セットアップガイド - リコー

セットアップガイド
1
動作環境
2
セットアップのまえに
3
Ridoc Document Webのインストール
4
付録
ご使用の前に、本書を最後までよくお読みの上、正しくお使いください。また、本書が必要になったとき、すぐに利用できるように
保管してください。
■ はじめに
このたびは本製品をお買い上げいただき、ありがとうございます。
この使用説明書は、製品の正しい使い方や使用上の注意について記載してあります。ご使用の前に、こ
の使用説明書を最後までよくお読みの上、正しくお使いください。また、この使用説明書が必要になっ
たとき、すぐに利用できるように保管してください。
株式会社リコー
■ 商標
Microsoft、Windows、Windows ServerはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商
標です。
PentiumはIntel Corporation の登録商標です。
Lotus、NotesはIBM CorporationおよびLotus Development Corporationの商標です。
その他の製品名、名称は各社の商標または登録商標です。
本書の説明および所有者の権利のために使用されます。この使用によって所有者の権利を侵害するものではあり
ません。
* Windows® 98 の製品名は、Microsoft® Windows® 98です。
* Windows® Meの製品名は、Microsoft® Windows® Millenium Edition (Windows Me)です。
* Windows® 2000の製品名は以下のとおりです。
Microsoft® Windows® 2000 Professional
Microsoft® Windows® 2000 Server
* Windows® XPの製品名は以下のとおりです。
Microsoft® Windows® XP Professional
Microsoft® Windows® XP Home Edition
* Windows Server™ 2003の製品名は以下のとおりです。
Microsoft® Windows Server™ 2003 Standard Edition
Microsoft® Windows Server™ 2003 Enterprise Edition
この本の読みかた
マークについて
本書で使われているマークには次のような意味があります。
重要
誤って操作をすると、OSやプログラムの停止、データ消失などの原因になることがあります。必ず、
お読みください。
操作の前に
操作をする前に知っておいていただきたいこと、あらかじめ準備していただきたいことなどを説明し
ています。
補足
操作するときに気を付けることや、操作を誤ったときの対処方法などを説明しています。
制限
数値の制限や組み合わせできない機能、機能が使用できない状態を説明しています。
参照
参照先を示します。
［　］
フォルダ、画面のメニューやボタンの名称を示します。
1
Ridoc Document Systemの概要
Ridoc Document Systemは、業務効率化・生産性向上・経営や組織運営のスピードアップをサポートす
る文書管理のソフトウェア群です。
蓄積が必要な電子文書や紙文書は日常的に増えていきます。Ridoc Document Systemは、スキャナー読
み取り / ファクス受信などで得た画像データや、コンピューターのアプリケーションで作成したデー
タなど、圧倒的なボリュームの文書データを効率的に管理でき、情報を業務へ活用するために最適な
環境を実現します。
Ridoc Document Systemで管理された文書は手軽に検索・閲覧・編集・印刷・メール配信などができま
すので、必要なときに必要な人へ迅速に情報を伝達できます。
また、幅広いユーザー認証方式への対応に加え、的確なアクセス権が簡単な操作で設定できる機能に
より、高度なセキュリティ環境の中で文書管理を行うことができます。
Ridoc Document Systemを構成するソフトウェアには、Ridoc Desk 2000 / Lt、Ridoc Desk Navigator / Lt、
Ridoc Document Router / Lt / Pro、Ridoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc Web Navigator、Ridoc Document
Webなどがあります。
1
2
3
SCN
DOC
6
A
B
C
2
5
4
1. 接続機器
文書の入出力に使用します。
また、スキャナーで読み取った文書やファク
ス受信した文書を、配信サーバーに送信しま
す。
接続機器にハードディスクドライブ（ドキュ
メントボックス）を拡張しておくと、機器で
読み込んだ文書や、ファクス受信した文書を
ドキュメントボックスに蓄積できます。蓄積
された文書は、Ridoc Document Systemのソフ
トウェアを使って活用可能です。
2. Ridoc Document Router / Lt / Pro
（配信サーバー）
ネットワーク上に接続されている機器と連
携し、文書を配信します。接続機器から配信
サーバーのあて先に文書が届くと、あて先ご
とに設定された方法で文書が配信されます。
配信の方法には、受信トレイへ保存、メール
で配信、文書管理サーバーのフォルダに登録
などがあります。
3. Ridoc Document Server / Pro / Ep
（文書管理サーバー）
