ダイワ/モルガン・スタンレー世界新興国株ファンド - 大和証券

投資者の皆さまへ
ダイワ/モルガン・スタンレー世界新興国株ファンド
Monthly Fund Report
追加型投信/海外/株式
基 準 日 : 2013年5月31日
4719
回次コード :
信託期間 : 平成18年4月19日 から 平成28年4月18日 まで
決算日
: 毎年4月18日(休業日の場合翌営業日)
※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
≪基準価額・純資産の推移≫
10,563 円
320 億円
基準価額
純資産総額
期間別騰落率
16,000
分配金再投資基準価額
3,500
3,000
8,000
純
資
産
2,000 総
額
1,500
億
1,000 円
6,000
500
基 14,000
準
価 12,000
額
基準価額
ベンチマーク
2,500
(
円 10,000
)
)
ベンチマーク
+2.6 %
+7.1 %
+26.1 %
+47.1 %
+32.1 %
-8.7 %
+14.3 %
+23.3 %
純資産総額
(
期間
1カ月間
3カ月間
6カ月間
1年間
3年間
5年間
年初来
設定来
ファンド
+3.2 %
+10.1 %
+29.7 %
+51.4 %
+26.7 %
-18.5 %
+18.3 %
+11.0 %
当初設定日(2006年4月19日)~2013年5月31日
18,000
2013年5月31日現在
4,000
設定時
0
08/08/25
11/01/12
13/05/22
※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。
※基準価額の計算において、実質的な運用管理費用(信託報酬)は控除しています(後述のファンドの費用をご覧ください)。
※「期間別騰落率」の各計算期間は、基準日から過去に遡った期間とし、当該ファンドの「分配金再投資基準価額」を用いた騰落率を表しています。
※当ファンドはMSCIエマージング・マーケット・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)をベンチマークとしておりますが、同指数を上回る運用成果を保証するものではありませ
ん。同指数は、MSCIエマージング・マーケット・インデックス(税引後配当込み、米ドルベース)をもとに、大和投資信託が円換算したものです。
※ベンチマークは、投資対象の4ファンドが設定された2006年4月20日を10,000として、大和投資信託が指数化したものです。
※実際のファンドでは、課税条件によって投資者ごとの騰落率は異なります。また、換金時の費用・税金等は考慮していません。
≪分配の推移≫
≪主要な資産の状況≫
※比率は、純資産総額に対するものです。
(1万口当たり、税引前)
決算期(年/月)
第1期
第2期
第3期
第4期
第5期
第6期
第7期
分配金合計額
(07/04)
(08/04)
(09/04)
(10/04)
(11/04)
(12/04)
(13/04)
分配金
500円
100円
0円
0円
0円
0円
0円
設定来: 600円
※分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決
定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するもので
はありません。分配金が支払われない場合もあります。
組入上位10ファンド
運用会社名
大和証券投資信託委託
モルガン・スタンレー・
インベストメント・マネジメント
モルガン・スタンレー・
インベストメント・マネジメント
モルガン・スタンレー・
インベストメント・マネジメント
ファンド名
ダイワ・東アジア新興国株ファンド
(適格機関投資家限定)
モルガン・スタンレー・インド株ファンド
(適格機関投資家限定)
モルガン・スタンレー・ラテン・アメリカ
新興国株ファンド(適格機関投資家限定)
モルガン・スタンレー欧州/中東/アフリカ
新興国株ファンド(適格機関投資家限定)
主要国・地域の株価指数および為替騰落率
株価指数 為替(対円)
国・地域名
韓国
+4.4 % +1.5 %
+2.2 % +1.5 %
台湾
+0.8 % +3.2 %
中国
インド
-0.5 %
+4.4 %
ブラジル
+2.0 %
-1.7 %
メキシコ
-1.6 %
-1.3 %
ロシア
+2.6 % +0.9 %
南アフリカ
+4.7 %
-7.3 %
株価指数:
為替:
合計99.1%
比率
51.8%
8.2%
18.8%
20.2%
2013/4/29 ~ 2013/5/30
2013/4/30 ~ 2013/5/31
※中国の為替騰落率は香港ドル
※株価指数騰落率は左記の国・地域のMSCIインデック
ス(現地通貨建て)を使用
※株価指数騰落率は基準価額に反映する期間の騰落
率を使用
