(MS Accessをご利用の場合)(PDF) - キヤノンITソリューションズ

ESET セキュリティ ソフトウェア シリーズ
ESET Remote Administrator V5.1
サーバリプレース時の移行手順
データベース:Access(mdb 形式)環境
最終更新日 2014/07/18
キヤノン IT ソリューションズ株式会社
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目次
はじめに ................................................................................................................................. 3
【設定の変更】 ............................................................................................................... 4
【ESET Remote Administrator Server サービスの停止】............................................. 8
【フォルダーのバックアップ】...................................................................................... 9
【ESET Remote Administrator Server サービスの停止】............................................11
【設定ファイルのコピー】 ........................................................................................... 13
【ESET Remote Administrator Server サービスの再起動】 ....................................... 15
サーバ移行後の設定確認 ...................................................................................................... 16
【ERAC クライアントペインの確認】 ........................................................................... 16
【アップデート設定・ミラー機能(設定)の確認】 ...................................................... 17
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はじめに
本資料では、現在使用しているサーバから新しいサーバへ ESET Remote Administrator V5.1 を移行する
際に現在の設定や取得したクライアントの情報を引き継いだまま、新しいサーバへ移行するための
手順について記述します。
【略称について】
本書では各製品名を以下の略称で記載します。
製品名
略称
ESET Remote Administrator
ERA
ESET Remote Administrator Server
ERAS
ESET Remote Administrator Console
ERAC
ESET コンフィグレーションエディタ
コンフィグレーションエディタ
【ESET Remote Administrator V5.1 サーバリプレース手順概要】
1.
旧サーバでバックアップ
2.
新サーバで ESET Remote Administrator をインストール
3.
新サーバでバックアップの復元
4.
新サーバで設定の確認
3
1. 旧サーバでバックアップ
【設定の変更】
※旧バージョンの ERA をご利用中の方は、一度 ERA を V5.1 にバージョンアップしていただく必要が
ございます。
ERAC を起動して ERAS に接続します。
ERAC のメニューバーより「ツール(T)」-「サーバオプション(S)」を選択して
サーバオプション画面を開きます。
サーバオプション画面にて「詳細」タブを開き「詳細設定を編集(A)」ボタンを
クリックしてコンフィグレーションエディタを起動します。
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コンフィグレーションエディタにて以下のツリーを選択し、[値]の項目にチェックを入れて設定を
“はい”に変更します。
[Remote Administrator]
-[ERA サーバ]
-[設定]
-[詳細]
-[データベースサーバ名の不一致を無視する]
設定が完了したら「コンソール(C)」ボタンを押して設定を完了します。
“設定を保存しますか?”というメッセージが表示されますので「はい(Y)」を選択して
ダイアログ画面を閉じ、サーバオプション画面に戻ります。
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「OK(O)」ボタンを押下してサーバオプション画面を閉じ、設定を完了します。
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【ESET Remote Administrator Server サービスの停止】
Windows のスタートメニューから「管理ツール」-「サービス」を開きます。
サービスの一覧から[ESET Remote Administrator Server]を右クリックして
[停止(O)]を選択します。
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【フォルダーのバックアップ】
ERAS および ERAC のフォルダーをバックアップとして取得します。
各フォルダーが作成される場所(パス)は、OS バージョンにより異なります。
Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2 環境の場合は既定で以下の場所に作成されています。
ESET Remote Administrator Server (ERAS)フォルダー
フルパス:C:\ProgramData\ESET\ESET Remote Administrator\Server
※運用状況によりフォルダー内のファイルサイズが大きくなることがあります。
バックアップ時には、バックアップメディアの容量にご注意ください。
ESET Remote Administrator Console (ERAC)フォルダー
フルパス:C:\ProgramData\ESET\ESET Remote Administrator\Console
※ProgramData フォルダーは隠しファイルとして設定されています。
デフォルト設定ではエクスプローラなどで表示されませんが、パスを直接入力することでアクセス
することができます。
