小松の森加圧機械設備工事 特 記 仕 様 書 - 大津市企業局

平成26年度
小松 の森 加圧 機械 設備 工事
特 記 仕 様 書
大 津 市 企 業 局
目
次
第1節
総
則
p.1
第2節
小松の森加圧機械設備工事
p.10
第3節
試験及び検査試験
p.12
第1節
第1 節
総
則
1.大津市の発注する建設工事等における暴力団員等による不当介入の排除について
(「不当介入に関する通報制度」の徹底について)
1)受注者は、暴力団員等(暴力団の構成員および暴力団関係者、その他市発注工事等に
対して不当介入をしようとするすべての者をいう。)による不当介入(不当な要求また
は業務の妨害)を受けた場合は、断固としてこれを拒否するとともに、不当介入があっ
た時点で速やかに警察に通報を行うとともに、捜査上必要な協力を行うものとする。
2)受注者は、前項により通報を行った場合には、速やかにその内容を記載した通報書(別
記様式第1号)により所轄警察署に届け出るとともに、監督職員に報告するものとする。
また、受注者は、以上のことについて、下請負人(再委託の協力者を含む)に対して、
十分に指導を行うものとする。
3)受注者は、暴力団員等による不当介入を受けたことが明らかになり、工程等に被害が
生じた場合は、監督職員と協議するものとする。
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別記様式第1号
平成
年
月
日
不当要求
不当介入
滋賀県
警察署長
大津市公営企業管理者
業務妨害
事案通報書
様
様
(報 告 者 )
※
滋賀県
取扱警察
受
注
者 所在地
名
(本社)
電話(
F A X(
)
)
-
-
(現場事務所)
電話(
F A X(
)
)
-
-
電話(
)
-
電話(
)
-
称
代表者
(現場事務所の代表者)
(通報者の職・氏名)
通報者
(対応者)
等
所属会社名
不当介入
の行為者
警察署
課
住
所
所
属
役
職
氏
名
氏
名
役
職
電話(
F A X(
年
月
日
時
分頃
発生日時・ 平 成
場所
〔元請・下請〕(下請の場合は、現場事務所の所在地)
)
)
電話(
F A X(
-
-
)
)
-
-
工 事 件 名
不当介入の
内容・被害
の状況
(警察への通報)
警察への
通報の状況 ( 通 報 先 警 察 署 )
( 通 報 日 時 )
注1
2
3
4
有 ・ 無
滋賀県
平成
警察署
年
月
日
課
時
分頃
第 一 報 は 、こ の 様 式 に 必 要 事 項 を 記 入 し た う え 、所 轄 警 察 署 刑 事 課( 刑 事 第 二 課 )
あ て 電 話 で 行 っ た 後 、そ の 旨 を「 警 察 へ の 通 報 の 状 況 」の 欄 に 記 入 し て 発 注 者 及
び 所 轄 警 察 署 あ て 送 付 ( 電 子 メ ー ル ・ FAX可 ) す る こ と 。
不 当 介 入 の 行 為 者 の 名 刺 、提 示 物 等 の 参 考 資 料 が あ る 場 合 は 、そ の 写 し を 添 付 す
ること。
下 請 負 先( 再 委 託 先 )に お い て 発 生 し た 場 合 で あ っ て も 、必 ず 受 注 者( 元 請 負 人 )
が聞取り調査をして記入し、通報すること。
※の欄は、警察署において記入すること。
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2.適用範囲
本特記仕様書は、小松の森加圧機械設備工事に適用する。な お 、本 工 事 は 、国 庫 補 助
事業である。
3.共通事項
本 工 事 に 使 用 す る 材 料 及 び 各 工 事 に お け る 工 法 、仕 様 等 は 、一 般 仕 様 書 な ど で
示すものの他、各章に示す事項を基準とする。
4.記載外の事項
本 工 事 は 受 注 者 に よ る 責 任 施 工 と し 、本 特 記 仕 様 書 に 記 載 の な い 事 項 に つ い て
