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Y ELL TO THE WOMEN OF ISHIK AWA
SPRING・2013
題字は石川県知事、
題字は石川県知事
(財)いしか
いしかわ女性基金理事長 谷本正憲
かわ女性基金理事長
長 谷本
本正憲
CONTENTS
女性センターフェスティバル 2012 ………………… 2
企業で働く女性のネットワーク化支援事業「企業に活かせ女性力」/
平成 24 年度「いしかわ女性のチャレンジ賞」/
ビジネススキルアップ講座
地域ネットワークフォーラム in 能登 ………………… 3
女性の視点からの地域防災セミナー/地域リーダー
養成講座/ ふらっとミニセミナー …………………… 7
若者の男女共同参画
∼自分らしく生きるために∼
………… 4
平成 25 年度(公財)いしかわ女性基金
交際相手からの暴力について
∼相手とのすてきな関係をつくっていくには∼
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…………………………… 6
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催し・事業のお知らせ
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女性センターフェスティバル2012
∼ つかもう! 夢・未来・幸福 ∼
平成24年10月13日(土) 石川県女性センター
平成24年10月13日(土)
、 石川県女性セ
ンター内のすべての機関・団体が協力して「女
性センターフェスティバル2012」 が開催さ
れました。
女性センター3階で活動している詩吟・ 剣
舞、 民踊、 フラダンスのサークルの皆さんに
よる舞台発表で、 オープニングを華やかに飾
っていただきました。
開会あいさつ
開会式典では、 谷本正憲石川県知事の開会
あいさつのあと、
「 いしかわ女性のチャレン
オープニング
ジ賞」の表彰式が行われました。
引き続き、
(財) いしかわ女性基金設立20
周年記念講演と、 午
後 からは映 画「 しあ
わせのパン」 が上映
されました。館内では
様々な品物が並ぶ物
品販売やサークルの
作品展示、 お茶席な
ども設けられ、多くの
方々で賑わいました。
作品展示
( 財 )い し か
わ女性基金
設立20周年
記 念 講 演
「自分らしく輝く
∼女(ひと)と男(ひと)、笑いでコミュニケーション∼
講 師:落語家 桂
」
あやめ 氏
記念講演では、落語家の桂あやめさんをお迎えし「自分らしく
輝く∼女(ひと)と男(ひと)
、笑いでコミュニケーション∼」
と題して、男社会と言われる落語界で、女性の特性を活かした自
分らしさを話の中に取り入れながら、笑いでコミュニケーション
をとることのすばらしさをご講演いただきました。
これまでのご苦労を軽妙な語り口でお話しいただき、ご来場の
方からは、逞しい生き方に元気をもらった、女性の生き方につい
て笑いながら考えさせられたといった感想も寄せられました。
講演後は創作落語も披露いただき、普段落語に馴染みの少ない
桂 あやめ 氏
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方々にも楽しんでいただきました。
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平成 24 年度
「いしかわ女性のチャレンジ賞」
起業・NPO 活動・地域活動等のチャレンジ!で輝く皆さんをご紹介します
個 人
安藤 喜代子さん
湯涌かぶら利用拡大
協議会会長
乙川 味巧さん
管理栄養士
古い文献から「湯涌かぶら」を知り再
現に取組み、18年に県や地元農家の協
力を得て復活させた。また、地元の漬物
会社との協力により、古漬として商品開
発し通年販売につなげるなど、生産拡大
に寄与している。
スイーツや旅館の料理として提供でき
るようにと、自ら率先して「湯涌かぶら」
の利用拡大を図るとともに、湯涌の特産
品として知名度を上げるための活動を続
けており、地域の活性化につなげている。
災害でライフラインが止まったときで
も美味しい食事ができるようにとの思い
から、簡単に調理できる「震災食」を考
案し、普及活動に努めている。洗い物が
少なく日常でも使えるレシピはエコにも
つながり、安全安心な地元の食材を取り
