(参考資料2) 「平成22年度津波避難訓練」における災害用伝言ダイヤルの運用について NTT西日本静岡支店は、災害用伝言ダイヤルを広く皆様に知っていただき、災害時にスムーズに ご利用していただくため「平成22年度津波避難訓練」に合わせて利用体験を目的とした運用を行い ます。 1.災害用伝言ダイヤルの概要 災害用伝言ダイヤルは、地震や風水害等による災害が発生して、被災地等に安否確認の電 話が殺到して、通話がかかりにくい状態(ふくそう状態)になった際にも、被災地内の家族、親戚、 知人等と連絡をとれるようにする手段として、自宅の電話番号等をキーに伝言の録音及び再生 という形での通信を可能にするものです。 ご利用方法は、「171」をダイヤルし、後は利用ガイダンスに従って伝言の録音や再生を行い ます。 なお、この災害用伝言ダイヤルは、平成7年の阪神・淡路大震災を教訓に開発を行い、平成1 0年3月から提供を開始しており、平成21年8月11日発生の駿河湾地震では録音7,579件、 再生14,589件のご利用をいただいています。 2.今回の利用可能期間 平成22年7月3日(土)及び7月4日(日) の2日間(両日とも午前 0 時~23 時 30 分まで) ※静岡県内のみの運用となります。 3.ご利用条件 利用可能地域 登録可能電話番号 伝言録音時間 伝言保存期間 蓄積伝言数 今回の利用体験の場合 静岡県内 静岡県内 (自宅等の NTT 電話番号) 30秒 6時間 最大10伝言 実際の災害時 全国 被災地およびその周辺(都道府県単位) (自宅等の NTT 電話番号) 30秒 48時間 被災規模に応じ、1~10伝言に設定 * 携帯電話・PHS(一部の事業者を除きます)からも利用できます。 * なお、毎月1日と正月三が日においては全国で運用しており、利用可能時間24時間、伝言保存時間も6時間となって いますので、あわせてご利用願います。 4.ご利用にあたっての留意点 ① 家族や知人との間等で、登録の際の「キーとする電話番号(自宅電話番号等)」を予め決め ておいて下さい。 ② 限られた録音時間内(30秒)で的確に情報を録音できるようお話し下さい。 「録音された伝言」は登録電話番号(「キーとする電話番号」)に自動的に通知されるものではなく、 伝言の受信側が“再生”することにより、情報が伝達されます。 5.その他 「171」ご利用にあたっては、発信地域から伝言登録電話番号の地域までの通話料金(通常電 話をおかけになる場合と同様の料金)がかかります。 *例えば、東京の電話番号をキーに静岡から伝言を録音・再生する場合、静岡-東京間の通話料金がかかります。 災害用伝言ダイヤルの基本的操作方法 「171」をダイヤルし、利用ガイダンスに従って伝言の録音、再生を行って下さい。 「忘れてイナイ(171)? 災害伝言171」 と覚えて下さい。 1.伝言の録音 ①サービス番号「171」をダイヤル(次のガイダンスが流れます) こちらは災害用伝言ダイヤルセンタです。 録音される方は1、再生される方は2、暗証番号を利用する録音は3、暗証番号を利用する再生は4を ダイヤルして下さい。 ② 「録音」を指定する「1」をダイヤル 被災地の方は、ご自宅の電話番号、または連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダ イヤルして下さい。 被災地域以外の方は連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルして下さい。 ③ 「ご自宅の電話番号」または「連絡を取りたい被災地の方の電話番号」を市外局番からダイ ヤル ④ ガイダンスに従い、30 秒以内で録音 2. 伝言の再生 ① サービス番号「171」をダイヤル(次のガイダンスが流れます) こちらは災害用伝言ダイヤルセンタです。 録音される方は1、再生される方は2、暗証番号を利用する録音は3、暗証番号を利用する再生は4を ダイヤルして下さい。 ② 「再生」を指定する「2」をダイヤル 被災地の方は、ご自宅の電話番号、または連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダ イヤルして下さい。 被災地域以外の方は連絡を取りたい被災地の方の電話番号を市外局番からダイヤルして下さい。 ③ 「ご自宅の電話番号」または「連絡を取りたい被災地の方の電話番号」を市外局番からダイ ヤル ④ 新しい伝言から順に再生 3. 利用可能な伝言数をオーバーした場合 伝言の録音時に次のガイダンスが流れます。 お預かりできる伝言の数を超えていますので、新しい伝言はお受けできません。
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