■ 当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものです。当ファンドは、値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リ
スクもあります)に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって投資元本が保証されているものではありません。当ファンドの取得をご希望の場合には投資信託説明書
(交付目論見書)を販売会社よりお渡しいたしますので、必ず内容をご確認の上ご自身でご判断ください。後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
1/8
≪ファンドマネージャーのコメント≫
※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。
<マーケット環境>
5月の新興国株式市場は、月初から中旬にかけてECB(欧州中央銀行)による追加緩和策や好調な米国雇用
統計、市場予想を上回った中国貿易統計などを好感して上昇しました。下旬には、バーナンキFRB(米国連邦
準備制度理事会)議長の議会証言などを受けて米国量的金融緩和の早期縮小観測が高まったことや、中国経済
指標の下振れ、軟調なコモディティ価格などから弱含んだものの、前月末比では上昇となりました。
市場別では、中国は5月のHSBC製造業PMI(購買担当者指数)速報値の下振れなど軟調な経済指標が嫌気
され、月間としては小幅上昇にとどまりました。インドは、海外投資家からの資金流入や追加利下げ観測など
から堅調推移となりました。ブラジルやロシアは、軟調なコモディティ価格などから下旬にかけて調整色が強
まりました。
為替相場では、米国量的金融緩和の早期縮小観測に伴う債券利回りの上昇を受けて、米ドルは対円、対新興
国通貨で上昇基調となりました。特に資源依存度の高い国の通貨は相対的に軟調推移となり、中でも南アフリ
カ・ランドの下落幅が大きくなりました。
<運用実績>
5月のファンド騰落率は、ベンチマークであるMSCIエマージング・マーケット・インデックス(税引後配
当込み、円換算ベース)の+2.6%上昇に対し、+3.2%の上昇となりました。
各地域別の投資配分に関しては、5月も前月と同様に、相対的に良好な経済環境が続くトルコやポーランド
などの魅力度が高いと判断される「モルガン・スタンレー 欧州/中東/アフリカ新興国株ファンド」や、内需
拡大に加えて政府による構造改革の継続が支援材料となる「モルガン・スタンレー・インド株ファンド」を
オーバーウエートとする一方で、「モルガン・スタンレー・ラテン・アメリカ新興国株ファンド」と「ダイ
ワ・東アジア新興国株ファンド」をアンダーウエートとしました。
オーバーウエートとしている「モルガン・スタンレー 欧州/中東/アフリカ新興国株ファンド」が、引き続
き、ベンチマークであるMSCIエマージング・マーケット・ヨーロッパ・ミドル・イースト・アフリカ・イン
デックス(税引後配当込み、円換算ベース)を上回るリターンをあげたことなどが、ファンドのパフォーマン
スにプラスに寄与しました。
<今後の見通し>
*下記の見通しはモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの助言を受け、大和投資信託が作成したものです。
世界経済をけん引してきた中国の成長鈍化や、先進国の緊縮財政、欧州債務問題の長期化などの影響を受け
て、今後の新興国経済の成長スピードは、従前に比べて減速することが予想されます。しかし、新興国には、
金融政策や財政政策などの政策余地がある国が多いことや、企業の設備投資や個人消費などの内需拡大、新興
諸国の経済活性化などが支援材料となり、巡航速度の成長が維持される見通しです。
新興国地域の金融政策は、一部の国では経済成長が鈍化する中で、インフレ圧力への対応が必要となってい
ますが、今後も安定的な経済成長の維持に配慮し、各国において金融政策の運用が柔軟になされると考えま
す。
新興国の株式市場は、世界経済の先行き不透明感などを受けた投資家のリスク回避姿勢の強まりなどが、株
価の重しとなる可能性もあります。しかし、先進国対比で高い経済成長を維持していることや、良好な企業業
績が見込まれることなどを勘案すると、中長期的には、海外投資家からの資金流入などを背景に、底堅い株価
推移が期待できると考えます。
当ファンドの運用においては、相対的に低水準のインフレ率を維持しつつ、安定的な経済成長が見込まれ、
消費動向においても改善が見られる国への積極的な投資を継続します。また、銘柄選択においては、国内での
インフレや外部環境が悪化した環境下でも安定的に収益を確保できる銘柄を精査・選別して投資を行っていく
予定です。
MSCIエマージング・マーケット・インデックスと予想EPS(一株当たり利益)の推移
(2001年6月~2013年5月)
MSCIエマージング・マーケット・インデックスの予想12カ月PERの推移
(2001年6月~2013年5月)
(倍)
160
16
1,400
