「消化管 濾胞性 リンパ腫における sIL-2R 値測定の意義に関する研 究

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ろほうせい
「消化管 濾胞性 リンパ腫における sIL-2R 値測定の意義に関する研
究」へご協力のお願い
-平成
12年 1 月 1 日~平成
25年 9 月25日までに当科において濾胞性リンパ腫の診察を受けられた方へ
-
研究機関名 岡山大学病院
責任研究者 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻病態機構学講座
消化器・肝臓内科学分野 教授 山本 和秀
分担研究者 岡山大学医学部 客員研究員 岩室 雅也
岡山大学病院 光学医療診療部
教授 岡田 裕之
1.研究の意義と目的
悪性リンパ腫患者さまの診療において、可溶性インターロイキン 2 レセプター(sIL-2R)は腫瘍の増大や縮
小を反映する「腫瘍マーカー」として広く利用されています。しかしながら、消化管に病変を有する濾胞性
リンパ腫患者さまの診療において、sIL-2R値の役割は現在までに十分明らかとなっていません。
本研究では、消化管に病変を有する濾胞性リンパ腫患者さまにおいて、 sIL-2Rの値と各種の臨床的特徴
( 病期や他の血液検査値など ) の関連について検討し、消化管病変を有する濾胞性リンパ腫患者さまの診療
におけるsIL-2R値の意義を以下の共同研究機関とともに明らかにすることが目的です。
<共同研究機関>岡山済生会総合病院、尾道市立市民病院、津山中央病院、香川労災病院、三豊総合病院、
香川県立中央病院、住友別子病院、福山市民病院、広島市立市民病院
2.研究の方法
1 ) 研究対象:
岡山大学病理部のデータベースをもとに、平成12年 1 月 1 日~平成25年 9 月25日までに内視鏡検査もしく
は外科切除にて病理学的に濾胞性リンパ腫と診断された方50人 ( 岡山大学ではそのうち15人 ) を対象としま
す。
2 ) 研究期間:
平成25年10月22日~平成26年 3 月31日
3 ) 研究方法:
sIL-2R値、性別、年齢、 WHO 分類グレード ( 病理学的な分類 ) 、病期分類 ( リンパ腫病変の広がり ) 、
血液検査値(LDH値、Hb値 ) 、CT検査での所見、 PET 検査での所見などについて検討します。また治療経過に
応じたsIL-2R値の変動についても検討します。
本研究では対象となる患者さんの平成25年 9 月25日までに実施済みの臨床検査 ( 血液検査や画像検査な
ど ) の結果のみを用います。すなわち、過去のカルテデータ、血液データ等のみを使用し、新たな血液やデ
ータは取得いたしません。
4 ) 調査票等:
研究資料にはカルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、あなたの個人情報は削除し匿
名化し、個人情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・ 年齢、性別、家族歴、既往歴
・ 診察所見、治療内容、血液検査や画像検査などの検査データ、手術記録、ウイルス検査データ
5 ) 情報の保護:
※項目を選択する場合は,□は■に塗りつぶすこと。
-1 ※句読点は「,(カンマ)」と「。(マル)
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調査情報は岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科 病態制御科学専攻病態機構学講座 消化器・肝臓
内科学分野で厳重に取り扱います。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピュータに保存
し,その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
調査結果は個人を特定できない形で関連の学会および論文にて発表する予定です。
この研究にご質問等がありましたら下記までお問い合わせ下さい。
診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。
<問い合わせ・連絡先>
岡山大学病院 消化器内科
氏名:岩室 雅也
電話: 086-235-7219( 消化器内科 ) ファックス: 086-235-5991( 消化器内科 )
※項目を選択する場合は,□は■に塗りつぶすこと。
-2 ※句読点は「,(カンマ)」と「。(マル)