平成26年度9月補正予算に係る 事業評価 (国際・観光部) ■資料 ・事業評価表等(参考資料含み) 目次 佐賀魅力創造事業 ................................................. 1 様式1 平成26年度9⽉補正予算事業評価 新規 観光戦略グループ、おもてなし課 スライド 107,499千円 1 事業名:佐賀魅⼒創造事業 総合計画2011 「政策の柱:情報発信」 「施策分野:観光」 Ⅰ 実施⽬的 1.施策名等 ・施 策 名:観光客の誘致促進 ・目指す姿:佐賀県の歴史や風土、文化、食、温泉等各種観光資源が評価され、佐賀県に目的を 持って観光に訪れる人が増えている。 ・取組方針:観光客に「選ばれる佐賀県」の実現を目指し、市町や観光事業者と一体となって、観光地 の磨き上げや受入体制の充実など、ハード・ソフト・人の磨き上げに取り組んでいきます。 2.施策評価の結果 ・評価の区分:C ・評価の概要:「⾷」をテーマにした新たな観光資源の発掘や、九州⼀体での観光プロモーショ ン等に取り組んだことに加えて、平成26年度からは、国内対策として新たに交通 事業者との連携強化等を図り、また、海外対策として、東アジアにおける誘客対 策等を拡充するとともに、新たに東南アジア・欧州における誘客対策等に取り組 んでいる。さらに、受⼊環境充実のために、Wi-Fi整備の拡充に加え、新たに多 ⾔語によるコールセンターの開設や観光アプリの提供などに取り組むこととして おり、本県の⽂化、⾷、温泉等各種観光資源が評価され、本県を訪れる観光客等 が増えているほか、国内外のドラマや撮影等により、佐賀県が全国や海外に発信 されているなど、全体としては、⽬指す姿に向けて着実に進んでいるものの、現 時点では、観光素材の磨き上げ、おもてなし環境整備等の課題もある。 様式1 平成26年度9⽉補正予算事業評価 スライド 2 2.施策評価の結果 ・指標の実績 (単位:千人) 区 分 国内からの宿泊観光客数 海外からの宿泊観光客数 H23 H24 H25 H26 目標値 2,650 2,777 2,903 3,029 実績値 2,638 2,493 2,564 - 目標値 65 86 108 129 実績値 33 44 62 - ・取組方針の成果度:Ⅰ ・成果・理由:国内対策としては、地域と一体となった観光資源の磨き上げや、東京・大阪での 観光PR等に取り組み、また、海外対策としては、九州オルレ等新たな観光資 源の発掘や九州観光推進機構等と協力した九州一体での海外プロモーション等 を実施したことにより、前年度より実績は伸びたものの、魅力づくり・受入環 境・認知度向上について課題もあったことから目標達成には至らなかった。 3.施策推進上の必要性 ・ 当該施策の取組があまり進んでいないのは、佐賀と⾔えば「アレ」といった観光の⽬⽟を確 ⽴できていないことや、各地域に磨き上げる担い⼿がいないため観光素材を観光客に提供でき る状態にまで⾄っていないこと、実際に佐賀を訪れた⼈をおもてなしする環境が充実していな いこと、さらには佐賀の認知度そのものが不⾜していることなど、複数の要因がある。 ・ そのため、県⺠、市町や観光事業者が⼀体となって、観光素材の発掘・磨き上げやおもてな し環境充実を図ることで佐賀の魅⼒を創造し、また、佐賀への観光客を増加させるためにそう した魅⼒を広く発信していく必要がある。 1 様式1 平成26年度9⽉補正予算事業評価 スライド Ⅱ 事業の概要 3 1.事業の⽬的 <現状> ① 地域の魅⼒が⾼まっていない。 ② 佐賀を訪れた⼈の満⾜度が上がっていない。 ③ 情報を伝えるべき相⼿に適切に伝えきれていない。 <課題> ① 新たな観光素材の発掘、既存素材の磨き上げが⼗分でない。 ② 観光客を受け⼊れるおもてなし環境が⼗分でない。 ③ プロモーションを実施する際にターゲットを絞り切れていない。 <⽬指す姿> ・ 佐賀が「わざわざ⾏ってみたくなる県」「⽇本で⼀番、だれでも個⼈旅⾏がしやすい県」 になっている。 <事業成果⽬標> ※「佐賀県観光戦略」(H26.6⽉策定)における⽬標値による ・リピート意向率100%を⽬指す。 ・佐賀県内の外国⼈宿泊観光客数を2016年(H28年)に九州のシェア5%(17.2万⼈)にする。 様式1 平成26年度9⽉補正予算事業評価 スライド Ⅱ 事業の概要 2.事業内容 <事業期間>H26〜H28 <事業主体>県 ①観光資源発掘・磨き上げ事業 ⽬的 :新たな観光素材の発掘、既存素材の磨き上げを⾏う 事業イメージ:広く県⺠から誇りに思う佐賀の素材等を募集する。また、地域における観光 の担い⼿を育成するためにアドバイザー派遣等を⾏う 訴求対象者 :佐賀県⺠全般、地域における観光の担い⼿ ②おもてなし環境充実事業 ⽬的 :快適な旅⾏環境を提供し、佐賀を訪れた⼈の満⾜度を上げる 事業イメージ:おもてなしトイレを設置し「佐賀県のイベント⾵景を変えていく」 気運を醸成する。また、⼿荷物重量制限の緩和を⾏う。 訴求対象者 :佐賀を訪れた⼈ ③タイアップによるプロモーション事業 ⽬的 :特定分野にターゲットを絞ったプロモーションを実施し、認知度向上を図る 事業イメージ:ドラマ・マンガ等の既存コンテンツとタイアップしたプロモーションを⾏う メディアミックスを活⽤したプロモーションを⾏う 訴求対象者 :ドラマ・マンガ等タイアップコンテンツのファン層 2 4 様式1 スライド 5 平成26年度9⽉補正予算事業評価 佐賀魅力創造事業 観光戦略グループ・おもてなし課 107,499千円 ≪①観光資源発掘・磨き上げ事業【H26~H28】 ≫ これまで これから 各地域における課題 磨き上げるべき観光素材 ●新たな観光資源の発掘、 応募 既存資源の磨き上げが必要 (現状の例) ・当日参加ができる体験ツアーがない ・店が早く閉まり、夜楽しめない ・街並みの雰囲気が中途半端 など 定着していない 様式1 観光の 担い手 各地域 観光客を呼べる 観光企画! 県 (1)観光資源発掘事業【H26】 県民から観光資源・おもてなし ストーリー等を募集 ⇒ 応募作 品による動画作成・発信等 (TV、Web、SNS等を組み合わせ、 幅広い世代が参加する仕掛け) ⇒ふるさとへの誇り・おもてな し気運が醸成される (2)観光の担い手育成 【H26~28】 ・旅行商品開発 ・人材育成・確保、組織化 等 (例) ・当日選べる着地型ツアー ・充実のナイトライフ ・雰囲気のある街並み (3)リピート意向率 調査【H26~28】 ・県内ホテル等での 多言語アンケート (調査委託) スライド 6 平成26年度9⽉補正予算事業評価 佐賀魅力創造事業 観光戦略グループ・おもてなし課 107,499千円 ≪②おもてなし環境充実≫ 現 在 の 取 組 ● Wi-Fi環境の整備支援 ● 外国人観光コンシェルジュの開設 (多言語コールセンターの開設:英語、中国語、韓国語、タイ語。観光アプリ の開発) ● 両替所の設置促進 ● 多言語対応への支援 (案内表示、パンフレット、衛星放送対応、HP) ● おもてなし研修の開催 イベント時の仮設トイレが汚い、 臭い、怖い、暗い (2) 手荷物重量制限の緩和 (1)「おもてなし仮設トイレ」の設置・購入 さ ら に ■ おもてなし仮設トイレ ・ イベント時に快適に利用できるトイレ の設置 ■航空機利用者の手荷物重量制限緩和 ・有明佐賀空港発の航空機利用者の手荷物 重量制限超過分(制限重量を超え25㎏まで) に対する県補助(1/2) 3 様式1 スライド 7 平成26年度9⽉補正予算事業評価 佐賀魅力創造事業 観光戦略グループ・おもてなし課 107,499千円 ≪ ③タイアップによるプロモーション事業≫ 特定のジャンルに深い興味を持つ客層に対して集中的に情報を発信 既存コンテンツの有効活用 (1)中国(上海) (2)タイ 【漫画】 中国の漫画雑誌「漫画行」で 連載中の「佐賀忍者」と タイアップ。(50万部発行) ・出版社宣伝枠 (テレビ、ラジオ)の活用 ・中国の人気アイドル 「LUNAR」 の招請及び動画配信 (視聴回数最大で200万回) ・中国漫画イベントへの出展 (入場者約5万人) 等 平成26年度9⽉補正予算事業評価 3.コスト 【ドラマ】 平成27年1月にタイで 放送予定のTVドラマ 「きもの秘伝」とタイアップ。 ※ゴールデンタイムで全24 話、 12週間放送。視聴率30%の場合、 最大で約2,010万人が視聴 ・旅行雑誌への掲載(1万部発行) ・タイで30年以上トップスターと言 われる超人気俳優による佐賀の 紹介 ・タイの旅行会社に対するファム 等 トリップを実施 様式1 H26 ①事業費 うち県予算額 財 源 (3)国内 H27 映画・ゲーム等の既存のコン テンツとタイアップ予定。 ・出版社宣伝枠 (テレビ、ラジオ)の活用 ・コンテンツを介在した 佐賀の紹介 ・タイアップイベントの開催 等 (単位:千円) スライド 8 H28 合計 107,499 133,216 132,928 373,643 107,499 133,216 132,928 373,643 107,499 133,216 132,928 373,643 国庫 県費 市町費 その他( ) ①観光資源発掘・ 磨き上げ事業 22,461 ①観光資源発掘・ 磨き上げ事業 20,000 ①観光資源発掘・ 磨き上げ事業 20,000 ①観光資源発掘・磨 き上げ事業 62,461 ②おもてなし環境充 実事業 29,038 ②おもてなし環境 充実事業 48,216 ②おもてなし環境 充実事業 47,928 ②おもてなし環境充 実事業 125,182 ③タイアップによる プロモーション事業 56,000 ③タイアップによ るプロモーション 事業 65,000 ③タイアップによ るプロモーション 事業 65,000 ③タイアップによる プロモーション事業 186,000 (1)発掘 10,000 (2)磨き上げ 9,461 (3)リピート調査3,000 事業費積算内訳 (1)トイレ 7,150 (2)⼿荷物重量制限の 緩和 21,888 中国 28,000 タイ 15,000 国内 13,000 (2)磨き上げ 17,000 (3)リピート調査3,000 (1)トイレ 3,000 (2)⼿荷物重量制限 の緩和 45,216 海外 52,000 国内 13,000 4 (2)磨き上げ 17,000 (3)リピート調査 3,000 (1)トイレ 3,000 (2)⼿荷物重量制限 の緩和 44,928 海外 52,000 国内 13,000 (1)発掘 10,000 (2)磨き上げ 43,461 (3)リピート調査9,000 (1)トイレ 13,150 (2)⼿荷物重量制限 の緩和 112,032 海外 147,000 国内 39,000 様式1 平成26年度9⽉補正予算事業評価 スライド 9 4.予想される実施上の課題と対応⽅針 【課題】 ①県⺠からの観光資源・おもてなしストーリー等の応募が少ない可能性がある。 ②観光の担い⼿となる意欲ある組織が⾒つからない可能性がある。 【対応⽅針】 ①⺠間のノウハウも取り⼊れながら、県⺠が楽しみながら参画できる企画を検討する。 ②勉強会等による啓発を織り交ぜながら、既存組織の変⾰や新しい組織の⽴ち上げを⽀援する。 様式1 スライド10 平成26年度9⽉補正予算事業評価 Ⅲ 事業の効果 施策推進における事業の効果 ・当該事業の実施により、取組⽅針(観光客に「選ばれる佐賀県」の実現を⽬指し、市町や観 光事業者と⼀体となって、観光地の磨き上げや受⼊体制の充実など、ハード・ソフト・⼈の磨 き上げに取り組んでいきます。)に直接的に貢献することができ、また、⽬標としている宿泊 観光客数(国内:3,029千⼈/海外:129千⼈)を達成することで、最終的には、⽬指す姿 (佐賀県の歴史や⾵⼟、⽂化、⾷、温泉等各種観光資源が評価され、佐賀県に⽬的を持って観 光に訪れる⼈が増えている。)に近づくことが可能となる。 Ⅳ 評価結果 評価⽇ 評価者 評価結果 7/13 所属⻑ ■実施に向け検討 □本部⻑調整 □実施⾒送り 7/16 担当本部⻑ ■実施に向け検討 □幹部調整 □実施⾒送り 8/4 統括本部⻑ ■本部評価の通り □幹部調整 8/8 副知事 ■実施に向け検討 □幹部調整 5 □実施⾒送り 様式1 スライド 11 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(担当本部内) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【企画・経営グループ】26年7月14日 【担当課】26年7月16日 ア:「1.