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(左軸)
140
14
1,200
予想EPS(IBES12カ月)(右軸)
120
12
100
10
800
80
8
600
60
6
400
40
4
200
20
2
1,600
1,000
0
2001/06
0
2004/06
2007/06
2010/06
予想12ヵ月PER
0
2001/06
2004/06
2007/06
2010/06
(出所)ブルームバーグ、MSCIインデックス構成銘柄をベースとしたトムソンファイナンシャルの月次集計データに基づき大和投資信託作成
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
2/8
≪基準価額推移と運用概況≫
ダイワ・東アジア新興国株ファンド(適格機関投資家限定)
2013年5月31日現在
当初設定日(2006年4月20日)~2013年5月31日
20,000
期間別騰落率
ファンド ベンチマーク
期間
+4.33 % +4.40 %
1カ月間
業種別構成
合計 49.9%
比率
14.4%
12.8%
6.4%
3.7%
3.2%
2.7%
2.6%
2.4%
1.1%
0.6%
基
準
価
額
円
)
合計 49.9%
比率
14.6%
12.4%
11.1%
3.4%
3.2%
2.4%
1.6%
0.7%
0.5%
(
国・地域別構成
国・地域名
中国
韓国
台湾
インドネシア
マレーシア
タイ
フィリピン
アメリカ
香港
18,000
16,000
東アジア株F分配金再投資基準価額
14,000
ベンチマーク
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
設定時
08/08/25
11/01/12
13/05/22
※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
業種名
情報技術
金融
一般消費財・サービス
資本財・サービス
エネルギー
生活必需品
電気通信サービス
素材
公益事業
ヘルスケア、他
組入上位10銘柄
組入銘柄名
SAMSUNG ELECTRONICS CO LTD
TSMC
CHINA CONSTRUCTION BANK-H
CHINA MOBILE LTD
BANK OF CHINA LTD-H
HYUNDAI MOTOR CO
HANA FINANCIAL GROUP
CHINA PETROLEUM & CHEMICAL-H
DELTA ELECTRONICS INC
PING AN INSURANCE GROUP CO-H
業種名
情報技術
情報技術
金融
電気通信サービス
金融
一般消費財・サービス
金融
エネルギー
情報技術
金融
国・地域名
韓国
台湾
中国
中国
中国
韓国
韓国
中国
台湾
中国
合計 16.3%
比率
3.9%
2.6%
2.0%
1.8%
1.5%
1.0%
0.9%
0.9%
0.9%
0.9%
※ベンチマーク:MSCIエマージング・マーケット・ファーイースト・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)をもとに設定日を10,000として指数化しています。同指数は、MSCIエ
マージング・マーケット・ファーイースト・インデックス(税引後配当込み、米ドルベース)をもとに、大和投資信託が円換算したものです。
※MSCIエマージング・マーケット・ファーイースト・インデックスは、MSCI Inc.が開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCI Inc.に帰属しま
す。また、MSCI Inc.は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
※基準価額の計算において、信託報酬は控除しています。
※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。
※比率は、ダイワ/モルガン・スタンレー世界新興国株ファンドの純資産総額に対するものです。
※業種別構成は、世界産業分類基準(GICS)によるものです。
≪マーケット環境と今後の見通し≫
※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。
アジア株式市場は、ECBの利下げや米国雇用統計の上振れなど外部環境の改善を受けて上昇して始まりまし
た。その後も、韓国の利下げや台湾でのキャピタルゲイン課税の見直し観測、中国の市場予想を上回る貿易統
計などを受けて中旬までは高値圏で推移しました。月後半以降は、米国の量的金融緩和の早期縮小観測や、中
国の景気鈍化懸念が高まったことから急落し、その後も米国債利回りの上昇などが重しとなり、月前半の上昇
幅を縮めて月末を迎えました。
市場別では、中国は5月HSBC製造業PMI速報値の下振れなどを受けて、上値の重い展開となりました。利
