平成19年度研究テーマ - 大阪府立産業技術総合研究所

平成19年度研究テーマ
(1)特別研究等(特別・中核・指定)
国等の委託・補助等にかかわる特別研究を 14 件、府内産業の中核的技術課題を大学・企業と共同で解決し
て実用化・製品化を目指す中核的研究を 5 件、新技術・新製品開発の誘発や産業において有用・重要と思わ
れる応用技術を目指す指定研究を 2 件実施します。
研究種別
研究題目
主管部
期間
専門系
特別研究 ガラス光学素子成形の信頼性 H18-H21 加工成形
機械金属部 保証技術高度化及び金型製造
金属表面処理
技術革新
研究の最終目標
ガラスモールド用金型を切削加
工のみで製作するプロセス技術
を確立
特別研究 高精度金型加工を目指した超
H19
加工成形
機械金属部 精密加工機のための環境補正
環境(特に気圧)変化に基づくレ
ーザ測長誤差を補正する装置の
装置の実用化
実用化
特別研究 革新的低温表面熱処理技術と H18-H19 金属表面処理
機械金属部 ステンレス鋼の耐食・耐摩耗
耐食性を低下させずにステンレ
ス鋼を表面硬化させる低温プラ
部材開発
ズマ窒化および浸炭技術の確立
特別研究 三次元ナノ階層構造形成技術 H17-H19 電子・光材料
情報電子部 による高度機能部材の開発
光回路、生体素子、機能性微粒
子等を三次元的に配置する立体
成型技術の確立
特別研究 超伝導ナノファブリケーショ H15-H19 電子・光材料
情報電子部 ンによる新奇物性と応用
特別研究 省エネ型白色 LED 照明器具の
ほう化物超伝導体微細加工と中
性子検出
H19
電子・光材料
情報電子部 普及促進のための低コスト化
白色LEDによる照明の高効率
化のための開発
技術開発
特別研究 超短パルスレーザを用いた電 H18-H19 制御情報
情報電子部 子部品用微細トリミング金型
加工成形
の開発
リミング金型加工システムの開
発
特別研究 高齢者にとって気付きやすい
情報電子部 音の設計と開発
超短パルスレーザによる微細ト
H19
信頼性・生活科学 音情報の高齢化社会における安
-心理面と
生理面からのアプローチ特別研究 広領域で耐環境性の優れたマ H18-H19 電子・光材料
情報電子部 イクロ圧力センサの開発及び
全・安心を優先した生活への寄
与
複合窒化物薄膜を感応部に用い
た真空センサシステムの製品化
真空計測・制御システムへの
応用
特別研究 超音波による高温・高圧・濁 H18-H19 電子・光材料
情報電子部 水中の 3 次元映像化技術の実
用化
水中用ロボットの視覚センサと
して実用化
特別研究 ナノカーボン材料の応用技術 H17-H19 化学材料
化学環境部 に関する研究
繊維応用
ナノカーボン材料大量供給拠点
として大阪府内の産業の再生・
信頼性・生活科学 活性化
加工成形
環境・エネルギー・バイオ
特別研究 機能性材料に対応した高機能 H18-H21 化学材料
化学環境部 化学合成技術の開発
単層型で高効率発光を可能とす
るポリマー型電界発光デバイス
の開発
特別研究 超音波を用いた芳香族ポリア H17-H19 化学材料
化学環境部 ミド微粒子の創製およびその
分散安定性、熱的特性や力学的
特性など制御
機能制御
特別研究 有機/無機複合化によるウニ
H19
化学材料
化学環境部 状 TiO2 微粒子光触媒の調製と
高活性でかつ高いハンドリング
性を有する光触媒の開発
その高活性化
中核的研究 温室効果ガス削減に寄与でき H18-H19 金属材料
温室効果ガス削減に寄与できる
機械金属部 る 新 し い 密 閉 型 浸 炭 炉 の 開
新しい浸炭熱処理法の開発・実
発・実用化に関する研究
用化
中核的研究 球状バナジウム炭化物材料の H18-H19 金属材料
溶製材の中で最も高硬度である
機械金属部 実用化に関する研究
特殊な高速度鋼にも代替可
金属表面処理