事業の目的」における<現状と課題>を 以下のように整理してください。それぞれの①は 対になる形で記載してください。 (現状) ①・・・・ ②・・・・ (課題) ①・・・ ②・・・ ア:意見を踏まえ修正した。 イ:各事業の実施イメージ、目的、訴求対象者を 事業毎に説明してください。 イ:意見を踏まえ、スライド4に整理した。 様式1 スライド 12 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(担当本部内) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【企画・経営グループ】26年7月14日 【担当課】26年7月16日 ウ:各事業が観光戦略の目標である2016年の 外国人宿泊観光客数17.2万人、リピート意向率 100%にどのように繋がっていくのかを説明してく ださい。 ウ:観光資源発掘・磨き上げ事業によって観光資 源を発掘しつつ、それらを発展させる担い手を育 成することで佐賀の魅力をアップさせる。 また、おもてなし環境充実事業によって本県を訪 れた人の満足度を高めることでリピート意向率 100%を目指し、ついては、口コミ拡散・リピーター 獲得を狙う。 さらに、タイアップによるプロモーション事業に よって中国では漫画「佐賀忍者」の読者約50万人、 漫画イベントへの入場者約5万人等、タイではドラ マ視聴者約2,010万人、旅行雑誌読者約1万人、旅 行博入場者約35万人等に佐賀を訴求し、誘客を 促進することで外国人宿泊観光客数17.2万人を目 指す。 6 様式1 スライド 13 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(担当本部内) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【企画・経営グループ】26年7月14日 【担当課】26年7月16日 エ:観光資源発掘事業の27年度以降の事業展開 を説明してください。観光資源発掘事業は、一般 に広く認知されているコンテンツが多数寄せられ ることが想定されませんか。 エ:集められたコンテンツは専門家等が審査し、魅 力あるアイディアやコンテンツを映像化し、県内外 へ情報発信を行う。 27年度以降は、当該コンテンツも活用しながら 観光協会等各地域の担い手による観光素材の磨 き上げを支援する。 なお、様々な切り口でコンテンツが寄せられるよ うに、例えば、有名ガイドブックに載っていない、地 元の人しか知らない等の条件付けなどの工夫を検 討する。 当該事業は地域の魅力アップ・発掘を中核として おり、このことから派生或いは強く関連するものと して、気運醸成や調査があるため、あえて事業名 として気運醸成等を前面に出す必要はないと考え ている。 また、県民の機運醸成が主目的であるならば、 機運醸成と捉えられやすい事業名とすべきではな いでしょうか。 様式1 スライド 14 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(担当本部内) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【企画・経営グループ】26年7月14日 【担当課】26年7月16日 オ:ドラマやマンガのタイアップとはどのような事業 でしょうか。また、事業の訴求対象者とその理由を 説明してください。 オ:ドラマやマンガのタイアップとは、タイで放送予 定のドラマ及び中国で連載中の漫画の内容と佐賀 を絡めたコンテンツを作って各種プロモーションを 行い、佐賀の認知度を向上させる事業である。事 業の訴求対象者は、ドラマ視聴者及びドラマ出演 者のファン層、並びに、漫画のファン層である。 