Ridoc Desk 2000・Ridoc Desk Navigator・Ridoc
Web Navigator・Ridoc Document Webから登録
された文書を、作成元アプリケーションを意
識せずに整理分類し、管理できます。
サーバー内の各キャビネット、フォルダ、文
書にアクセス権を設定して、操作できるユー
ザーやグループを制限し、文書の改ざんを防
ぐこともできます。
4. Ridoc Web Navigator / Ridoc Document Web
（Webサーバー）
Ridoc Web Navigator / Ridoc Document Web
は、WebクライアントからWebブラウザを利
用して、文書管理サーバー、配信サーバーの
受信トレイなどにアクセスできるポータル
ソフトウェアです。
現在ご使用のWebブラウザから、これらの文
書の操作ができますので、個々のクライアン
ト PC にアプリケーションをインストールす
る必要がありません。
5. Webブラウザ（クライアントPC）
クライアント PC から、お使いの Web ブラウ
ザを使用してWebサーバーにアクセスし、受
信トレイ内の文書や、文書管理サーバーに保
管された文書の検索・表示・ダウンロードな
どの操作ができます。
6. Ridoc Desk 2000 / Ridoc Desk Navigator
（クライアントPC）
Ridoc Desk 2000 / Ridoc Desk Navigatorでは、
さまざまな電子データをクライアント PC 上
で電子文書として管理できます。さらに、文
書管理サーバーや配信サーバーに保管され
た文書を、閲覧・操作することもできます。
また、接続機器にドキュメントボックスが搭
載されている場合、Ridoc Desk 2000 / Ridoc
Desk Navigatorからドキュメントボックスに
接続して文書を閲覧したり、Ridoc Desk 2000
/ Ridoc Desk Navigatorにコピーして文書を操
作・編集したりできます。
3
目次
この本の読みかた ..................................................... 1
マークについて ..................................................... 1
Ridoc Document Systemの概要................................ 2
1. 動作環境
Ridoc Document Webサーバーコンピューター ....... 5
Ridoc Document Webクライアントコンピューター.......7
2. セットアップのまえに
Ridoc Document Webの構成 .................................... 9
文書管理サーバー、配信サーバーのセットアップ......10
Ridoc Document Server / Pro / Ep、
Ridoc Document Router / Proのセットアップ......10
サーバー印刷、サムネール・Web表示用
データ作成の準備 ............................................ 11
Webサーバーの準備 ............................................... 12
Windows 2000 Serverの場合 .............................. 12
Windows Server 2003の場合 .............................. 13
3. Ridoc Document Webのインストール
Webサービスの停止 ............................................... 15
Windows2000の場合 ........................................... 15
Windows Server 2003の場合 .............................. 15
Ridoc Document Webのインストール.................... 16
Ridoc Document Webのアンインストール ......... 17
文書管理サーバー / 配信サーバーの設定................ 18
文書管理ツールでの設定..................................... 18
配信管理ツールでの設定..................................... 19
SSLの設定........................................................... 20
4. 付録
こんなときには....................................................... 23
索引......................................................................... 24
4
1. 動作環境
Ridoc Document Webが動作するには以下の環境が必要です。
重要
❒ 以下のような環境にはRidoc Document Webをインストールしないでください。正常に動作しない
場合があります。
• メールサーバー、データベースとして使用しているコンピューター
• ドメインコントローラ
参照
最新の制限・制約事項については、「初めにお読みください」をご覧ください。
