事業報告書(PDF 0.84MB) - 学習研究社

私たち学研は
すべての人が心ゆたかに生きることを願い
今日の感動・満足・安心と
明日への夢・希望を
提供します
58
事業報告書
平成15年4月1日∼平成16年3月31日
第 期
●
株主メモ
●
決
算
期
定 時 株 主 総 会
配当金受領株主確定日
基
準
日
3月31日
6月
利益配当金−3月31日 中間配当金−9月30日
定時株主総会については3月31日。
そのほか必要があるときは、あらかじめ公
告して定めます。
公 告 掲 載 新 聞 日本経済新聞
貸借対照表および
損益計算書掲載の
ホームページアドレス
http://www.gakken.co.jp/kessan/index.html
1 単 元 の 株 式 の 数 1,000株
名 義 書 換 代 理 人 三菱信託銀行株式会社
同 事 務 取 扱 場 所 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
東京都豊島区西池袋一丁目7番7号(〒171−8508)
(連 絡 先)
三菱信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120−707−696(フリーダイヤル)
同
取
次
所 三菱信託銀行株式会社 全国各支店
お知らせ
1.平成15年4月1日施行の商法改正により「株券失効制度」がス
タートし、株券を喪失された場合の手続が、従来の公示催告・除
権判決に基づく再発行手続に比べ、より簡便となりました。詳
細は、名義書換代理人にご照会ください。
2.住所変更、配当金振込指定・変更、単元未満株式買取請求に必
要な各用紙、および株式の相続手続依頼書のご請求は、名義書
換代理人のフリーダイヤル0120−86−4490で24時間承っており
ますので、ご利用ください。
株主の皆様へ
株主の皆様には、益々ご清栄のこととお慶び申しあげます。
■会社の概要
商 号 株式会社学習研究社(英文表示GAKKEN CO., LTD.)
設 立 昭和22年3月31日
当期の国内景気は回復基調にあり、自動車やデジタル機器を中
資本金 18, 357, 023, 638円
心に産業界にも明るさが見え始めましたが、出版業界におきまし
従業員 1, 140名
ては、業界総販売額で引き続き前期を下回るなど、当社を取り巻
主な事業内容
く経営環境は依然として厳しい一年となりました。
事 業 部 門 品
目
主 要 取 扱 商 品
このような状況の下で、当社は利益体質の確立を目指し、徹底
学習誌(幼児∼小学生)、家庭学習
雑誌・書籍
教材(小・中学生)、教科書、保育
幼児向用品等
用品・遊具、幼稚園・保育園向備品
したコスト削減に取り組む一方、利益重視の商品開発や販売戦略
書 籍 ・ 学 習 学習セット教材、教科事典、図鑑、
たものの、営業損益、経常損益、当期純損益では、いずれも利益
直 販 部 門 機器・教材等 教育玩具、英語教材
学校教材(液晶プロジェクター、教
事務機器および 育映画、スライド、ビデオテープ、
学 校 用 品 DVD)、学校設備品、受託製作(映
像システム、コンピュータソフト)
エンターテインメント誌、趣味・実
用誌、教養誌、専門誌、女性誌、絵
市 販 部 門 雑誌・書籍等
本、児童書、一般書、学習参考書、
辞典、専門書、美術書、CD出版物
を実施してまいりました結果、売上高では前期比で3.1%減少し
を計上することができました。
この結果、当期の利益配当金につきましては、1株につき3円
とさせていただきたいと存じます。数期にわたる無配にもかかわ
らず、株主の皆様からは変わらぬご支持をいただき、誠にありが
とうございました。
今後、当社といたしましては、来るベき創業60年を期して、恒
常的な利益体質の確立と売上の増大に向けて、全社一丸となって
学習塾、模擬試験、大学入試合格
システム
業務に邁進いたす所存でございます。
IT関連商品、デジタルコンテン
そ の 他 部 門 教材、その他 ツ、コンピュータ学習教材、科学
関連教材、版権ビジネス、その他
を賜りますようお願い申しあげます。
能力開発部門 学習進学指導
表紙写真/「プラド美術館」 1819年にスペインの王立美術館として開
設された、首都マドリ−ドにある同国の代表的美術館。歴代スペイン王
室は、ヨーロッパ各地から画家を招いたり、作品収集のために使節を派