も技術上若しくは、施設全般からみて当然必要と思われる内容(措置)を含むも
の と し 、 設 計 図 書 に 関 し て 疑 義 が 生 じ た 場 合 は 双 方 協 議 の 上 、監 督 職 員 の 指 示 に
従うものとする。
な お 、 工 事 施 工 上 当 然 必 要 と 思 わ れ る も の ( 上 記 措 置 を 含 む 。) は 、 受 注 者 の
費用をもって施工すること。
5.施工基準
1)本工事は、工事請負契約約款並びに下記事項を遵守し施工する。
(a)特記仕様書
(b)設計図面
( c ) 水 道 ・ ガ ス 工 事 一 般 仕 様 書 ( 大 津 市 企 業 局 ・ 2014)
(d)水道維持管理指針
(e)水道施設設計指針
( f ) 公 共 建 築 工 事 標 準 仕 様 書 「 機 械 設 備 工 事 編 」「 電 気 設 備 工 事 編 」
(g)滋賀県一般土木工事等工事必携
(h)水道工事標準仕様書(日本水道協会2010)
(i)その他関係法令並びに監督職員が指示する仕様書、各種基準
2)準拠規格
一般仕様書、特記仕様書において規定して記載されたもの以外は、すべて
次の規格および基準に準拠すること。
(a)日本工業規格
JIS
(b)電気規格調査会標準規格
JEC
(c)日本電機工業会標準規格
JEM
(d)電線技術委員会標準資料
JCS
(e)電気設備技術基準
経済産業省令
(f)内線規程
JEAC
(g)電気用品取締法
(h)その他関係法令並びに監督職員が指示する仕様書、各種基準
6.関係法規、責務の遵守
受注者は本工事の施工にあたり、諸官庁の命令指示、水道法、建設業法、労働
基準法、消防法、労働安全衛生法、職業安定法、道路交通法、電気事業法及び関
連法規、規則並びに工事施工に関する協定事項及び用地等許可条件に違反しない
こと。
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7.手続きの代行等
受注者は本工事施工にあたり、諸官公庁、当該電気供給者及び電気通信業者の
検査を受ける場合、監督職員の指示に基づき手続き書類を作成すると共に、すべ
ての手続きを代行し、常に連絡を密にして、設備仕様開始に際し支障のないよう
にすること。ただし、手続書類は提出前に監督職員の承諾を受けること。
8.受注者の負担
本工事に関連する次の事項及び施設に必要な費用は受注者の負担とする。
1)設計図書に明記されていない事項であっても、維持管理上当然必要とするも
の及び施工上欠くことのできない材料及び作業の費用。
2)工事施工において、人畜、物件に損害を与えた場合の補償及び復旧費。
3)各種試験、検査及びそれに必要な写真撮影等に対する費用。
4)工事中に構造物、機械設備等の関係で発生する機器類の位置、配管路の軽微
な変更に要する費用。
9.提出書類
本工事施工にあたっては監督職員と協議の上、施工基準等で定めるものの他、
下記書類を提出すること。
1)施工承諾図
受注者は契約後、監督職員と打合せを行い施工図面および機器図面を作成
す る こ と 。一 旦 、承 諾 を 受 け て も 実 際 に 施 工 上 不 都 合 が あ る と 認 め ら れ る 場 合 、
あ る い は 設 備 上 、機 器 の 変 更 、追 加 等 が 必 要 と 認 め ら れ る 場 合 に は 、監 督 職 員
の指示に従って訂正図を提出し、再承諾を受けた後、製作施工すること。
な お 、監 督 職 員 の 指 示 が あ る 場 合 は 、承 諾 図 返 却 後 、決 定 図 を 提 出 す る こ と 。
2)竣工図
施 工 図 、完 成 図 書 類 は 下 記 の と お り と し 、製 本 に あ た っ て は 、書 類 編 集 等
が容易な2穴バインダー式を採用すること。
(a)図面、機器図、取扱説明書、試験成績書
2部
(b)竣工図書(A4黒表紙)
2部
(c)竣工図書(A4背張り)ダイジェスト版
2部
(d)竣工図書(A1背張り)