Ridoc Document Webサーバーコンピューター
Ridoc Document Webは、Ridoc Document Server / Pro / Ep（文書管理サーバー）またはRidoc Document
Router / Pro（配信サーバー）と同一のサーバーコンピューターにセットアップします。
サーバーコンピューターのハードウェア環境、対応OSは、Ridoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc Document
Router / Proの動作環境に準じます。
参照
ハードウェア環境、対応OSについては、Ridoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc Document Router /
Proのセットアップガイドをご覧ください。
❖ 対応するRidoc Document Systemサーバー製品
Ridoc Document Webは、以下のいずれかの製品がインストールされているサーバーコンピューター
にインストールしてください。
• Ridoc Document Server Ver.3.xxx
• Ridoc Document Server Pro Ver.2.xxx
• Ridoc Document Server Ep Ver.1.xxx
• Ridoc Document Router Ver.3.xxx
• Ridoc Document Router Pro Ver.2.xxx
制限
❒ Ridoc Document Webは、ターミナルサービス、クラスタリングには対応していません。
❖ Webサーバー
• Microsoft Internet Information Services 5.0以降
重要
❒ Internet Information Servicesのインストール後は、OSのService Packをインストールしなおしてく
ださい。Internet Information Servicesのインストール前にService Packが適用されていた場合も、
必ずインストールしなおす必要があります。
参照
インストールするService Packのバージョンについては、Ridoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc
Document Router / Proのセットアップガイドを参照してください。
5
動作環境
補足
❒ Microsoft Internet Information Services 5.0は、Windows 2000 Server、Windows 2000 Advanced Server
のCD-ROM、Microsoft Internet Information Services 6.0は、Windows Server 2003のCD-ROMから
インストールできます。
1
❖ ハードディスク容量
インストール先に必要な最小容量 25Mバイト
作業用容量 400Mバイト
❖ ネットワークプロトコル
TCP/IP
❖ ネットワーク環境
• すべてのネットワークにおいて、HTTPまたはHTTPSでの通信が可能なこと
• サーバーコンピューターのIPアドレスは固定にすること（DHCPには対応していません。）
• DNSやHOSTSなどによる名前解決のための設定をしておくこと
❖ 通信ポート
Ridoc Document Webは、Internet Information Servicesの「既定のWebサイト」に設定されているポー
ト番号（TCPポート:80、SSLポート:443）を使用します。
6
Ridoc Document Webクライアントコンピューター
Ridoc Document Webクライアントコンピューター
参照
1
詳しくは「初めにお読みください」をご覧ください。
❖ コンピューター本体
PC/AT互換機
❖ 対応OS
• Microsoft Windows 98 Second Edition 日本語版
• Microsoft Windows Me 日本語版
• Microsoft Windows XP Professional 日本語版 + Service Pack 1以降
• Microsoft Windows XP Home Edition 日本語版 + Service Pack 1以降
• Microsoft Windows 2000 Professional 日本語版 + Service Pack 4以降
• Microsoft Windows 2000 Server 日本語版 + Service Pack 4以降
• Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition 日本語版
• Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition 日本語版
❖ ディスプレイ
推奨800×600ピクセル64,000色以上
❖ Webブラウザ
Internet Explorer 5.5 Service Pack 2以降
Internet Explorer 6.0 Service Pack 1以降
補足
❒ Internet ExplorerのService Packは最新版をインストールしてください。
7
動作環境
1
8
2. セットアップのまえに
Ridoc Document Webの構成
Ridoc Document Webは文書管理サーバー、配信サーバーなどRidoc Document Systemのサーバー製品に