下げやウォン安が支援材料となった韓国や、キャピタルゲイン課税の見直し観測が好感された台湾は上昇しま
した。ASEANでは、総選挙で与党が勝利したマレーシアは上昇しましたが、その他の市場は、海外投資家の
資金流出を受けて軟調な展開となりました。
アジア経済では、世界景気の回復の遅れなど外部環境の悪化が懸念材料ですが、今後も消費の拡大やインフ
ラ(社会基盤)投資などが経済成長を下支えし、内需主導で巡航速度の成長が維持される見通しです。
株式市場では、世界景気の悪化や海外投資家のリスク回避姿勢に伴う資金流出などが懸念材料であります
が、好調な企業業績や高い経済成長を織り込む形で、底堅い株価推移が期待できると考えております。
アジア株式市場における投資戦略では、インフラ投資の拡大に伴う需要増が見込まれる資本財や、所得の増
加から恩恵を受ける消費関連株などに注目しています。情報技術や自動車株では、技術力の向上を背景に世界
シェアの拡大が期待できる銘柄を選別して投資を行います。今後も、個別企業の業績動向や株価位置やバリュ
エーションなどに配慮しつつ、銘柄の入れ替えを行う方針です。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
3/8
≪基準価額推移と運用概況≫
モルガン・スタンレー・インド株ファンド(適格機関投資家限定)
2013年5月31日現在
当初設定日(2006年4月20日)~2013年5月31日
25,000
期間別騰落率
ファンド ベンチマーク
期間
+4.11 % +4.07 %
1カ月間
合計 8.0%
比率
8.0%
ベンチマーク
基
準
価 15,000
額
(
国・地域別構成
国・地域名
インド
インド株F分配金再投資基準価額
20,000
)
円 10,000
5,000
0
設定時
08/08/25
11/01/12
13/05/22
※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
業種別構成
業種名
金融
情報技術
一般消費財・サービス
素材
生活必需品
ヘルスケア
エネルギー
資本財・サービス
公益事業
電気通信サービス
合計 8.0%
比率
2.7%
1.0%
0.9%
0.8%
0.7%
0.6%
0.6%
0.4%
0.1%
0.1%
組入上位10銘柄
組入銘柄名
HOUSING DEVELOPMENT FINANCE
GLENMARK PHARMACEUTICALS LTD
INFOSYS LTD
HDFC BANK LTD-ADR
ICICI BANK LTD
ITC LTD
ZEE ENTERTAINMENT ENTERPRIZE
WIPRO LTD
RELIANCE INDUSTRIES LIMITED
TATA CONSULTANCY SVS LTD
業種名
金融
ヘルスケア
情報技術
金融
金融
生活必需品
一般消費財・サービス
情報技術
エネルギー
情報技術
国・地域名
インド
インド
インド
インド
インド
インド
インド
インド
インド
インド
合計 3.7%
比率
0.6%
0.5%
0.4%
0.4%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
※ベンチマーク: MSCIインド・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)をもとに設定日を10,000として指数化しています。同指数は、MSCIインド・インデックス(税引後配当
込み、米ドルベース)をもとに、大和投資信託が円換算したものです。
※MSCIインド・インデックスは、MSCI Inc.が開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は、同指数
の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
※基準価額の計算において、信託報酬は控除しています。
※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。
※比率は、ダイワ/モルガン・スタンレー世界新興国株ファンドの純資産総額に対するものです。
※国・地域は法人登録国です。
※業種別構成は、世界産業分類基準(GICS)によるものです。なお投資証券は金融に含めて表示しています。
※同一発行体であっても新株や優先株など種別が異なる場合は別建で計上されます。
≪マーケット環境と今後の見通し≫
※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。
インド株式市場は、外国企業による大型投資計画が認可されたことや追加金融緩和などが支援材料となり、
上昇して始まりました。その後、軟調な中国経済指標が嫌気される場面もありましたが、海外機関投資家から
の継続的な資金流入や、インフレ率の低下に伴う追加利下げ観測、海外株式市況の上昇などを受けて一段高と
なりました。月末にかけて、米国量的金融緩和の早期縮小観測や、対米ドルでのインド・ルピーの下落などが
