エコアクション21 環境活動レポート

エコアクション21
環境活動レポート
(活動期間;2013 年 12 月~2014 年 2 月)
2014 年 4 月 22 日作成
2014 年 6 月 3 日改訂
株式会社
貴
1.ごあいさつ
今日、企業間の競争強化により多種多様な製品が製造され、多種多様な廃棄物が排出され
ています。また、化石燃料の使用により地球温暖化が進み、地球環境へ大きな影響をもた
らしています。現在を生きる私たちが、私たちの子孫のために地球を健全な形で引き渡す
ために、廃棄物や二酸化炭素の排出を抑制しなければなりません。弊社のリサイクル事業
により、廃棄物の排出抑制・資源化するシステム及び「循環型社会の実現」に向けて、私
たちはその一翼を担い積極的に推進していきます。
代表取締役
仙台市安養寺物資集積所
明和町特産
野本 秀夫
緊急車両の許可を頂いての物資輸送
らん
明和町特産
2
なし
2.環境方針
当社では循環型社会の実現に向けて、産業廃棄物収集運搬事業及びリサイクルコンサル
ティング事業を通じ、産業廃棄物の再資源化を推進いたします。また、弊社及びお客様の
二酸化炭素排出量削減や産業廃棄物排出量削減などの環境問題の解決に取り組みます。な
お、当社事業に関係する環境関連の法律、規制、条例等の遵守し、適正運搬、適正処理に
取り組みます。
当社では管理事業において、地球温暖化防止・資源有効利用に取り組みます。エコアク
ション21環境活動を全員参加で展開し、環境マネジメントシステムの継続的改善に取り
組みます。
具体的な環境行動指針として以下の項目に取り組みます。
1. 省エネ活動による二酸化炭素排出量の削減
2. エコドライブの推進による運搬車両の燃費向上
3. 分別徹底による一般廃棄物排出量の削減
4. 水使用量の削減
5. グリーン購入の推進
当社の環境方針は掲示等により、全ての従業員に周知します。
2013 年 12 月1日制定
株 式 会 社
代表取締役
3
野本
貴
秀夫
3.組織概要
(1)会社名:株式会社
貴
代表者:代表取締役
野本 秀夫
(2)所在地
・本社所在地(登記上):〒370-0701 群馬県邑楽郡明和町南大島 376 番地 1
・中谷事務所所在地
:〒370-0713 群馬県邑楽郡明和町中谷 46 番 26
・駐車場所在地
:〒370-0701 群馬県邑楽郡明和町南大島 144 番、145 番 1
(3)事業内容
・産業廃棄物収集運搬業
(4)環境管理責任者及び担当者連絡先
・環境管理責任者
春山
裕司
・連絡担当者 事務部門
・連絡先電話番号
小森 由子
0276(91)3711
メールアドレス
FAX0276(91)3712
[email protected]
ホームページアドレス
http://www.taka.gunma.jp/
(5)事業の規模
・会社設立
平成20年6月11日
・資本金 金500万円
・従業員人数(派遣・パート・アルバイト含む)
・事務所面積合計
22 名
77㎡
・駐車場敷地面積合計
4,952㎡
・売上高 648百万円
2012年度(平成 24 年6月~平成 25 年5月)
(6)環境負荷 2012年度(平成 24 年6月~平成 25 年5月)
・二酸化炭素排出量
1,164,552kg-CO2
・産業廃棄物収集運搬量
46,166トン
4
(7)廃棄物処理料金
・排出される廃棄物の性状及び荷姿、排出場所及び量によって異なりますので、別
途お見積にて対応させていただいておりますので、お気軽にお問い合わせくださ
い。連絡先電話番号
0276(91)3711
4.エコアクション21認証対象範囲
(1)対象範囲:全組織
・本社所在地(登記上):〒370-0701 群馬県邑楽郡明和町南大島 376 番地 1
・中谷事務所所在地
:〒370-0713 群馬県邑楽郡明和町中谷 46 番 26
・駐車場所在地
:〒370-0701 群馬県邑楽郡明和町南大島 144 番、145 番 1
(2)事業内容:産業廃棄物収集運搬業
5.環境実施体制図
代表取締役
野本秀夫
環境会議
環境管理責任者
春山裕司
事務部門
運搬部門
役割 代表取締役:環境方針の決定。社長による EA21 活動の見直し。必要な経営資源の投入
環境管理責任者:環境経営システムの確立・実施・維持。社長見直し時に環境活動状況報告