アクセスし、文書の検索・表示・登録などを行うWebアプリケーションです。
Ridoc Document Webは、以下ようなクライアント/サーバーシステムになっています。
❖ コンピューターの種類
A:クライアントコンピューター
お客様が直接操作し、Webブラウザを使用してRidoc Document Webの機能を使うためのコンピュー
ターです。
B：サーバーコンピューター
クライアントコンピューターが直接通信する、WebサーバーおよびRidoc Document Webをインス
トールしたコンピューターです。同じコンピューターに、配信サーバー、文書管理サーバーまたは
その両方をセットアップしておきます。
❖ インストールするもの
1：Webブラウザ
2：Ridoc Document Router / ProまたはRidoc Document Server / Pro / Epまたはその両方
3：Ridoc Document Web
補足
❒ Ridoc Document Router / Pro、Ridoc Document Server / Pro / Epは、以下のバージョンにのみ対応
しています。
• Ridoc Document Router Ver.3.xxx
• Ridoc Document Router Pro Ver.2.xxx
• Ridoc Document Server Ver.3.xxx
• Ridoc Document Server Pro Ver.2.xxx
• Ridoc Document Server Ep Ver.1.xxx
9
セットアップのまえに
文書管理サーバー、配信サーバーのセットアップ
Ridoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc Document Router / Pro
のセットアップ
2
Ridoc Document Webは、文書管理サーバー、または配信サーバーと同じコンピューターにセットアッ
プします。
Ridoc Document Webをセットアップする前に、以下の製品のいずれかをセットアップしてください。
参照
詳しくはRidoc Document Server / Pro/ Ep、Ridoc Document Router / Proのセットアップガイドをご覧
ください。
❖ 文書管理サーバー
• Ridoc Document Server Ver.3.xxx
• Ridoc Document Server Pro Ver.2.xxx
• Ridoc Document Server Ep Ver.1.xxx
❖ 配信サーバー
• Ridoc Document Router Ver.3.xxx
• Ridoc Document Router Pro Ver.2.xxx
制限
❒ 文書管理サーバー、配信サーバーのセットアップ時は以下の認証方式を設定してください。Ridoc
Document Webでは、LDAP認証には対応していません。
• Windows認証（NT互換）
• Windows認証（ネイティブ）
• Notes認証
• ベーシック認証
❒ Internet Information Servicesがインストールされている環境に、Ridoc Document Server / Ep、Ridoc
Document Router / Proをインストールするとき、Webサーバーに「Apache」を選択した場合は、以
下のポート番号は指定できません。
（アラートが表示されます。
）Internet Information Servicesの「既
定のWebサイト」のポート番号と重複するためです。
• HTTP：80
• HTTPS：443
10
文書管理サーバー、配信サーバーのセットアップ
サーバー印刷、サムネール・Web表示用データ作成の準備
Ridoc Document Webからサーバー印刷、サムネール作成、Web表示用データ作成を行うために、文書
管理サーバー、配信サーバー側では、あらかじめ以下の準備が必要です。
• 文書の作成元アプリケーションをインストール
• サーバー印刷用のプリンターを追加
2
補足
❒ データを作成したアプリケーションによっては、サムネールやWeb表示用データを作成できない、
または表示できない場合もあります。
参照
詳しくはRidoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc Document Router / Proのセットアップガイド、管理
者ガイドをご覧ください。
11
セットアップのまえに
Webサーバーの準備
Windows 2000 Serverの場合
Ridoc Document Webをインストールする前に、Internet Information Servicesをあらかじめインストール
しておく必要があります。
2
Internet Information Services （IIS）のインストール
A Administrators権限のあるアカウントでWindowsにログオンします。
他のアカウントでログオンしている場合はいったんログオフし、Administrators 権限のあるアカウ
ントでログオンしなおしてください。
B［スタート］ボタンを選択し、［設定］をポイントし、［コントロールパネル］を選択します。
C「コントロールパネル」の［アプリケーションの追加と削除］アイコンを選択します。
D［Windows コンポーネントの追加と削除］を選択します。「Windows コンポーネント」ウィ
ザードが表示されます。
E［インターネットインフォメーションサービス（IIS）］を選択し、［次へ］を選択します。