マイナス要因となったものの、好決算を発表した企業が買われたことなどから、高値圏で月末を迎えました。
業種別では、追加利下げ観測や一部企業の好決算が支援材料となった一般消費財・サービスや生活必需品セ
クター、インド・ルピー安となる中で海外売上比率の高い情報技術やヘルスケアセクターなどが堅調に推移し
ました。
インド経済は、3月の鉱工業生産(前年同月比)が前月から加速したものの、4月の国内乗用車販売台数
(前年同月比)は引き続きマイナスとなり、国内需要の回復が依然としてぜい弱であることが示されました。
また、4月の卸売物価指数は3カ月連続で上昇率が低下し、インフレ圧力が低下する中で、中央銀行は今年3度
目となる利下げを行いました。中央銀行総裁は、同国の経済成長の減速が続いていることに言及したほか、公
共投資の積み増しの必要性を訴えました。
インド株式市場における投資戦略では、引き続き、消費関連やヘルスケアなど内需主導で安定的な成長が見
込まれるセクターをオーバーウエートとします。一方で、グローバル経済の影響を受けやすいエネルギーや情
報技術などのセクターをアンダーウエートとする方針です。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
4/8
≪基準価額推移と運用概況≫
モルガン・スタンレー・ラテン・アメリカ新興国株ファンド(適格機関投資家限定)
2013年5月31日現在
当初設定日(2006年4月20日)~2013年5月31日
20,000
期間別騰落率
ファンド ベンチマーク
期間
-0.04 % -1.28 %
1カ月間
業種別構成
合計 18.5%
比率
5.2%
4.0%
3.1%
2.7%
2.1%
0.8%
0.3%
0.3%
ベンチマーク
基
14,000
準
価 12,000
額
10,000
円
)
合計 18.5%
比率
9.9%
4.8%
1.7%
0.7%
0.6%
0.4%
0.3%
0.2%
ラテン・アメリカ株F分配金再投資基準価額
16,000
(
国・地域別構成
国・地域名
ブラジル
メキシコ
チリ
バミューダ
パナマ
コロンビア
スペイン
カナダ
18,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
設定時
08/08/25
11/01/12
13/05/22
※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
業種名
金融
生活必需品
素材
エネルギー
資本財・サービス
一般消費財・サービス
公益事業
ヘルスケア
組入上位10銘柄
組入銘柄名
COMPANHIA DE BEBIDAS-ADR
BRF SA
ITAU UNIBANCO HOLDING SA-ADR
PETROLEO BRASILEIRO S.A.PREF-ADR
BANCO BRADESCO-SPONSORED ADR
CEMEX SAB-SPONS-ADR
CREDICORP LTD
FOMENTO ECONOMICO MEX SAB DE CV-SP-ADR
WALMART DE MEXICO-SAB DE CV
VALE SA-SP-ADR
業種名
生活必需品
生活必需品
金融
エネルギー
金融
素材
金融
生活必需品
生活必需品
素材
国・地域名
ブラジル
ブラジル
ブラジル
ブラジル
ブラジル
メキシコ
バミューダ
メキシコ
メキシコ
ブラジル
合計 7.9%
比率
1.1%
1.1%
0.9%
0.8%
0.8%
0.7%
0.7%
0.7%
0.6%
0.6%
※ベンチマーク: MSCIエマージング・マーケット・ラテン・アメリカ・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)をもとに設定日を10,000として指数化しています。同指数は、MSCI
エマージング・マーケット・ラテン・アメリカ・インデックス(税引後配当込み、米ドルベース)をもとに、大和投資信託が円換算したものです。
※MSCIエマージング・マーケット・ラテン・アメリカ・インデックスは、MSCI Inc.が開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利はMSCI Inc.に帰属しま
す。また、MSCI Inc.は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
※基準価額の計算において、信託報酬は控除しています。
※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。
※比率は、ダイワ/モルガン・スタンレー世界新興国株ファンドの純資産総額に対するものです。
※国・地域は法人登録国です。
※業種別構成は、世界産業分類基準(GICS)によるものです。なお投資証券は金融に含めて表示しています。
※同一発行体であっても新株や優先株など種別が異なる場合は別建で計上されます。