7 様式1 スライド 15 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(担当本部内) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【企画・経営グループ】26年7月14日 【担当課】26年7月16日 カ:「おもてなし仮設トイレ」の設置・購入を9月補 正で行う理由を説明してください。 カ:今回策定された観光戦略において、「おもてな し環境の充実」は整備すべき課題として挙げられ ている。 例えば、イベント時の仮設トイレの状況(汚い、臭 い、怖い、暗い)は観光客の解決ニーズが高いも のの一つである。 そこで、解決のニーズが高く、情報発信力が強い 女性を対象に、「使い勝手の良い、快適な」女性向 け仮設トイレを民間企業と連携し、試験設置する。 今回の取組を契機に、「佐賀県からイベント風景 を変えていく」という強いメッセージを県内外へ強く 打ち出していきたい。 実施時期については、他の自治体に先駆けて行 うことが、佐賀県の先進性のPRにつながり、ひい てはイメージアップにも貢献することから早急に取 り組むことが重要であると考えている。 様式1 スライド 16 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(担当本部内) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【企画・経営グループ】26年7月14日 【担当課】26年7月16日 キ:<現状と課題>において、「プロモーションを 実施する際にターゲットを絞り切れておらず、情報 を伝えるべき相手に焦点を絞れていない。」と認 識しているにも関わらず、それに対応する事業が ないように思いますが、どのように整理しているの か説明してください。 また、ターゲットを絞れていないにも関わらず、ド ラマ・マンガタイアップなどの事業を行い、効果が ありますでしょうか。 キ:ターゲットの絞り込みについては既存事業にお いても並行して進めているが、さらに、国際戦略グ ループが新たに設置する「グローバルSAGA推進 検討会」において、有識者へのヒアリングや現地 調査等を行っていく。 また、ドラマ・マンガタイアップについては、これま での現地におけるプロモーション活動の経験から 一定の訴求が可能と判断し、事業化することとして いる。 ○調整結果 ・ 8 様式1 スライド 17 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(統括本部⇔担当本部) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【統括本部】26年7月23日 【担当本部】26年7月25日 ク:総合計画・観光戦略の目標に対して、H25年度 からどのような積み上げで(宿泊客数)の目標達 成を見込むのか整理してください。 ク:タイアップによるプロモーション事業は旅行者 の訪問意欲を高め、また、おもてなし環境の整備 は旅行者の満足度或いは再訪意欲を高めるもの であり、これらの相乗効果によって誘客効率が高 まり、宿泊客数の増が見込まれるものであること から、個々の施策について、目標となる宿泊客数 の増を算出できる性質のものではないため、平成 26年度の積み上げを基に、観光戦略に基づく取組 を進め、目標達成を目指すものである。 様式1 スライド 18 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(統括本部⇔担当本部) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【統括本部】26年7月23日 【担当本部】26年7月25日 ケ:タイアップによるプロモーション事業については、 ケ:タイアップによるプロモーション事業は旅行者の その成果を認知度向上(訴求対象人数)のみでは 訪問意欲を高め、また、おもてなし環境の整備は旅 なく、宿泊客数増の見込みを示してください。 