中核的研究 精密プレス加工用金型および H19-H20 金属表面処理
微細孔硬質膜ならびに DLC 膜を
機械金属部 高速しゅう動部品への高潤滑
適用した実製品の開発
金属材料
性硬質膜の適用に関する研究
中核的研究 高性能発熱体の開発
加工成形
H18-H19 化学材料
化学環境部
従来品に比べて高温使用が可能
信頼性・生活科学 で自己温度調節機能を有する発
熱体の製造技術の確立
中核的研究 機能集積型マイクロチップデ H17-H19 化学材料
機能集積型マイクロチップデバ
化学環境部 バイスの開発ならびに周辺技
皮革応用
イスおよび微小ベッセル(バケ
電子・光材料
ツ)作製技術の開発
術の構築
金属表面処理
指定研究 高分子材料表面への成膜技術 H18-H19 電子・光材料
情報電子部 の開発
プラスチックや高分子フィルム
上への成膜および有機材料上へ
の低ダメージ成膜技術の開発
指定研究 ポリイミド系高性能膜の開発 H18-H19 化学材料
化学環境部 と燃料電池への応用
パーフルオロスルホン酸系膜よ
電子・光材料
り優れた性能を有する電解質膜
金属表面処理
の作製
(2)先行研究等(先行・支援・発展)
先行研究は企業で実用に供される技術を開発する研究で、新しい技術力を確保するとともに、大型研究事
業に発展させることを意図しています。支援研究は所の技術力を維持・向上していくための研究で、指導相
談・依頼試験・受託研究等の支援業務において新規サービスや質的向上に資することを意図しています。ま
た、発展研究は所技術シーズの実用化促進、若手研究員のレベルアップを目的として実施します。
◆新製造技術分野:37 件((1)の特別研究等 19 件を含む)
製品の高機能化・高付加価値化に対応できる高効率の先端型ものづくり技術を支援していくため、超精密
加工・成形技術、材料や部品・製品の表面改質・特性改善技術、さらに新機能性材料の開発を可能にする構
造制御・微粒子化技術、新規機能性デバイスの開発を図る超微細加工技術などに関する研究開発を推進して
いきます。
研究種別
研究題目
主管部
期間
専門系
先行研究 金属材料の変形状態・摩擦特 H18-H19 加工成形
機械金属部 性に及ぼすプレスモーション
研究の最終目標
プレスモーション制御による難
加工材の高精度成形
の効果に関する検討
先行研究 超精密切削におけるダイヤモ H19-H20 加工成形
機械金属部 ンド工具の熱化学的摩耗の抑
超精密切削におけるダイヤモン
ド工具摩耗を抑制できる通電切
制に関する研究
削技術の開発
先行研究 鉄鋼系粉末による高強度・高 H18-H19 加工成形
機械金属部 硬度 RP 造形技術の開発-合金
実用化を目指したプレス金型や
機械部品の造形
鋼粉末への適用性の検討-
先行研究 放電/研削ハイブリッド加工 H19-H20 加工成形
機械金属部 の高精度化に関する基礎的研
化として、電着ダイヤモンド砥
究
石の機上計測システムの構築
先行研究 摩擦攪拌接合による異種金属 H19-H21 金属材料
機械金属部 接合に関する研究
先行研究 段差乗り越え機構を有する歩
H19
接合の最適条件の探索
制御情報
段差乗り越え・旋回の運動解析
および歩行速度・ハンドルへの
する研究
力を考慮した制御手法の開発
H19
電子・光材料
情報電子部 子のセンシング応用に関する
可能性の提示
先行研究 酸化物材料を用いた光学およ H18-H19 電子・光材料
情報電子部 び電子機能性薄膜の開発
情報電子部 サ向けセンシング材料の開発
複数あるいは連続的に異なる共
鳴条件を実装したセンサの実現
研究
先行研究 誘電ボロメータ型赤外線セン
異種金属接合における摩擦攪拌
加工成形
情報電子部 行支援機の運動性能向上に関
先行研究 超微細周期構造による光学素
放電ツルーイング技術の高精度
可視光領域の透過率および導電
率の向上
H19
電子・光材料
良好なセンシング材料の薄膜化
化学材料