≪マーケット環境と今後の見通し≫
※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。
ラテン・アメリカ株式市場は、上旬は方向感のない値動きとなりましたが、下旬にかけては調整色が強まり
ました。ブラジルならびにメキシコの主要経済指標が弱含んだことから景気見通しに不透明感が高まったこと
に加え、中国の景気低迷や米国の量的金融緩和縮小観測なども投資家心理の悪化につながりました。
ブラジルでは、中国景気見通しの悪化や鉄鉱石価格の下落を受けて主要鉱山株が値下がりしたことから、素
材セクターの下落が顕著でした。また、メキシコでは、政府が銀行貸出を促進させる法案を発表したことが、
貸出金利の引き下げ懸念につながったことなどにより、銀行株が値下がりした金融セクターの下落が目立ちま
した。
経済指標では、3月鉱工業生産(前年同月比)はブラジル、メキシコともに市場予想以上の下振れとなりま
した。また、ブラジルの4月消費者物価指数(前年同月比)は伸びが鈍化したものの中央銀行のインフレ目標
レンジの上限近くにあることから、中央銀行は政策金利を0.5%ポイント引き上げ8.0%としました。メキシ
コのインフレ圧力は、野菜の高騰を主因にさらに加速しました。
ラテン・アメリカ地域では、ブラジルを除き、内需の安定的な経済成長が期待されます。物価に関しては、
メキシコでもインフレ圧力の上昇の兆候がみられますが、景気の拡大が期待されていることから過熱感はな
く、落ち着いた状況であると考えられます。
ラテン・アメリカ株式市場の投資戦略においては、株価水準や経済状況を精査し、内需主導の長期的かつ安
定的な成長を重視した投資戦略を継続します。セクター別では、長期的な個人消費の拡大というテーマから、
消費関連セクターのオーバーウエートを継続します。インフラ整備や製造業の回復期待から、資本財・サービ
スセクターもオーバーウエートとします。国別では、メキシコ、パナマ、ペルーを小幅のオーバーウエートと
し、ブラジルをアンダーウエートとします。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
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≪基準価額推移と運用概況≫
モルガン・スタンレー欧州/中東/アフリカ新興国株ファンド(適格機関投資家限定)
2013年5月31日現在
当初設定日(2006年4月20日)~2013年5月31日
16,000
期間別騰落率
ファンド ベンチマーク
期間
+3.64 % +1.27 %
1カ月間
ベンチマーク
基 12,000
準
価 10,000
額
8,000
円
)
合計 19.8%
比率
4.0%
3.9%
3.8%
2.1%
1.2%
0.7%
0.6%
0.5%
0.5%
2.4%
合計 19.8%
比率
4.7%
4.5%
3.4%
1.8%
1.5%
1.4%
1.1%
1.0%
0.4%
欧州/中東/アフリカ株F分配金再投資基準価額
(
国・地域別構成
国・地域名
トルコ
ロシア
南アフリカ
ポーランド
イギリス
ケイマン島
ハンガリー
ポルトガル
ルーマニア
その他
業種別構成
業種名
金融
エネルギー
生活必需品
一般消費財・サービス
素材
情報技術
電気通信サービス
ヘルスケア
資本財・サービス
14,000
6,000
4,000
2,000
0
設定時
08/08/25
11/01/12
13/05/22
※過去の実績を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。
組入上位10銘柄
組入銘柄名
LUKOIL OAO-SPON-ADR
NASPERS LTD-N SHS
TURKIYE GARANTI BANKASI
SASOL LTD
SBERBANK-CLS (RUS LISTED)
HACI OMER SABANCI HOLDING
EURASIA DRILLIN-GDR
MONDI PLC
ULKER BISKUVI SANAYI AS
MEGAFON-GDR
業種名
エネルギー
一般消費財・サービス
金融
エネルギー
金融
金融
エネルギー
素材
生活必需品
電気通信サービス
国・地域名
ロシア
南アフリカ
トルコ
南アフリカ
ロシア
トルコ
ケイマン島
イギリス
トルコ
ロシア
合計 8.8%
比率
1.3%
1.2%
1.0%
1.0%
1.0%
0.7%
0.7%
0.7%
0.6%
0.6%
※ベンチマーク: MSCIエマージング・マーケット・ヨーロッパ・ミドル・イースト・アフリカ・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)をもとに設定日を10,000として指数化していま
す。同指数は、MSCIエマージング・マーケット・ヨーロッパ・ミドル・イースト・アフリカ・インデックス(税引後配当込み、米ドルベース)をもとに、大和投資信託が円換算したものです。
