WS−1施工マニュアル 1. 耐熱シールシート材(プラシールNF−18(S

WS−1施工マニュアル
1. 耐熱シールシート材(プラシールNF−18(S))取り付け位置墨出し−1
CV及びCVTケーブル表面に壁面から 180 ㎜外側の位置にラインを引く。
2.熱膨張性耐熱シール材(プラシールNF−10F)の充填−1
熱膨張性耐熱シール材をケーブル間等の狭隘箇所からヘラ等を使用して充填する。
(耐熱シールシート材を取り付けるため、壁面から 30 ㎜の範囲はこの段階で
は充填しない方が良い)
貫通するさや管、ケーブルが多い場合、熱膨張性耐熱シール材の充填作業がやり
難いが手抜きをしないで正しく充填すること。
3.熱膨張性耐熱シール材の充填−2
2で充填した以外の部分に熱膨張性耐熱シール材を充填する。
4.耐熱シールシート材の取り付け−1
1で引いたラインに合わせて耐熱シールシート材を貼りつける。
この際、特にCVTケーブルはケーブルの谷間に合わせて貼り付けること。
5.耐熱シールシート材の取り付け−2
耐熱シールシート材をケーブルに沿って1周巻きつける。
6.耐熱シールシート材の取り付け−3
アルミテープ粘着層を貼り、固定する。
7.熱膨張性耐熱シール材の充填−3
耐熱シールシート材を取り付けた側の壁面まで熱膨張性耐熱シール材を充填する。
貫通するさや管、ケーブルが多い場合、熱膨張性耐熱シール材の充填作業がやり
難いが手抜きをしないで正しく充填すること。
8.耐熱シールシート材取り付け位置墨出し−2
反対側に回り、CV及びCVTケーブル表面に壁面から 180 ㎜外側の位置にライ
ンを引く。
9.耐熱シールシート材の取り付け−4
8で引いたラインに合わせて耐熱シールシート材を貼り付ける。
この際、特にCVTケーブルはケーブルの谷間に合わせて貼り付けること。
10.耐熱シールシート材の取り付け−5
耐熱シールシート材をケーブルに沿って1周巻きつける。
11.耐熱シールシート材の取り付け−6
アルミテープ粘着層を貼り、固定する。
12.熱膨張性耐熱シール材の充填−4
壁面まで熱膨張性耐熱シール材を充填して仕上げる。
貫通するさや管、ケーブルが多い場合、熱膨張性耐熱シール材の充填作業がやり
難いが手抜きをしないで正しく充填すること。
(断面図)
注意
:
当工法は両側施工を行う事により性能を発揮します。
片側施工では十分な性能が発揮できないため適用外となります。
熱膨張性耐熱シール材(プラシールNF−10F)充填量の目安
単位:g
開口径
ケーブル等占積率
25φ
50φ
75φ
100φ
125φ
150φ
0%
53
212
477
848
1,325
1,908
5%
50
201
453
806
1,259
1,813
10%
48
191
429
763
1,193
1,717
15%
45
180
405
721
1,126
1,622
20%
42
170
382
678
1,060
1,526
21.4%
42
167
375
667
1,041
1,500
175φ
200φ
225φ
250φ
275φ
300φ
0%
2,597
3,392
4,292
5,299
6,412
7,631
5%
2,467
3,222
4,077
5,034
6,091
7,249
10%
2,337
3,053
3,863
4,769
5,771
6,868
15%
2,207
2,883
3,648
4,504
5,450
6,486
20%
2,078
2,714
3,434
4,239
5,130
6,105
21.4%
2,041
2,666
3,374
4,165
5,040
5,998
開口径
ケーブル等占積率
注意
占積率とは貫通ケーブル等の総断面積を開口面積で除し 100 倍した数値をいう。
特に占積率が 20%以上になるとケーブル等の間に熱膨張性耐熱シール材の充てんがし
難くなるのでヘラ等を使用して入念に充てんすること。