遣したりしていたため、同美術館には王室のコレクションを中心に、絵
画、デッサン、版画、彫刻などが多数所蔵されている。ゴヤ作「裸のマ
ハ」「着衣のマハ」はあまりにも有名。また、フランドル絵画やイタリア
絵画の収集でも世界的に知られている。
(参考文献:当社刊「新世紀ビジュアル大辞典」
「グランド現代百科事典」
)
笊
ここに第58期事業報告書をお届けするにあたり、一言ご挨拶を
申しあげます。
株主の皆様におかれましては、引き続き格別のご理解とご支援
平成16年6月
取締役社長遠藤洋一郎
笆
営 業 の 概 況
■全 般
■直販部門
当期におけるわが国経済は、大手製造業を中心として設備投資
が活発となり、個人消費にも回復の兆しが見られましたものの、
雇用情勢や所得環境は依然として厳しく、景気の先行きに対し、
楽観を許さない状況で推移いたしました。
出版業界におきましては、長引く不況による購買意欲の低下に
加え、中小書店の転廃業、インターネットや携帯電話による情報
収集の一般化に伴う顧客離れ、新古書店の普及による購買行動の
変化などの様々な原因により、書籍、雑誌とも売上が低迷し、出
版物全体としては売上高が7年連続で前期を下回るという厳しい
年度となりました。
このような状況の中で、当社は、引き続きコスト削減による利
益体質の確立を図りながら、既存事業の拡大と新規事業の立上げ
に取り組んでまいりました。
この結果、当期は、市販事業および能力開発事業は堅調に推移
いたしましたものの、家庭直販事業および文教事業の売上低迷に
歯止めがかからず、売上高では前期比3.1%減の755億1千1百万
円となりましたが、経常損益では、コスト削減の効果もあり、前
期比2.9%増の12億8千4百万円の経常利益を確保することがで
きました。
次に特別損益では、業績不振子会社に対する貸倒引当金繰入損
など子会社関連損失5億1千8百万円を計上いたしましたもの
の、投資有価証券売却益もあって、最終的な当期純利益は、前期
比505.8%増の10億4千5百万円となりました。
幼児教育事業は、園児数および予算の減少による市場の縮小傾
向の中にあって、絵本、用品などが好調に推移し、コスト削減の
効果もあり、前期を上回る利益を計上いたしました。しかしなが
ら、文教事業は、地方自治体の財政悪化に伴う需要減少の影響も
あって、低調な結果に終わりました。
一方、「ニューマイティー」「ニューマイティーV」などの訪販
商品は、販売組織に対する施策が十分な成果をあげられず、売上
高、利益とも低調に推移いたしました。
また、「科学」
「学習」などの家庭向け学年別学習雑誌や、
「アク
セル1」「マイコーチ」などの月刊教材につきましては、一部で
損益面での改善が見られましたものの、全体的には引き続き売上
が低迷いたしました。
この結果、直販部門の売上高は、前期比9.9%減の283億8千7
百万円となりました。
「金田一先生が語る日本語のこころ」 「世界のワイルドフラワーシリーズ」
「金田一先生に教わった敬語のこころ」
「FYTTE」
笳
「科学」
「学習」
■市販部門
出版市場の低迷が続いている中で、一般向け雑誌の「Get Navi」
や若者向け雑誌の「POTATO」が大幅に部数を伸ばしたほか、
パズル誌群、「週刊パーゴルフ」、女性向け雑誌の「FYTTE」
などが順調に推移し、「おはよう奥さん」、若者向け雑誌の「アニ
メディア」なども手堅い結果を残すことができました。また、テ
レビ情報誌「TV LIFE」は、強力な競合誌がある中で健闘いた
しました。一方、コンピュータ関連の「500円でわかるシリーズ」
や料理関連の「わっ、かんたん!シリーズ」をはじめとするムッ
クは、極めて好調に推移いたしました。
書籍の分野では、幼児向け絵本「ふれあい親子のほんシリーズ」
、
小学生向け「毎日のドリルシリーズ」
、看護学生・看護師向け「看
護技術プラクティス」などがヒット商品になったほか、
「頭脳開発
シリーズ」
「ニューワイド学研の図鑑」などの児童書群が引き続き
順調に推移し、学習参考書、一般書も堅調に推移いたしました。
この結果、市販部門の売上高は、前期比1.6%増の318億5千8
百万円となりました。
「500円でわかるシリーズ」
「毎日のドリルシリーズ」
笘
「看護技術
「Get Navi」
プラクティス」
「POTATO」
■能力開発部門