各部門・従業員:環境活動実施及び結果報告
5
6. 事業活動詳細について
① 許可の内容
事 業 範
都道
許可
許可
許可有効
燃
え
殻
番号
年月日
年月日
青森
県
00201
143837
‘平成 21 年
4 月 24 日
‘平成 26 年
4 月 23 日
○
○
岩手
県
00300
143837
‘平成 21 年
7月8日
‘平成 26 年
7月7日
○
○
○
○
宮城
県
0400
143837
‘平成 25 年
10 月 2 日
‘平成 30 年
10 月 1 日
○
○
○
秋田
県
00508
143837
‘平成 25 年
10 月 18 日
‘平成 30 年
10 月 17 日
○
○
○
山形
県
0609
143837
‘平成 25 年
9 月 18 日
‘平成 30 年
9月1日
○
○
福島
県
00707
143837
‘平成 26 年
1 月 27 日
‘平成 31 年
1 月 26 日
○
○
茨城
県
00801
143837
‘平成 21 年
5月8日
‘平成 26 年
5月7日
栃木
県
0900
143837
‘平成 25 年
9 月 24 日
‘平成 30 年
8 月 25 日
○
○
○
○
群馬
県
01000
143837
‘平成 25 年
7 月 28 日
‘平成 30 年
7 月 27 日
○
○
○
埼玉
県
01107
143837
‘平成 25 年
10 月 16 日
‘平成 30 年
8 月 26 日
○
○
千葉
県
01200
143837
‘平成 25 年
10 月 16 日
‘平成 30 年
10 月 8 日
○
東京
都
13-00143837
‘平成 25 年
9 月 22 日
‘平成 30 年
9 月 21 日
神奈
川県
01402
143837
‘平成 25 年
10 月 30 日
新潟
県
01509
143837
山梨
県
等
汚
泥
廃
油
廃
酸
廃
ア
ル
カ
リ
紙
く
ず
木
く
ず
繊
維
く
ず
○
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動
植
物
性
残
さ
金
属
く
ず
ず
及
び
陶
磁
器
く
ず
ガ
ラ
ス
く
ず
・
コ
ン
ク
リ
ー
ト
く
鉱
さ
い
が
れ
き
類
ば
い
じ
ん
13
府県
廃
プ
ラ
ス
チ
ッ
ク
類
囲
号
○
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‘平成 30 年
10 月 8 日
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
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○
‘平成 25 年
10 月 11 日
‘平成 30 年
10 月 10 日
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
01900
143837
‘平成 21 年
8 月 13 日
‘平成 26 年
8 月 12 日
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
長野
県
2009
143837
‘平成 21 年
7 月 29 日
‘平成 26 年
7 月 28 日
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
静岡
県
02201
143837
‘平成 22 年
1 月 18 日
‘平成 27 年
1 月 17 日
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
②運搬車両の状況(合計 27 台)
脱着装置付コンテナ専用車 11 台、トラクタ 6 台、ダンプセミトレーラ 6 台、フルトレーラ 2
台、キャプオーバ
1 台、バン 1 台
6
○
○
7. 環境目標(3か年計画)
弊社の 2012 年度の二酸化炭素排出量は 1,164,552kg-CO2 でありましたが、そのうち軽油使用量が
96%占めております。なお、その他はガソリン使用及び電気使用が4%となります。