入れたメニューは地産地消にも貢献して
いる。
また、「震災食」 を通して日頃からの
防災意識の高まりにも期待できる。
永栄 康子さん
北陸女子会会長
朝活@金沢主宰
藤田 順子さん
パン工房
たけのはし店主
女性たちのための異業種交流会「北陸
女子会」を設立し、自己啓発、グルメ、
育児など幅広い分野でのセミナーやイベ
ントをボランティアで開催した。その後、
出勤前の時間を使った「朝活@金沢」も
立ち上げ、若者を中心に様々な年代、業
種の人たちの交流の場を提供している。
さらに、金沢以外でも開催し、若者が
集う場所として各地域の活性化にも繋が
る活動を行っている。
お米の活用方法として米粉パンを考案
し製造販売しているほか、アレルギー対
応や食品添加物不使用、甘さ控えめなど
購入者のニーズに合わせたものや地域の
特産品を使用するなど、様々な種類のパ
ンを製造している。
米・麦の加工品づくりや米粉の魅力を
伝える講演、また、地元の女性組織と新
名物づくりに取り組むなど農業や地域の
活性化にも貢献している。
団 体
川上 由枝さん
特定非営利活動法人
おやこの広場あさがお
理事兼事務局長
早くから育児サポーターのリーダーと
して活躍し、子育て支援施設「あさがお」
の設立にあたっては、責任者として、様々
な子育てサポートメニューを考え実践し
てきた。「地域で育てる」 活動や広場を
コミュニティーの場として開放するなど、
地域づくりに貢献しているほか、新たに
父親向けのグループの立ち上げや、妊婦
さん向け講座の企画など、日々子育ての
環境づくりに取り組んでいる。
石川県林業
研究グループ
森の幸
能登の山菜など地元の林産物を利用し、
食の安全・安心に配慮した加工品づくり
に取り組んでいる。素材を活かした加工
法で人気商品を作りだし、県内や東京で
のイベントに参加し、消費拡大に努めて
いる。能登の林産物加工品を通して、自
然豊かな能登半島の魅力を発信しており、
知名度アップにも貢献している。
高校生など未来を担う若者と植樹や下
草刈りをするなど、里山の保全活動にも
力を入れている。
地域ネットワークフォーラム in 能登
開催日:平成 25 年2月 23 日(土)
会場:能登空港ターミナルビル
子ども、お年寄り、障がい者が一つ屋根の下で過ごす「富山型デイサービス」を行っている
NPO 法人デイサービス「このゆびとーまれ」理事長の惣万佳代子さんをお迎えし、
「夢をかなえる、
私のチャレンジ」と題して、飾らない語り口でご講演いただきました。
講演に引き続き、いしかわ女性のチャレンジ賞受賞者によるチャレンジトーク「輝け わたし!」
では、団体部門受賞の「森の幸」から大路清子さん、個人部門受賞から川上由枝さん、永栄康子さ
惣万 佳代子 氏
んによる、それぞれのチャレン
ジについての体験談や今後の抱負、そして女性のチ
ャレンジへのエールをお話しいただきました。
また、平成 16 年に内閣府の「女性のチャレンジ
賞大賞」を受賞された惣万さんから、チャレンジを
継続することの厳しさと大切さをアドバイスいただ
きました。
森の幸様
川上さん
永栄さん
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若者の男女共同参画
∼自分らしく生きるために∼
私たちがそれぞれ「自分らしく」生き生きと暮らしていくには、
「男性」と「女性」が、互いに個性と能力を認め合い、多様な生
き方を受け入れることが大切と考えています。
このため県では、平成24年9月∼12月に県内の大学において、
自分が思い描く理想の生き方について考えるワークショップを開
催しました。学生の間で、活発な意見交換がありましたので、そ
就職や結婚、自分のライフプランを考えてみませんか?
の意見の一部を紹介します。
お互いを思いやることが必要だよね。
働き方っていろいろあるよね。
家事について
理想の働き方
●家族で仕事を分担し、夫、妻のどちらか一方に負担がかかる
のを防ぎたい。
●家事は女性がすべきで、男性は仕事をがんばればいい。
●家事全般が苦手なので、協力しますが、家事は女性中心とな
ってしてほしい。
●結婚しても、子供を産んでも、仕事は続けたい。
●私は理系で、目指す職業は男性が多いけど、性別に関係なく
がんばりたい。
●お金のことを考えると、共働きが理想。
●どちらかが仕事に出て稼ぎ、どちらかが家に入るのが理想。
夫婦で協力することが大切だよね。
自分らしく生きるってどんなことだろう?