※MSCIエマージング・マーケット・ヨーロッパ・ミドル・イースト・アフリカ・インデックスは、MSCI Inc.が開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利は
MSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
※基準価額の計算において、信託報酬は控除しています。
※「分配金再投資基準価額」は、分配金(税引前)を分配時にファンドへ再投資したものとみなして計算しています。
※比率は、ダイワ/モルガン・スタンレー世界新興国株ファンドの純資産総額に対するものです。
※国・地域は法人登録国です。
※業種別構成は、世界産業分類基準(GICS)によるものです。なお投資証券は金融に含めて表示しています。
※同一発行体であっても新株や優先株など種別が異なる場合は別建で計上されます。
≪マーケット環境と今後の見通し≫
※現時点での投資判断を示したものであり、将来の市況環境の変動等を保証するものではありません。
欧州/中東/アフリカ新興国株式市場は、月前半、ECBによる利下げや好調な米国雇用統計などを好感して上
昇しました。後半に入ると、米国量的金融緩和の早期縮小観測や軟調な中国経済指標などから弱含む中、IMF
(国際通貨基金)の世界景気見通しの下方修正や軟調なコモディティ価格も重しとなり、上げ幅を縮めて月末
を迎えました。
市場別では、原油価格の下落などを受けてロシアの上昇は限定的となりました。一方で、ユーロ圏の景気低
迷が続く中で自国経済が比較的安定しており、コモディティ市況への感応度も高くないポーランドやハンガ
リーなどは、月後半の下落が緩やかとなりました。南アフリカは、自国通貨安や内需型企業の堅調な株価を受
けて高値ボックス圏で推移しました。
ロシア経済は、鉱工業生産の伸びが鈍化、設備投資はマイナスの伸びとなった一方、失業率は前月から改善
するなど、まちまちな内容となりました。6月には中央銀行の新総裁が就任しますが、政策に関しては未知数
であるほか、副首相が辞任するなど政治動向も意識されます。
南アフリカ経済は、中央銀行が2013年の経済成長率見通しを下方修正するなど、国内景気減速が懸念され
る一方で、インフレ圧力がくすぶっており、政策金利は据え置かれました。
欧州/中東/アフリカ株式市場の投資戦略においては、構造改革の推進、一人当たりGDP(国内総生産)な
らびに生産性の向上、安定的な経済成長などが期待できる国々をオーバーウエートとする方針です。内需を中
心に安定した経済成長が見込まれるトルコ、ポーランドなどをオーバーウエートとします。ただしトルコに関
しては、反政府デモによる混乱に伴う政治・政策リスクへの懸念から、オーバーウエート幅を縮小させる方針
です。また、構造問題を抱え、資源依存度の高い南アフリカ、ロシアなどをアンダーウエートとする方針で
す。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
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≪ファンドの目的・特色≫
ファンドの目的
● 世界の新興国の株式に投資し、信託財産の成長をめざします。
ファンドの特色
1. 世界の新興国の株式(注)に投資します。
(注)「株式」…DR(預託証券)を含みます。
 MSCI エマージング・マーケット・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)をベンチマークとします。
ただし、ベンチマークに対して一定の投資成果をあげることを保証するものではありません。株式市場の構造変化等
によっては、ベンチマークを見直すことがあります。
※MSCI エマージング・マーケット・インデックスは、MSCI Inc.が開発した指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利は
MSCI Inc.に帰属します。また、MSCI Inc.は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
※MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)は、MSCI エマージング・マーケット・インデックス(米ドルベース)をもと
に、委託会社が円換算したものです。
2. 各地域別の投資配分について、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社およびダイワ・
アセット・マネジメント(アメリカ)リミテッドより助言を受け、各投資対象ファンドへの投資配分を決定します。
3. 当ファンドは、複数の投資信託証券に投資する「ファンド・オブ・ファンズ」です。
※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)」の「ファンドの目的・特色」をご覧ください。
≪投資リスク≫