3 か年計画については、2012 年度(2012 年 6 月~2013 年 5 月)基準にて 2013 年度から 2015 年
度の目標を設定いたしました。しかし、2013 年 7 月に事務所移転、2013 年 8 月に駐車場移転、
2013 年 9 月に車両増車といった基準値の変動要因があるため、エコアクション21環境目標はデー
タ把握を中心に設定し、2013 年度は 2013 年 12 月より活動開始しております。
環境目標
責任部門
省エネ活動に
よる二酸化炭
素排出量削減
全社
エコドライブ
の推進による
運搬車両の
燃費向上
基準年度
基準値
年間
目標
2012 年度
基準年度比
1,164,552
目標値
kg-CO2
排出係数(2011
年度 0.463kgCO2/kWh)
達成手段
基準年度比
目標値
ー
達成手段
運搬部門
基準年度比
分別徹底によ
る一般廃棄物
排出量の削減
目標値
ー
達成手段
事務部門
基準年度比
水使用量
の削減
目標値
ー
全社
達成手段
グリーン購入
の推進
基準年度比
目標値
ー
全社
達成手段
年度(6 月~5 月)毎目標・達成手段
年度
2014
年度
2015
2013
99%
98%
年度
97%
1,152,906 kg-CO2
エコドライブによる
軽油使用量削減
1,141,261 kg-CO2
エコドライブによる
軽油使用量削減
1,129,615 kg-CO2
エコドライブによる軽
油使用量削減
空調温度設定(冷房
28℃ 暖房 20℃)に
よる電気使用量削減
空調温度設定(冷房
28℃ 暖房 20℃)に
よる電気使用量削減
空調温度設定(冷房
28℃ 暖房 20℃)に
よる電気使用量削減
2013 年度基準 101%
2013 年度基準 102%
データ把握
km/㍑
走行距離チェックに
よる車両燃費データ
把握
エコドライブの推進
急加速・急停車の防
止
データ把握
データ把握
kg
データ把握
ー
km/㍑
ー
km/㍑
効率的な収集ルート
の見直し
効率的な収集ルートの
見直し
エコドライブの推進
急加速・急停車の防
止
エコドライブの推進
2013 年度基準 99%
2013 年度基準 98%
ー
kg
急加速・急停車の防止
ー
kg
発生量の現状把握
分別手順の作成
分別ごみ箱の設置
業務連絡のメール化
業務連絡のメール化
業務連絡のメール化
社内資料のデータ管
理化
社内資料のデータ管
理化
社内資料のデータ管理
化
印刷ミス用紙の裏紙
使用
印刷ミス用紙の裏紙
使用
印刷ミス用紙の裏紙使
用
データ把握
データ把握
㎥
2013 年度基準 99%
ー
㎥
2013 年度基準 98%
ー
㎥
事務所での節水
事務所での節水
事務所での節水
駐車場洗車水の適正
使用
駐車場洗車水の適正
使用
駐車場洗車水の適正使
用
データ把握
%
データ把握
2013 年度基準 101%
ー
%
2013 年度基準 102%
ー
%
事務用品の購入状況
の確認
事務用品のグリーン
購入推進
事務用品のグリーン購
入推進
低燃費車両の導入
低燃費車両の導入
低燃費車両の導入
7
8.目標及び実績(活動期間:2013 年 12 月~2014 年 2 月)
環境目標
責任部門
省エネ活動によ
る二酸化炭素排
出量削減
全社
基準年度
基準値
年間
目標
2012 年度
基準年度比
1,164,552
目標値
kg-CO2
排出係数(2011
年度 0.463kgCO2/kWh)
エコドライブの
推進による運搬
車両の
燃費向上
達成手段
目標値
ー
達成手段
2013
年度
1,152,906 kg-CO2
エコドライブによる軽油使
用量削減
空調温度設定(冷房 28℃
暖房 20℃)による電気使用
量削減
データ把握
データ把握
km/㍑
走行距離チェックによる車
両燃費データ把握
エコドライブの推進
急加速・急停車の防止
基準年度比
目標値
データ把握
データ把握
目標値
実績
288,227
460,894
kg-CO2
kg-CO2
電気使用量は、冬場のエアコン使用
が増加し、軽油使用量は、車両増加
により増加し、目標未達成となっ
た。是正処置としてエコドライブ教
育を行った。
しかし、リサイクル処理先への転換
等営業強化による運搬量拡大により
リサイクル活動は推進している。
データ把握
2.21
km/㍑
km/㍑