育児について
男女共同参画について
●男性と女性で子供に教えられるものはそれぞれ違うので、育
児は夫婦で協力すべきだと思う。
●夫婦で協力して行えば負担も減るし、家族の絆も深まると思
う。
●育児休暇は、女性の方が取りやすいイメージがあるので、育
児は女性が中心となって行い、男性は時間がある時に協力す
ればいいと思う。
●男女共同参画社会は、他の誰かではなく、自分の意識を変え
ることによって変わっていくということがわかった。
●性別による役割分担は、両親や祖父母の姿を見ていて当たり
前と思っていましたが、改めて自分の将来について考えてみ
たい。
●みんなそれぞれいろいろな考えを持っていることがわかった。
自分に合った生き方をし、お互いの生き方を認め合っていこ
うと思う。
した!
「自分らしさ」を大切にしている人を取材しま
Q:この仕事を選んだきっかけは何ですか?
A:中学生の時に家の近所で火事があり、消火活動や救助活動をし
ている消防隊の姿を見て、こんなにやりがいのある仕事はない
と思い消防士になろうと決めました。
Q:この仕事のやりがりは何ですか?
A:災害現場で被害を防げた時や、救急現場で病人を搬送した後に
家族の方のほっとした顔を見ると、やっていてよかったと思い
ます。
Q:未来の社会人へのメッセージをお願いします
消防士 林
萌子さん
小松市消防本部中消防署 東出張所勤務
4
A:もし、やりたいことがあるなら、それに向かって一生懸命進ん
でいってほしいと思います。やりがいのある仕事と、かけがえ
のない仲間が待っていると思うのでがんばってください。
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交際相手からの暴力について
∼相手とのすてきな関係をつくっていくには∼
夫や妻、パートナーなど親密な関係にある人からの暴力は、大人だけの問題ではありません。若い世代でも交際相
手からの暴力の被害があることが明らかになっています。
あなたや身近な人は交際相手からの暴力に苦しんでいませんか。好きな人と交際しているはずなのに、相手のことを
「こわい」と思ったり、その交際を「つらい」と感じたりすることがあるとしたら、それは、2人の関係がどこかおか
しいのかもしれません。交際相手とのすてきな関係をつくっていくために大切なことは何でしょうか。
お互いが楽しくて輝いているような、すてきな関係になるには
暴力を認めない
「NO」の意志表示をすることが難しくなります。自分
どんな事情があったとしても、暴力をふるっていいと
の気持ち、自分の体を大切にする気持ちを持ちましょう。
いう理由にはなりません。暴力によらない解決方法があ
るはずです。暴力は、身体的なものに限らず、精神的な
相手のことも大切にする
ものや性的なものもあります。どのような暴力であった
自分のことを大切に思う気持ちと同じように、相手へ
としても暴力をふるうことは決して許されるものではな
の思いやりの心、相手を大切にする心を常に持つ事も大
いのです。
事です。相手の話に耳を傾けましょう。自分の意見や考
えを相手に押し付けず、相手が自分と異なる意見や考え
自分のことを大切にする
をもっていたとしても、まずはそういった違いがあると
人はみんな生まれながらにして一人ひとり大切にされ
いうことを互いに確認し、認め合いましょう。そして、
るべき存在です。暴力をふるわれてもいい人など一人も
自分はどう思うのか、相手に言葉で伝えましょう。
いません。でも、自分を大切にする気持ちを持っていな
いと、暴力をふるわれたとき、相手に対してはっきりと
参照:「人と人とのよりよい関係をつくるために」(内閣府作成)
被害者になっていませんか
□ あなたのことを「バカ」とか「ブサイク」とか、あなたがイヤだと思う言葉で呼びますか
□ あなたが他の用事で会えなかったりすると、自分を最優先にしないといってふてくされたりしますか
□ しょっちゅう携帯に電話してきたり、あなたがどこで誰と会っているかひどく気にして、友達との付き合いに口を出しますか
□ あなたの携帯電話をチェックして異性のアドレスを消せと言ったりしますか
□ あなたは彼(彼女)を怖いと思うときがありますか
□ 彼(彼女)はとてもやさしかったり、すごく意地悪だったりしますか(二重人格みたいに感じる)