幼児および小・中学生対象の「学研教室」は引き続き堅調に推
移し、幼児向け教室の「プレイルーム」も増益となりましたが、
高校生対象の「学研模試」は、生徒数の減少に加え、他社との競
争激化により、売上高、利益とも前期を下回りました。
この結果、能力開発部門の売上高は、前期比0.4%減の114億7
千万円となりました。
「大人の科学」シリーズ
算数ゲーム「アルゴ」
■その他部門
その他部門では、マルチメディア学習教材の売上は依然として
低迷したものの、科学キット「大人の科学」シリーズは引き続き
堅調に推移し、算数ゲーム「アルゴ」は売上、利益とも伸長いた
しました。
この結果、その他部門の売上高は、前期比7.9%増の37億9千
5百万円となりました。
■部門別売上高
販
部
売 上 高
門
28,387
百万円
構 成 比
37.6
%
前 期 比
90.1
%
区 分
売
販
部
門
31,858
42.2
86,253
82,103
77,897
75,511
△ 1,909
1,248
1,284
当 期 純 利 益
△ 8,557
(百万円)
△13,984
172
1,045
1 株 当 た り
△ 84.76
当期純利益
(円)
△138.53
1.71
10.03
101.6
能 力 開 発 部 門
11,470
15.2
99.6
そ の 他 部 門
3,795
5.0
107.9
合 計
75,511
100.0
96.9
上
高
(百万円)
第5
7期
第5
8期
第5
5期
第5
6期
(12/4∼13/3) (13/4∼14/3) (14/4∼15/3) (15/4∼16/3)
常 利 益
△ 1,898
(百万円)
経
市
幼児および小・中学生対象の
「学研教室」
(写真は「科学実験教室」
)
■営業成績および財産の状況の推移
部 門
直
幼児向け教室「プレイルーム」
総
資
産
(百万円)
84,398
69,373
64,978
68,969
純
資
産
(百万円)
47,789
35,481
34,777
38,491
1 株 当 た り
純 資 産
(円)
473.35
351.48
344.70
363.57
(注)1.当期より、商法施行規則に基づいて表示しております。
2.1株当たり当期純利益は、保有する自己株式数を除く期中平
均発行済株式総数に基づき算出しております。
3.1株当たり純資産は、保有する自己株式数を除く期末発行済
株式総数に基づき算出しております。
笙
笞
貸 借 対 照 表
(単位:百万円)
当 期
科 目
前 期
(資 産 の 部)
流
動
現
受
資
金
産
・
取
売
預
手
掛
金
8,928
6,628
形
1,591
1,525
金
23,695
23,251
11,396
11,652
2,768
3,423
原 材 料 ・ 貯 蔵 品
139
152
短
金
100
3
金
78
162
未
・
商
掛
期
貸
収
付
入
50
45
△172
△143
20,393
18,276
9,971
10,246
物
1,030
1,148
物
18
21
置
1
1
具
0
0
工 具 器 具 備 品
376
436
8,544
8,638
283
290
権
169
157
その他の無形固定資産
114
132
10,138
7,739
投 資 有 価 証 券
5,674
2,945
子
会
社
株
式
1,994
1,877
長
期
貸
付
金
9,356
11,295
その他の流動資産
貸
倒
定
資
引
当
金
産
有形固定資産
建
構
機
車
築
械
両
装
運
搬
土
地
無形固定資産
電
話
加
入
投資その他の資産
長 期 前 払 費 用
差
入
保
証
金
そ の 他 の 投 資 等
貸
倒
引
当
資 産 合 計
笵
46,702
品
品
仕
固
48,575
品
製
科 目
(平成16年3月31日現在) (平成15年3月31日現在)
金
31
56
1,300
1,400
1,646
1,723
△9,864
△11,559
68,969
64,978
当 期
前 期
(平成16年3月3
1日現在) (平成15年3月3
1日現在)
(負 債 の 部)
動 負 債
支
払
手
形
買
掛
金
短 期 借 入 金
未
払
金
未 払 法 人 税 等
未 払 消 費 税 等
未
払
費
用
前
受
金
預
り
金