2部
( e ) 竣 工 図 書 C D 版 ( dwg、 dxf、 pdf デ ー タ )
1部
(f)その他、監督職員の指示するもの
1式
(g)完成図書保管用ケース
1個
10.保証期間
10.保証期間
本工事の保証期間は、本特記仕様書に明記無き事項については竣工後2か年と
する。
ただし、保証期間を経過した後、根本的に受注者の不備に起因するとみなされ
る事項については、上記と同様すべて受注者負担とする。
11.承諾図書
11.承諾図書
承 諾 図 書 及 び 施 工 承 諾 図 に つ い て は 、本 設 備 の 設 計 、製 作 、施 工 等 の 意 図 を 充
分把握し、現地調査後、監督職員の指示に従い作成するものとする。
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12.施工管理
12.施工管理
1)工事の着手
(a)受 注 者 は、工事着手にあたって着工届、工程表、現場代理人届、主任技術者届等を
提出し承諾を受けること。監 督 職 員 が特に必要と判断した場合は工事費内訳明細書
を提出すること。また、工事期間中に上記の事項を変更する場合は、直ちに届け出て
承諾を受けること。
(b)現 場 代 理 人 は 、 施 工 中 現 場 に 常 駐 し 、 監 督 職 員 と 連 絡 を 密 に し 、 工 事 の
施工管理、材料、機械の保管、並びに現場従業員の管理等に従事するこ
と。
また、問題の処理にあたり即決権を持ち遂行できる者であること。
(c)監 理 ( 主 任 ) 技 術 者 は 、 設 備 技 術 に 関 す る 経 験 豊 富 な 者 で 、 本 工 事 に か
かる技術的事項を総括、指導するものである。
(d)受 注 者 は 、 優 良 な 施 工 と 円 滑 な 行 程 進 捗 を 図 る た め 、 善 良 で 熟 練 し た 従
業員を適正に配置し、整然とした作業を行うこと。
(e)施 工 範 囲 の う ち 、 特 に 注 意 す べ き 施 工 部 分 に つ い て は 必 要 な 資 格 ( 電 気
工事の場合は電気工事士法による電気工事士の資格)を有する者、及び
これと同等以上の技能を有するものにより施工を行うこと。
2)現場用仮設備及び機械
(a)仮 設 備 配 置 計 画
受注者は、工事実施に必要な主要機械設備、電気設備、仮設建物及び材
料 置 場 等 の 仮 設 備 の 実 施 案 に つ い て 、そ の 配 置 設 計 等 を 記 入 し た 計 画 書
を 提 出 し 、監 督 職 員 の 承 諾 を 受 け な け れ ば な ら な い 。こ れ ら を 変 更 す る
場合も同様とする。
(b)施 工 用 機 械 器 具
(イ)施工用機械器具は、すべて受注者が用意するものとする。
(ロ)機械器具は、十分な性能と耐久性を有するもので、常に整備点検
を入念に行い、使用にあたって性能の支障等による工事の遅延を
生じないよう留意しなければならない。
(ハ)機械器具の機種、性能、台数等を監督職員が指定した場合、これ
と異なるものを使用するときは、承諾を得なければならない。
3)工事施工中の管理
(a)工事日報
監督職員の指示する内容により、予定表及び実績表を毎日提出するこ
と。
(b)記録及び報告
受注者は、工事の進捗に伴い、次の各号の記録及び報告を行う。
なお、内容、提出時期及び方法については、監督職員の指示による。
(イ)使用材料報告書(工事使用材料の納品書を添付すること)
(ロ)履行報告書(出来高報告)
(ハ)支給材料受領書
(ニ)その他監督職員が指示するもの
(c)保護及び養生
(イ)受注者は、据付設備について、保護、養生を必要に応じて行うこ
と。
(ロ)工事によって他の既設工作物に損傷を与えた場合、受注者の負担
で速やかに修理しなければならない。
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(ハ)工事中、監督職員が特に指示する場所は仮設照明を設けること。