□ けんかした時、怒らせるのはあなたが悪いなどあなたのせいだといって責めますか
□「俺(私)のこと好きなら、いいよね」と、あなたの気の進まないことをさせようとしますか
もし、 あなたが、 交際相手からの
石川県女性相談支援センター<面接相談>
暴力に悩んでいたら、 信頼できる人
TEL 076(223)8655
や専門の相談機関( 女性相談支援セ
月∼金 8:30∼17:15
ンター) に、 ちょっと勇気を出して
DVホットライン<電話相談>
相談してみてください。
(女性のためのDV専門電話相談)
また、 あなたの身近な人が悩んで
TEL 076(221)8740
いたら、 相談できる場所があること
を教えてあげてください。
月∼金 9:00∼21:00/土日祝 9:00∼17:00
※もちろんプライバシーは厳守されます。
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企業で働く女性のネットワーク化支援事業「企業に活かせ女性力」
昨年に引き続き、管理職としての活躍が期待される女性を対象に、能力開発・意識改革の機会を提供し、人材育
成を目指す事業として実施しました。
スキルアップ講座や実務研修、ロールモデルとの勉強会などを開催し、管理職を目指す女性のキャ
リア形成を支援するとともに、受講生相互の情報交換やスキルアップを目指すためのネットワークの
構築など、継続的な活動ができるように支援するものです。
◆プログラム
スキルアップ講座(管理職として活躍するための基礎的な能力を身につける講座)
石川 嘉代子 氏
講 師:学校法人 産業能率大学総合研究所 主幹研究員 石川 嘉代子 氏
第1回
7月13日(金)
・14日(土)
第2回
8月31日(金)
・9月1日(土)
第3回
11月9日(金)
・10日(土)
リーダーシップの発揮 【受講者の声】
問題解決等すぐに実行できる学びがあった、刺激を受け前向きに
人を育てるコーチング
なったなどの意見と共に、こんなに多くの異業種のそして同じよ
うな立場の仲間ができたことがよかった、などがありました。
職場と人を動かす
※各講座開催前には事前課題、講座修了後に事後課題を作成。
勉強会(企業トップ等との交流、課題検討、情報交換等)
8月8日(水)
第1回 (株)NTTドコモ
情報戦略担当部長 白川
10 月4日(木)
第2回
貴久子 氏
丸井織物(株)
代表取締役社長 宮本 徹 氏
12 月 12 日(水)
第3回
PFUクリエイティブサービス(株)
人事サービス部マネージャ 加藤
美穂 氏
【受講者の声】女性としての生き方、考え方、行動 【受講者の声】企業が人材育成に力を入れる 【受講者の声】組織の中で実際に活躍してい
の仕方など実体験を基にした話は参考になった。 理由が理解でき、具体的なシステムも興味深 る方の話は励みになりました。何を大切に考
気持ちの持ち方で道が開ける気がした。自分も心 く聞きました。自分の企業でも取り入れられ えて仕事をするか、また工夫している事など
掛けていきたいと思うヒントがたくさんありました。 る事もあり、できる事から実践していきたい。 実践的で参考になりました。
講演会・取組発表 2月16日(土)
●講 演 「企業でいきいき仕事をしよう!∼帝人グループのダイバーシティ推進の取り組み∼」
講 師:帝人(株) 人財室ダイバーシティ推進室長 日高 乃里子 氏
●取組発表 「女性力を活かそう」
受講生による、学んだこと・業務に活かしていることなどの発表
大谷内 由紀子 さん(のと共栄信用金庫)
金田 清江 さん
(医療法人社団浅ノ川総合病院)
川原 芳美 さん
(丸井織物株式会社)
松岡 さつき さん (株式会社エイム)
取組発表の様子
日高 乃里子 氏
情報誌の発行 管理職を目指す受講生とそうした女性達を応援する企業を紹介します。
ビジネススキルアップ講座
(財)いしかわ女性基金では、働く女性の意識の向上とスキルアップを図るための講座(各日10:00∼17:00)
を開催しました。前号で紹介した3講座に続き10月以降に以下の3講座を開講しました。
メンタルヘルスマネジメント講座
と き:平成24年10月17日(水)
講 師:吉野 ゆかり 氏(オフィスBeing well 主宰)
プレゼンテーション講座
と き:平成25年1月17日(木)