インストールが始まります。
F 完了のメッセージが表示されたら、［完了］を選択します。
これで、Internet Information Services （IIS）のインストールは終了です。
重要
❒ Internet Information Services （IIS）のインストール後は、OSのService Packをインストールしな
おしてください。Internet Information Services （IIS）のインストール前にService Packが適用さ
れていた場合も、必ずインストールしなおす必要があります。
参照
インストールするService Packのバージョンについては、Ridoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc
Document Router / Proのセットアップガイドをご覧ください。
12
Webサーバーの準備
Windows Server 2003の場合
Ridoc Document Webをインストールする前に、Internet Information Servicesをあらかじめインストール
し、必要な設定をしておく必要があります。
Internet Information Services （IIS）のインストール
2
A Administrators権限のあるアカウントでWindowsにログオンします。
他のアカウントでログオンしている場合はいったんログオフし、Administrators 権限のあるアカウ
ントでログオンしなおしてください。
B［スタート］ボタンを選択し、［コントロールパネル］を選択します。
C［コントロールパネル］の［プログラムの追加と削除］を選択します。
D［Windows コンポーネントの追加と削除］を選択します。
「Windows コンポーネント」ウィザードが表示されます。
E「Windows コンポーネント」の一覧で、
［アプリケーションサーバー］
をダブルクリックします。
F［インターネットインフォメーションサービス（IIS）］をクリックし、
［詳細］をクリックします。
G［WWW （World Wide Web）サービス］をクリックし、［詳細］をクリックします。
H［Active Server Pages］にチェックマークを付け、［OK］をクリックします。
インストールが始まります。
I 完了のメッセージが表示されたら、［完了］を選択します。
重要
❒ Internet Information Services （IIS）のインストール後は、OSのService Packをインストールしなお
してください。Internet Information Services （IIS）のインストール前にService Packが適用されて
いた場合も、必ずインストールしなおす必要があります。
参照
インストールするService Packのバージョンについては、Ridoc Document Server / Pro / Ep、Ridoc
Document Router / Proのセットアップガイドをご覧ください。
Internet Information Services （IIS）の設定
A［スタート］ボタンを選択し、［コントロールパネル］を選択します。
B［コントロールパネル］の［管理ツール］を選択します。
インターネットインフォメーションサービス（IIS）マネージャが起動します。
C 左ペインのツリーから「ローカルコンピュータ」を開き、［Webサービス拡張］を選択します。
D 右ペインで［Active Server Pages］の設定を［許可］に変更します。
13
セットアップのまえに
2
14
3. Ridoc Document Webのインストール
Ridoc Document Webをインストールするまえに、Webサービスとその他のインターネットサービスを
停止します。
補足
❒ 文書管理サーバーや配信サーバーが同じコンピューターにインストールされている場合は、Ridoc
Document Webのインストールの前に、キャビネットの停止、配信サービスの停止を行ってくださ
い。
Webサービスの停止
Webサービスと、その他のインターネットサービスを停止します。
Windows2000の場合
Windows Server 2003の場合
A Administrators権限のあるアカウントで
A Administrators権限のあるアカウントで
Windowsにログオンします。
Windowsにログオンします。
他のアカウントでログオンしている場合は
いったんログオフし、Administrators権限のあ
るアカウントでログオンしなおしてくださ
い。
他のアカウントでログオンしている場合は
いったんログオフし、Administrators権限のあ
るアカウントでログオンしなおしてくださ
い。
B［マイコンピュータ］アイコンを右クリッ
B［スタート］ボタンを選択し、［コントロー
C コンソールツリーで［サービスとアプリ
C［管理ツール］を選択し、［インターネット
クし、［管理］を選択します。
ケーション］をダブルクリックし、
［イン
ターネットインフォメーションサービス］
を選択します。
D 詳細情報のウィンドウ領域で、［既定の
Web サイト］を選択します。
E［操作］メニューの［停止］を選択します。
補足
❒ ツールバーのボタンを選択してもサー
ビスを中止できます。
F その他のサービスも実行している場合
ルパネル］を選択します。
インフォメーションサービス (IIS) マネー
ジャ］を選択します。
D 詳細情報のウィンドウ領域で、［既定の