賞 与 引 当 金
返 品 調 整 引 当 金
関係会社事業整理引当金
固 定 負 債
預 り 保 証 金
退 職 給 付 引 当 金
役員退職慰労引当金
繰 延 税 金 負 債
その他の固定負債
負 債 合 計
17,053
6,915
4,510
─
208
75
245
2,127
129
281
791
1,740
27
13,424
4,808
7,506
130
978
─
30,477
18,093
7,266
4,630
660
188
72
310
2,030
193
285
723
1,643
88
12,107
5,141
6,772
175
─
18
30,201
(資 本 の 部)
資
本
金
資 本 剰 余 金
資 本 準 備 金
利 益 剰 余 金
当 期 未 処 分 利 益
株式等評価差額金
その他有価証券評価差額金
自 己 株 式
資 本 合 計
18,357
17,499
17,499
1,217
1,217
1,426
1,426
△9
38,491
18,052
17,194
17,194
172
172
△635
△635
△7
34,777
負債・資本合計
68,969
64,978
流
笨
損 益 計 算 書
(単位:百万円)
科 目
(
(経 常 損 益 の 部)
営 業 損 益
売
上
高
売
上
原
価
売
上
総
利
益
返品調整引当金繰入差額
差 引 売 上 総 利 益
販売費及び一般管理費
営 業 利 益
営 業 外 損 益
営 業 外 収 益
受 取 利 息 配 当 金
雑
収
入
営 業 外 費 用
支
払
利
息
売
上
割
引
雑
支
出
経 常 利 益
(特 別 損 益 の 部)
特 別 利 益
固 定 資 産 売 却 益
投資有価証券売却益
関係会社事業整理引当金戻入額
訴
訟
和
解
金
そ の 他 特 別 利 益
特 別 損 失
固 定 資 産 除 却 損
投資有価証券評価損
子 会 社 株 式 評 価 損
貸倒引当金特別繰入損
子 会 社 整 理 損
厚生年金代行返上損
著作権使用料解決金
厚生施設会員権評価損
そ の 他 特 別 損 失
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
当 期 純 利 益
前 期 繰 越 利
当期未処分利益
笶
益
当 期
前 期
平成15年4月1日から
平成16年3月31日まで
平成14年4月1日から
平成15年3月31日まで
)(
75,511
48,654
26,856
97
26,758
25,289
1,469
77,897
49,895
28,002
200
27,802
26,149
1,652
262
106
286
153
39
380
134
1,284
193
434
214
1,248
27
352
45
─
10
158
33
─
1,117
47
10
0
89
392
35
─
─
43
25
1,120
75
1,045
172
1,217
26
1,394
─
415
─
135
269
─
117
245
72
172
─
172
)
(注記)
1.重要な会計方針
盧 有価証券の評価基準および評価方法
満期保有目的債券…………償却原価法
子会社株式…………………移動平均法による原価法
その他有価証券
①時価のあるもの……期末日の市場価格等に基づく時価法
②時価のないもの……移動平均法による原価法
なお、その他有価証券の評価差額については、全部資本直入法に
より処理し、売却原価は移動平均法によっております。
盪 デリバティブ取引の評価方法
時価法によっております。
蘯 たな卸資産の評価基準および評価方法
製 品 ・ 商 品……総平均法による原価法
仕 掛 品……個別法による原価法
原材料・貯蔵品……先入先出法による原価法
盻 固定資産の減価償却方法
有形固定資産については、定率法を採用しております。
なお、平成10年4月1日以降取得した建物(建物附属設備を除く)
については定額法によっております。
無形固定資産については、定額法を採用しております。
なお、その他の無形固定資産のうち、自社利用のソフトウェアに
ついては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法、
市場販売目的のソフトウェアについては、見込販売期間における
