2008年11月15日号 - Beko-net.jp

がんばれ経営者!
翌7日はTMRセンター会員のみを集めた情報交換
当会加入のご希望、お問い合わせは下記まで!
会が行われました。
∼時代をリードする農業マガジン∼
ここでは佐竹氏(有限会社デリバリーフィードセン
(事務局長:時田)
ター名寄)進行のもと、機械更新における資金や補助
平成20年11月15日号 ㈱オーレンス農業事業部
金、1頭/1日のTMR飼料販売価格、TMR調整従
業員の教育、サイレージの棚卸(適正在庫)など研修会
よりも一歩踏み込んだ内容となりました。
【 速報 飼 料 特 別 支 援 資 金 の 拡 充 】
前号にて「家畜飼料特別支援資金の拡大」という記
【 TMRセンターの事業戦略
】
事のなかで、昨年までの貸付限度額が拡大した内容を
お知らせいたしましたが、その直前の10月30日に
政府の追加経済対策で貸付限度額が拡充しておりま
11月6日、7日の両日、札幌市にて北海道TMR
センター連絡協議会の第3回総会と研修会が開催さ
(写真:研修会風景)
した。その内容は下記のとおりです。
れ、会員・関係者を含めおよそ140名が参加されま
した。
参加者からは「センター構成員の中で乳量格差が出
始めている」という意見が出されました。 それに対
○ 貸付限度額:
事例報告として、熊本県の『株式会社アドバンス』
し当会会長の近藤氏(有限会社オコッペフィードサー
肥育牛 40千円/頭
の有働伸也構成員、栃木県の『那須TMR株式会社』
ビス)からは、
「うちでも以前そのような傾向があっ
乳用牛 30千円/頭
の藤原基男代表、北海道八雲町の『有限会社八雲フィ
たが『問題は牛にあるのではないか』ということにな
ードデザイン』の日比野浩章代表より各センターの取
り、別組織で育成牧場を作り、構成員の牛を預かるこ
組事例や設立経緯についての報告がありました。
とにした。」との意見が出されました。
全体討議では村上氏(有限会社ミクセス)を進行役
各センターにより取り組み方や地域条件も異なり
に、
「最近話題の飼料米についてどう思うか?」 「飼
ますが、設立後の課題は共通している部分も多く、研
料高騰、資材高騰に対しての取組は?」 「食品加工
修会や情報交換会はひとつのヒントとなり、今後の運
副産物について」 「北海道から道外へのパックサイ
営を考える上での判断材料となったのではないでし
レージ販売は可能か?」
・・・等々について道外から
ょうか。 (佐藤)
の参加者も交え幅広い意見交換が行われました。
肥育牛 100千円/頭
乳用牛
50千円/頭
○ 貸付利率 :1.45%(10/21現在)
★ 金額が適正か ∼ その判断根拠 ∼
【
専従者への賞 与 の 検 討
】
∼ 支給の際の条件と節税対策 ∼
① 従事期間や労務の性質と照らして妥当か
② 規模、収益状況と照らして妥当か
③ 同業者と照らして妥当か
◆ イオンテの火まつり
開催場所 :阿寒湖温泉 アイヌコタン特設会場
中学生以上 1000 円、小学生 500 円
今年も冬期賞与支給の時期がやってきました。
問い合わせ:NPO 法人阿寒観光協会 0154-67-2254
ひと昔前は、節税対策の面でボーナス支給!とい
12 月 12 日∼14 日
◆ くしろ物産まつり
う方が多かったと思いますが、最近は、個人の成
果や一年間の労働を労う形で賞与に反映させる
度合いが強まってきているようです。賞与支給の
10 月 30 日∼11 月 30 日
開催場所
● 節税のポイント
:釧路市観光国際交流センター
問い合わせ :釧路市物産協会
0154-31-2011
際に気をつけるべきポイントは何でしょうか?
● 金額の条件
例えば、売上も伸びてきたので、年末に奥さんと息
① 事業主と奥さんなどの専従者で所得が分
散され税率を下げることができる
② 専従者給与は給与所得となるため一定割
合の“給与所得控除”が適用される
編集後記
たくさんのアンケートありがとう!!
− W (^O^) W −
100号記念読者アンケートでは皆さんからご感想、心
子さんに賞与を支給したいがいくらまでの範囲なら
個人事業者の場合は所得税の確定申告の手続きに
あたたまるお言葉などを、予想以上にたくさ∼んいただき
賞与の金額が労務の対価として適正・妥当な金額で
より、住民税・事業税・国民健康保険税が計算されま
ました。お忙しいなかのご協力、本当にありがとうござい
あり、「青色事業専従者給与に関する届出書」に
す。 つまり、所得税の税額を抑える事が節税につな
ました。 現在アンケートは集計中です。当選者の景品は
記載された給与等の額の範囲内であれば、青色事業専
がる事となるわけです。
12月中に別海から直送されますので、発表は発送をもっ
支給することができるのでしょうか?
てかえさせていただきたいと思います。 (編集委員一同)
従者給与として認められます。
さらに言うならば、所轄の税務署長に提出した「青
● 支給する上での注意
色事業専従者給与に関する届出書」に記載されている
金額の範囲内で給与の支払いをした場合には、その金
賞与に限ったことではありませんが、給与などを支
額が労務に従事した期間・労務の性質およびその提供
給してはクミカンへ戻す・・・というケースも見受け
の程度・同業者の状況・その事業の種類および規模な
られます。この場合、支給実態そのものを疑われてし
らびに収益の状況に照らして労務の対価として相当
まう可能性もあります。 資金繰りの都合などで、や
であると認められるものであれば、青色事業専従者給
むを得ず専従者から借り入れる時はしっかりとした
与として必要経費への算入が認められます。
根拠で行ないましょう。(村)
■編集・発行
「㈱オーレンス農業事業部」編集部
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Tel.0153−72−1212
Fax.0153−72−3534
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■監修
税理士法人 福田税務事務所 福田経営センター㈱
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