Web サイト］を選択します。
E［操作］メニューの［停止］を選択します。
補足
❒ ツールバーのボタンを選択してもサー
ビスを中止できます。
F その他のサービスも実行している場合
は、同様の手順で停止します。
は、同様の手順で停止します。
15
Ridoc Document Webのインストール
Ridoc Document Webのインストール
Ridoc Document Webをインストールします。
補足
❒ Ridoc Document Web Ver.2.0xx以前がインストールされている場合、アンインストールしてから本
製品をインストールしてください。Ridoc Document Web Ver.2.0xx以前がインストールされている
と、インストールが中止されます。
A Ridoc Document Webのインストールを開始します。
B 表示される画面で［次へ］を選択します。
C ソフトウェア使用許諾契約書を確認し、［はい］を選択します。
3
インストールパスの確認画面が表示されます。
D インストールパスを確認し［OK］を選択します。
補足
❒ すでにRidoc Document System製品がインストールされている場合、インストール先はRidoc Document
System共通のフォルダとなるためインストール先を指定できません。
E インストール情報を入力し［次へ］を選択します。
Ridoc Document Webで使用する仮想ディレクトリ名を指定します。
補足
❒ 仮想ディレクトリ名は、Webブラウザを使って文書管理サーバーまたは配信サーバーに接続す
る際に入力するURLの一部になります。
F 設定内容を確認します。
［次へ］を選択すると、Ridoc Document Webのインストールが開始されます。
G スタートページのURLを確認し、［OK］を選択します。
重要
❒ このとき表示されるURLは控えておいてください。動作確認で使います。
H インストールの完了画面で、「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」を選択し、［完了］
を選択します。
コンピューターが再起動されます。
重要
❒ コンピューターの再起動をするまでは、Ridoc Document Webは正常に動作しません。
I Webサービスを再開します。
16
Ridoc Document Webのインストール
J Gで表示されたURLにWebブラウザでアクセスし、正常にページが表示されることを確認し
てください。
正常にページが表示されない場合は、Web サーバーが正しくセットアップされているか確認して
ください。
補足
❖ Ridoc Document WebへのURL
http://サーバーコンピューター名またはIPアドレス/仮想ディレクトリ名/Start_F.asp
例 http://server.ricoh.co.jp/rds/Start_F.asp
• server.ricoh.co.jp…サーバーコンピューター名またはIPアドレス
3
• rds…仮想ディレクトリ名
Ridoc Document Webのアンインストール
A Webサービスを停止します。⇒ P.15 「Webサービスの停止」
B コントロールパネルの［アプリケーションの追加と削除］または［プログラムの追加と削除］
でRidoc Document Webのアンインストールを行います。
17
Ridoc Document Webのインストール
文書管理サーバー / 配信サーバーの設定
Ridoc Document Webから文書管理サーバー、配信サーバーにアクセスして各サーバー内の文書を操作
するために、文書管理サーバー側、配信サーバー側の設定を行います。
補足
❒ 文書管理サーバー、配信サーバー側の設定は、それぞれの管理者が行います。詳しくは、各サーバー
の管理者にお問い合わせください。
3
文書管理ツールでの設定
文書管理サーバーの文書管理ツールで以下の設定を行います。
• サーバー環境設定－Web設定
［サーバー環境設定］の［一般］タブで、［Web設定］を行います。
文書管理サーバー内の文書をメールで配信するとき、
「文書リンクを添付して配信する」設定で配
信したい場合は、
［WebでURLリンクを利用しない］のチェックマークをはずし、必要な情報を設
定します。ここで設定した情報は、メールに添付される文書のURLリンクの情報になります。
また、Ridoc Document WebをSSLで使用する場合、
［SSLを使用する］にチェックマークを付けます。
重要
❒ WebでURLリンクを利用する場合、以下の条件に該当するときは、［Webサーバーと文書管理
サーバーを同じコンピューターで使用する］のチェックマークをはずし、必要な項目を入力し
てください。Ridoc Document Webは、文書管理サーバーと同じコンピューターにインストール
しますが、Webサーバー、ポート番号が文書管理サーバーと異なる場合、同じコンピューター
にインストールされていると認識されないためです。
• 文書管理サーバーのインストール時、Webサーバーに「Apache」を選択しているとき
• 文書管理サーバーのインストール時、Webサーバーに「Internet Information Services」を選択
していて、HTTPのポート番号を「80」以外に設定しているとき
• キャビネット設定
［キャビネット編集］の［キャビネット設定］タブで、Ridoc Document Webから文書管理サーバー
内文書の表示用データを表示させるため、
「Web表示用データを作成する」にチェックマークを付
けます。
参照
