそが たの なや あとは、次号でということで。とにかく今は忙しく、楽しく、悩みながらやっている。 KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 じりつ しえん ほう 自立支援法と 「ノーマライゼーション」 おおくま ゆ き こ ~ 大熊由紀子さんのホームページから ~ しょうがいしゃふくし せんもんか おおくま ゆきこ ことば う おや 障害者福祉の専門家・大熊由紀子さんが、「ノーマライゼーション」という言葉の生みの親 いちご いちえ あ ねん であるニルス・エリック・バンクミケルセンさんに一期一会で会われたとき(1989 年)のこ か ようやく しょうかい とをホームページに書いておられますので、要約してご紹介します。 ことば とも く おも たん せいしんろん 「ノーマライゼーション」という言葉は、「共に暮らす思いやり」といった単なる精神論では しょうがい おも おく けんり しゃかい ほしょう せき なく、 「どんなに障害が重くてもノーマルライフを送る権利がある。社会はそれを保障する『責 にん しゃかい へんかくろん ごかい 任』がある」という社会の変革論だということです。(ここで誤解のないように、バンクミケ ことば い み お ひと ルセンさんは、 「ノーマライゼーションという言葉の意味は、ハンディキャップを負う人を『ノー ひと ひと まる う ふつう せいかつじょうけん ていきょう マルな人』にすることではなく、その人たちを丸ごと受け入れて『普通の生活条件』を提供す い ること」と言っています ) ねん しんにゅう バンクミケルセンさんは、1940 年にナチスドイツがデンマークに侵入したとき、レジスタ うんどう さんか たいほ きょうせいしゅうようじょ い しゅうせん かいほう ンス運動に参加し、逮捕されて強制収容所に入れられました。終戦で開放されたあと、1946 ねん かいしゃしょうしょくいん ちてきしょうがいしゃ しせつ たんとうしゃ とうじ おおがた 年に社会省職員となり、知的障害者の施設の担当者になりました。当時はデンマークにも大型 しせつ かしょ しせつ せいかつ しゅうだん しょくじ しゅうだん さぎょう しゅうだん 施設が 10 箇所ほどあったそうです。施設の生活は、集団で食事をして集団で作業をして集団 ね あさ ばん おな かお じゆう そと で なに なに わたし きょうせい で寝る。朝から晩まで同じ顔ぶれ。自由に外に出られない…。「何かがおかしい。…私が強制 てき い しゅうようじょ に ぼうこう ぎゃくたい さつ 的に入れられていたナチスの収容所と似ている」( 暴行や虐待や殺りくがあったわけではない けれど )…。 せいりつ しょうがいしゃじりつしえんほう にほん こっか しょうがいしゃ ほしょう このたび成立した障害者自立支援法は、日本の国家がノーマルライフを障害者にもっと保障 ほうこう む こうたい する方向に向かうのか?それとも後退させるのか? はしもと りょうすけ 橋本 良介 KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 2006 ふ ほう 負 抱 の し こと ことし じりつ 今年こそ自立がしたい !! ことし にゅういん にゅういん ことし 今年は入院しないように 来年は入院しないように ひらせ てるゆき 平瀬 輝幸 いちねんかん がんば がんば いちねんかん 一年間頑張ります。 おむら けんじ けんじ おむら 小村 憲嗣 健嗣 く いちねん おく 悔いのない一年が送れますように 後悔のない一年が送れますように !! やまだ ちえこ 山田 千恵子 めんきょ 免許をとるぞ !! としやま きよみ 利山 聖美 たの ささ あ く みんなで楽しく支え合って暮らせる いちねん 一年でありますように こと やりたい事やる ! はしもと りょうすけ 橋本 良介 いちねん す なんでもありの一年を過ごしたい。 なんでもありの‥ やまだ ことし げんき にゅういん 今年も元気で入院しませんように しょうご 山田 省吾 むらた けいご 村田 敬吾 きそく ただ ただ せいかつ さんしょく せいかつ さんしょく きそく た た 1.規則正しい生活をする (( 三食きちんと食べる 三食きちんと食べる)) す ひと やきにく い 好きな人と焼肉行くぞ !! こうどう こうどう 2.テキパキ行動できるようになる や や やまうち きよひろ きよひろ やまうち てっちゃん 3.