サービス概要用途例【概要】弊社所有の蛍光 X 線分析装置（XRF）は波長分散型 X 線分析法（WDX）を採用しており、高精度な定性・定量分析を実施することが可能です。 WDX はエネルギー分散型 X 線分析法（EDX）よりも波長分解能が高く、微量元素や軽元素の検出感度に優れています。金属試料の材料分析（判別）やセラミック試料の材料分析、メッキの膜厚測定などにご利用いただけます。・無機材料の定性・定量分析・SUS、アルミ合金、銅合金の材料判別・セラミックの材料分析・メッキの非破壊膜厚調査・金属試料中の不純物の含有量調査・付着物や異物の元素分析・銅合金の材料判別 Q&A ●定性分析チャート ●定性分析チャート設備紹介 ●蛍光Ｘ線分析装置・型式：ZSX100e ・メーカー：Rigaku 製・X 線管：Rh 4kW 150mA 可変・分析範囲：5B ∼ 92U ・波長分解能：10eV ・分析定量精度：± 数 100ppm ∼数 1,000ppm（※元素によって異なります）・最大試料寸法：φ50mm ・有効試料径：φ30mm、φ10mm、φ 5mm ・分光結晶：LiF、Ge、PET、TAP、RX30 （軽元素対応）・分析手法：定性分析、定量分析（FP 法、定量アプリケーション手法）、メッキ膜厚測定、材料判別（SUS、アルミ合金、銅合金）お問合せの前に・分析の目的・試料のサイズ、形状、材質、構造、取り扱いの注意点・前処理（カット、研磨など）の可否・分析条件（検出する元素、分析箇所・範囲など）・データのアウトプット方法 Q：定量分析の FP（ファンダメンタル・パラメータ）法とは何ですか？ A：試料を構成している元素の種類とその組成が全てわかれば、それぞれの蛍光 X 線の強度を理論的に計算することができます。その理論値から未知試料を分析して得られた各元素の蛍光 X 線強度に一致するような組成を推定する方法です。 Q：定量分析の検量線法とは何ですか？ A：濃度が既知の試料を数点分析し、分析したい元素の蛍光 X 線強度と濃度との間の関係を求めておきます。その結果を元にして未知試料を分析して得られた蛍光 X 線強度から濃度を求める方法です。標準試料の有無により、試料によってはご対応できない場合がありますので、事前にご相談下さい。 Q：試料の状態・形状に制約はありますか？ A：固体・粉体に対応可能です。多少のガス・水分が含まれる場合でも測定可能です。試料表面の多少の凹凸は問題ありませんが、再現性のあるデータを得るためにはガラスビード作製・断面研磨などの前処理が必要となります。最大搭載試料寸法はφ50mm で、分析有効領域はφ30mm、φ10mm、 φ5mm になります。 Q：試料調整からお願いしたのですが、対応は可能ですか？ A：カット・断面研磨・エッチング・蒸着・ガラスビード作製等の各種試料調整に対応しております。 Q：微量元素の検出限界・定量精度はどれぐらいですか？ A：元素によって異なりますが、100ppm（0.01％）程度の検出限界、± 数 100ppm ∼数 1,000ppm（0.01 ∼ 0.1％オーダー）程度の定量精度になります。 Q：より定量精度の良い分析は可能ですか？ A：湿式分析（ICP-MS・AA 等）や、GD-MS などの微量元素分析にも対応しておりますので、まずはお問い合せ下さい。 0120-31-6620 [email protected] 文書管理番号：AKIT0042H 御見積依頼書エイキット株式会社問合せ受付担当宛年月貴社名電話番号 ― ― 部署名 FAX 番号 ― ― 氏名 E-mail 住所〒日 ― ■件名 ■依頼の目的・内容 ■依頼時の諸条件（精度、加工可否、前処理等） ■ワーク・サンプル情報（数量、サイズ、材質、形状、取扱い注意点等） -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------本社：〒503-0936 岐阜県大垣市内原 1-56 TEL：0584-89-3300 FAX：0584-88-0977 神奈川事業所：〒243-0425 神奈川県海老名市中野 3-12-11 TEL：046-204-5712 FAX：046-204-5713 大阪事業所：〒567-0868 大阪府茨木市沢良宜西 4-3-2 TEL：072-646-7760 FAX：072-646-7761 豊田事業所：〒403-0925 愛知県豊田市駒場町田戸 23 TEL：0565-59-3021 FAX：0565-57-1066