● 当ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資元本が保証さ
れているものではなく、これを割込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属し
ます。投資信託は預貯金とは異なります。基準価額の主な変動要因は、以下のとおりです。
「株価の変動(価格変動リスク・信用リスク)
」
、
「為替変動リスク」
、
「カントリー・リスク」
、
「その他(解約申込みに
伴うリスク等)
」
※ 新興国には先進国とは異なる新興国市場のリスクなどがあります。
※ 基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。
※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)
」の「投資リスク」をご覧ください。
≪ファンドの費用≫
投資者が直接的に負担する費用
購入時手数料
販売会社が別に定めるものとします。
購入時の申込手数料の料率の上限は、3.15%(税抜 3.0%)です。
信託財産留保額
ありません。
投資者が信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用
毎日、信託財産の純資産総額に対して年率 1.06575%(税抜 1.015%)
(信託報酬)
※ 運用管理費用は、毎計算期間の最初の 6 か月終了日(休業日の場合翌営業日)および毎計
算期末または信託終了のときに信託財産中から支弁します。
投資対象とする投資信託証券
年率 1.01325%(税抜 0.965%)~ 1.05525%(税抜 1.005%)
実質的に負担する運用管理費用
年率 2.079%(税抜 1.98%)~ 2.121%(税抜 2.02%)
(実際の組入状況により変動します。
)
その他の費用・
監査報酬、有価証券売買時の売買委託手数料、先物取引・オプション取引等に要する費用、
手数料
資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負担いただきます。
※「その他の費用・手数料」については、運用状況等により変動するため、事前に料率、
上限額等を示すことができません。
※ 手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
※ くわしくは「投資信託説明書(交付目論見書)
」の「手続・手数料等」をご覧ください。
※ 後述の当資料のお取り扱いにおけるご注意をよくお読みください。
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≪当資料のお取り扱いにおけるご注意≫

当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたもの
です。

当ファンドのお申込みにあたっては、販売会社よりお渡しする「投資信託説明書(交付目論見書)」の内
容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。

投資信託は、値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リスクもあります)に投資しますので、基
準価額は大きく変動します。したがって、投資者のみなさまの投資元本が保証されているものではあり
ません。信託財産に生じた利益および損失は、すべて投資者に帰属します。投資信託は預貯金とは異な
ります。

投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険機構・保険契約者保護機構の保護の対象ではありま
せん。証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。

当資料は、信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性を保証するもの
ではありません。運用実績などの記載内容は過去の実績であり、将来の成果を示唆・保証するものでは
ありません。また、税金、手数料等を考慮していませんので、投資者のみなさまの実質的な投資成果を
示すものではありません。

当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は資料作成時点のものであり、今後予告なく変
更されることがあります。

分配金は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するも
のではありません。分配金が支払われない場合もあります。
販売会社等についてのお問い合わせ
► 大和投資信託
フリーダイヤル 0120-106212(営業日の 9:00~17:00)
当社ホームページ
► http://www.daiwa-am.co.jp/
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