講 師:長島 裕美 氏
(社団法人日本資質表現教育協会社会教育支援指導士)
女性の起業力アップ講座 ∼もう一歩、夢に向けて∼
と き:平成25年2月6日(水)
講 師:萩原 扶未子 氏
(株式会社ジーアンドエス 代表取締役社長)
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【受講者の声】
●ビジネスだけではなく家庭など様々なシーンで役立つ内容でした。
●初めての人にもわかりやすく、説明にも具体例が入っていてよか
った。
【受講者の声】
●とても良い講座でした。勉強になり、刺激を受け自信がつきました。
●人としてのコミュニケーションの取り方など人間として大切なも
のも学べました。
【受講者の声】
●今までの自分のビジネスに対しての考え方の見直しができました。
●たくさんの方とコミュニケーションをとることができました。
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平 成 24 年 度 新 規 事 業
女性の視点からの地域防災セミナー
能登
金沢
開催日:平成24年9月22日(土・祝)
会 場:能登空港ターミナルビル
開催日:平成25年2月9日(土)
会 場:石川県女性センター
女性の視点での防災対応の重要性から、今年度初めて能登と金沢で開催しました。
田端 八重子 氏
平成24年9月22日(土・祝)開催の能登空港ターミナルビルでは、もりおか女性セン
ター長の田端八重子さんをお迎えし「災害から命を守るには∼女性のニーズを踏まえた災害対応∼」と題して、
被災地での現状やもりおか女性センターの取り組みといざという時の心構えなどをご講演いただいたほか、管
理栄養士の乙川味巧(おとがわみわ)さんによる震災食の紹介と試食も行
われました。
平成25年2月9日(土)開催の県女性センターでは、田端さん、乙川
さんによる講演等に加え、本年度(財)いしかわ女性基金の調査研究委嘱
事業に採択された北陸学院大学准教授の田中純一さんによる、「女性の視
点から考える災害に強い地域社会」と題して発表が行われ、日頃からの震
乙川 味巧 氏
田中 純一 氏
災に対する取り組みの大切さを知るよい機会となりました。
地域リーダー養成講座
「私が変わればチームも変わる」
川端 美智子 氏
地域組織やグループなどの活動に主体的に参画し、生き生きと活躍
するためのノウハウを学ぶ講座を実施しました。
とき:第1回 平成24年9月28日(金)、29日(土)
第2回 平成24年10月19日(金)、20日(土)
講師:川端 美智子 氏
(株式会社ライフキャリアデザイン・アソシエイツ代表取締役)
【受講者の声】 ●書く能力や、論理的に管理する訓練ができた
●時間が長いのに、興味がつきない。沢山の気づきがあった。
●今まで知り得なかった事ばかりで、驚きの連続でした。沢山勉強させて頂きました。
女性人材バンク事業
ふらっとミニセミナー
(財)いしかわ女性基金では、女性が各種審議会等や行政機関が実施する諸活動に参加する機会を増やし、その能力
を発揮することを目的に「女性人材バンク」を設置しています。
昨年度はこれらの人材を講師に「ふらっとミニセミナー」を県内7箇所で実施しました。平成25年度も開催しますので、
ぜひご参加ください。
平成 24 年度 「ふらっとミニセミナー」
開催日
平成24年 9月12日(水)
平成24年 9月15日(土)
講 師
上野 智代 氏
(日本スカーフ協会認定講師・カラーコーティネーター)
赤澤 純代 氏
テーマ
「いつまでも若々しく!自分らしく!」
(金沢医科大学総合内科学講師 女性総合医療センター副センター長) ∼輝く女性を目指して∼
平成24年10月19日(金) 原田 青司子 氏 (金城大学短期大学部 非常勤講師) 「ワーク・ライフ・バランスって何?」
平成24年11月17日(土) 河岸 まさ子 氏 (NPO法人子ども館 代表兼保育士) 「子育て、親育て今昔物語」
平成25年 2月19日(火)
くまくら たみえ 氏
(株式会社フューチャービジョン 取締役)
平成25年 3月 2日(土) 七浦 禎蓮 氏 (朱澤 代表)
平成25年 3月 4日(月)
あねざき しょうこ 氏
(こころとからだのカウンセリングスペース 性問題カウンセラー)
開催地