詳しくは文書管理ツールのヘルプをご覧ください。
18
文書管理サーバー / 配信サーバーの設定
配信管理ツールでの設定
配信サーバーの配信管理ツールで以下の設定を行います。
• 環境設定－Web設定
［環境設定］の［Web設定］タブで、Web設定を行います。
［SMTPメール送信］、［Notes R5 メール送信］、［MAPIメール送信］または［Exchangeメール送信］
で「文書リンクを添付して配信する」設定で配信したい場合は、
［メール送信の配信でWebのURL
リンクを利用しない］のチェックマークをはずし、必要な情報を設定します。ここで設定した情報
は、メールに添付される文書のURLリンクの情報になります。
また、Ridoc Document WebをSSLで使用する場合、
［SSLを使用する］にチェックマークを付けます。
3
重要
❒ メール送信の配信でWebのURLリンクを利用する場合、以下の条件に該当するときは、［Web
サーバーと配信サーバーを同じコンピューターで使用する］のチェックマークをはずし、必要
な項目を入力してください。Ridoc Document Webは、配信サーバーと同じコンピューターにイ
ンストールしますが、Webサーバー、ポート番号が配信サーバーと異なる場合、同じコンピュー
ターにインストールされていると認識されないためです。
• 配信サーバーのインストール時、Webサーバーに「Apache」を選択しているとき
• 配信サーバーのインストール時、Webサーバーに「Internet Information Services」を選択して
いて、HTTPのポート番号を「80」以外に設定しているとき
参照
詳しくは配信管理ツールのヘルプをご覧ください。
19
Ridoc Document Webのインストール
SSLの設定
文書管理サーバー、配信サーバーをRidoc Document Webから操作するとき、Webブラウザ・サーバー
間でSSL通信を行う場合は、「SSLの設定」を使用して必要な設定をしておきます。
「SSLの設定」は、以下のバージョンの文書管理サーバー、配信サーバーをインストールすると、自動
的にインストールされます。
• Ridoc Document Server Ver.3.xxx以降
• Ridoc Document Server Ep Ver.1.xxx以降
• Ridoc Document Router Ver.3.xxx以降
• Ridoc Document Router Pro Ver.2.xxx以降
3
「SSLの設定」で、証明書発行、証明書インポート、SSL運用方法の設定をした後は、次の手順でイン
ターネットインフォメーションサービスの設定をしてください。また、Ridoc Document Webに接続す
るクライアントコンピューターでも、SSL通信のための設定が必要です
参照
「SSLの設定」での証明書発行、証明書インポート、SSL運用方法の設定、およびクラインアントコ
ンピューターでの設定については、Ridoc Document Server / Ep、Ridoc Document Router / Proのセッ
トアップガイドをご覧ください。
重要
❒ SSLの設定を行うと、Ridoc Document WebへのURLは以下のように変更されます。
• https://｛サーバーコンピューター名またはIPアドレス｝/｛仮想ディレクトリ名｝/Start_F.asp
（「http」が「https」に変更）
補足
❒ SSLの設定後は、サーバーコンピューターのデスクトップ上にある、Ridoc Document Webへのショー
トカットが使用できなくなります。必要に応じて、SSL設定後のURLでショートカットを作成しな
おしてください。
以下は、Windows 2000 Serverでの操作手順です。OSによっては、手順が異なることもあります。
A Administrators権限のあるアカウントでWindowsにログオンします。
他のアカウントでログオンしている場合はいったんログオフし、Administrators 権限のあるアカウ
ントでログオンしなおしてください。
B［スタート］ボタンを選択し、［プログラム］をポイントし、［管理ツール］フォルダから、［イ
ンターネットサービスマネージャ］を選択します。
「インターネットインフォメーションサービス」画面が表示されます。
C「既定のWebサイト」を選択し、［操作］メニューから［プロパティ］を選択します。
「既定のWebサイトのプロパティ」画面が表示されます
D［ディレクトリセキュリティ］タブを選択します。
E［セキュリティ保護された通信］の［サーバー証明書］ボタンをクリックします。
サーバー証明書ウィザードが表示されます。
F［次へ］を選択します。
20
文書管理サーバー / 配信サーバーの設定
G「サーバー証明書」画面で「既存の証明書を使用」を選択し、［次へ］を選択します。
H「使用可能な証明書」画面で、「SSLの設定」でインポートした証明書を選択し、［次へ］を選
択します。
I「証明書の概要」画面で証明書の詳細を確認し、［次へ］を選択します。
証明書がインストールされます。
J 確認画面で［完了］を選択します。
「既定のWebサイトのプロパティ」画面に戻ります。
K 引き続き、［ディレクトリセキュリティ］タブの［セキュリティ保護された通信］で［編集］
3
ボタンをクリックします
L［保護されたチャンネル（SSL）を要求する］にチェックマークを付け、［OK］を選択します。
M「既定のWebサイトのプロパティ」画面の［Webサイト］タブで、「TCPポート：80」、「SSL
ポート：443」となっていることを確認します。