技術による高感度化および低消
費電力化
先行研究 刺激応答型易剥離粘着剤の開 H19-H20 化学材料
化学環境部 発
初期粘着特性を有するが、刺激
により粘着力が低下するような
易剥離型粘着剤の開発
先行研究 新規複合微粒子を用いた機能 H19-H20 化学材料
化学環境部 性塗膜の開発
表面機能性、発色、カプセル化
などの機能性を有する塗膜、薄
膜材料の調製方法の確立
先行研究 ゾル-ゲル法による新規ジル H19-H20 化学材料
化学環境部 コニアの作製と電気的特性の
高効率のイオン伝導体を有する
ジルコニアの作製
評価
先行研究 構造を制御した光機能性を有 H18-H19 化学材料
化学環境部 するシロキサン材料の合成と
有害でない溶媒に高濃度で溶解
し、良好なフィルム形成能を有
応用
する光機能性材料を開発
先行研究 プラズマ重合によるフッ素樹 H19-H20 繊維応用
化学環境部 脂の表面改質
金属材料
マ重合条件の検討、および耐久
金属表面処理
性のあるめっきの作成
支援研究 冷延鋼板における切削バリ抑 H18-H19 加工成形
機械金属部 制技術の開発
支援研究 5軸摩擦攪拌接合装置による
めっきの前処理としてのプラズ
低コストで、バリ発生量を 3 割程
度抑制
H19
制御情報
情報電子部 曲面接合時のツール姿勢の解
FSW による曲面接合時のワーク
に対するツールの姿勢を解析す
析
るシステムの構築
支援研究 皮革製品における品質の信頼 H17-H19 皮革応用
皮革試験所 性向上に関する研究
発展研究 炭素材料への Pt-Ni 合金微粒
劣化を抑制し、革の耐久性向上
および品質の信頼性向上
H19
金属表面処理
機械金属部 子担持方法の開発
各炭素担体へ白金ニッケル微粒
子触媒を高分散に担持させる方
法の確立
◆情報・通信分野:6件
中小企業向けのネットワーク環境やシステム構築、情報管理手法、ネットワーク利用の設計・生産管理、
情報技術を支える画像認識・処理技術、計測制御技術、センサの開発など、府内中小企業の IT 支援に向けて、
ネットワークシステム・情報通信技術、これらを支える計測制御技術に関する研究開発に取り組んでいきま
す。
研究種別
主管部
研究題目
期間
専門系
先行研究 福祉・ロボット向け高機能セ H19-H20 電子・光材料
情報電子部 ンシングシステムの開発
研究の最終目標
3 次元化を含むより精細な情報
を得るためのシステムと信号処
理方法の開発
支援研究 オープンソース CMS によるビ
情報電子部 ジネスコミュニケーションサ
イト構築・運営に関する研究
H19
制御情報
コミュニケーションサイトを運
営し、必要な機能を Geeklog に
フィードバックして中小企業の
情報発信に有効な CMS の開発と
普及
支援研究 直売所向け青果物生産履歴記
H19
制御情報
情報電子部 帳システムの開発
農産物における農薬情報データ
ベース等の直販所で利用可能な
システムと運営体制の構築
支援研究 安心・安全なコミュニケーシ
H19
制御情報
情報電子部 ョンを実現するための情報通
の接続点で排除するシステムの
信基盤技術に関する研究
支援研究 Linux サーバを活用した金属
構築
H19
制御情報
情報電子部 加工業向け生産管理システム
金属加工業向けの生産管理シス
テムの構築、および中小企業の
の開発と導入
支援研究 所内ネットワークの有効利用
迷惑メールをインターネットと
情報化の効率的な推進
H19
制御情報
情報電子部 に関する研究
常にデータを送受信し、リアル
タイムに動画の配信を行えるよ
うなシステムの構築
◆環境エネルギー分野、医療・バイオ分野:8件((1)の特別研究等 1 件を含む)
燃焼・微生物・酵素等を用いた廃棄物の減量化、有害物質の除去技術など環境負荷を低減するため
の処理技術や材料開発、リサイクルの促進技術・省エネルギー技術に取り組んでいきます。バイオ
