平成25年 第6回 蕨市教育委員会(定例会) 会議録 招集期日 平成25年5月23日(木) 場 蕨市役所 所 4階 第一委員会室 開閉の時間 午後1時35分開会 議 加 長 出席委員 議事参与者 書 記 藤 正 明 午後2時20分閉会 委員長 1番 加 藤 正 明 委員 2番 植 山 広 恵 委員 4番 飯 野 朗 子 委員 5番 松 本 隆 男 委員 3番 吉 (欠席) 教育部長 田 俊 久 委員 教育部次長兼教育総務課長 増 山 冨美男 奥 田 好 是 教育部次長兼生涯学習スポーツ課長 生涯学習スポーツ課スポーツ推進主幹 小 松 正 博 川 上 和 之 歴史民俗資料館長 東公民館長 倉 石 尚 登 前 川 明 夫 教育総務課長補佐 学校教育課長補佐 田 中 昌 継 小 澤 英 敏 教育部次長兼学校教育課長 水 野 学校給食センター所長 澤 崎 西公民館長 星 野 (欠席) 智恵子 尚 子 南公民館長 加 納 下蕨公民館長 幸 旭町公民館長 (指定管理者) 岡 本 克 教育総務課長補佐兼庶務係長 彦 清 樋 北町公民館長 石 丸 岳 広 図書館長 萬 年 祐 次 口 裕 一 1 中央公民館長 加 竹 藤 内 了 智 子 子 会 議 事 件 名 議 事 開会宣言された後、前回会議録の承認が行われ、直ちに教育長報告に入る。 議 教育長報告1 学校教育課長から平成25年度スクール支援員・特別支援教育支援員の配置につい 平成25年度スクール支援員・特別 て、スクール支援員は全小中学校に1名ずつ、小学校の特別支援学級と通級指導教室に 支援教育支援員の配置について 1名ずつの計13名を配置した。また、特別支援教育支援員は、全小中学校に1名ずつ 計10名を配置した。今年度、新規に採用された支援員は10名であったとの報告が 事 なされた。 教育長報告2 生涯学習スポーツ課長から、平成24年度わらび学びあいカレッジ事業報告は、人文 平成24年度わらび学びあいカレッ 教養系が「文学散歩その三 千駄木・根津・本郷コース」など11講座、健康系が「バ 進 ジ事業報告について ランスボールで健康美」など20講座、音楽系が「チョー基礎 美声ボイストレーニン グ」など9講座、まちづくり系が「江戸あるき講座」など16講座、IT系が20講座、 悠々系が9講座で開催した。また、1月19日(土)午後1時30分から中央公民館で、 プロ野球選手の石井義人氏を招き「一打席に賭ける男」と題した講演会を開催し約 200 行 名の参加があった。平成24年度全体では87講座、講座回数 490 回、参加者 1,693 名、延べ 8,536 名の参加であったとの報告がなされた。 教育長報告3 生涯学習スポーツ課長から、平成24年度生涯学習まちづくり出前講座については 状 平成24年度生涯学習まちづくり出 82 のメニューを提供し、延べ 137 団体 7,893 人が受講した。分野別では「安全につい 前講座について て」が 2,660 人と昨年より大幅増であるが、これは蕨高等学校の生徒 1,100 人が受講 していることによるものである。また、消防署独自で行っているの消防訓練等、東日本 大震災以降、企業やマンション管理組合、町会からの依頼が非常に多くなっている。今 況 後の利用拡大に 向けて平成25年度から、一部の部署で平日の夜間や休日に対応する 講座をスタート させた。毎年、「市民による救急蘇生法と応急手当」、「災害に備え よう!」といった講座が根強い人気で、放課後子ども教室のスタッフやPTAも受講 しているとの報告がなされた。 2 教育長報告4 生涯学習スポーツ課長から、平成25年度放課後子ども教室については、地域の方々 平成25年度放課後子ども教室参加 の参画を得て、子どもたちと勉強やスポーツ、文化活動、地域住民との交流活動など、 児童数及び事業実施予定について 様々な学習活動を行う予定である。平成25年度の事業開始にあたっては、昨年度の 実行委員会を引き継いで全小学校の実行委員会を結成し、例年よりも早い4月中旬から 議 事業を開始した。ただし、新1年生は学校の環境に慣れてくる連休明け5月13日から の参加とした。今年度は、参加児童総数 749 名、参加率 25.9%と全校児童の約4分の 1が参加している。実行委員長は東小と北小が交代しており、コーディネーターは塚越 小が交代した。