重要
❒ 既定のWebサイトのポート番号（
「TCPポート：80」、
「SSLポート：443」）は変更しないでくだ
さい。変更すると、Ridoc Document Webは正しく動作しません。
N「既定のWebサイトのプロパティ」画面で、［OK］を選択します。
補足
❒「継承/優先」画面が表示されることがあります。この場合、お客様の環境に合わせて、適切に
設定してください。
O 以上の設定が終了したら、「既定のWebサイト」が開始されていることを確認してください。
停止している場合、［操作］メニューから［開始］を選択してサービスを開始するか、コン
ピューターを再起動してください。
補足
❒ サイトが予期せず停止した場合、
「インターネットインフォメーションサービス」画面でサイ
トの状況が正しく表示されないことがあります。
「既定のWebサイト」フォルダを選択し、
［操作］
メニューから［最新の情報に更新］を選択してから状況を確認してください。
21
Ridoc Document Webのインストール
3
22
4. 付録
こんなときには
状態
原因・対処方法
スタートページが表示 → URLは正しいですか？
できない。
本サービスのURLは通常以下のようになります。
http://｛サーバーコンピューター名またはIPアドレス｝/｛仮想ディレクトリ
名｝/Start_F.asp
→ Webブラウザの設定は正しいですか？
たとえば、LAN上のWebサーバーにアクセスしようとしたときに必ず
プロキシ経由でアクセスするようになっていれば、アクセスできないこ
とがあります。
→ クライアントコンピューターのネットワークは正しくセットアップさ
れていますか？
TCP/IPプロトコル、DNSやHOSTSなどの名前解決が正しく設定されてい
ないとWebサーバーへ接続できません。
→ Webサーバーは正しく運用されていますか？
Webサーバーコンピューターに正しくソフトウェアがインストールされ
て、Webサーバーが稼動中でないとスタートページは表示できません。
トップページが表示で → 配信サーバーまたは文書管理サーバーは正しく運用されていますか？
きない。
配信サーバーまたは文書管理サーバーとして使用するコンピューターに正
しくソフトウェアがインストールされて、配信または文書管理サーバーが
稼動中でないとトップページは表示できません。
一部のページ表示がエ → Webブラウザのセキュリティレベルは適切ですか？
ラーになる
Webブラウザのセキュリティレベルは「中」以下に設定してください。
23
索引
アルファベット索引
Internet Information Services (IIS) 12, 13
Ridoc Document Webの構成 9
SSLの設定 20
Webサーバーの準備 12
Webサービスの停止 15
Web表示用データ作成の準備 11
あ行
アンインストール 17
インストール
Internet Information Services (IIS)
(Windows 2000 Server) 12
Internet Information Services (IIS)
(Windows Server 2003) 13
Ridoc Document Web 15
か行
こんなときには 23
さ行
サーバー印刷の準備 11
サムネール作成の準備 11
セットアップのまえに 9
た行
動作環境 5
クライアントコンピューター 7
サーバーコンピューター 5
は行
配信管理ツールでの設定 19
配信サーバーのセットアップ 10
文書管理サーバーのセットアップ 10
文書管理ツールでの設定 18
24
JA
B552-8621D
製品の改良変更等により、本書のイラストや記載事項とお客様の製品とが一部異なる場合がありますのでご了承
ください。
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1. 本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。
2. 本製品（ハードウェア、ソフトウェア）および使用説明書（本書・付属説明書）を運用した結果の影響について
は、いっさい責任を負いかねますのでご了承ください。
3. 本書の一部または全部を無断で複写、複製、改変、引用、転載することはできません。
重要
❒ 大切な文書やデータは、必ずコピー（複製）をとってください。お客様が操作をミスしたり本製品に異常が生
じた場合、文書やデータが消失することがあります。大切な文書やデータは必ずコピー（複製）をとるように
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お客様の責任で必ず講じてください。
❒ 動作中に、ディスクの抜き差しをしないでください。
❒ お客様が本製品を使用して作成した文書やデータに関し、当社は一切その責任を負えませんのであらかじめご
了承ください。
❒ 本製品の故障による損害、文書やデータの消失による損害、その他本製品の使用により生じた損害について、当
社は一切その責任を負えませんのであらかじめご了承ください。
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セットアップガイド
リコーは環境保全を経営の優先課題のひとつと考え、リサイクル推進にも注力しておりま
す。本製品には、新品と同一の当社品質基準に適合した、リサイクル部品を使用している場
合があります。
JA
2006年1月
B552-8621D

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