「秋を装う 輪島市
∼カンタン便利おしゃれなスカーフ結び」
野々市市
白山市
宝達志水町
「ありがとうカードのポイントの貯め方
∼感謝の気持ちは元気の素∼」
金沢市
「あなたが支えるものは?」
津幡町
「STOP! デート DV」
内灘町
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平成25年度(公財)いしかわ女性基金 催し・事業のお知らせ
調査研究委嘱事業
募集件数:1件程度 申込締切:5月7日(火)必着
情報収集・提供事業
■ふらっとミニセミナー
女性人材バンクに登録のある多彩な方々によるミ
ニセミナーを県内8会場程度で開催します。
■女性チャレンジ賞表彰
女性のチャレンジの身近なモデルケースとなるよ
うな個人、団体・グループを表彰します。
■女性チャレンジトーク
いしかわ女性チャレンジ賞受賞者トーク形式の講
演を開催します。
研修・講座事業
■ビジネススキルアップ講座
女性が職場における能力や指導力を発揮できるよ
うなスキルを身につけるための講座を開催します。
■国立女性教育会館開催講座受講支援事業
国立女性教育会館で開催される専門性の高い講座
への受講支援(交通費等の助成)をします。
対象講座:(公財)いしかわ女性基金指定の講座
支 援 数:5人程度
■女性のための人間力向上講座
女性が自身の能力を活かすため、総合的な人間力
の向上を図る講座を開催します。
交流促進事業
■女性センターフェスティバル2013
県女性センターと館内の各機関が力を合わせて開
催する年に一度のお祭りです。
とき:平成25年10月12日(土)※予定
■女性団体交流会
女性団体の出会いの場を設け、情報交換や交流を
図り相互のネットワークづくりを推進します。
■地域ネットワークフォーラム
地域における女性団体の学びと交流の場を提供し、
ネットワーク化を支援します。
■働く女性のネットワーク化支援事業
企業・団体などで活躍が期待されている女性に学
びと交流の場を提供し、キャリア形成及びネットワ
ーク化を支援します。
活動支援事業
■女性関係グループとの協働事業
女性団体・グループ等の企画提案により(公財)
いしかわ女性基金と協働で行う事業を助成します。
募集件数:3件程度
申込締切:5月7日(火)必着
(女性に関する情報収集・提供事業のみ4月5日(金)必着)
■ワークショップ開催支援
女性関係グループの情報発信や情報交換の場とし
て、自主企画ワークショップを開催する団体等を支
援します。
■研修会等開催支援
女性関係グループ・企業等が主催する講演会等の
講師等に係る謝金・旅費を助成します。
New 女性の視点から考える地域防災に関する研修会等
も対象となります。
<助成限度額>
区分A:参加者数50名以上 15万円(1団体)
B:参加者数30名以上 10万円(1団体)
C:参加者数20名以上 3万円(10団体)
<申込締切>
区分A、B:5月7日(火)(必着)
区分C:随時
(財)いしかわ女性基金は4月1日より公益財団法人へ移行します。
◆開館時間/9:00∼21:00
◆休 館 日/年末年始(12月29日から1月3日まで)
◎ホール・会議室等の予約は1年前から受付
(会議室をセンターの設置目的以外に使用するものは原則6ヶ月前)
◀福井
国道8号線
野田
専光
寺線
石川県女性センター
金沢西
I.C
大豆田
増泉
元車
南町
▼
片町
▼
野町
▼
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/jyoseicenter/
富山▶
中橋
西口
石川県女性センター
お問い合わせ先
(財)石川県女性センター TEL(076)263 - 0115(代)
金石▲
〒
P
ANA クラウン
プラザホテル
●
六枚
JR 金沢駅
東口
東口
●日航ホテル
▼武蔵ヶ辻
●発行/平成25年3月 ●編集/発行 石川県・
(財)いしかわ女性基金 〒920-0861 金沢市三社町1番44号(石川県女性センター内)
TEL(076)234-1112 FAX(076)234-1130 http://www.pref.ishikawa.jp/jyosei-kikin/
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