見込販売収益に基づく償却額と、残存販売期間に基づく均等償却
額を比較し、
いずれか大きい額を計上する方法によっております。
眈 繰延資産の償却方法
繰延資産のうち新株発行費は、発行の日の属する期の費用として
計上しております。
眇 引当金の計上基準
① 貸倒引当金は、期末現在の債権の貸倒れによる損失に備える
ため、一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債
権等特定の債権については、個別の回収可能性を勘案した所
要額を計上しております。
滷 返品調整引当金は、返品による損失に備えるため、法人税法
に定める繰入限度相当額を計上しております。
澆 賞与引当金は、従業員賞与の支給に備えるため、支給見込額
基準により計上しております。
潺 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当期末
における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、当
期末において発生していると認められる額を計上しておりま
す。
なお、会計基準変更時差異については、15年による按分額を
費用処理しております。
過去勤務債務については、発生時の従業員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数(10年)による定額法により処理してお
ります。
数理計算上の差異については、発生時の従業員の平均残存勤
務期間による定額法により、発生の翌期から費用処理してお
ります。
潸 役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支給に備えるた
め、内規に基づく期末要支給額を計上しております。
なお、この引当金は商法施行規則第43条に規定する引当金に
あたります。
澁 関係会社事業整理引当金は、子会社の英会話教室事業の整理
に伴い、翌期以降発生すると見込まれる整理所要額を計上し
ております。
なお、この引当金は商法施行規則第43条に規定する引当金に
あたります。
眄 リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファ
イナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法
に準じた会計処理によっております。
筐
眩
ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。ただし、為替予約等が付さ
れている外貨建金銭債権債務等について振当処理の要件を満たし
ている場合は振当処理を、金利スワップについて特例処理の要件
を満たしている場合は特例処理を採用することとしております。
眤 消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。
眞 税効果会計の会計処理
税効果会計を適用しておりますが、
回収可能性等を勘案した結果、
繰延税金資産の計上を行っておりません。
眥 計算書類等の表示方法
当期から「商法施行規則の一部を改正する省令(平成15年9月22
日法務省令第68号)
」による改正後の商法施行規則に基づいて計
算書類を作成しております。
2.貸借対照表関係注記
盧 子会社に対する短期金銭債権
1,741百万円
盪 子会社に対する長期金銭債権
9,319百万円
蘯 有形固定資産の減価償却累計額
5,484百万円
盻 貸借対照表に計上した固定資産のほか、リース契約により使用し
ている固定資産として電子計算機、事務用機器および車両があり
ます。
眈 担保に供している資産
定期預金
4百万円
建 物
490百万円
土 地
202百万円
眇 子会社に対する短期金銭債務
714百万円
眄 保証債務残高
2,138百万円
眩 商法施行規則第124条第3号に規定する純資産額
1,426百万円
眤 当期において5,000千株の第三者割当増資を行い、発行済株式数
は105,958千株となっております。
発 行 日
平成15年8月8日
発 行 価 額
1株当たり122円
(資本に組入れない額…1株につき61円)
資 本 金 増 加 額
305百万円
資本準備金増加額
305百万円
なお、当増資に係る新株発行費1百万円は、当期の費用として処
