その5 第 3 回 日本ステンドグラス作家協会展 “2013 名古屋” 会場 名古屋市 国際デザインセンター内 デザインギャラリー 愛知県名古屋市中区栄 3 丁目 18-1 期間 後援 2013 年 10 月 9 日(水)~14 日(月) 愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会 この度、会員の木村ちか子 さんが作品集を出版されま した。 20 年余りの制作活動のな かで特に思い入れのある約 80 点が掲載されています。 白を基調にアンバー、ピン ク、グリーンが溶け合った優 しい色調。こぼれんばかりの 花々としなやかな曲線が作 り出す優雅さと大胆さのミ クスチュアは作家木村ちか子の世界を表現しています。 「依頼を受けるたび、その家の方 の好みや雰囲気、好きな色彩を元 にいつもいつも新鮮な気持ちで 取り組んでまいりました。気がつ けばいつの間にか沢山の作品が 家々の中で息づいてくれている ことに感動を覚えます。 家に帰ると“おかえりなさい” と言って優しく迎え共に時間を 過ごし、うれしい時、悲しい時、 静かに温かな空気を注いでくれ る光…。 これからも家族に愛される“家の光”を作っていけれ ばと思います。」 (作品集・あとがきより一部抜粋) 渡邉雄一 はじめまして、この度日本ステンドグラス作家協会に 入会させていただきました渡邉雄一と申します。絵付け ステンドグラスを中心に、よりオリジナリティのある作 品を追求しながら日々作品制作を行っております。 情報革命の現代において芸術を鑑賞することは家にい たままでもできるようになりました。その結果、実物を 見ないでパソコン上の画面を見て満足している人が増え てきています。しかし、ステンドグラスはガラスの特性 上、光のあて具合や角度によって全然表情が変わります。 これは実物を目の当たりにしないと味わえない感動です。 技術面ではまだまだ未熟なところもありますが、ステ ンドグラス文化の今後の発展に貢献できるよう努力して いきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたし ます。 日本ステンドグラス作家協会 会報誌 2013 年 3 月 本会主催の展覧会をはじめ、会員作家の活動や会員の募 集に関することまで。 jsgaa で 検索 ☜ 各会員のホームページへもラクラクリンク。 みなさんチェックしてみて下さい。 http://jsgaa.org/ ********************************* 本協会への入会、お問い合わせは事務局及び各会員まで お願いします。 ********************************* 発行日 2013 年 3 月 1 日 発行者 (事務局) 日本ステンドグラス作家協会 〒108-0074 東京都港区高輪 4-2-7-201 林 晶子(A工房) 〒841-0004 佐賀県鳥栖市神辺町 1589-3 櫻井 由美 (ステンドグラススタジオ Y’s COMET) ℡0942-84-5546 編集者 ほっこり Tadokoro Kouichi Vol.9 本年開催予定の日本ステ ンドグラス作家協会展が あいちトリエンナーレ 2013 パートナーシップ 事業となりました。 あいちトリエンナーレで は、揺れる大地―われわれはどこに立っているのか : 場所、記憶、そして復活をテーマに 8 月 10 日~10 月 27 日まで愛知芸術文化センター、名古屋市美術館をはじめ とする各会場で現代美術や舞台公演が楽しめます。 実行委員会の開催 規の方々も多数来て下さいました。 今回の作品はドラゴンフライの 10”、14”、16”、20”、 22”とウロボロスのコラージュガラスをスランピングし た四季シリーズをメインとして展示しました。 来場者の方には展示作品 20~30 点を購入していただ き、また多数の製作依頼をいただきました。お陰様で依 頼作品の製作で毎日多忙な日々を過ごしています。注文 依頼の製作には今年一杯かかりそうです。 次回個展は 2 年後になりそうです。 文章・写真 ステンドグラス工房 T.K その2 滋野晶江 田所孝一 ステンドグラス展 2012 年 11 月 19(月)有楽町電気ビル内・記者クラブにて 第 1 回名古屋展実行委員会を行いました。 2013 年 1 月 21(月)有楽町・みゆきカフェにて第 2 回名古 屋展実行委員会を行いました。 会員のみなさまに於かれましては委員会報告書にて内容 のご確認をいただきますようお願いいたします。 その1 田所孝一 ステンドグラス展 昨年 11 月 23 日~25 日に第 3 回個展を自宅で開催しま した。今回は教室展も同時開催し、私の作品 50 点余りと 生徒の作品 30 点展示しました。 連休の 3 日間にもかか わらず来場者は 700 人以 上の人で大変賑わい、皆様 に感動していただきまし た。来場者にはリピーター の方々が半数近く来られ、 教室展開催したことで新 11 月にクリスマスをテーマに作品展をしました。作品 数は大小パネル、ランプなど約 50 点。ダル作品のみの個 展だったので珍しさもあり、 「こんなガラス初めて見た」 という声。連休とも重なり、遠方からの人、行楽帰りに 立ち寄られた方、「前回も見て、待っていました」など 嬉しい言葉に疲れも吹っ飛び、本当に皆様に感謝でした。 文章・写真 ステンドグラス工房アトリエM 滋野晶江 私のモットー(注文してくださる方の想いを形に!) パネルの注文が入るとまず打ち合わせ、どの様なイメ ージのパネルを希望しているか?最初から希望のパネル 柄がある場合は参考になるものをお持ちいただくのです が、漠然とステンドグラスを窓に入れたいと来られる施 主さんの場合は、パネルの写真集等を参考にしてイメー ジを聴き取っていきます。そのイメージを参考にデザイ ンを 4,5 点書いていきます。その中から、1 点に絞り、 その柄で詰めていきます。 今回は、直径 800 ミリのパネル 2 点中 その 1 点の写真を取 り上げてみました。 吹き抜けの 2 階部 分に取り付けたパネ ル、施主さんからは、 窓から見える木々が 生かせるような柄で とのご希望でした。 どの様なイメージを 考えているかを聴き 木々を飛び交う鳥 取る事 2,3 回を繰り 千葉市稲毛区 森井様邸 返し、木々の中を鳥 が飛んでいる感じで、 との方向性が固まりそのイメージのデザインを 2,3 点書 き、ようやくデザインが決まります。 全体のカラーイメージに色付けをして、作品の全体像を 決定します。その後ガラス見本を見て頂きガラスを決定 します。ここから製作に取り掛かります、希望があれば 製作途中(ガラスカットした段階で)見て頂いています。 作り手にとっては、手がける中の一枚であっても、注 文してくださる方にとっては、唯一無二のものである! との思いと、作品を長く残して頂き、満足して頂ける作 品を施主様と共に作っていこうと思っています。 今回は取り付けを、工務店にお任せしました。 文章・写真 クリエイティブハウス・どぅー 高橋陽華
© Copyright 2024 ExpyDoc