八児市民センター 住 所 八幡西区町上津役東1-17-1 電 話 番 号 613-2555 F A 館 長 ○ 地域の概要 X 613-2555 名 宇都 豊行 ○ 事業(活動)の実際、内容 八児地域は八幡西区の中央部に位置し、新 幹線・都市高速(小嶺IC)が走り国道200 及び211号線が通る交通の要所である。 6月25日(日)・・・・・初日 <入所式>オリエンテーションに続き、「ハ ウルの動く城」を見てうち解けた後、班毎に買 東側一帯の帆柱尺岳の麓は、おいしい空気と 出し・料理・食事・風呂など済ませスムースに合 水に恵まれトンボやホタルが飛びかい、小嶺水 宿に入った。6 年生は 8 名が昨年に続き 2 回目 辺の教室にはメダカやザリガニなど多数生息し の参加であり 5 年生をリードした。 ている豊かな自然がある。住宅地としても開発 6月25日(月)∼7月 1 日(土) 利用されており、新旧の住民が協力して“自然 <起床>6時に起こされ寝具の整理・洗面・ 共生・生活中心”のまちづくりに取り組んでい ラジオ体操などいつもより1時間以上速く起き る。 た。ラジオ体操時は半分眠っている状態だった が家にいるときよりけじめがついた。 ○ 事業のねらい <通学>いつもと通学路が違うので、登校時 子どもたちが親元を離れ、自分たちの力で生 活体験をすることによって家庭の大切さを再認 識し、また協調性・自主性などを養い心豊かに はサポーターの誘導で下校時は班毎にまとまっ て事故のないように注意した。 <料理・片付>昨年は時間に追われて大人中 心で児童が手伝う状態であった。今回は大人の たくましく生きる力を育成する。 指導で児童自ら料理・片づけができた。毎日が料 ○ 事業の概要 理教室みたいで料理が身近なものになった。 <掃除・洗濯>荷物は一人一人バスケットに 場所 :八児市民センター 実施期間 :H18.6.25∼7.1. いれ自分たちで掃除した。6 人分の仮設洗面台 対象者 :八児小学校 5・6年生児童 を作り下着やハンカチなどは手洗いした。 参加者 :5年生(男 1、女 9) 6年生(男 7、女 2) 計 19名 参加費 :3500円(保険料・食費) 事業内容 :1)集団通学 2)集団合宿(グループ活動) 朝夕食の自炊・洗濯・ 掃除・学習・風呂・ボラン ティアなど <風呂>今回はすべて家庭風呂を提供し 気持ちになった。 てもらい、延べ 54 軒で送り迎えまでしてもらい <懇親会>合宿のまとめとして、運営委員・ 感謝の気持ちでいっぱいであった。いつもやん サポーター・保護者・参加児童93名でバーべキ ちゃな児童たちもきちっともらい風呂ができた。 ュー大会をした。最後の最後までサポーターの 6月27日(火) 皆さんにお世話になった。 <国際交流>中国人留学生 4 人のお姉さんた ちと 4 時間にわたってお話や食事をした。民族 衣装を着て歌や踊りを披露してくれた。最後は お姉さんを負ぶったりして楽しく遊んだ。 ○ 成果と課題 【成果】 2回目の事業であったが、まちづくり協議会 会長や地域役員の皆さん、サポーターの皆さん が、 「地域の子供は地域で育てる」ということを 再認識された。もちろん参加した児童は一週間 も親元を離れて合宿し、また友達と生活をとも にし大変喜んでいた。 昨年の反省からカリキュラムを見直し、①で きるだけ子供にさせる(大人は指導する程度) ②風呂はもらい風呂を体験させる③手洗い洗濯 を体験させるということで子供の生活体験を重 視した事業ができた。仲間と協力し助け合い明 るく元気に過ごすことができ、働くことの尊さ 6月28日(水) <老人ホーム訪問>入所者と一緒に食事を 人のつながりの大切さ感謝の気持ちなどたくさ ん学んだ。 した後、 「茶摘」や「翼をください」など 4 曲合 延98名のサポーター・家庭風呂の提供・老 唱をした。食事をしながら昔の話を聞いたり、 人ホームなど地域あげての協力があり、地域で 学校や遊びの話をしたり楽しいときをすごした。 子どもを育てようという意識ができてきた。 涙を流すお年よりもいて感激してもらいなきを 【課題】 してしまった。 7月 1 日(土)・・・・・最終日 参加者については、5・6年生としたため塾 や部活で参加者がかぎられた。4年生も対象に <ボランティア活動>金山川沿いの「ふれあ すればもっとにぎやかになる。本来の宿泊施設 い花壇」と「211 号線沿いの花壇」の手入れを でないので不便がある。1・2回目の事業で準 し途中のごみ拾いもした。地域の皆さんがまち 備した備品を有効活用するためもう1回はした をきれいにしてくださっていることを知って、 ほうがよいと思っていたが諸般の事情で 19 年 これから自分たちのできることはやろうと誓い 度は実施しないことになった。実施するセンタ あった。 ーで希望があれば備品は貸し出しする。料理・ <反省会>合宿を体験しての感想や反省を 洗濯・掃除など慣れないため、ついサポーターが 書いて、運営委員・サポーター・保護者の前で発 手を出しすぎ、子どもたちの体験をそぐ結果に 表し感謝の気持ちが言えた。写真付の感想文を なりやすい。欲張らず「子どもたちが自分たち 多目的ホールに貼って地域の皆さんに見てもら でやれる」ような時間割を作ったほうがよい。 った。 <退所式>皆さんのお話の後、終了証をもら うと、この 1 週間がよみがえり頑張ろうという 「生活体験通学合宿」事業で得たものを今後 のセンター事業に活かしていきたい。
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