また、ボランティアスタッフは、西小8名、北小8名、塚越小40名で 事 あり、実行委員とともに地域の方々が積極的にご協力いただいているとの報告がなされ た。 [質問]ボランティアスタッフの人数は、学校で差がありますが、どのような状況なの ですか。 進 [回答]現在、ボランティアスタッフを含むスタッフの総数は 182 名です。ボランティ アスタッフには学生も多く、例年夏休みが近くなると尐しずつ人数が増えます し、各実行委員会でも知り合いなどを通じて絶えず募集に取り組んでいますの で、年度末までには人数が増えます。 行 教育長報告5 中央公民館長から、平成24年度公民館実施事業は事業総数 289 事業、延べ参加人数 平成24年度公民館事業一覧につい 66,815 人であった。中央公民館はパソコン室を活用した動画編集やフェイスブック て 体験、安全登山を考える集い等 35 事業に延べ 7,068 人が参加、東公民館は消費生活、 状 国際化及びグローバル化分野の現代的課題の学習等 42 事業に延べ 6,814 人が参加、西 公民館はジュニアリーダーなどの青尐年健全育成を柱に地域団体、地域住民を講師とし た事業等 36 事業に延べ 6,365 人が参加、南公民館は高齢者学級、家庭教育学級、サイ エンス教室やシニア世代のハイキング等地域に定着した事業を中心に 38 事業、延べ 況 6,995 人が参加、北町公民館は市民体育館と共用の正面玄関で行う利用団体作品展示、 家庭教育・子育て学級事業の充実を柱とした 57 事業に延べ 29,273 人が参加、下蕨公民 館は音楽を広める会との共催によるコンサート、「畑で野菜を作ろう ぷちトマトくら ぶ」体験学習、20~30 歳代独身男女を対象の料理で友達作りを目的とした「デートで キッチン」等 27 事業に延べ 6,471 人が参加、旭町公民館は社会人が参加しやすい夜間・ 休日を中心に行う事業等 47 事業に延べ 3,829 人が参加したとの報告がなされた。 3 教育長報告6 中央公民館長から、平成24年度全公民館利用状況調査の結果について、公民館主催 平成24年度全公民館利用状況調査 事業での公民館利用者は 37,469 人、社会教育関係団体の利用者は 170,229 人、公共 について 団体での利用者は 29,808 人、その他の団体の利用者は 53,981 人であり、全利用者数は 291,487 名で前年比 3,034 人減となったとの報告がなされた。 議 追加報告 教育長報告7 損害賠償の額の決定について 事 進 教育総務課長から、平成25年5月2日東中学校校庭で野球部員がバッティング練習 をしていたところ、防球ネットを抜けた打球が敷地外に出たことで校庭南側の道路を 走行中の自動車に当たり、助手席ドア側の雨除けを破損したため、修理代金 11,025 円 を損害賠償の額として決定しようとするもので、金額が 30 万円以下であることから 市長が専決処分し、6月議会に報告するものである。なお、賠償金は全額保険金から 補填される予定であるとの報告がなされた。 [質問]今回の防球ネットは修理したのですか。 [回答]一か所だけ切れたのですが、修理を指示してあります。 [質問]打球が当たって切れたのでしょうか。ネットは老朽化していないのですか。 [回答]当たって切れたのか、元々切れていたのかは不明です。現在トスバッティング 専用の小型のネットを購入して対処できるか検討しております。 行 以上報告の後、直ちに議事に入る。 協議第8号 学校教育課長補佐から、蕨市立小・中学校の学校選択制度の廃止については、方針に 状 蕨市立小・中学校の学校選択制度の 則り進めており、全小・中学校のPTA総会で説明、5月14日付で在籍児童・生徒の 廃止について 保護者と来年度入学する蕨市、戸田市、川口市の幼稚園・保育園の市内在住の在籍者に 通知し、併せて学校説明会の案内を裏面に印刷した。5月22日迄に20件の問い合わ せがあり、通知前は廃止の噂の真偽について、通知後はいつから相談ができるか、個別 況 の理由の可否、理由がないと認められないかといった質問が多く、制度運用への意見は 一件もない。廃止後は学校紹介冊子の中に制度の廃止と指定校の変更手続きについて 案内を掲載し、該当する家庭に配布する予定である。秋頃から具体的な相談を受け、 12月には入学通知を発送する予定であるとの説明がなされ、原案どおり異議なく承認 された。 4 議 事 進 行 状 況 [質問]現在、基本学区以外の学校に通学する児童生徒はどの位いますか。 [回答]年度で多尐の増減はありますが、大体15%が基本学区以外となります。 [質問]その15%に該当する方で、要綱の条件に当たらない方はどの位ですか。 [回答]それほど多くないと考えます。中学校の部活動の関係で基本学区以外の学校に 通う場合は、制度廃止後も認めることになりますし、年上の兄弟姉妹がいる 場合には同じ学校を選択することになる見込みです。通学の安全上基本学区外 の学校に通う場合も配慮をする見込みですので、特に理由もなく周りの家庭が 通うため等の理由で数パーセントいるかどうかと考えております。 [質問]将来的に校舎の建て替えの話が出てきたときに、新しい校舎の学校に通いたい という希望者が出てきた場合はどのようになりますか。 [回答]基本的にはそれだけの理由では認められません。認めてしまうと、通学の際に 安全が確保できなくなる可能性が出てくると思いますので、理由がないことと 同じになってしまうと思います。 [質問]「個別の事情による」ことに幅を持たせることで、何らかの理由を付けてでも 児童生徒が集中すれば定員以上になることは起こりますが、これから学校選択 制度を廃止した後、建て替えに該当する学校が出てくるとどうなるのですか。 [回答]実際にそのような状況が見えてこないとわからない面もありますが、現時点で 比較すれば、北小学校では難しいです。校舎を建てたり増築したりした段階で は3クラスでの移行を基準に造られているため、一学年が3クラスを超えて 推移しますと、学校に入れない状況が起こりますので、制度を続けたとしても 審査や抽選になると思います。今回の廃止如何に関わらず許容量が足りない 場合は予め相談させていただき、審査等で選考する可能性を伝えることになる と思います。 [質問]現在の北小学校では既にそのような状況があるのでしょうか。 [回答]現状のままですと、起こり得る可能性はあります。 議案第20号 学校教育課長から、蕨市私立幼稚園就園奨励費補助金交付要綱の一部改正について 蕨市私立幼稚園就園奨励費補助金交 は、条項の文言整理と国の幼稚園就園奨励費補助金交付要綱の一部改正に伴い基準額が 付要綱の一部改正について 変更になったため、保護者負担軽減措置の一環として、蕨市においても国に合わせて 基準額の改正を行うものであるとの説明がなされ、原案どおり異議なく可決された。 5 議 [質問]蕨市内の幼稚園の待機児童というのかは分かりませんが、把握されていますか。 [回答]資料はありませんが、市内の方は川口市や戸田市など近隣の私立幼稚園まで 通園しておりますので幼稚園の待機児童はいないと思います。 [質問]保育園ではいかがでしょうか。 [回答]保育園にはいます。 議案第21号 下蕨公民館長から、蕨市地区生涯学習連絡会設置要綱の一部改正については、下蕨・ 蕨市地区生涯学習連絡会設置要綱の 旭町にそれぞれ専任の公民館長が置かれるなど、公民館を取り巻く環境が変化する中、 事 一部改正について 地区生涯学習連絡会を一つの地区としているのはいかがなものかとの委員の発議に より協議を重ねてきたところ、社会教育委員会及び公民館運営審議会等に報告して合意 形成がなされたので、下蕨・旭町地区生涯学習連絡会を下蕨地区生涯学習連絡会と旭町 地区生涯学習連絡会に分割するために要綱の一部改正を行おうとするものであるとの 進 説明がなされ、原案どおり異議なく可決された。 [質問]第2条第5号の下蕨・旭町地区生涯学習連絡会を下蕨地区生涯学習連絡会に 改めてとありますが、どのように分割されるのでしょうか。 [回答]改正内容は資料の新旧対照表にありますが、改正前の第2条第5号にある 行 下蕨・旭町地区生涯学習連絡会を、改正後は第5号を下蕨地区生涯学習連絡会 に改め、第7号を旭町地区生涯学習連絡会として追加することになります。 議案第22号 下蕨公民館長から、下蕨地区生涯学習連絡会及び旭町地区生涯学習連絡会の委員の 状 下蕨地区生涯学習連絡会及び旭町地 委嘱については、議案第21号の要綱の一部改正に伴い、下蕨地区と旭町地区の各地区 区生涯学習連絡会の委員の委嘱につ 生涯学習連絡会の委員を、各公民館を中心とする関係団体に分けて委嘱するものである いて との説明がなされ、原案どおり異議なく可決された。 況 6
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