乗員速報No 58 252.pdf - Biglobe

2012.07.24
羽田
58-252
成田
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セニョリティについての事務折衝報告
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2012.7.18
2012 年 7 月 18 日に運航本部から新機長養成開始後の機長養成訓練(CMDE VLD)投入順位、
いわゆる「セニョリティ」についての考え方が提示され、交渉を行いました。
■
訓練再開後のセニョリティの骨子(運航本部提案の組合抜粋)
1.訓練中止時に STAGE4 の人は、当時の進捗状況に応じて、個人単位でセニョリティをつける
2.訓練中止時に STAGE3 以前の人は、期の中で最も早い副操縦士昇格者に合わせて期単位で
セニョリティをつける
3.訓練中止時までに一度機長養成訓練に投入されたことがある人は、訓練中止時に STAGE4 の人の投入
終了後、随時状況を確認し、副操縦士昇格順に投入する。
◆新機長養成開始に当たっての CMDE VLD 投入順位について(案) 「運航本部提示の原文」
旧 STAGE
中止時の状態
5
投入順位
(旧養成体系にて実施中)
上申書あり
4→3
上申書無し
上申日付順
STAGE4 期間経過順(月単位)
*STAGE4 経験期間が 9 カ月を超えるも
同経験月の場合には、
のについては SC 期間 4 カ月
STAGE4 投入日順
**STAGE4 経験期間が 9 カ月未満のもの
については SC 期間 6 カ月
3
副操縦士昇格順(期単位)
①STAGE5⇒STAGE3
基本的に旧 STAGE4⇒3 投入後、随時 CMDE VLD へ投入。
②ATPL 辞退者・不合格者・NOT READY
投入順位は上記旧 STAGE3 に準ずる。
③STAGE4⇒STAGE3
④OJT 後
STAGE3(DISC)
⑤NON STAGE 者
■ 喫緊の課題
2012 年度末に機長養成訓練を始めるにあたって、新機長養成方式に投入するための手当を 2012 年末に行
う必要があります。よって、遅くとも 2012 年 9 月までには、セニョリティの先頭でもあり、最初に訓練に
投入される方 10 数名を確定する必要があります。下記の検討項目を運航本部に申し入れています。
○ 一度、昇格訓練に投入されている方全てを STAGE4 の後とするのではなく、中断・中止時の状況と現在
の状況を確認した上で、精査し、協議すること。
■ 旧 STAGE3 以前の人のセニョリティに関する課題
○ JAS 時代に訓練が止まっていた関係で、副操縦士昇格順にセニョリティを固定してしまうと、機長昇
格時の年齢に P 期と J 期で最大 5 年の差が出るところがある。これにより、昇格時の高年齢が懸念さ
れることが課題。
⇒ 一定の年齢までに機長昇格訓練に投入させることを検討すべきか協議が必要。
○ 移行訓練が機長昇格訓練を視野に入れて計画的に検討されていなかった為、一つの機種にセニョリテ
ィが連続してしまうところがある。
⇒ 各機種における訓練に投入できる人数等を精査した上で、あらゆる角度から問題を解決する方法
を協議する必要がある。