公共建築工事標準仕様書(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修)平成25年度版より ●ビニル床シート ビニル床シートはJIS A 5705(ビニル系床材) により、種類の記号、色柄、厚さ等は特記による。 特記がなければ、種類はFS、厚さ2.0mmとする。 → タキストロン タフスリップタイプを使用される場合には、特記が必要となります。 ●特殊機能床材(4)項 防滑性床シート又は床タイルの種類、性能、厚さ等は特記による。 → ネオセーフを使用される場合には、特記が必要となります。 ●接 着 剤 ビニル床シート及びビニル床タイル用接着剤は、JIS A 5536(床仕上げ材用接着剤) により、 種別は表による施工箇所に応じたものとする。特記がなければF☆☆☆☆とします。 → タキロン床用専用接着剤は、全て F☆☆☆☆商品です。 種別 施工箇所 酢酸ビニル樹脂系、 ビニル共重合樹脂系、 アクリル樹脂系、 ウレタン樹脂系、 ゴム系ラテックス形 一般の床 エポキシ樹脂系 ウレタン樹脂系 地下部分の最下段、玄関ホール、湯沸室、便所、洗面所、防湿層のない土間、 貯水槽、浴室の直上床及び脱衣室等張付け後に湿気及び 水の影響を受けやすい箇所、耐動荷重性床シートの場合、化学実験室等 酢酸ビニル樹脂系、 ビニル共重合樹脂系、 アクリル樹脂系、 ウレタン樹脂系、 ゴム系ラテックス形、 ゴム系溶剤形 垂直面 公共住宅建設工事共通仕様書(国土交通省住宅局住宅総合整備課監修)平成25年度版より ●ビニル床シート ビニル床シートはJIS A 5705(ビニル系床材) による。種別は表1によるものとし、適用は特記による。 特記がなければ5種の場合は、エンボス加工とする。 タキストロン タフスリップタイプは、エンボス加工品です。 適合表にて4種、5種の適合か確認し、4種の商品については特記が必要となります。 表1 名称及び規格等 種別 項目 1種 構造 厚さ 発泡層のあるビニル床シート 3種 2種 不織布を積層し、印刷柄を有するもので 密度が650kg/m3未満のもの (KS) 3.5mm 2.3mm 1.8mm 発泡層のないビニル床シート 4種 5種 織布や不織布、織布及び不織布以外の 材料を積層したもの (FS) 2.0mm 2.5mm 厚さ (JIS A 5705) 2.9mm 種別[記号] (注) 1種の裏面の材質は、補修時にはく離の容易なものとする。 <適合表> 種別 発泡層のないビニル床シート 品番 名称 タキストロン タフスリップタイプ MT、 MX、 ST QA、 BA、 PA、 FA、 KA、 LA、 SA、 UA、 EA、 CX、 ADT、 PRE、 SL、 GF、 GL、 RA 2.5mm LB、LX 複層 ビニル床シート 2.0mm [ FS ] ●接 着 剤 接着剤は、JIS A 5536(床仕上げ材用接着剤) による。種別は表2によるものとし、適用は特記による。 タキボンド#607、タキボンド#601、タキボンドE30は、JIS A 5536の適合商品です。 表2 接着剤の種別 種別 酢酸ビニル樹脂系、 ビニル共重合樹脂系、 アクリル樹脂系、 ウレタン樹脂系、 ゴム系ラテックス形 施工箇所 一般の床 エポキシ樹脂系 ウレタン樹脂系 共用廊下、階段、玄関、便所、洗面所、脱衣室、台所、 その他湿気の生じやすい床、及び垂直面 ビニル共重合樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、 ゴム系ラテックス形、 ゴム系溶剤形ウレタン樹脂系、 アクリル樹脂系 垂直面 ●端 部 処 理 端部処理に用いるシーリング材は、使用部位に適したものとし、製造所の仕様による。
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