理しております。
眞 コミットメントライン契約
平成16年3月18日付で取引銀行と総額3,000百万円のコミットメ
ントライン契約を締結しております。
3.損益計算書関係注記
盧 子会社に対する営業収益
1,431百万円
盪 子会社に対する営業費用
6,698百万円
蘯 子会社との営業取引以外の取引高
56百万円
盻 特別利益のうち関係会社事業整理引当金戻入額45百万円は、子会
社である株式会社学研スクールマネジメントの英会話教室事業の
整理の進行により、見積超過分を取崩したものであります。
眈 1株当たり当期純利益
10円03銭
4.記載金額は、百万円未満を切捨てて表示しております。
利 益 処 分
(単位:円)
当 期 未 処 分 利 益
1,217,996,229
株 式 の 状 況
(平成1
6年3月3
1日現在)
会社が発行する株式の総数
399,164,000株
発行済株式の総数
105,958,085株
株主数
11,420名
大株主(上位10名)
株
主
名
持 株 数 議決権比率 当社の出資状況
13,888 千株
財団法人 古 岡 奨 学 会
13.23 %
─ 千株
日本マスタートラスト信託銀行
株 式 会 社 信 託 口
7,107
6.77
─
株式会社インデックス
5,000
4.76
─
学研取引先持株会
3,888
3.70
─
株式会社 三井住友銀行
3,000
2.86
─
株式会社 東京三菱銀行
2,847
2.71
─
株式会社 みずほコーポレート銀行
2,755
2.62
─
学研従業員持株会
1,993
1.90
─
ノーザントラストカンパニーエイブイエフシー
サブアカウントアメリカンクライアント
1,946
1.85
─
株式会社 UFJ銀 行
1,856
1.77
─
■株式の分布状況
(所有者別)
証 券 会 社
791,
997株
34名
外 国 法 人 等 13,
080,
563株
63名
その他の法人 23,
570,
806株 320名
金融機関
個人・その他
28,
384,
325株
40,
130,
394株
46名
10,
957名
(所有株数別)
1,
000株未満
513,
630株 1,
943名
1,
000株以上 18,
492,
599株 8,710名
10,
000株以上 12,
923,
579株
695名
これを次のとおり処分いたします。
利
益
配
当
金
( 1 株 に つ き 3 円 )
次
筺
期
繰
越
利
益
317,615,304
100,
000株以上 74,
028,
277株 72名
900,380,925
笄
当 期 の 主 な 新 商 品
「きらきらアフロ」
「ほたる 源氏螢全記録」
「私のワインは体から出て来るの」
「できるかな夏のおけいこ」
大人の科学「弓曳童子」
「どんと来い、超常現象 V・I・P用」
「学研の自由研究」
「あいのり潸明日への扉」
当 期 の 事 業 概 況
2003年4月蘆栗林慧著「ほたる 源氏螢全記録」を刊行
蘆金田一春彦著「金田一先生が語る日本語のこころ」
井上明美著「金田一先生に教わった敬語のこころ」を刊行
蘆TBSアナウンサーとCooking「おいしい顔ダイアリー」を発売
5月蘆学研の大図鑑「日本産アリ類全種図鑑」
「国鉄・JR特急のすべて」
を刊行
蘆矢沢サイエンスオフィス編「ガン(全種類別)最新治療法」を刊行
蘆庄司信洲編著「万葉の花」を発売
6月蘆「バラ図譜蠢」
「バラ図譜蠡」を15年ぶりに復刊
蘆恋愛観察バラエティー「あいのり潸明日への扉」を発売
蘆新頭脳開発シリーズ「できるかな夏のおけいこ」を発売
蘆小・中学生の理科「学研の自由研究」チャレンジ編など4冊を発売
筍
「ふれあい親子のほん」シリーズ
「永平寺の精進料理」
7月蘆ワールドピクチャーブック「てんと ちの はじまり」
「いろ いろ い
ろ」などの復刊始まる
蘆和角仁編集責任「あなたの日本舞踊」全6巻を刊行
蘆宮藤官九郎著「私のワインは体から出て来るの」を発売
蘆話題の深夜テレビ番組の本「きらきらアフロ」を発売 蘆永野節雄著「自衛隊はどのようにして生まれたか」を刊行 蘆「大人の科学マガジン02号」を発売 8月蘆大本山永平寺監修「永平寺の精進料理」を刊行
蘆「私の心の歌」シリーズ第1弾「秋・赤とんぼ」を発売
蘆脇田修監修「図説大坂 天下の台所・大坂」
(学研グラフィックブ
ックスデラックス)を刊行