(d)関連業者との協力等
工 事 施 工 に 当 た っ て は 、施 設 の 全 体 を 熟 知 し 別 途 工 事 の 関 連 業 者 と の
連 絡 を 密 に し 、相 互 に 協 力 し て 工 事 の 進 捗 を 計 る と 共 に 、工 事 限 界 部 分
に つ い て は 、相 互 に 協 力 し 、全 体 と し て 機 能 上 の 欠 陥 を 生 じ な い 設 備 と
す る こ と 。施 工 の 際 に 必 要 と な る ス リ ー ブ 、箱 抜 き 、配 管 の 埋 設 等 他 工
事 と の 取 合 い に つ い て は 、事 前 に 十 分 な 協 議 を 行 い 取 り 合 い 関 係 図 面 を
提出し、監督職員の承諾を受けた後施工すること。
(e)施工の立会
受注者は、工事完成後外面から明視することのできない工事、その
他 主 要 な 工 事 と 監 督 職 員 が 認 め た 箇 所 、切 替 工 事 等 の 施 設 運 転 に 支 障 を
来 た す 恐 れ の あ る 作 業 に つ い て は 、監 督 職 員 の 立 会 の 上 施 工 し な け れ ば
ならない。
(f)記録写真
(イ)受注者は工事の全体及び細部について記録写真を撮影すること。
撮 影 は 工 程 の 順 序 に 従 っ て 施 工 の 状 態 を 、監 督 職 員 の 指 示 に 従 い
詳細に記録するものとする。
工 程 管 理 、出 来 高 管 理 、品 質 管 理 、工 事 写 真 並 び に 技 術 管 理 整 理
図 に 使 用 す る 写 真 は 、大 津 市 水 道 、ガ ス 工 事 記 録 写 真 撮 影 手 引 及
び土木仕様書に準じる。
( ロ )工 事 完 了 後 、外 部 か ら 検 査 で き な い 箇 所 は 原 則 と し て 撮 影 し な け
れ ば な ら な い 。そ の 他 、監 督 職 員 が 必 要 と 認 め た 箇 所 に つ い て は 、
適宜撮影しなければならない。
(g)施工一般
施設全体の機能が十分発揮させるようにするとともに、維持管理、
保守点検等に支障がないように施工を行うこと。
4)保安及び衛生管理
(a)安全管理
受注者は、関連業者と協力し合い、安全及び衛生について関係法規を
守り、公衆に迷惑を及ぼさないこと。関係法規に規定されていない事項
についても、監督職員が必要と認めた場合は、必要な手続きを行い、適
当な処置を講じて監督職員の承諾を受けること。
特に本工事は水道施設を建設するものであるから、水道法21条に規
定する検便を行い、氏名及び検査結果を監督職員に報告しなければなら
ない。なお、保安管理、安全管理について特に考慮すべき事項は、下記
とする。
(イ)道路の通行制限
(ロ)危険物及び、油脂類、毒物等水道に影響を与える物質の取扱い
(ハ)上記物質、汚水等の河川及び下水放流、並びに土壌汚染
(ニ)立入禁止区域の設定
(ホ)水槽の汚染及び破損
(b)風
紀
受注者は、従業員の風紀及び衛生に十分留意し、火災、盗難、その他
事 故 防 止 に つ い て 責 任 者 を 定 め て 、関 連 業 者 と 協 力 し 合 い 、そ の 取 締
りに当たらせること。
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(c)保 護 具
工事現場に於いては、ヘルメット、安全帯、安全靴、保護メガネ等必
要 な 保 護 具 を 着 用 す る こ と 。ま た 、危 険 防 止 に つ い て 予 め 監 督 職 員 と
打 合 わ せ の 上 、関 連 業 者 と 協 力 し 合 い 、必 要 か つ 十 分 な 予 防 対 策 を 講
じること。
5)公害の防止
(a)工事施工中は、付近住民等の通行に支障を与えないこと。
( b )工 事 施 工 に あ た っ て は 近 隣 地 区 へ の 、騒 音 、光 害 等 、作 業 の 影 響 に つ い