月ごとに各車両の走行距離メータを
チェックし、燃費データが正確に把
握出来た。
データ把握
660
kg
kg
kg
発生量の現状把握
ー
達成手段
事務部門
水使用量
の削減
2013 年 12 月~2014 年 2 月
(3 か月間)の目標値及び実績
99%
基準年度比
運搬部門
分別徹底による
一般廃棄物排出
量の削減
年度毎目標
達成手段
業務連絡のメール化
社内資料のデータ管理化
事務所移転後、書庫を整理し年末の
ごみ排出が多かった。一般廃棄物の
排出量が把握できた。
印刷ミス用紙の裏紙使用
基準年度比
ー
目標値
全社
達成手段
グリーン購入の
推進
基準年度比
目標値
ー
全社
データ把握
データ把握
駐車場洗車水の適正使用
データ把握
低燃費車両の導入
㎥
㎥
事務所及び駐車場の水使用量が把握
できた。
データ把握
%
事務用品の購入状況の確認
達成手段
99
㎥
事務所での節水
データ把握
データ把握
2.21
%
%
事務所引越しに伴い、備品を準備し
ていたため事務用品の購入は無かっ
たが、エコマークの付いたコピー用
紙を購入している。
9.環境活動の取り組み状況
目標
省エネ活動による二
酸化炭素排出量削減
取り組み内容
エコドライブによる軽油使用量削減
空調温度設定(冷房 28℃
暖房 20℃)による電気使用量削減
走行距離チェックによる車両燃費データ把握
燃費向上
一般廃棄物の削減
水使用量の削減
グリーン購入
評価
燃費向上できた
リモコン調整できた
燃費データが把握できた
エコドライブ意識が高ま
った
意識が高まっている
現状把握できた
メール利用を実施
電子化が進んでいる
裏紙利用が進んでいる
節水に向けでデータ把握
適正に利用している
再生紙を利用している
低燃費車量を購入予定
エコドライブの推進
急加速・急停車の防止
発生量の現状把握
業務連絡のメール化
社内資料のデータ管理化
印刷ミス用紙の裏紙使用
事務所での節水
駐車場洗車水の適正使用
事務用品の購入状況の確認
低燃費車両の導入
8
10.次年度の取り組み計画
今回取りまとめたレポートは、2013 年度のうち 2013 年 12 月より 2014 年 2 月までの 3 か月間の活
動であり、次年度の取り組み計画は、年度末である 2014 年 5 月までの実績を踏まえ設定します。よっ
て、2014 年 5 月までは『9.環境活動の取り組み状況』に表記されている環境活動計画の取り組みを
継続します。
11.環境関連法規の順守状況
2013 年 12 月より 2014 年 2 月までの順守評価を 2014 年 3 月に実施し、環境関連法規の違反はあり
ませんでした。また、関係当局よりの違反の指摘及び当社への訴訟及び苦情は、過去3年間ありません。
主な環境関連法令(廃棄物処理法、道路運送車輌法、NOx・PM 法、グリーン購入法、道路交通法)
12.代表者による見直し結果
2013 年 12 月より 2014 年 2 月までの環境活動状況について代表者による見直しを実施しました。
項目
環境方針
環境目標、
環境活動計画
管理責任者からの報告内容
環境方針に従い、計画通り活動できており現方針の記載内
結果
変更の必要はない。
容で問題ないと考えます。
2013 年 12 月~2014 年 2 月(3 か月間)の目標について
二酸化炭素排出量の削減で未達成となったが、顧客の要望
顧客廃棄物のリサイ
により 2013 年 9 月に車両増車しため軽油使用量増加は止
クル処理先への転換
むを得ないが、是正処置としてエコドライブ教育を実施し
た。
なお、軽油使用量は増加しましたが、顧客への営業活動
(リサイクル処理先への転換)により、結果的に収集運搬
量拡大となり、リサイクルの推進につながっております。
車両燃費や水使用量等については今年度はデータ把握を正
及び燃費データ把握
が実施できたことは
一つの成果と考え
る。今後も継続する
こと。
確に行い次年度より目標設定し、環境活動を推進したいと
今年度は現計画で継
考えています。
続的に推進するこ
活動開始後間もないため、今年度末である 2014 年 5 月頃
と。
に今年度基準とし次年度より目標設定を見直す予定です。
環境経営シス
テム
環境活動は計画通り推進されており、環境経営システムは
特に問題ありません。
継続的に推進するこ
と。
9