痩せる !! 山内 清広 ! \} {\/x@p! \:@g7p ワンワン ニャンニャン いとう たけし かみ たいせつ たいせつ かみ 1:「髪を大切に♪」 や○うちくん や○うちくん 伊東 毅 たいじゅう ふ ふ たいじゅう 2:「Y内君みたいに体重を増やすっ♪」 ウスイ カズアキ きょねん つーか しあわせ けい 去年より happiness もーど系で いしい としお KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 ねん がつ にち おお とうじしゃ はんたい お き 2005 年 10 月 31 日、多くの当事者の反対を押し切って し ょ しょうがいしゃ じりつ しえんほう せいりつ じりつしえん しょ う が い し じりつ さま もんだいてん してき ゃ 障 障害者自立支援法が成立しました。「自立支援」と称 害 しながら、自立を妨げるさまざまな問題点が指摘 者 されて います。障害をもつ人・もたない人、いろ 自 んな人が、人権 を大事にする意識と営みを育てあって 立 きた地域社会の状況 を後退させないためには、今後の 支 政省令と自治体の施策に 当事者を中心とする市民の 援 声をより反映させていかなけ ればなりません。その 法 ためには、まずあらためてこの法律 の問題点の把握 学 が必要です。そこで、共に学び、交流する 機会を作り 習 たいと思い、この学習会を企画しました。 会 しょうがい ひと ひと ひと じ り じんけん だいじ つ いしき いとな そだ ちいき しゃかい じょうきょう こうたい こんご せいしょうれい し し え え ん じちたい しさく ん とうじしゃ ちゅうしん しみん ほ ほ う う こえ はんえい ほうりつ もんだいてん はあく ひつよう とも まな が く し ゅ こうりゅう う か い きかい つく おも がくしゅうかい きかく ぜ ひ さんか 是非ご参加ください。 こうし いのうえ たいじ おおさかしょうがいしゃ じょうむ りじ 講師 井上泰司さん(大阪障害者センター常務理事) しゅわ つうやく (手話通訳あり) かいさい にちじ ねん がつ にち ど きゅう ごご じ ふん じ ふん 開催日時 2006 年2月11日(土・休)午後6時 15 分~7時 45 分 かいじょう いばらきし ふくしぶんかかいかん ごうしつ 会場 茨木市福祉文化会館302号室 さんかひ えん しりょうだい 参加費 500 円(資料代) しゅさい いばらき しょうがいしゃ じりつしえんほう かんが かい だいひょう やまだ ちえこ 主催 茨木の障害者自立支援法を考える会(代表:山田千恵子) といあわ さき 【お問合せ先】 にじゅうよん たんとう はしもと ・ ほくせつ二十四 (担当:橋本)TEL072−638-1466 FAX072−638-1633 ・ ぽぽんがぽん (担当:太田)TEL072−623-9202 FAX072−623-9203 たんとう おおた KSKT ( ほくせつ通信 No.16) 第三種郵便物承認 通巻第 293 号 2006 年 1 月 26 日発行 登録ヘルパー募集中!! 当事者主体のアットホームな事務所です お気楽にご連絡ください 072-638-1466 ( 担当橋本 ) おわりに こんかい つうしん じゅうじつ き じ 今回の通信も充実した記事にしたつもり ですが、 どうでしたか? にじゅうよん これからもほくせつ二十四はほくせつらし かつどう く活動していきます。 しえん ねが ご支援のほどよろしくお願いします。 しーあいえる ぶもん しんだいひょう わたし やまだ CIL 部門の新代表に私、 山田 なお、 CIL ち え こ あらた ほう 千恵子がなりましたことここで改めてご報 こく あいさ 告し、 挨拶します。 2 0 0 3 年 1 1 月 2 7 日 第 三 種 郵 便 物 承 認 毎 月 1 2 回 ( ・ ・ ・ 2 4 特定非営利活動法人自立生活センターほくせつ二十四 編集人 〒567-0824 茨木市中津町3-26 Fax 072-638-1633 E メール 携帯 090-1224-2052 [email protected] 8 の 日 Tel 072-638-1466 6 ) 発行人 関西障害者定期刊行物協会 〒536-0023 大阪市城東区東中浜 2-10-13 緑橋グリーンハイツ1F 定価 50円 発 行
© Copyright 2024 ExpyDoc