て 十 分 考 慮 し 、必 要 な 場 合 は 、消 音 装 置 、遮 光 板 を 設 け る な ど 、適 当 な
措置を講ずること。
( c )受 注 者 は 、常 に 作 業 現 場 、作 業 用 地 内 外 の 整 理 、整 頓 に 留 意 し 、建 物 内
外の施工機械、資材等の片付け清掃を行うこと。
6)工事の完了
(a)受注者は、工事完了後、速やかに完工届を提出すること。
( b )受 注 者 は 、工 事 終 了 後 、監 督 職 員 の 指 示 に 従 い 、予 備 品 と し て 保 管 す る
装置と処分する装置に分別を行い、速やかに不要材料、仮設物、器具、
機 械 等 を 撤 去 し 、関 連 業 者 と 協 力 し 合 い 、当 該 地 区 を 整 理 清 掃 す る こ と 。
13.工期設定
13.工期設定
本 工 事 の 工 期 は 作 業 期 間 内 の 雨 天 日( 降 水 、降 雪 )、日 曜 、祝 日 及 び 全 土 曜 日 を
不稼働日として見込んでいる。ただし、休日に施工する場合は、監督職員と協議
し、休日施工承諾願を提出すること。
14.工事検査
14.工事検査
1)検査は、本工事に含む設備が規定の性能を発揮し、かつ通常の外因によって
毀損しないことを確認する検査及び試験を行うものである。
2)検査の種類は、機器材料の現場搬入検査、現場据付け及び配管工事完了後、
使用前ならびに工事完工検査、所轄官公庁の立ち入り検査とする。
3)検査は、監督職員及び現場代理人、監理(主任)技術者の立会いを必要とす
る。
4)検査に要する費用は全て受注者の負担とするが、監督職員の派遣費は含まな
い。
5)検査は、設計図書及び決定図に基づいて実施する。
6)受注者は、検査を受ける場合、実施予定日の7日前までに検査依頼書を監督
職員に提出すること。
7)検査に合格した設備でも、使用前または使用中に不良箇所を発見した場合は
監督職員の指示により適当な措置を講じなければならない。
8)受注者は、検査における試験成績書を監督職員に提出すること。
9)検査の内容は、次の通りである。
(a)現場搬入検査
( イ )工 場 検 査 を 省 略 し た 機 器 材 料 に つ い て 、現 場 に 搬 入 の 都 度 外 観 検 査 を
行う。
(ロ)工場検査合格品については、保管が十分であるか外観検査を行う。
( ハ )現 場 搬 入 検 査 の み の 機 器 材 料 に つ い て は 、予 め 試 験 成 績 書 を 監 督 職 員
に提出すること。
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( ニ )検 査 に 合 格 し な い も の に つ い て は 、本 工 事 に 使 用 し て は な ら な い 。な
お 、検 査 で 不 合 格 と な っ た 機 器 材 料 は 速 や か に 現 場 よ り 搬 出 す る こ と 。
(b)完工検査
(イ)使用前検査に合格した後、次の要領で完工検査を行う。
(ロ)工事完了時、監督職員の下検査実施後に完工検査を受けるものとし、
これに合格した後に受渡を行い、工事の竣工とする。
(ハ)検査方法は、監督職員が指示する。
( ニ )完 工 検 査 を 受 け る 場 合 、監 督 職 員 の 指 示 す る 内 容 の 仮 完 工 図 書 を 作 成
し 監 督 職 員 に 提 出 す る こ と 。な お 、完 工 検 査 に 必 要 な 図 書 類 に 関 し て
は 、予 め 監 督 職 員 の 精 査 を 受 け 、完 工 検 査 実 施 の 5 日 前 ま で に 提 出 す
ること。
10) 検 査 項 目 は 次 の 通 り と す る 。
(a)外観検査
形状、寸法、材料、配管、塗装色、数量、銘板記載事項、構造、その他
保守点検に不都合のないこと。
(b)性能試験
設備の性能が発揮できていること。
(c)全般試験
工事全般にわたり、次の事項について試験を行う。