隠しファイルの表示方法を変更する場合は「コントロールパネル」にて「フォルダー オプション」の
設定を変更してください。
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Windows Server 2003/2003 R2 環境の場合は既定で以下の場所に作成されています。
ESET Remote Administrator Server (ERAS)フォルダー
フルパス:C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\
ESET\ESET Remote Administrator\Server
※運用状況によりフォルダー内のファイルサイズが大きくなることがあります。
バックアップ時には、バックアップメディアの容量にご注意ください。
ESET Remote Administrator Console (ERAC)フォルダー
フルパス:C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\
ESET\ESET Remote Administrator\Console
※Documents and Settings\All Users 配下の Application Data フォルダーは
隠しファイルとして設定されています。
デフォルト設定ではエクスプローラなどで表示されませんが、パスを直接入力することでアクセス
することができます。
隠しファイルの表示方法を変更する場合は「コントロールパネル」にて「フォルダー オプション」の
設定を変更してください。
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2. 新サーバで ESET Remote Administrator をインストール
新サーバで ERA をインストールします。
3. 新サーバでバックアップの復元
【ESET Remote Administrator Server サービスの停止】
ERAS および ERAC をインストール後に Windows のスタートメニューから
「管理ツール」-「サービス」を開きます。
サービスの一覧から[ESET Remote Administrator Server]を右クリックして
[停止(O)]を選択します。
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【設定ファイルのコピー】
旧サーバにて取得したバックアップフォルダーを新サーバに上書き保存します。
Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2 環境の場合は以下の場所にコピーします。
ESET Remote Administrator Server (ERAS)フォルダー
フルパス:C:\ProgramData\ESET\ESET Remote Administrator\Server
ESET Remote Administrator Console (ERAC)フォルダー
フルパス:C:\ProgramData\ESET\ESET Remote Administrator\Console
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Windows Server 2003/2003 R2 環境の場合は以下の場所にコピーします。
ESET Remote Administrator Server (ERAS)フォルダー
フルパス:C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\
ESET\ESET Remote Administrator\Server
ESET Remote Administrator Console (ERAC)フォルダー
フルパス:C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\
ESET\ESET Remote Administrator\Console
‘フォルダーの上書きの確認’画面が表示された場合は、
「はい(Y)」を押下します。
必要に応じて、
“同じ処理を現在の項目に全て適用(A)”を選択します。
‘ファイルのコピー’画面が表示された場合は、
“コピーして置き換える”を選択します。
必要に応じて“同じ処理を次の xx 個の競合に適用(D)”を選択します。
‘対象のフォルダーへのアクセスは拒否されました’画面が表示された場合は「続行(C)」を
選択します。
‘ユーザアカウント制御’画面が表示された場合は「続行(C)」を選択します。
必要に応じて“同じ処理を現在の項目すべてに適用(A)”を選択します。
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【ESET Remote Administrator Server サービスの再起動】
フォルダーのコピーが完了したら、上記手順で停止した[ESET Remote Administrator Server]を
再起動します。サービス停止時の手順と同様に[ESET Remote Administrator Server]を右クリックし
[開始(S)]を選択します。
※ESET Remote Administrator Server サービスの起動に失敗する場合は、主に次のような原因が
考えられます。
・[データベースサーバの不一致を無視する]が[いいえ]に設定されている
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サーバ移行後の設定確認
ERAS サービスが再起動されたことを確認して ERAC から ERAS へ接続します。
移行前の設定等がすべて反映されているか確認します。
※クライアントペインにエントリーされたクライアント数だけライセンスを消費されます。
新サーバで管理を行わないクライアント情報が残っていると(クライアントとの接続情報が
更新されないなどにより)不必要な警告が発生します。
【ERAC クライアントペインの確認】
新サーバに適用した旧サーバの例として、以下の環境を使用しております。
新サーバ(Win-732):ERAS と ESET File Security(以下、EFS)
クライアント数:1 Win-732
旧サーバ(Win-952):ERAS と EFS
クライアント数:3 Win-952,Win-pc52,Win-pc55
旧サーバ管理クライアント 3 台分が追加されて 4 台となります。
旧サーバ(Win-952)情報が不要な場合は削除します。
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【アップデート設定・ミラー機能(設定)の確認】
ERAC のメニューバーより「ツール(T)」-「サーバオプション(S)」を選択してサーバオプション画面を
開きます。
サーバオプション画面にて「アップデート」タブを開きます。
枠で囲まれている項目が
旧サーバで使用していた設定を
引き継いでいるか確認します。
引き継がれていない場合は、
設定を行います。
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