マツ材線虫病

SAKAE GREEN NEWS
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富山市野々上150番地 ISO9001/14001取得 TEL (076)434-0036 FAX (076)434-4968
笑う門には福来る
「マツ材線虫病」は、マツ枯れの原因となる病気です。今回はその発生メカニズムに
ついてみていきたいと思います。しっかり予防して、大切なマツを守りましょう。
マツ材線虫病はマツノザイセンチュウという線虫によって引き起こされます。
体長1mm程度のマツノザイセンチュウはマツノマダラカミキリの体内に入り
込み、カミキリの摂食行動に伴って木から木へと伝播します。
マツノザイセンチュウはマツの細胞などを食べながらマツの中を移動し、増
殖します。すると、マツの生理機能に異変が生じ、マツが枯れてしまいます。
温暖な地域では、夏から秋にかけて葉が紅葉したように変色し、多くが年内に枯れてしまいま
す。冷涼な地域では、外見が正常なまま年を越し、翌年の春から夏にかけて枯れる「年越し枯
れ」が見られることもあります。
予防方法としては、センチュウの殺虫剤を樹幹に注入する方法が普及しています。また、枯死
木は燃やすかチップ化すると良いでしょう。
マツ材線虫病の発生メカニズム
体内
マツの小枝を食べに
マツノザイセンチュウ
マツノマダラカミキリ
弱ったマツに産卵
が飛来
カミキリ内の線虫が
マツへ移動
感染
移動・拡散
マツの中で
マツノザイセンチュウが増殖・拡散
▼
マツの生理機能に異常
▼
マツが枯れる
マツ材線虫病
による
マツ枯れ
孵化して
樹皮下へ移動
マツ内の線虫が
カミキリへ移動
羽化して脱出
マユをつくり越冬
グリンガード・
グリンガード・NEO
効果持続期間が7年になりました
樹幹注入材の中でもトップシェアの実績を誇る「グリーンガード」シリーズ
「グリーンガード・NEO」は、従来品「グリンガード」「グリンガード・エイト」よ
りもコンパクトで、また寒冷地でも問題なく施工できます。
樹体に直接注入するので、ドリフトなどの心配がありません。
一度施工すると予防効果は7年間持続します。
※病気などで弱っている松へのグリンガードの施工は不適です。
使用量
胸高直径(樹幹部)
10~15cm
15~20cm
20~25cm
25~30cm
30~35cm
35~40cm
■内容成分:酒石酸モランテル 20%
■毒
性:普通物
■魚 毒 性:A類
■製 造 元:ファイザー
■包
装:90ml/本、50本入り/ケース
■希望価格:2,600円/本、130,000円/ケース
作物名
適用害虫名
使用時期
マツ
マツノザイセンチュウ
マツノマダラカミキリ
成虫発生3ヶ月前まで
薬量
90ml
135ml
180~270ml
270~360ml
360~450ml
450~540ml
※40cm以上は5cm増すごとに
0.5~1.5アンプルを順次増量
グリーンガード・NEO ~施工の流れ~
当社では、松が「マツ材線虫病」に既に羅病して
いるかを確認する検査サービスを実施しています。
(目安:5,000円/検体)
外観などによる
健康診断
独立検査
※検体は3年枝より古い部分を約20cm切り取り、土壌等
で汚れないよう新聞紙に包んだ上でビニール袋に入
れてお持ちください。
古い葉、新葉の順に葉が色あせ
て垂れ下り、短期間のうちに赤
褐色に変わったら要注意!
施工準備
※松衰弱の原因が必ずしも
材線虫病とは限りません。
松の幹周りを測り、胸高直径を算出、グリン
ガード・NEOの必要本数を決定します。
※庭木などよく剪定されている松の使用量は
標準よりも少し減らします。
施工
(樹幹注入)
11~3月期に、雨天を避けて施工します。
ドリルで松に穴をあけ、ノズルをつけたグ
リンガード・NEOを穴に押し込みます。
注入量が多い場合に便利な大型ボトル、
加圧ボンベもあります。
再施工
予防効果を持続させるため
に続けて施工しましょう。
施工後処理
樹体内
濃度検査
薬液が完全に注入されたら取り外します。
注入孔に塗布剤を注入してふさぎます。
施工した松に識別票をつけ、次回施工
時に備えます。
まれに、樹体内の薬剤分布に偏りが生じて部分枯れが発生することがあります。
また、薬効が登録期間よりも長く続いている場合もあります。
→当社では、樹体内濃度検査サービスを実施しています。
(ファイザー㈱へ再委託)
※2~4年目部分の各枝先より1本(鉛筆大)を採材してお持ちください。
取扱い・お問合せは―
緑を育み、未来へつなぐ
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