(イ)各種基準、その他関係法規に抵触する箇所の有無
(ロ)設計図書、竣工図書との相違箇所の有無
(ハ)機器および材料の良否
(ニ)機器および材料の仕様および取付位置の良否
(ホ)配線、配管の接続方法の良否
(へ)設備使用について支障を生ずる恐れのある箇所の有無
(d)締付トルク試験
配管、アンカーボルト等、設備上特に重要なボルト類は、校正されたト
ルクレンチを用いて締付トルクの確認を行う。なお、締付トルク試験に
関しては、予め受注者において確認の後、トルクチェックシートを作成
し、監督職員に提出すること。
(e)総合組合せ連動試験及び調整
各 設 備 の 設 置 完 了 後 、総 合 試 運 転 調 整 を 行 う こ と 。試 運 転 調 整 に 先 立 ち 実
施 要 領 書 を 作 成 し 、結 果 に つ い て は 試 運 転 調 整 結 果 成 績 表 を 作 成 し 、そ れ
ぞ れ 監 督 職 員 に 提 出 す る こ と 。な お 、各 機 器 の 試 験 調 整 は 下 記 に よ る も の
とする。
(イ)機器運転動作確認
(ロ)機器、器具における加熱、漏電の有無
(ハ)実機運用による各種自動制御の試験
注1)試験に必要な資材については受注者の負担において準備を行い
実施すること。
(f)その他、監督職員が必要と認めた試験
(g)検査の実施にあたっては、報告書の他、監督職員を入れた検査状況、結
果等を確認できる写真記録を撮ること。
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15.高病原性新型インフルエンザ
15.高病原性新型インフルエンザ等流行時の措置
.高病原性新型インフルエンザ 等流行時の措置
高病原性新型インフルエンザ等(新感染症を含む)の流行が発生した場合、受注工事を
一時中止することがある。
受注工事の停止により受注者が損害を被っても、本市は損害についての補償はしない。
16.火災保険等
16.火災保険等
本工事に際し下記内容以上の保険に加入し、契約書の写し又は証明書を提出すること。
1)保険種目
(a)工事目的物、工事材料及び仮設物等に生じる損害を填補する「建設工事保険」又
は「組立保険」(以下「建設工事保険等」という。)。
(b)工事の施工に伴い第三者に与えた損害を填補する「請負業者賠償責任保険」。
(c)工事の施工に伴う労働災害被災者を救済する労働者災害補償保険法に基づく労働
保険以外の保険等。(以下「法定外労災保険等」という。)
2)保険契約者
(a)受注者
3)被保険者
(a)「建設工事保険等」及び「請負業者賠償責任保険」は、大津市、受注者、関係す
る全下請負人。
(b)「法定外労災保険等」は、本工事に従事するすべての労働者。
4)保険期間
(a)工事着手の日から契約工期の30日後まで。
ただし、「請負業者賠償責任保険」及び「法定外労災保険等」については工事着
手の日からとする。
5)保険金額
(a)「建設工事保険等」は、受注金額全額(支給材料または貸与品がある場合はその
金額を加算した額)。
(b)「請負業者賠償責任保険」及び「法定外労災保険等」は、賠償責任を履行するた
めに必要な金額。
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第2節
小松の森加圧機械設備工事
1.概
要
1. 概
本設備工事は、南小松地区の一部を給水区域に統合するために新設する南小松配水池内に、
小松の森配水池へ送水するための加圧ポンプを新設する機械設備工事の一切を行うものであ
る。受注者は、工事の出来形、品質などがこの仕様書、設計図などに適合するよう十分な施
工管理を行うこと。なお、ポンプの選定に際しては、ウォーターハンマーに対して十分検討
を行うこと。
また、本工事場所については、積雪量が多く急勾配の車道が多い地域であり、重量機器の
搬入が困難になることが予想されるため、平成26年12月末までには搬入を済ませること。
2.機器材料仕様
1)加圧ポンプ
(a)型
式