9月蘆大人の科学第10弾「弓曳童子」を発売
蘆泉秀樹著「探訪 日本の美味名産」を刊行
蘆小野繁執筆・監修「病院の検査がわかる本」を発売
蘆坂田利夫著「国宝阿呆」を発売
蘆無藤隆監修 ふれあい親子のほん「0さいだもん」
「1さいだもん」
を発売
笋
「0さい∼4さい こどもずかん 英語つき」 「つボイノリオの聞けば聞くほど本」
「大人の科学マガジン」シリーズ
「はじめてのシャドーイング」「ぴよちゃんのおやこであそぶしかけえほん
3冊ギフトセット」
10月蘆梅原猛監修「人間の美術」シリーズを復刊 第1弾は「縄文の神秘」
「稲と権力」
蘆「小泉文夫著作選集」全5巻を完結
蘆烏飼玖美子監修「はじめてのシャドーイング」を発売
蘆よしだじゅんこ絵、デイブ=テルキ英語監修「0さい∼4さい こど
もずかん 英語つき」を発売
11月蘆いりやまさとし作絵「ぴよちゃんのおやこであそぶしかけえほん
3冊ギフトセット」を発売
蘆大場秀章監修、冨山稔写真・著「世界のワイルドフラワー漓」を刊
行
蘆手作りおせちの本「おせちと気軽なおもてなし」
「保存版 おせち
と正月料理」2冊を発売
12月蘆「大人の科学マガジン03号」を発売
蘆中村元監修・丸山勇写真・堀内伸二解説「般若心経の世界」を刊行
蘆薗田稔監修「ビジュアル神社総覧 全国 一の宮めぐり」を刊行
蘆「全国 和洋アンティークショップ年鑑」を発売
筌
「ゆらしぃ島のスローライフ」
定期テスト+受験対策
「中学社会 地図に強くなる本
白地図ワーク」
「ニューワイドずかん百科」
「イージーハングル滷」
「和の暮らし大事典」
2004年1月蘆大村直己著・ハギワラトシコイラスト「食の素描」を発売
蘆「荻原博子のお金まるわかり読本」を発売
蘆小橋隆一郎執筆・監修「医者ぎらい・病院ぎらいの人のための心と
体の健康度チェック」を刊行
2月蘆学研グラフィック百科「幕末を歩く」を発売
蘆金丸弘美著「ゆらしぃ島のスローライフ」を刊行
蘆定期テスト+受験対策「中学社会 地図に強くなる本 白地図ワーク」
を発売
蘆中江克己他著「眼で遊び、心で愛でる 日本の色」を刊行
蘆「ニューワイドずかん百科」を刊行
蘆CBCラジオ編「つボイノリオの聞けば聞くほど本」を発売
3月蘆学研グラフィック百科「週刊 日本の樹木」を発刊
蘆ジョニー=ハイマス写真・文 写真集「櫻詩情」を刊行
蘆ユンソナ著「イージーハングル滷」を発売
蘆新谷尚紀監修「和の暮らし大事典」を刊行
蘆広岡勲著「松井秀喜 僕には夢がある」を発売
筅
取 締 役 お よ び 監 査 役
事 業 所 (平成16年5月31日現在)
(平成1
6年5月3
1日現在)
代表取締役社長
筵
遠藤洋一郎
社 〒145-8502 東京都大田区上池台4─40─5
蕁(03)3726─8111
第 2 ビ ル 〒146-8502 東京都大田区仲池上1─17─15
蕁(03)3726─8111
本
常 務 取 締 役
加藤建二
直販営業、園・学校事業グループ、CS推
進部、ソーシャル・アシスト事業準備室、
コンプライアンス担当
取
締
役
古岡秀樹
出版渉外業務、IR業務担当
取
締
役
小林宏夫
経理部、資金部、情報システム部、業務
監査室、IT事業準備室担当
取
締
役
太田雅男
第三出版事業グループ、国際事業部担当
取
締
役
安田健甫
能力開発事業グループ、編集総務部、関
係会社管理室、新商品開発準備室担当
取
締
役
中山俊夫
第一出版事業グループ、広告部、宣伝部、
写真部担当
取
締
役
井上義弘
園・学校事業グループ渉外・促進、ヒュ
ーマン・ケア事業室担当
取
締
役
富樫文夫
第二出版事業グループ、製作資材部、デ
ジタルコミュニケーション開発部、環
境・安全推進室担当
取
締
役
守田志郎
家庭教育事業グループ、ウエルネス事業
準備室担当
取
締
役
細野雅之
出版営業部、デジタルコンテンツ事業グ
ループ担当
取
締
役
小野寺哲也
教室事業グループ、新販売事業グループ
担当
取
締
役
岩井英夫
人事部、総務部、法務部、広報室、経営
企画室、秘書室担当
常 勤 監 査 役
丸山尊義
常 勤 監 査 役
皆川昌勝
監
査
役
関根栄郷
監
査
役
今泉正隆
第 3 ビ ル 〒141-8502 東京都品川区西五反田4─28─5 蕁(03)3493─3212
●学研ホームページ・アドレス●
http : // www. gakken. co. jp
弁護士
筥