テクノロジー分野については、酵素利用技術、微生物の利用・制御技術の開発を行っていきます。
研究種別
研究題目
主管部
期間
専門系
先行研究 湿式めっき法による水素発生 H19-H20 金属表面処理
機械金属部 電極の作製
研究の最終目標
Ni-W-P 合金めっき電極の工業用
水素発生電極としての適用
先行研究 哺乳動物由来の抗菌タンパク H18-H19 環境・エネルギー・バイオ化学殺菌剤に代わる、人体や環
化学環境部 質を用いた新しい殺菌技術の
境に優しい新しい殺菌技術の開
開発
先行研究 新規酸化触媒の開発
発
H19
環境・エネルギー・バイオ水に可溶な酸化鉄触媒の合成、
化学環境部
およびヒドロキシラジカル生成
についての機能評価
先行研究 緑化分野における多孔質給水 H18-H19 繊維応用
化学環境部 チューブに関する研究
先行研究 ジオシンセティックスの摺動
美しい景観、大気浄化等の面か
ら緑化の推進
H19
繊維応用
化学環境部 特性に関する研究
繊維材料の形状や物性と HCB の
特性による、斜面部施工におけ
る適用可能勾配の拡大
支援研究 有害化学物質使用規制に関す
H19
環境・エネルギー・バイオ臭素系難燃剤の定量分析法の確
化学環境部 る研究(その 2)
立
-規制対象物質の分離分析-
発展研究 コラーゲン線維を鋳型に用い
皮革試験所 た多孔質無機材料の合成
H19
皮革応用
高表面積を有するシリカや高い
光触媒活性を有する二酸化チタ
ンの合成条件の確立
◆生活(人間工学・安全・福祉)分野:11 件((1)の特別研究等 1 件を含む)
製品の輸送事故を防ぎ信頼性を高める技術、繊維製品等生活用品の機能性を評価する技術等、製品・商品
の信頼性・安全性を高めるとともに、的確に評価できる技術開発を推進していきます。また、生活に密着し、
福祉社会を支える機能性の高い商品開発、人との関係を生理学的な手法によって検討していく商品開発手法
等に関する技術開発を推進していきます。
研究種別
主管部
研究題目
期間
専門系
先行研究 電動義手用人体インターフェ H18-H19 制御情報
情報電子部 イスの研究
研究の最終目標
筋肉の動きを利用した新しい電
動義手の開発
先行研究 褥瘡予防汎用寝具類の開発に H18-H19 信頼性・生活科学 体圧分散性等に優れた性能を有
情報電子部 関する研究
する褥瘡予防寝具類の提案と試
験評価方法の確立
先行研究 人の感性をベ-スにした音の H18-H19 信頼性・生活科学 人の感じ方に考慮したより良い
情報電子部 感覚に関する研究
製品開発のためのツール
先行研究 繊維製品の吸水・吸湿性と皮 H19-H20 繊維応用
化学環境部 膚感覚に関する研究
ヒトが濡れ、蒸れを感知する状
態の明確化、および製品評価技
術の確立
支援研究 狭隘部の X 線応力測定に関す H18-H19 金属材料
機械金属部 る研究
支援研究 鋳鉄の発光分光分析における
H19
理論の構築による応力測定技術
加工成形
の確立
金属表面処理
鋳鉄の成分分析における迅速な
機械金属部 精度向上に関する研究
分析選択による依頼試験の効率
化
支援研究 安全知識の習得を支援するシ H18-H19 制御情報
情報電子部 ステムの開発と評価
状況を把握し改善策を呈示する
システムの構築
支援研究 包装貨物振動試験方法に関す H17-H19 信頼性・生活科学 実振動に近い振動試験が可能な
情報電子部 る研究
金属材料
機器による試験データの相関関
係の検討
支援研究 LS-DYNA を用いた衝撃・振動解 H19-H20 信頼性・生活科学 LS-DYNA(有限要素非線形動解析
情報電子部 析技術に関する研究
ソフト)を用いた衝撃・振動解析
技術の習得
支援研究 音響解析による共振現象検出 H18-H19 信頼性・生活科学 振動試験時の共振現象を音響解
情報電子部 システムの開発
析により検出する手法の確立