(b)数
量
(c)流
量
(d)全 揚 程
(e)主要材質
横軸片吸込み多段渦巻ポンプ
2台
0.049m 3 /min
75m
ケーシング
FC200+ナイロンコーティング相当品
羽根車
CAC406相当品
主
軸
SUS304相当品
(f)口
径
40×40(mm)
(g)電動機
保護方式
全閉外扇形
電
力
200(v)×60(Hz)
出
力
5.5(kW)
(h)フランジ
JIS10k
(i)付属設備(1台当たり)
共通ベース
1式
2
3
フライホイールカップリング(GD 0.5kgm 【参考値】)
1組
カップリングガード
1個
圧力計
1組
連成計
1組
その他必要なもの
1式
2)外ネジ式ソフトシール仕切弁
(a)口
径
50A
(b)塗
装
エポキシ樹脂粉体塗装
(c)フランジ
JIS10k
(d)数
量
6基
3)水撃吸収式逆止弁
(a)口
径
50A
(b)材
質
FC200(ナイロンコーティング)
要部 SCS
(c)フランジ
JIS10K
(d)数
量
2台
4)送水流量計(別途電気設備工事より支給)
(a)数
量
1台
(b)型
式
電磁流量計
- 10 -
(c)口
(d)備
径
考
50A JIS10K
検出器の機械配管への取付は本工事にて行う。
ケーブルの配線及び試験調整は別途電気設備工事にて行う。
5)主配管
本配管は加圧ポンプの主配管に使用するもので、その施工範囲は図面に示す
通りとする。図面に記載する寸法は参考寸法であるため、配管製作時は受注者
の 責 任 に お い て 測 量 を 行 い 、使 用 す る ポ ン プ に 適 し た 寸 法 に て 承 諾 図 を 作 成 し 、
監督職員の承諾を得ること。配管用ボルト、ナットはSUS304とし、焼き
付け防止加工を施したものを使用すること。尚、主配管は(社)日本水道協会
の検査に合格した製品を使用すること。
(a)用
途
吸込、吐出管
(b)口
径
20A、40A、50A
(c)材
質
SUS304
(d)フランジ
JIS10k
3.工事内容
1)配管工事
本工事は、ポンプ室建屋外部受水側取合い点から加圧ポンプを経て、同建屋外部送水
側取合い点までの配管工事を行うものである。
配管類は配管支持材(形鋼等)SUS304により、弁類、配管などに振動を生じな
いよう、強固に固定するものとする。(設計図参照)
2)据付工事
本工事は、上記に示す機器の一切を行うものである。
3)保温工事
(a)施工場所
屋外露出配管
(b)口径・保温厚 50A×20mm
(c)材質
ポリスチレンフォーム保温筒(同等品以上)
(d)仕上材
保温筒、粘着テープ、ポリエチレンフイルム、ステンレス鋼板
4)工事区分
上記各機器の製作、据付、試運転調整までの一切を行うものとする。
- 11 -
第3章
試験及び検査
1.試験及び検査
本特記仕様書および承諾図に基づき監督職員の立会いの上で行う。
また、試験および検査を受ける場合はあらかじめ検査要領書を添えて立会い検
査申請書を提出するものとする。
2.工場検査
工場検査としては、下記の項目について行い、合格したものの現地搬入を認め
る。
1)各部寸法検査
2)コーティング膜厚検査
3)ピンホール検査
3.現地立会試験
現地工事完成後、下記の試験および検査を行う。
1)動作(回転方向・負荷電流・吐出圧)の確認
2)芯出し・振動・騒音・温度の確認
3)水圧試験
配管の水圧試験については、別途加圧施設建築工事の受注業者と共同で行
うので、受注業者間で連絡を密にし、実施すること。
4)絶縁抵抗測定
5)締め付けトルク確認
6)周辺機器との組合せ動作試験
7)その他監督職員の必要と認めた試験
4.手直し
上 記 各 試 験 の 結 果 、不 良 の 箇 所 は 、直 ち に あ る い は 指 定 期 間 内 に 手 直 し を 行 い 、
手直し完了後再試験を行うものとする。
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【小松の森加圧】
南小松
位置図