平成２４年度学校教育目標『活力ある心豊かな生徒の育成』沼津市立静浦中学校学校だより NO.11 平成25年2月28日文責校長立春、節分が過ぎ、日に日に暖かくなってほしいのですが、北日本に例年よりも強い「寒波」が襲い、記録的な大雪を降らせています。受験期をむかえている３年生にとっては、油断できない季節です。さて、２月６日（水）と７日（木）に、私立高校の入学試験が実施され、15日（金）には合格発表が行われました。本校の３年生も約９割強の生徒が私立高校を受験し、単願者については卒業後の進路先が決定しまた。今後、３月５日（火）と６日（水）に県公立の入学試験が迫っています。「進路は、自らの力をもって切り開いていくもの」です。「保護者の力」と「先生方の力」がそれをサポートしていきます。結果はもちろん重要ですが、その過程の努力と経験は、人生の次の段階の進路開拓においても貴重な糧となっていきます。３年生諸君の頑張りに期待しています。（一人ひとりが具体的にアドバイスを受けました→）２月７日（木）の午後、PTA文化研修部主催の「ハートフルピアノ連弾コンサート」を、本校の音楽室で開催しました。お招きした若林諄さん、五道素子さん、シンガーソングライターのTAMAKIさんは、学校や福祉施設、地域の交流会等でコンサート活動を行っているそうです。若林諄さんは、生まれつき目が不自由で知的障害を併せ持つ盲重複障害者ですが、２才の時から６才上の姉が弾くピアノに興味を持ち、その真似をしてピアノを弾き始めたそうです。絶対音感をもち、身体全体で音楽を感じ、五道素子さんの指導の下、優れた感性で演奏を披露してくれました。また、TAMAKI さんは、FM局などにも出演されているママさんシンガーソングライターで、母親としての愛情溢れる詩と繊細で澄んだ歌声が魅力的な方でした。参加した１・２年生と保護者、そして本校職員は、心洗われる豊かなひとときを過ごすことができました。企画していただいた川口PTA会長様はじめ、PTA文化研修部の皆様に感謝申し上げます。第４３回静岡県中学校選抜野球大会出場（野球部）２月23日（土）に第43回SBS静岡県中学選抜野球大会の開会式が、島田球場で行われ、沼津市スポーツ祭野球大会の優勝チームである本校野球部が沼津代表として参加し、入場行進を行いました。県内の強豪校が一同に顔をそろえる場に参加できたことは、生徒たちにとって貴重な経験となったようです。開会式当日には本校の試合はなく、翌日の24日（日）の第1試合に私立常葉学園橘中学校と対戦しました。中高一貫校である常葉学園は、県大会に毎年出場するという強豪校。さすがにその打線は強力で、本校は初回に４点を奪われ、その後も失点が続きました。しかし、強風をもろともせずに本校野球部員も最終回まで懸命に戦い、現時点で出せる力を精一杯発揮してくれました。夜明け前に沼津を出発し、遠方まで生徒の引率や応援等に協力していただいた保護者及び関係者の皆様、誠にありがとうございました。顧問の先生方もとても熱心に指導をしてくれました。この経験を、夏の中体連に繋げてくれることを期待しています。昨年秋に実施されたバスケットボール東部選手権大会において３位入賞を果たした本校女子バスケット部は、第23回静岡県中学校新人バスケットボール選手権大会（新人戦県大会）への出場権を獲得していました。この大会が1月12日（土）に焼津市総合体育館で開催され、本校は私立浜松学院中学校と対戦しました。1回戦で惜敗しましたが、新人戦の時期に県大会出場を体験できたことは、この夏の中体連に向けて貴重な試合経験を積んだことになります。昨年末から体育館が耐震工事中で、練習環境が十分でなかったことが悔やまれました。しかし、２月後半に体育館工事も終了し、再び本来の練習ができるようになりました。頑張れ！女子バスケット部！２月16日（土）に野球連盟主催の全日本少年野球大会の市内大会が行われ、本校野球部は準決勝に進出し、片浜中と対戦。息詰まるような投手戦を最終回にサヨナラヒットで制して勝利。決勝戦に駒を進め、門池中と対戦しました。惜しくも決勝戦で敗れ、「準優勝」となりましたが、秋のスポーツ祭に続き好成績を収めました。「静浦小中一貫学校」開校まで、約 1 年余りになりました。校舎建築や施設整備等は市教育委員会が進めていますが、本校職員も市内で初めてとなる小中一貫校をどのように運営していったらよいかを含めて、県内外の先進校を視察しながら調査研究を進めています。①～④の写真は「京都市立東山開晴館小中学校」の様子です。京都市のような大都市でも少子化の影響は大きく、７校が統合されて小中一貫校になっていました。「新たな教育」の枠組みが、全国で広がっていることがわかります。 ① ② ③ ④ ⑤⑥の写真は、長野県松本市にある「才教学園 ⑤ 小中学校」の様子です。開校して間もない私立学校ですが、1学級が20人以下という少人数の学級編制と「志教育」を掲げた特徴ある学校でした。それぞれ「今までの学校」を進化させた「枠組みと取り組み」に挑戦していました。今後の本校も、子どもたちの「憧れや夢」を強い意志を持って実現させる「志」へ高め、「社会貢献できる」人材として育っていく学舎（まなびや）としていきたいと思います。昨年末から実施されていた本校体育館の耐震工事が２月中旬に完了しました。体育館の内外に多くの筋交い（すじかい）が増設されて強固な施設になりました。授業や行事、そして部活動でも安心して使用できます。社会体育等で利用していた地域の皆様にもご不便をお掛けしました。学校の様子をホームページで日々配信しています。 http://www.numazu-szo.ed.jp/sizuura-j/ ⑥ ５日（火）県公立入試１日目・高校生講話（２年生）６日（水）県公立入試２日目・PTA 常任委員会１０日（日）県下一斉津波避難訓練9:00 １２日（火） 3年生お別れ遠足１３日（水） 3年生を送る会１４日（木）県公立高校合格発表１５日（金）卒業式練習１８日（月）第66回卒業証書授与式１９日（火）平成２４年度修了式２５日（月）学力補充教室（25日・26日・28日）２９日（金）離任式