行者の満足度或いは再訪意欲を高めるものであり、 これらの相乗効果によって誘客効率が高まり、宿 泊客数の増が見込まれるものであることから、タイ アップによるプロモーション事業のみによって、目標 となる宿泊客数の増を算出できる性質のものでは ないため、平成26年度の積み上げを基に、観光戦 略に基づく取組を進め、目標達成を目指すもので ある。 コ:既存コンテンツの有効活用においては県の他 部局が持っている既存の素材・コンテンツ(d design travel等)を収集し有効に活用すべきではないで しょうか。 コ:他部局が持っている既存の素材・コンテンツ活 用の一例として、今回「きもの秘伝」(フィルムコミッ ション)等 を検討しているものであり、今後とも様々 なコンテンツを活用していきたい。 9 様式1 スライド 19 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(統括本部⇔担当本部) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【財務課】26年7月28日 【担当本部】26年7月29日 サ:トイレについては、県・市町等の設置している 既存のトイレの維持管理がしっかりできていて、そ の上で、更にイベント時にもきれいなトイレがある のであれば、合理性のある事業であると考えます が、現状では、「女性用が閉まっている場合には 男性用をご利用ください」という張り紙が貼ってあ る、余り人が使わないトイレは夏期に蚊の発生源 になっている事例もあるなど、既存のトイレの維持 管理が「おもてなし」のレベルに達していないとこ ろもあると考えます。 トイレに力を入れるのであれば、既存のトイレ の維持管理にも取り組んでいかねばならないと考 えますが、このことについてどのようにお考えで しょうか。 サ:おもてなし課は、「イベント時」の「仮設トイレ」 の在り方を変えていくために、今回の取組を進め ていきたい。 市町などが設置する常設トイレについては、基 本的に、設置者が維持管理するものと考えるが、 「おもてなし」の観点から、県の説明会等において 維持管理のあり方について、市町職員に対し説明 するなどにより、意識の転換が行われるよう取り組 んでいきたい。 様式1 スライド 20 平成26年度9⽉補正予算事業評価 議論の経過(統括本部⇔担当本部) 担当課:観光戦略グループ、おもてなし課 事業名:佐賀魅⼒創造事業 意⾒・気づき 左に対する考え⽅・対応とその理由 【財務課】26年7月28日 【担当本部】26年7月29日 シ:プロモーションについて、今後も対象を追加し ていくとのことですが、財源も無尽蔵にあるわけで はないため、費用対効果をしっかりと見極めて事 業展開を図っていく必要があると考えます。 それぞれのプロモーションについて、目標を定 め、達成できなければサンセットするなどして、集 中と選択を図るべきと考えますが、どのようにお考 えでしょうか。 シ:タイアップによるプロモーション事業は旅行者 の訪問意欲を高め、誘客効率が高まることで宿泊 客数の増を見込むものであることから、タイアップ によるプロモーション事業のみによって、目標とな る数値(宿泊客数)を算出できる性質のものではな いものの、事業の実施前後における誘客数の変 化を分析すること等により事業効果を見極めるこ とで、事業の集中と選択を図っていきたい。 10 様式1 スライド 21 平成26年度9⽉補正予算事業評価 佐賀魅⼒創造事業 観光資源発掘事業 副知事意⾒ 国際・観光部 〇発掘するとあるがこの事業によりまっ 〇全く新たな資源の発掘が主⽬的では たく新たなものがでてくるとは考えら なく、応募者独⾃の視点による既存の れない。 観光資源の再評価を期待するもの。 ・本事業は、佐賀の⾷やスポット、 おもてなしの実話等を、その魅⼒や ⾃慢したい点と合わせて募集するも のであり、観光資源の発掘と(事業 を通じた)おもてなし気運の醸成を ⽬的としている。従って、全く新た な資源を発掘することが主な⽬的で はなく、応募者独⾃の視点による既 存の観光資源の再評価を期待するも のである。 11
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